介護福祉士は独学でも合格できるくらい簡単すぎ?おすすめの勉強方法とは

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国家資格の中でもメジャーで、身近な資格である介護福祉士。

調べてみると「介護福祉士は簡単すぎる」という噂も出ていますが、独学で合格できるような資格なのでしょうか?

 

今回は、

  • 介護福祉士の資格は独学でも合格できる?どんな人が落ちる?
  • 独学で介護福祉士を目指す勉強方法
  • 独学におすすめの介護福祉士テキスト
  • 一発合格を確実に目指すための方法

などをご紹介します。

目次

介護福祉士は独学でも合格できる?

介護福祉士資格は独学でも合格できるような資格なのでしょうか?

結論から申し上げますと、介護福祉士は独学でも取得は可能です。

 

というのも、介護福祉士は国家試験の中では難易度がそこまで高い方ではないからです。

次の章ではどうして独学でも合格できるのか、介護福祉士の試験内容や難易度について詳しくご紹介いたします。

介護福祉士になるにはどんな試験が必要?

介護福祉士になるためには、国家試験(筆記試験と実技試験)に受かる必要があります。

 

筆記試験では、13項目125問からなる選択問題が出題され、総得点の約60%が合格ラインになります。

また13項目すべてで得点していないといけないため、全項目をしっかりと把握しておかなければなりません。

 

実技試験では、全15項目中から指定された1項目5分程度の実技を行い、総得点の約60%が合格ラインになります。

実技試験については、実務者研修もしくは介護技術講習を修了していれば免除になるので、大半の人は不要です。

簡単すぎ?介護福祉士試験の難易度&合格率

介護福祉士の試験は、国家試験の割に簡単すぎるというのをよく耳にします。

実際のところ、難易度としては偏差値45程度とされ、国家試験の中では比較的難易度が低い資格と言えます。

また合格率に関しても、過去5年間の合格率平均は71.5%と非常に高いです。

 

一番難易度が高い国家資格が偏差値77の公認会計士、介護福祉系に限ったとしても一番難易度が高い社会福祉士の偏差値は57ですので、介護福祉士は挑戦しやすい国家資格と言えるのではないでしょうか。

 

介護福祉士の難易度を詳しく知りたい方はこちら

失敗から学ぶ!介護福祉士に落ちる人の特徴

介護福祉士の難易度はそこまで高いわけではないのですが、実際のところ3割の人は落ちてしまっています。

そこで、介護福祉士の試験に落ちてしまう人の陥りがちな失敗をみていきましょう。

 

簡単すぎるという言葉に油断する

事前情報として、難易度は低い・合格率が高い・簡単すぎるという噂を聞いているので、勉強の手を抜いてしまうことがあります。

もちろんしっかりと勉強すれば合格しやすい資格ではあるのですが、勉強範囲は広く、さらに筆記試験は13項目すべてで得点していなければなりません。

どれかひとつで得点できないだけで不合格になってしまうため、まんべんなく全体を勉強する必要があるのです。

 

現場で働いていれば大丈夫と勉強しない

確かに現場で働いていれば、リアルな情報が入ってきますし、経験から知識から吸収していると思います。

しかし、それと試験はまた別物なので、わかっているのに答えられないなんてことも。

 

マークシートで大失敗

筆記試験は5択の選択問題で、全てマークシートです。

どの試験にも共通して言えることですが、マークシートに慣れていないと、どこかで1つずれていて試験時間終了直前に大パニック!という失敗がよくあります。

また、マークシート形式の場合、もしわからなかったとしても空欄にするのではなく、何かしらマークをつけておくというのも非常に大事なポイントになります。

 

このような失敗から、全体を網羅したテキストで満遍なく知識を身に着け、また過去問などを使った試験対策をしっかりと準備する必要があることがおわかりいただけたかと思います。

介護福祉士資格の独学勉強方法とは

介護福祉士資格の国家試験は、独学でも受かることは可能とご紹介しましたが、実際にはどのように勉強をすすめるのでしょうか。

ここでは、効率的に勉強をすすめるポイントをご紹介していきます。

介護福祉の必要な勉強時間目安を知る

まずは、介護福祉士に必要な勉強時間の目安をチェックしておきましょう。

そうすることで、試験対策に動くためのスケジュールがしやすくなります。

 

介護福祉士の通信教育講座を持っているユーキャンでは、勉強時間の目安として合計250時間と紹介しています。

 

また、独自に介護福祉士試験に合格した50名に取ったアンケートでは日数が約355日、時間は215時間という回答結果になりました。

日数や勉強時間にもばらつきがありましたが、一番多かった意見としては、3ヶ月から半年、200時間から300時間の人が多く見受けられました。

 

こうした勉強時間の目安をもとに、試験前のどのくらいから勉強をスタートすべきかスケジュールを組んでみましょう。

テキストを活用する

前述したように、介護福祉士試験の範囲は広く、全てを網羅して勉強する必要があります。

そのため、全項目の知識をしっかりと習得できるテキストが必要になります。

 

介護福祉士資格は非常にメジャーな資格なので、市販されているテキストも種類が多くあります。

見やすさ・使いやすさから、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

 

もしどのテキストを選んだらいいかわからなくなったら、この後にご紹介するおすすめテキストをぜひ参考になさってください。

▶おすすめのテキストをすぐ見るにはコチラ

過去問題(問題集)は必須!

介護福祉士試験の出題傾向を掴む上で、過去問題(問題集)を繰り返し解くことは必須条件です。

特にマークシートに慣れるためにも、過去問題集をやっておきましょう。

 

テキストで全体の知識を把握したら、過去問題集を繰り返し解き、自分の弱点を潰していきます。

その中でわからないことがあれば、解説を読んだりテキストを読み返すことで、全体の底上げを図っていきましょう。

 

介護福祉士の試験は全項目で得点することが必要になるため、苦手分野を飛ばすことなく、しっかりと習得することが必要です。

介護福祉士の勉強アプリも上手に使う

介護福祉士の試験対策として、勉強用のアプリなども無料で取得することができます。

テキストや過去問題集を持ち歩くことは大変なので、移動時間や仕事の合間などに勉強できるよう、アプリをダウンロードしておくと便利です。

 

アプリの中には、過去問題集や模試などが含まれているものもあるので、ぜひチェックしてみてください。

<介護福祉士試験対策のアプリ>

  • 介護福祉士国試1000問
  • 介護福祉士 国家試験&就職情報
  • 介護福祉士暗記カード+過去問 解説付など

独学で介護福祉士を目指すメリットとデメリット

ここまで独学で介護福祉士を目指すための勉強方法などをご紹介してきましたが、改めて独学のメリットとデメリットをご紹介しておきます。

 

人によっては独学が合わない場合もありますし、そうなれば介護福祉士の合格が遠のいてしまいます。

しっかりとメリットとデメリットを理解することで、自分にとって独学での勉強方法が一番合っているのかを判断してみてください。

メリット

まず、介護福祉士に限らず、独学で資格の試験勉強をするメリットは費用です。

なにせテキストや問題集を購入するだけしか費用がかからないので、非常に安価で済みます。

 

さらに、自分の好きな時間に勉強できるというのも独学の大きなメリットの一つです。

介護福祉士を目指すルートは4つありますが、中でも実務経験者のルートで合格を目指す人は、働きながら試験勉強をしなければならないため、時間を捻出するのが大変です。

通学系の学校に通うのは場所も時間も選びますが、独学であれば自分の手が空いた時に勉強できるのが魅力の一つと言えます。

デメリット

では介護福祉士を独学で目指すデメリットとはなんでしょうか?

これは介護福祉士に限らずですが、モチベーションを維持することが難しいというのが最大のデメリットと言えます。

 

資格を取ろうとテキストや問題集を購入して、一週間くらいは必死で勉強するものの、だんだん怠けて気づいたら試験直前!という経験をした人は少なくないのではないでしょうか。

テキストなどを買っただけで満足して、勉強も試験すら受けていないという人もいるかもしれません。

 

仕事やプライベートの時間を割いて勉強時間を確保しなければならないため、自分でスケジュールを立て地道にこなしていくのは、実は意外と難しいのです。

しかも「介護福祉士は簡単」という甘い誘惑もありますから、なんとかなるだろうと勉強の手を抜いてしまうことも。

独学で介護福祉士を目指すためには、約250時間の勉強時間のモチベーションを維持できる強い心が必要です。

 

またテキストや過去問題集が多くありすぎるため、どれを選んだらいいのかわからなくなってしまうというのも小さなデメリットの一つです。

独学におすすめ!介護福祉士テキスト(参考書)3選【2022】

前述したように、介護福祉士はメジャーな資格であるがゆえに、テキスト(参考書)も非常に多くの種類があり迷ってしまいます。

 

そこで、介護福祉士の先輩50名におすすめのテキストをアンケートしました。

おすすめポイントも合わせてぜひ参考になさってください。

 

中央法規のテキスト全般
福祉系の参考書といえば、やはりこれに限ると個人的に思っているから。
「国試ナビ」
国試ナビは各分野の要点を分かりやすく一冊の本にまとめており図などとも掲載されていてわかりやすく見やすい資料。

 

ユーキャンの介護福祉士 書いて覚える! ワークノート
自分で要点を書き込みながら覚えられるので覚えやすかった。
ユーキャンの介護福祉士 書いて覚える! ワークノート
シンプルに使いやすい。

 

「クエスチョンバンク」
間違えた問題の解説が他テキストよりも分かりやすいから。
「クエスチョンバンク」
クエスチョンバンクに関しては過去問が何年か分載っており解説もあって分かりやすかった。

一発合格したいなら介護福祉士通信講座がおすすめ

独学でも十分に合格が可能な介護福祉士ですが、一発で確実に合格したいならば通信講座もおすすめです。

 

特に実務経験者ルートから介護福祉士国家試験を受けようとしている人は、実務者研修の修了が受験資格の条件として挙げられます。

通信教育の中には、実務者研修の修了もセットになっているプランもあるため、実務経験者には特におすすめです。

 

次に通信講座のメリットとデメリットや、おすすめの通信講座をご紹介していきます。

▶介護福祉士の通信講座比較一覧はコチラ

通信講座のメリットとデメリット

独学同様に、ここでは介護福祉士の通信講座のメリットとデメリットを見ていきましょう。

介護福祉士通信講座のメリット
  • 通学系の学校よりも料金は抑えられる
  • 勉強する時間も場所も自由
  • プロのサポートがある(質問ができる)
  • 最新版の情報や改善されたわかりやすい教材がある
  • 基礎から学べ質問もできるのでしっかりと理解することができる
  • サポートやカリキュラムがあることでモチベーションが維持しやすい
介護福祉士通信講座のデメリット
  • 独学よりも料金は高くなってしまう
  • 学校のように授業後に質問などができない

独学に比べるとやはり費用がかかってしまうため、少しでもお安く介護福祉士資格を取得したいと考えている人にとってはデメリットが大きくなってしまうかもしれません。

ただ、独学の最大のデメリットであるモチベーション管理に関しては、プロのサポートにより解消することが可能です。

独学・通信講座・学校の内容比較

費用 教材(テキスト等) サポート メリット・デメリット
独学 教材費のみ 自分で選択して購入 なし
  • 価格が安い
  • モチベーション維持が大変
通信講座 26,400~50,000円程度 最新情報に適したテキスト・問題集・添削問題・過去問・模擬試験など WEBサポートなど
  • 価格はそこそこ
  • サポートが充実
  • 自分の時間に合わせて勉強できる
通学学校 40,000~187,000円程度 最新情報に適したテキスト・問題集・添削問題・過去問・模擬試験など 講師陣によるサポート
  • 費用が高い
  • サポートが充実
  • その場で質問できる
  • 教室に通う必要あり

 

〇〇な人は独学より通信にしたほうがいい!

それではどんな人が独学よりも介護福祉士の通信講座にしたほうがいいのでしょうか?

介護福祉士の通信講座がおすすめな人
  • 時間を自由に選びたい人
  • 会社勤めや主婦で、固定の時間確保が難しい人
  • 近くにスクールがない人
  • 初心者の人(勉強方法がわからないなど)
  • 周りに質問できる人がいない人
  • 時間管理やモチベーション管理に自信がない人
  • 今まで独学に挫折してきた人
  • 実務経験ルートで受験する予定で、実務者研修の修了も合わせて行いたい人

上記に挙げたような人は、独学よりも通信講座をおすすめします。

 

また、介護福祉士の国家試験は年に一度しかありません。

独学で挑んで不合格になってしまうと、また一年間時間をかけなくてはいけなくなります。

時間を無駄にせず最短で合格を目指すのであれば、通信講座を受講した方が確実です。

介護福祉士おすすめ通信講座

ここでは、いくつかの介護福祉士おすすめ通信講座をご紹介します。

中には、実務者研修の修了がパックになっているものもあるので、ぜひチェックしてみてください。

 

引用元:資格の大原
<資格の大原>
料金やプラン
  • 介護福祉士講座実務者研修 69,800円~
  • 2023年1月試験対策 実務者研修+受験対策コース受講料 93,800円~

※上記2コースは受講地域により金額が異なります

  • 2023年1月受験対策介護福祉士合格コース先行学習プラン 36,000円
  • 2023年1月受験対策介護福祉士合格コース 40,000円
  • 2023年1月受験対策模擬試験パック 12,500円
  • 2023年1月受験対策基礎模擬試験 4,200円
  • 2023年1月受験対策全国統一公開模擬試験 6,300円
  • 2023年1月受験対策直前予想模擬試験 6,300円
サポート 欠席フォローや振替出席制度あり、電話・メールによる質問対応
教材 テキスト5冊、オリジナル添削課題、オリジナルドリルあり
教育訓練給付金制度対象講座 あり
映像授業の機能 WebまたはDVDによる受講が可能
割引サービス なし
お祝い金制度 なし
おすすめポイント 教室授業だけでなく、Web授業やDVD授業などライフスタイルに合わせた受講が可能。また、4月24日までの申込みで割引がある。
公式サイト

 

引用元:アガルート
<アガルート>
料金やプラン
  • 介護福祉士国家試験オンライン講座 49,280円
サポート フェイスブックを使用した質問制度
教材 講師作成のオリジナルテキスト
教育訓練給付金制度対象講座 不明
映像授業の機能 8段階の倍速機能
割引サービス
  • 介護福祉士国家試験合格カリキュラム再受講20%OFF
  • 該当資格にすでに合格している人は最大20%OFF
  • 介護福祉士国家試験を受験したことがある人は10%OFF
  • 他校から乗り換えをすると20%OFF
  • ご家族がアガルート講座を受講している人10%OFF
お祝い金制度 条件を満たすと10,000円進呈
おすすめポイント お祝い金や割引制度が豊富。またオンラインに特化しているが、SNSを使用した講師への質問制度など、働きながら勉強するのには最適。
公式サイト

 

引用元:ユーキャン
<ユーキャン>
料金やプラン
  • 介護福祉士講座 49,800円(一括払い)または3,900×13回(13ヶ月計50,700円)
サポート 1日3回の質問受付、7回の添削あり、Webテストあり
教材 メインテキスト6冊に加えて副教材として問題集がある
教育訓練給付金制度対象講座 あり
映像授業の機能 テキストの重要ポイントをさらに詳しく説明
割引サービス なし
お祝い金制度 なし
おすすめポイント 国家試験対策にのみ特化しているため、実務者研修終了者等におすすめの講座
公式サイト

まとめ

それでは最後に記事のまとめです。

まとめ
  1. 介護福祉士資格は独学でも合格が狙える
  2. テキストと過去問題集を駆使して勉強すべし
  3. 独学は安くて自由だけど、モチベーション維持が難しい
  4. 確実に一発合格を狙うなら通信講座がおすすめ
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