「エアコンの暖房だと空気が乾燥する」「石油ファンヒーターは空気が汚れてイヤ」と考えていませんか?
そんな方におすすめなのがオイルヒーター。
オイルヒーターは空気が乾燥したり汚れたりしない、快適な暖房器具なのです!
そこで、家電量販店15年勤務の筆者が、2022年現在人気のおすすめオイルヒーターを一挙にご紹介します。
オイルヒーターを何を基準に選べば良いのか分からない。そんな方はこの記事を読み終わった後には、迷いなくオイルヒーターが選べるようになるでしょう。
\各おすすめのオイルヒーターは下記からジャンプできます/
オイルヒーターとは?
まず初めにオイルヒーターとはいったいどのような暖房器具なのか説明しましょう!
- オイルヒーターの仕組み
- オイルヒーターのメリットやデメリット
オイルヒーターの仕組み
オイルヒーターという名前からオイルを燃やして火を起こす暖房器具なのではないか、と思われることがよくあるのですがそれは大きな間違い!
オイルヒーターはまず、機械の中に密封された燃えにくいオイルを電熱器で暖めます。
そうすることで本体のフィン(放熱板)が暖まり、そこから出る輻射熱を使って部屋を暖めるのです。
本体から暖かい風が出るわけではありませんが、輻射熱や自然に起こる暖かい空気の対流でじんわりと部屋を暖めていくというのがオイルヒーターの特徴です。
オイルヒーターのメリットやデメリット
オイルヒーターのメリットはたくさんあります。
まずオイルヒーターは風が出ないので、空気が乾燥せず音も静かです。
灯油を燃焼させる石油ファンヒーターやストーブと違い、空気が汚れることもありません。
火を使うこともないので、火事や火傷の心配も少なくて安心!
良いところばかりのように見えますが、もちろんデメリットもあります。
いちばんのデメリットは暖まるまでに時間がかかることです。
石油ファンヒーターやエアコンのように暖かい風を出すわけではないので、フィンが暖まって部屋全体が暖かくなるまでどうしても時間がかかってしまうのです。
あとは電気代が高いこともデメリットのひとつ。
石油ファンヒーターやエアコンに比べると消費電力が大きいので、電気代は高くなってしまいます。
しかしながらタイマーや温度設定を上手に使うことで、これらのデメリットを改善できる可能性は十分にあるのです!
オイルヒーターの選び方
オイルヒーターを選ぶ際にチェックしておきたいポイントがいくつかあります。
- 部屋の広さに合ったもの
- フィン(放熱板)の形状と枚数
- タイマーと温度調節機能
- 安全設計
これらのポイントを押さえることで、きっとあなたにピッタリのオイルヒーターが見つかるでしょう。
部屋の広さに合ったもの
選ぶ際の目安としてまず確認したいのが対応畳数です。
オイルヒーターには3畳用から13畳用のものまで、部屋の広さに合わせてさまざまな大きさのものがあります。
対応畳数は消費電力やフィンの数によって決まり、対応畳数が広ければ広いほど暖める力が強くなるということです。
本来は部屋の広さに合った畳数を選べば良いのですが、できれば実際の広さより大きめのものを選ぶのがおすすめ!
オイルヒーターを使用する場合は部屋の気密性などいろいろな条件が影響しやすいため、ぴったりの対応畳数では暖まらないということもあり得るのです。
対応畳数が大きめのものを選んでおけばそういった状況を防ぐだけではなく、十分暖まると感じた場合に温度調節機能をうまく使って電気代を抑えることも可能ですよ!
フィン(放熱板)の形状と枚数
次に注目するべきポイントはフィンの形状と枚数です。
オイルヒーターは上の写真のようなフィンと呼ばれる部分が暖まり、そこから出る輻射熱で部屋を暖めます。
ということはフィンの枚数が多ければ多いほど、そしてフィンの形状も表面積が広ければ広いほど暖める力が強くなるわけです。
フィンの形状にはX字型やL字型、ウェーブ型などがあり、各メーカーが熱の効率を良くするためにいろいろな形状のものを製造しています。
フィンの枚数が多く表面積が広いものがおすすめですが、そのぶん本体が重くなったり大きくなったりするので設置する場所とのバランスを考えて選ぶようにしましょう!
タイマーと温度調節機能
オイルヒーターを使用する場合、タイマー機能と温度調節機能はとても大事なポイントです。
オイルヒーターはエアコンや石油ファンヒーターに比べ、部屋全体が暖まるまで時間がかかります。
そのためタイマー機能を上手に使い、使用する時間より前にあらかじめ電源がオンになるようにしておけば良いのです。
24時間タイマーが付いているものも多く、生活パターンに合わせてオン/オフが切り替わるように設定しておけば、部屋を使うときには自動でいつも暖かくなっているのでおすすめですよ!
そして温度調整機能。これは1500Wや900Wなど出力を切り替えたり、サーモスタットのつまみを回して調整する方法です。
十分に暖まってきたら温度調節機能をうまく使うことで、消費電力を抑えながらその温度をキープしてくれるので電気代の節約にもつながります!
安全設計
オイルヒーターは火を使わないので、安全なのが大きな特徴のひとつです。
まず本体表面の温度が60℃から80℃という温度に設計されているものが多く、触っても火傷しにくくなっています。
それでも長時間触れていると低温火傷になる可能性もあるので気を付けましょう!
本体自体が重いものも多く、倒れると非常に危険なためキャスターロックの機能や、万が一倒れてしまった場合も自動で電源がオフになる機能などが多くのオイルヒーターに搭載されています。
お子さんが触って誤作動を起こさないように、チャイルドロックが付いているものもおすすめです!
オイルヒーターの電気代は?
エアコンや石油ファンヒーターに比べ、オイルヒーターの電気代は高いと言われます。
本当にオイルヒーターの電気代は高いのでしょうか?
実際に電気代がどれくらいかかるのか計算してみましょう。
また、オイルヒーターの電気代を抑える節約方法もご紹介します!
運転時間と1カ月にかかる電気代
まず電気代の計算方法ですが電力会社によって金額が違います。
そのため今回は2022年現在の平均値を参考にして、1時間あたり1KW(=1000W)使用した際に27円かかる計算で電気代を考えてみましょう!
例えば1000Wの電化製品を1日に10時間使用したとすると、27円×10時間で270円になりますね。
オイルヒーターの暖房能力が大きいものは最大で1500Wを使用します。もしも1500Wで10時間使用した場合は270円を1.5倍にすれば良いので、270円×1.5で450円ということになります。
ちなみにエアコンの場合は大きさにもよりますが、平均して暖房時に600Wほど使用すると言われていますので、同じように計算すると10時間で162円です。
これだけ見るとやはりオイルヒーターの電気代はとても高く感じてしまいますよね。
ただし、これはあくまで最大の1500Wでずっと運転したときの話!
オイルヒーターには温度調節機能やサーモスタットが付いたものがたくさんあります。
つまりある程度暖まるまでは1500Wでフル稼働して、暖まってきたら温度調節で600Wに切り替えればその後の電気代はエアコンと同じくらいになります。
これはオイルヒーターならではの特徴で、輻射熱で壁や床も暖めるので一度暖まれば室温が低くなりにくいからこその方法!
それに加えて中のオイルは冷めにくいという特徴もあります。電源が切れても余熱で暖まるため、サーモスタットをうまく使えばさらに電気代を抑えることができますよ!
エアコンを併用して電気代を節約
オイルヒーターを使用する場合はエアコンを併用するのがおすすめです!
オイルヒーターの大きな弱点のひとつは、暖まるまで時間がかかること。寒い冬は少しでも早く部屋を暖めたいですよね。
なんとエアコンを併用することで部屋を素早く暖め、さらに電気代を抑えることができるのです!
寒い部屋を最初からオイルヒーターだけを使って暖めようとすると、どうしても時間がかかってしまう上に最大出力で使用するため電気代も高くなってしまいます。
そのためまずはエアコンで部屋をある程度暖めてしまいましょう。
暖まってきたらオイルヒーターに切り替えれば、寒い時間も少なく、オイルヒーターも弱運転で済むので電気代を抑えられます。
こうすることでオイルヒーターの弱点をカバーし、乾燥しにくく空気も汚れないオイルヒーターの快適な暖かさを最大限に発揮できますね!
オイルヒーターの各メーカーのおすすめポイント
ではオイルヒーターを製造している、2022年おすすめのメーカーをご紹介します。
- デロンギ(DeLonghi)
- アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
- 山善(YAMAZEN)
- ユーレックス(eureks)
メーカー名 | 特徴 |
デロンギ(DeLonghi) | 17年間、日本市場売上No.1 |
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) | コンパクトでお手軽な価格帯 |
山善(YAMAZEN) | ノルウェー生まれのブランドも取り扱い中 |
ユーレックス(eureks) | オイルヒーター専門の国産メーカー |
デロンギ(DeLonghi)
コーヒーメーカーなどのおしゃれなキッチン家電で有名なイタリアの家電メーカー。
そんなデロンギのスタートはオイルヒーター。日本市場において17年もの間、売上No.1の地位にあるオイルヒーターのトップメーカーです。
性能はもちろん、イタリアの家電メーカーならではのおしゃれなデザインが特徴!
種類も多いので、オイルヒーターを選ぶ際には必ずチェックしておきましょう。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
独自の機能を搭載した家電製品が特長のメーカー。
オイルヒーターも製造しており、コンパクトなものから8畳用くらいのものがメインです。
価格も安いものが多くおしゃれなデザインのものもあるので、一人暮らしや初めてオイルヒーターを購入する方にもおすすめ!
山善(YAMAZEN)
低価格帯でいろいろな家電製品を製造しているメーカー。
特に電気暖房や扇風機などの季節家電は種類も多く製造しています。
オイルヒーターは種類こそ少ないものの、極寒のノルウェーで生まれた「mill(ミル」というブランドのヒーターを取り扱っており、おしゃれで高性能!
自社のオイルヒーターも性能のわりに価格は安く、コスパが良いのでおすすめです。
ユーレックス(eureks)
オイルヒーター専門の国産メーカー。
日本人だからこその設計で、マイタイマーや日本語表記など日本人にとって使いやすい機能が豊富に搭載されています。
専門メーカーなので、コンパクトなものから13畳用の大きなものまで幅広く展開しており種類もとても豊富です。
アフターサービスもしっかりしており工場内にお客様サービスセンターを設置しているため、ユーザーの声が製造現場へダイレクトに届くのもうれしいところ!。
オイルヒーター専門、しかも国産メーカーということで安心して使用できるおすすめのメーカーです。
おしゃれなオイルヒーターのおすすめ3選
それではまずおしゃれなオイルヒーターについて、2022年人気のおすすめ機種をランキング形式で紹介していきましょう!
インテリア性のあるおしゃれなものを中心に店頭での売れ筋ランキングや、ネットでのランキング、口コミなどをもとに2022年おすすめのオイルヒーターをご紹介します。
メーカー | 商品名 | 特徴 |
デロンギ | ヴェルティカルドオイルヒーターRHJ21F0812 | マットなツートンカラー |
山善(mill) | YAB-H1200TIM | モノトーンのシンプルデザイン |
アイリスオーヤマ | POH-S1208M | 木目がおしゃれ |
第1位 マットなツートンカラー:デロンギ RHJ21F0812
マットなツートンカラーが落ち着いていておしゃれなオイルヒーターです。
デザインだけでなく、性能がしっかりしているのもデロンギならでは。
30分刻みでオン/オフを設定できる24時間タイマーや、3段階の温度調節にサーモスタットで電気代の節約もばっちりです。
平均表面温度は80℃でやけどしにくく、異常加熱で働く安全プラグも搭載しているので安心ですね。
第2位 モノトーンのシンプルデザイン:山善(mill) YAB-H1200TIM
モノトーンのシンプルなデザインがおしゃれなオイルヒーターです。
どんなインテリアにもなじむデザインだけではなく、寒さの厳しいノルウェー生まれのオイルヒーターならではの確かな性能が魅力です。
シンプルでわかりやすい操作パネルに、デジタル表示の温度設定など使いやすさもバッチリ!
本体が転倒したり傾いたりすると自動的に通電がオフ。本体温度が上昇しすぎている場合も安全装置が稼働し運転をストップするなど、安全機能も搭載されています。
価格も比較的お求めやすいのでうれしいところです。
第3位 木目がおしゃれ:アイリスオーヤマ POH-S1208M
サイズ(長さ×幅×高さ) | 430×255×635㎜ |
本体重量 | 10.5kg |
消費電力 | 1200W |
電力切替 | 1200/700/500W |
対応畳数 | ~8畳 |
タイマー | 24時間 |
フロントパネルの木目がおしゃれなオイルヒーターです。
操作部分はタッチパネルになっており余計なボタンもありません。3色展開でどの色もおしゃれですね!
機能は豊富なのに価格が安いのもアイリスオーヤマならでは。
温度調節に24時間タイマーも搭載。転倒時電源自動オフやチャイルドロックなどの安全機能もバッチリです。
アイリスオーヤマならではの、価格の安さもうれしいところです。
4~9畳用オイルヒーターのおすすめ5選
次に4~9畳用のオイルヒーターについて、2022年人気のおすすめ機種をランキング形式で紹介していきましょう!
6畳や8畳などよくある広さの部屋に合うものを中心に、店頭での売れ筋ランキングや、ネットでのランキング、口コミなどをもとに2022年おすすめのオイルヒーターをご紹介します。
メーカー | 商品名 | 特徴 |
ユーレックス | VF8BS | シンプルで簡単操作 |
山善(mill) | YAB-H1000TIM | 寒さの厳しいノルウェー生まれ |
アイリスオーヤマ | IWH2-1208M | ウェーブ型フィン |
山善 | DO-L124 | お手頃価格のシンプルモデル |
アイリスオーヤマ | POH-1210KS | とにかく安い |
第1位 シンプルで簡単操作:ユーレックス VF8BS
国産の専門メーカーのシンプルでコンパクトなオイルヒーターです。
シンプルな24時間タイマーや、ボタンひとつで切替可能なエコモードなど簡単操作が特徴。
高感度の室温センサーを搭載しているので、温度設定も希望の室温(14~26℃)をダイレクトに設定できます。
安全プラグやチャイルドロック、転倒時電源自動オフなどに加えアンチ雷サージ電力で安全機能もバッチリです。
第2位 寒さの厳しいノルウェー生まれ:山善(mill) YAB-H1000TIM
寒さの厳しいノルウェーで生まれたオイルヒーターの6畳用モデルです。
シンプルでわかりやすい操作パネルに、デジタル表示の温度設定など使いやすさもバッチリ!
24時間タイマーに加えて、2時間運転→4時間停止→2時間運転→停止の動作をワンタッチで設定できるおやすみタイマーもあり、睡眠時の安全性と快適性をサポートします。
本体が転倒したり傾いたりすると自動的に通電がオフ。本体温度が上昇しすぎている場合も安全装置が稼働し運転をストップするなど、安全機能も搭載されています。
第3位 ウェーブ型フィン:アイリスオーヤマ IWH2-1208M
ウェーブ型フィンが特徴のオイルヒーターです。
フィンを波状にすることで表面積を増やし、暖房能力を強くしています。
切タイマーを1時間刻みで設定できる24時間タイマーを搭載。
室温を検知して出力を切り替えるエコモードを使えば、電気代の節約もできますよ。
第4位 お手頃価格のシンプルモデル:山善 DO-L124
価格も安く、シンプルなオイルヒーターです。
電気暖房などの季節家電に強い山善ならではのコスパの良さ!
特別な機能は搭載していませんが、温度調節や転倒時の電源オフなど最低限の機能はありますので、低価格帯でお手頃なオイルヒーターをお探しの方におすすめです。
第5位 とにかく安い:アイリスオーヤマ POH-1210KS
8畳用のオイルヒーターが7000円前後で買えてしまうという、とにかく価格が安いオイルヒーターです。
余計な機能はできるだけ削り、温度調節と出力切替だけのシンプルモデル。
タイマーも付いていないので使い勝手はあまり良くはなさそうですが、この価格であればアリかもしれません。
とにかく価格が安いオイルヒーターをお探しの方におすすめです。
10~13畳用オイルヒーターのおすすめ5選
次に10~13畳用のオイルヒーターについて、2022年人気のおすすめ機種をランキング形式で紹介していきましょう!
リビングなど10畳以上の広い部屋に対応できるものを中心に、店頭での売れ筋ランキングや、ネットでのランキング、口コミなどをもとに2022年おすすめのオイルヒーターをご紹介します。
メーカー | 商品名 | 特徴 |
デロンギ | ベルカルドオイルヒーター RHJ75V0915 | デロンギの最上位モデル |
ユーレックス | VFX11EH | 多機能なミドルサイズ |
デロンギ | アミカルドオイルヒーター RHJ35M1015 | 使いやすさで購入者満足度No.1 |
ユーレックス | LFX11EH | マイタイマーが便利 |
エレクトロラックス | EO12D101C0 | コスパ抜群の北欧ブランド |
第1位 デロンギの最上位モデル:デロンギ RHJ75V0915
オイルヒーターのトップメーカーであるデロンギの中でも、2022年時点で最上位にあたる機種です。
暖める能力がすばらしいのはもちろんですが、ECO運転モードと24時間タイマーを合わせて使えばなんと約58%も電気代を節約できます。
平均表面温度は約60℃でやけどしにくく、すき間に指が入りにくい構造や、メッシュ構造、キャスターロックにチャイルドロックと安全機能もフル装備!
価格は少し高めですが、性能を重視する方には間違いなくおすすめの一台です。
第2位 多機能なミドルサイズ:ユーレックス VFX11EH
国産の専門メーカーの多機能なミドルサイズのオイルヒーターです。
設定温度や現在の室温、タイマーの設定内容などがひと目でわかるLCD表示パネルを搭載。
1時間ごとに温度設定ができる、ユーレックス独自のマイタイマーがとても便利でおすすめ!
高感度の室温センサーを搭載しているので、温度設定も希望の室温(14~26℃)をダイレクトに設定できます。
安全プラグやチャイルドロック、転倒時電源自動オフなどに加えアンチ雷サージ電力で安全機能もバッチリです。
第3位 使いやすさで購入者満足度No.1:デロンギ RHJ35M1015
使いやすさに特にこだわったオイルヒーターです。
上部のノブで温度操作、下部のノブでタイマー操作と2つのノブを回すだけで温度やタイマーの設定が完了します。
大きな画面で表示も見やすく、ノブの操作と連動するので使い勝手はバツグン!
購入者満足度No.1というのも納得のオイルヒーターです。
デロンギのなかでは価格も安めなのでおすすめですよ。
第4位 マイタイマーが便利:ユーレックス LFX11EH
設定温度や現在の室温、タイマーの設定内容などがひと目でわかるLCD表示パネルを搭載。
1時間ごとに温度設定ができる、ユーレックス独自のマイタイマーがとても便利でおすすめ!
高感度の室温センサーを搭載しているので、温度設定も希望の室温(14~26℃)をダイレクトに設定できます。
安全プラグやチャイルドロック、転倒時電源自動オフなどに加えアンチ雷サージ電力で安全機能もバッチリです。
VFX11EHと性能はほとんど変わりませんが、価格が安くなっているのでおすすめです。
第5位 コスパ抜群の北欧ブランド:エレクトロラックス EO12D101C0
スウェーデン生まれのブランドエレクトロラックスのオイルレスヒーターです。
見やすいコントロールパネルに、デジタルの温度設定。24時間タイマーもあり操作性はバッチリ!
ハンドルも付いているので、部屋の移動もラクにできます。
北欧ブランドならではのデザインもおしゃれですよね。
この対応畳数で機能も豊富、そのわりに価格も安いのでコスパ重視の方におすすめのオイルレスヒーターです。
一人暮らしにも◎小型オイルヒーターのおすすめ3選
次に小型のオイルヒーターについて、2022年人気のおすすめ機種をランキング形式で紹介していきましょう!
トイレや脱衣所などでも使えるような3畳用程の小型のものを中心に、店頭での売れ筋ランキングや、ネットでのランキング、口コミなどをもとに2022年おすすめのオイルヒーターをご紹介します。
メーカー | 商品名 | 特徴 |
デロンギ | NJ0505E | 安全機能や節電もバッチリ |
ユーレックス | VF-M7U | 小さくてもパワフル |
アイリスオーヤマ | POH-505K | 安いコンパクトタイプ |
第1位 安全機能や節電もバッチリ:デロンギ NJ0505E
小型のオイルヒーターとはいえ、デロンギの技術はバッチリ搭載されています。
平均表面温度は70℃でやけどしにくく、指が入りにくい構造にチャイルドロックと安全性にも配慮。
タイマーこそ24時間ではありませんが、2・4・8時間の3通りで選べるオフタイマーが付いています。
ECOボタンを押すだけで簡単に約20%の節電ができます。
脱衣所やトイレ、少し小さめの部屋にも簡単に持ち運べて便利なオイルヒーターです。
第2位 小さくてもパワフル:ユーレックス VF-M7U
小さくてもパワフルな小型オイルヒーターです。
トイレや足元の暖房にもおすすめのサイズで、4色の選べるカラーがかわいくておしゃれ!
他のサイズほどの機能はありませんが、フィンをガードで覆い安全性を高めるなどオリジナル機能も搭載しています。
第3位 安いコンパクトタイプ:アイリスオーヤマ POH-505K
トイレや脱衣所、キッチンなどの暖房におすすめの小型オイルヒーターですが、このオイルヒーターは見た目もおしゃれ。
白色の他に木目調のおしゃれなデザインのものもあるので、一人暮らしのインテリアに合わせるのもおすすめです。
操作はとてもシンプルで、電源のオン/オフと温度調節のみ!
価格も安いので試しに1台使ってみるのも良いかもしれません。
オイルレスも要チェック!おすすめのヒーター3選
最近は中にオイルが入っていない、ノンオイルのオイルレスヒーターも製造されています。
オイルフリーヒーターとも呼ばれるこれらのヒーターは、オイルヒーターのメリットはそのままに、暖まるまで時間がかかるというデメリットを克服。オイルも入っていないため本体が軽く場所移動もラクラクです。
オイルヒーターに比べると価格が高いものが多いですが、おすすめの次世代暖房器具です。
それでは最後にオイルレスヒーターについて、2022年人気のおすすめ機種をランキング形式で紹介していきましょう!
店頭での売れ筋ランキングや、ネットでのランキング、口コミなどをもとに2022年おすすめのオイルレスヒーターをご紹介します。
メーカー | 商品名 | 特徴 |
コロナ | DHS-1521 | 素早い立ち上がりと本体の軽量化を実現 |
デロンギ | マルチダイナミックヒーター MDHAA15WIFI | スマホアプリとの連動が魅力 |
デロンギ | マルチダイナミックヒーター MDHU15 | 極上の暖かさを実現する次世代ヒーター |
第1位 素早い立ち上がりと本体の軽量化を実現:コロナ DHS-1521
サイズ(長さ×幅×高さ) | 469×270×621㎜ |
本体重量 | 11.3kg |
消費電力 | 1500W |
電力切替 | 1500~300W |
対応畳数 | 10~13畳 |
タイマー | プログラムタイマー(3パターン) |
エアコンや石油ファンヒーターで有名なコロナのオイルレスヒーター「ノイルヒート」。
高密着FIXAL(フィクサル)ヒーターで、素早い立ち上がりと本体の軽量化を実現!
フットライトのようにヒーターの本体下を照らす、フロアLED搭載で夜間も安全に使用できます。
独自のプログラムタイマーで、平日と休日など3パターンの設定ができ使い勝手もバッチリです。
第2位 スマホアプリとの連動が魅力:デロンギ MDHAA15WIFI
なんといってもスマホアプリとの連動が魅力のオイルヒーターです。
いつでもどこでもアプリで電源のオン/オフや温度調節ができるので、タイマーをセットし忘れたなどのミスもありません。
アプリ内のMySleep機能を使えば入眠後に温度を下げるなど、睡眠専門医監修の温度制御を行なう優れもの!
基本性能についても最上位のモデルなので、節電や安全機能もバッチリです。
第3位 極上の暖かさを実現する次世代ヒーター:デロンギ MDHU15
Wi-Fiでのスマホアプリとの連動機能はありませんが、極上の暖かさを実現する次世代ヒーターです。
回す・押すの単純操作で温度や運転時間の設定ができる、操作しやすいクリックノブを搭載。
32通りの温度コントロールを行なうことで、電気代を約63%も節約できます!
平均表面温度は60℃でやけどしにくく、チャイルドロックも搭載しており安全性にも配慮されています。
オイルヒーターの暖房効率アップと注意点
オイルヒーターは上手に使用しないと暖房効率が悪くなり、暖まりにくいうえに電気代も高くなってしまいます。
そこで暖房効率をアップし、電気代の節約にもなるポイントと注意点をご紹介しましょう!
- 窓際に設置する
- 換気は最低限にして冷気の侵入を防ぐ
- 寒冷地や広い部屋にオイルヒーターは向いてない?
窓際に設置する
オイルヒーターの設置場所はとても重要です。
オイルヒーターの設置場所はズバリ、窓際がおすすめ!
せっかく性能の良いオイルヒーターを購入しても、設置する場所を間違えてしまうと暖房効率が一気に低くなってしまいます。
熱が逃げやすく冷気が入ってくる窓際に設置することで、冷気をカット。部屋の温度をムラをなく効率的に暖めることができますよ!
換気は最低限にして冷気の侵入を防ぐ
せっかく部屋が暖まっても、寒い冬の日に換気をすると室温が一気に下がってしまいますよね。
他の暖房器具と違い、オイルヒーターのメリットを活かせば換気を最低限に抑えられます。
オイルヒーターは温風を出すこともないので、ホコリやハウスダストを巻き上げません。
さらに灯油を燃やすことがないので、空気も汚れず換気を最低限に抑えることができます。
そのためオイルヒーターは換気による冷気の侵入を防いで、効率良く部屋を暖めることができる暖房器具なのです!
寒冷地や広い部屋にオイルヒーターは向いてない?
オイルヒーターは北海道や雪国などの寒冷地であったり、20畳ほどあるような広い部屋には向いてないのでしょうか?
これはズバリ、使い方次第になってくると思います。
まず寒冷地の場合、エアコンなどの併用は必須でしょう。エアコンである程度暖めてからオイルヒーターに切り替え。
さらに外からの冷気のパワーが大きいため、お部屋の広さよりも対応畳数が広めのオイルヒーターを選んだほうが良さそうです。
では20畳以上の広い部屋などの場合はどうでしょうか。
オイルヒーターの最大の対応畳数は13畳です。全く足りませんね。
エアコンを併用して2台設置するという方法しかないかもしれません。
その場合2台同時に使用するとブレーカーが落ちてしまう可能性も高いので、温度調節や出力切替で上手に操作してあげる必要があります。
どうしてもオイルヒーターじゃないとダメ!という方以外には、あまりおすすめの方法ではないですね。
オイルヒーターの寿命と処分
オイルヒーターは大事に長く使用しても、いつか壊れてしまう家電製品です。
- 寿命のサイン
- 処分の方法
以上、気になる2点についてご紹介しましょう!
寿命のサイン
オイルヒーターは他の家電製品よりも寿命が長いと言われています。
これは中に熱源のオイルが密封されているので劣化が少なく、外に露出する機械部分も少ない構造になっているからだと思われます。
それでも機械ですから、必ずいつか壊れてしまいますよね。
症状としては電源がすぐに切れる、異音や異臭がする、といったことが寿命のサイン。
電源関係はコードであったり中の機械部分のトラブルでしょう。
特に気を付けたいのが異音や異臭です。
断線やオイル漏れが起こっているかもしれません。
このような寿命のサインに気付かずに使用していると、火災の原因になることもあるので気を付けましょう!
処分の方法
では実際に壊れてしまったオイルヒーターを処分するには、どうすれば良いのでしょうか?
壊れてしまったオイルヒーターは一般的には各自治体で粗大ゴミとしての処分が可能です。
ただし、自治体によっては中のオイルを抜く必要があったり、処分自体を行っていない場合もあります。
粗大ゴミとして処分する際は、各自治体に確認して正しい方法で処分しましょう。
また、メーカーによっては回収サービスを行っている場合もあります。
送料がかかったり有料になったりしますが箱に入れて送れば回収してくれるメーカーもあるので、利用するのも方法のひとつですね!
まとめ
この記事では
- オイルヒーターとは
- オイルヒーターの選び方
- オイルヒーターの電気代
- オイルヒーターの人気メーカー
- オイルヒーターのおすすめランキング(2022年)
- オイルヒーターの暖房効率アップと注意点
- オイルヒーターの寿命と処分
- 部屋の広さはどれくらいか
- 各項目ごとの性能を比較する
- 各性能や各メーカーの特徴、デザインなどを総合して決める
\各おすすめのオイルヒーターは下記からジャンプできます/
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