ガスストーブって他の暖房器具と違ってどんなところが良いの?
ガスストーブってガスファンヒーターと何が違うの?
「ガスストーブってどんなもの?」と思っているあたなに向けて、ガス式・カセットボンベ式それぞれの特徴やガスストーブの魅力、ガスファンヒーターとの違いなど様々な角度でご紹介します。
一人暮らし用の小型なものや、おしゃれなもの、冬キャンプ向けのものなど、2022年最新の情報からランキング形式でおすすめ商品を多数掲載していますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。
\各種おすすめランキングは下記からジャンプできます/
一人暮らしにおすすめ | キャンプにおすすめ | やかんが置けるガス式のおすすめ |
リビングにおすすめ | 持ち運びにおすすめ |
ガスストーブとは?
ガスストーブの種類
ガスストーブとは自宅で導入している都市ガスやプロパンガスを利用するガス式と、カセットボンベを使用するカセットボンベ式の2種類があります。
それぞれの特徴や使用時のコストなどもご紹介しますので、商品購入の参考にしてみてください。
ガス式
ガス式のガスストーブは燃料となるガスを、自宅で導入している都市ガスやプロパンガス(LPガス)から供給します。
部屋全体を一気に暖められるほどのパワーがありますのでメインの暖房器具として利用できます。また石油ストーブなどと違い給油が不要なため、重い石油を運ぶ作業もなく一人暮らしのご年配の方にもおすすめです。
ただし、設置したい部屋にガス管が通っている必要があるため、ガスストーブを設置できる場所は限られます。
家を建てる際にあらかじめ使用したい部屋にガス栓を取り付けておくか、後から工事でガス栓を設置することも可能なので、悩まれている方はガス会社などに問い合わせてみるのもいいでしょう。
気になるガス式ガスストーブの燃費ですが6畳用で1時間あたり約29円。同じく6畳用のエアコンは1時間あたり約16円、オイルヒーターは約8.8円で、ガスストーブは暖房器具の中では比較的高めとなっています。
燃費の良いガスストーブもありますし、ガス自由化によってガス代自体が安い会社も出てきていますので、組み合わせることでもっとコストを抑えられるかもしれません。
カセットボンベ式
カセットボンベ式のガスストーブは燃料であるガスを、ガスボンベから供給します。
コンパクトタイプが多く、一人暮らしの方向けだったり、冬場の脱衣所やトイレなどの狭い部屋で使えたり、冬キャンプで足元を暖めるなどのスポット利用に適しており、他の暖房機器と併用するのがおすすめ。
着火するのに電源が必要ないものや乾電池を使用するものが多く、コードレスタイプがほとんどです。そのため屋内はもとより、アウトドアやキャンプにも適している商品が多いです。
また、カセットコンロに使うガスボンベと併用できるタイプも多いので、最近では災害時の暖房用にカセットボンベ式のガスストーブを購入する人も増えています。
気になるカセットボンベ式ガスストーブの燃費ですが、250gのカセットボンベ1本で2~3時間程度使用でき、1本あたり約240円~260円。1時間あたり約100円と安くはありません。
利用目的に合わせたスポット利用や、他の暖房器具の補助として利用するのがおすすめです。
引用元:Amazon
ガスファンヒーターとの違い
冬場の暖房器具としてガス暖房をお考えの方は、ガスストーブとガスファンヒーターで悩まれる方も多いかと思います。ここではガスストーブとガスファンヒーターとの違いについて整理してみました。
まず、大きな違いとしてはファンの有無です。
ガスストーブにはファンが付いておらず、燃焼パネルや燃焼筒を使って前面や上部に熱を広げて、空気や人をじんわりと暖めます。対してガスファンヒーターではファンで起こした風に乗せて一気に外部に熱を送ります。
そのためガスファンヒーターにはファンの運転音があったり、温風によって乾燥しやすかったり、ホコリが舞いやすいという性質があるので、静かなタイプや温風暖房が苦手な方にはガスストーブがおすすめです。
ガスファンヒーターの燃費としては、6畳用で1時間あたり約13円。ガス式ガスストーブの1時間あたり約29円と比べると2倍ほどの差があるので、コスパで選ぶならガスファンヒーターの方がおすすめとなります。
ガスストーブの特徴
ガスファンヒーターと比較してガスストーブの特徴をお伝えしましたが、よりガスストーブの魅力を知って頂くためにガスストーブのメリットについてまとめてみました。デメリットとあわせて参考にしてみてください。
ガスストーブのメリット
ガスストーブのメリットといえば、まずは暖まりやすさです。エアコンなどに比べて点火してすぐ暖かくなり、熱伝導性も高いので、冷えた身体を芯から温めてくれます。
暖めるときに温風を出さないので、ホコリやハウスダスト、ペットの毛が巻き上がることもなく、乾燥もしにくいので呼吸器官の弱い方にもおすすめです。
3つめとしては毎日のメンテナンスが楽なことです。石油ストーブのように給油の必要がなく、オイルで手を汚すこともありません。
4つめとしては操作が簡単なことです。ガス栓と繋ぐかカセットボンベをセットするだけのシンプル操作で使用できますし、カセットボンベ式の小型なタイプは持ち運んで色々な場所で使えます。
最後にガスストーブのメリットは、空間に溶け込んでインテリアにもなることです。ガスストーブならではのやわらかな炎で安らぎを与えてくれます。
またオイルやガスの嫌なにおいもしない上、ファンヒーターと違って音も静かなのでお部屋の雰囲気を壊しません。
ガスストーブのデメリット
ガスストーブをおすすめする理由を述べましたが、次にガスストーブを利用する際のデメリットもご紹介します。
まず1つめは、ガスストーブを屋内で使用する際は数時間おきに換気が必要なことです。石油ストーブも同じですが、ストーブは室内の酸素を使って熱を発生し、排気ガスを排出しています。
長時間使えば酸素が減り、そのまま使い続けると不完全燃焼がおきて一酸化炭素中毒を起こす可能性があります。室内用のガスストーブには不完全燃焼防止の安全機能が付いていますので、確認の上で安全に使用しましょう。
2つめのデメリットとしては、ガス式のガスストーブは設置場所が限られることです。常にガス栓と繋いでおく必要があるので、使える部屋が固定されます。
長いガスホースを用意することで部屋を移動することもできますが、商品によって使えるホースの長さも決まっていますので、安全な長さを確認して使用してください。
ガスホースの長さが足りない部屋や、ガスストーブ用にガス栓を用意していない家では、専門業者による工事が必要となります。場所によっては半日程度で工事が完了しますが、めんどうな方はカセットボンベ式の検討をおすすめします。
3つめのデメリットは、カセットボンベ式のガスストーブは長時間の使用には向かないことです。コンビニでも購入できる250gのカセットボンベで約2時間~6時間程度の使用が可能です。
数時間や数日程度であれば気にならないかもしれませんが、日常使いするにはカセットボンベが大量に必要となりますので、かさばる上にゴミ出しも大変となります。
昨今の防災意識の高まりにより、カセットボンベ式のガスストーブは災害用に購入される方も増えています。カセットボンベ式を購入する際には利用目的も踏まえた上で購入することをおすすめします。
ガスストーブの選び方
ガスストーブを選ぶ際のポイントについて、2022年現在の状況を踏まえて整理してみました。
一人暮らし用やキャンプ用など利用シーンに応じて選ぶのもよし、移動のしやすさや安全性能などの機能で選ぶのもよし、あなたが気になるポイントでガスストーブを選んでみてください。
都市ガスかプロパンガスか|設置環境を確認
ガス栓からガスを供給するタイプのガスストーブを使う場合は、ガスの種類に注意してください。
ガスには都市ガス(天然ガス)かプロパンガス(LPガス)の2種類があります。都市ガスは液化天然ガス、プロパンガスは液化石油ガスとそもそもの原料が違います。
そのため、ガスストーブもガスの種類に応じた機器を販売していますので、ご自宅のガスがどちらかを確認してガスの種類にあったガスストーブを購入しましょう。ガスの種類に合わない機器の使用は危険ですので必ず確認してください。
それぞれのガス代ですが、プロパンガスは各家庭にガスボンベを供給するタイプなので人件費などのコストもかかり、平均的に都市ガスよりも1.8倍~2倍近く高い傾向にあります。
また都市ガスについては、ガス管を引いてまとめて各家庭にガスを送るタイプなので人口密度の高い場所に導入されていることが多く、同じ地域内であれば価格差はありませんが、北海道・関東・関西・九州などの地域によって価格差が生じています。
ちなみに、15㎡使用時の単価(基本料金含む)で1ヶ月分のガス代を計算した結果、東京ガス圏内である関東では5,010円、大阪ガス圏内の近畿では5,730円、北海道で6,605円、最も高いのが四国で9,504円となっています。
居住地域やガスの種類によっては、灯油やエアコンなど他の暖房器具を選ぶか、併用を考えた方が良いかもしれません。
サイズ|部屋の広さに合わせて
屋内用のガスストーブにはパワーに応じて対応できる部屋のサイズがあります。対応畳数として記載されていることが多いです。
一軒家などの木造住宅かマンションなどのコンクリート住宅かによっても、熱の逃げにくさや暖まりやすさの点から対応畳数が変わりますし、北海道などの寒冷地ではよりパワーを使いますので、寒冷地では対応畳数が小さくなります。
狭い部屋で大きめのガスストーブを買ってしまうと幅を取るだけでなく余計にガスを使ってしまいますし、小さいものを選んでしまうと本来の性能を発揮できずに暖かくないという残念な結果になってしまいます。
部屋の広さと地域や住宅種類に応じて、以下の通りのおすすめの目安があります。わからない場合は、メーカーに問い合わせてみたり販売員に確認してみてください。
引用元:日本ガス石油機器工業会
コードレス|移動させるなら小型で軽量が◎
カセットボンベを使うタイプのガスストーブは、ガス栓も電源も不要なため、手軽に屋内を移動させることができます。一人暮らしであれば自分が生活している部屋に持ち運んで寒さ対策するのもおすすめ。
持ち手が付いたタイプも多いので、移動を前提に購入するのであれば軽量なものをおすすめします。
また、カセットボンベ式のガスストーブは屋内だけでなくアウトドアやキャンプ向けの商品も多いです。荷物になりにくい小型で軽量のタイプもあります。
ただし、小型なタイプは暖める範囲が狭かったり、暖める力が弱いものもありますので、持ち運ぶ環境や利用シーンに応じて適切なものを選ぶことをおすすめします。
安全性|メーカーごとの性能をチェック
ガスストーブはガスを燃料とするため、安全であることも大事な要素です。特に屋内で使用するガスストーブには「不完全燃焼防止」「転倒時ガス遮断」「立ち消え時ガス遮断」などの機能が法的に義務付けられています。
特に「不完全燃焼防止」機能のない屋外用ガスストーブは屋内では使用できません。2020年6月以降は更に安全性の確認が厳しくなり国による安全規制(PSLPGマーク制度)が適用されました。
PSLPGのマークが貼られた商品以外は屋内用として販売できなくなっています。2022年の現在、国内メーカーからの正式販売はなくなり回収も進んでいますが、ネット販売などで一部回収されずに残っているものもあります。
故障時にメーカーサポートも受けられませんし、安全基準も十分とは言えませんので購入する際は注意してください。キャンプなどの屋外の場合でも、テント内の使用を考えているときは屋内用のものを使ってくださいね。
PSLPGマークによって一定の安全性が保障されていますが、各メーカーの特性や商品性によってそれぞれ安全機能が異なります。
「不完全燃焼防止」は屋内用であれば必須の機能ですが、「圧力感知安全装置」などはカセットボンベ内の圧力が異常上昇した場合の機能のため、カセットボンベ式に導入されている機能となります。
どんな場所で使うのか、誰が使うのかなど、あなたやあなたの周りの人が安全に使える商品を選んでください。
その他の機能で選ぶ
その他、ガスストーブに備えられている機能についてご紹介します。
ガスストーブは熱風そのもので暖めるのではなく「輻射(ふくしゃ)熱」と「自然対流」を使って対象物を暖めています。どちらの方法をより効果的に活用したいかによってガスストーブ自体の形状もチェックした方がいいでしょう。
片側に反射板の付いたガスストーブは、赤外線を反射させ「輻射熱」で目の前にいる人を暖めるのに適しています。アウトドアで広範囲を暖めたいのなら、反射板が広めに作られているものを選ぶのが良いでしょう。
対して円筒型ガスストーブは暖かい空気が上昇する力を使った「自然対流」によって部屋の空気を暖めるのに適しています。広いリビングで部屋全体を暖めたいなら、こういったタイプを選ぶのがおすすめです。
ガスストーブ自体はシンプル設計になっているため多くの機能は搭載されていませんが、そのほかに運転モード切替機能が付いているものが多いです。
特にカセットボンベ式に多く、カセットボンベ1本で長時間使いたいときには運転モードを弱くすることでガスの消費を抑えることができます。
一人暮らしにおすすめの6畳用ガスストーブランキング
一人暮らしのメイン暖房として、6畳ほどの空間を暖められるパワーを持ったガスストーブを2022年最新の商品からランキング形式でご紹介します。
残念ながら一人暮らし向け6畳用としてはガス式のものは販売されておらず、カセットボンベ式の中から特に屋内用として安全機能がしっかり揃った商品を中心に選んでいます。
順位 | メーカー | 商品名 | 特徴 | タイプ | 安全機能 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | Iwatani(イワタニ) | カセットガスストーブ ハイパワー デカ暖 CB-CGS-HPR | 手軽にハイパワー | カセットボンベ式 | 不完全燃焼防止機構/転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構/圧力感知安全装置 |
2位 | にじいろスマイルストア | ガスストーブ | 三段階の温度調整が可能 | カセットボンベ式 | ロールオーバー安全保護/ガス保護/ODS保護 |
3位 | ロゴス(LOGOS) | LOGOS × SENGOKU ALADDIN パノラマ ガス ストーブ | おしゃれでインテリアにも良し | カセットボンベ式 | 不完全燃焼防止機構/転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構/圧力感知安全装置 |
4位 | Iwatani(イワタニ) | セットガス ストーブ 風暖 CBGFH2 | お手入れらくちん | カセットボンベ式 | 不完全燃焼防止機構/転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構/圧力感知安全装置/温度過昇防止安全装置 |
5位 | SENGOKU ALADDIN(センゴクアラジン) | ポータブルガスストーブ SAG-SQ01 | 昔ながらの愛用者が多い | カセットボンベ式 | 不完全燃焼防止機構/転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構/圧力感知安全装置 |
1位: 手軽にハイパワー/カセットガスストーブ ハイパワー デカ暖 CB-CGS-HPR
カセットボンベ1本で石油ストーブと同じくらいのパワー。一人暮らしの部屋のメイン暖房としてしっかり暖めてくれます。
電池も電源も不要で、リビングや書斎、キッチンなどあらゆる部屋であなたを一気にぽかぽかに。安全機能が4つもついて防災用にもおすすめな1台です。
2位:三段階の温度調整が可能/ガスストーブ
ガスストーブとしては珍しく三段階で発熱量の調整が可能な1台。
寒い日や冬場れの日などその日の状況に応じて利用調整ができます。重量は多少ありますが、キャスター付きなので持ち運びにも困りません。
3位:おしゃれな空間を作ってくれる/LOGOS × SENGOKU ALADDIN パノラマ ガス ストーブ
アラジンのブルーフレームヒーターをモチーフに、アウトドア商品を多く扱っているロゴス(LOGOS)社とのコラボ製品。
限定モデルで自然なグリーンの色合いが特徴的。同じくコラボ品として発売されているドーナツ型のテーブルと合わせて、一人暮らしの部屋をおしゃれに暖めてくれます。
安全機能も付いて室内でも、アウトドアでも活躍する1台です。
4位:お手入れらくちん/カセットガス ストーブ 風暖 CBGFH2
電池も電源コードも使わず持ち運びもしやすい4.7kg。
カセットボンベ自体の入手も保管も簡単で、交換もらくちん。誰もが扱いやすい1台です。
5位:愛され続けて40年/ポータブルガスストーブ SAG-SQ01
1970年代に製造されていたアラジンの反射型石油ストーブ「シルバークイーン」、40年以上前の商品ながら長年のファンが多く、カセットボンベ式のガスストーブとして復活。
本体は小ぶりでコンパクトながら、全面の反射板がつけられており広範囲に熱を反射し暖めてくれます。
安全装置もついて一人暮らしの部屋での利用も可能ですが、キャンプシーンにも対応しており持ち運び用の収納袋も付属されています。
キャンプにおすすめのガスストーブランキング
冬キャンプや登山、ワカサギ釣りなど冬のアウトドアにかかせないのが小型のガスストーブ。
コンビニでも手軽に買えるカセットボンベ(CB缶)を使った商品が多いですが、アウトドア専用のOD缶(OutDoor缶)を使った商品も根強い人気です。寒い場所で火力が欲しい人はOD缶が使えるものを選ぶのがおすすめ。
おしゃれなものから、持ち運びを考えて必要最低限のコンパクト設計な商品まで、2022年最新の商品から機能性を重視してランキング形式でご紹介します。
なお、テントなどの密閉空間内での使用については、不完全燃焼防止機能付きのものを選んで定期的な空気の入れ替えを行ってくださいね。
メーカー | 商品名 | 特徴 | タイプ | 安全機能 | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | Iwatani(イワタニ) | カセットガス アウトドアヒーター CB-ODH-1 | 完璧なアウトドア向けガスストーブ | カセットボンベ式 | 転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構 |
2位 | ロゴス(LOGOS) | LOGOS×SENGOKU ALADDIN ポータブル ガスストーブ シルバークイーン | アウトドア専用メーカのおしゃれでレトロな1台 | カセットボンベ式 | 不完全燃焼防止機構/転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構/圧力感知安全装置 |
3位 | Hawk Zing | BRS ミニ暖房ストーブ | ガス缶に直接指して使用 | カセットボンベ式/OD缶利用可 | ー |
4位 | FLUFFY | ガスストーブ | 変形で暖めも料理も | カセットボンベ式 | ー |
5位 | KOVEA | ポータブルガスヒータ KH-1203 | かさばらず持ち運べる | カセットボンベ式 | ー |
1位:アウトドアにぴったり/カセットガス アウトドアヒーター CB-ODH-1
現在は生産中止の商品ですが、昨今のキャンプブームに乗って再評価され2021年現在の市場でも見かけることができます。
コンビニでも購入できるカセットボンベ1本で3時間以上燃焼可能。風による転倒や立ち消え対策といった屋外向けの安全機能もしっかりついた上で1.5kgと非常に軽くコンパクト。
これぞアウトドア向け、必要十分な機能を備えた商品です。
2位:屋内と屋外兼用/LOGOS×SENGOKU ALADDIN ポータブル ガスストーブ シルバークイーン
1970年代のアラジンの反射型石油ストーブ「シルバークイーン」の復刻版で、ロゴス社のオリジナル・レトロなグリーンカラーで発売されたものです。
屋内利用も可能ですが、野外での使用に耐えられるように放熱ネットに風防板を設置して、弱燃焼時でもしっかり熱が伝わるようにしています。
付属の収納袋にはサイドポケット付きでカセットボンベも収納できます。
3位:小型キャンプ用暖房/BRS ミニ暖房ストーブ
OD缶やCD缶に直接差し込んで使用するガスストーブです。
本体は500gのペットボトルより軽く、かさばらないので手軽に持って行くことができます。
4位:変形で2役をこなす/ガスストーブ
暖房器具として使うときには上部面を立てて使用し、調理の際には上部面を横にして鉄板ネットを乗せて使います。
カセットボンベ1つで2つの器具として使える便利な1台です。
5位:ツーリングのお供にも/ポータブルガスヒータ KH-1203
購入しやすいカセットボンベ缶が使える細身の軽量タイプで、かさばらずに持って行けるのでキャンプツーリングなどに最適です。
なお、並行輸入品のため購入時にはお時間がかかる場合があります。
やかんが置けるガス式のおすすめガスストーブランキング
ガスストーブの上部にやかんを置いて加湿される方も多いですよね。そんなあなたのために2022年最新のガスストーブの中から、やかんが置けるタイプのものをランキング形式でご紹介します。
なお、お湯の吹きこぼれによる消火で不完全燃焼を起こす場合もありますので、やかんを置くときには目を放さないように注意して下さい。
順位 | メーカー | 商品名 | 特徴 | タイプ | 安全機能 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | Rinnai(リンナイ) | ガス赤外線ストーブ R-852PMSIII | 簡単操作の縦型 | ガス式 | 不完全燃焼防止機構/転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構 |
2位 | SENGOKU ALADDIN(センゴクアラジン) | センゴクアラジン SAG-BF02A | 屋内屋外兼用でパワフル | カセットボンベ式 | 不完全燃焼防止機構/転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構/圧力感知安全装置 |
3位 | SENGOKU ALADDIN(センゴクアラジン) | ポータブルガスストーブ シルバークイーン | 屋内屋外兼用で小型 | カセットボンベ式 | 不完全燃焼防止機構/転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構/圧力感知安全装置 |
1位:簡単操作の縦型/ガス赤外線ストーブ R-852PMSIII
メーカー | Rinnai(リンナイ) |
価格 | 24,800円 |
サイズ | 幅350×奥行284×高さ505mm |
重量 | 6.8kg |
タイプ | ガス式/屋内用 |
対応畳数 | 木造11畳まで/18.0㎡ コンクリート造15畳まで/25.0㎡ |
発熱量 | 4.07kW |
ガス消費量 | ー |
連続燃焼時間 | ー |
安全機能 | 不完全燃焼防止機構 転倒時ガス遮断機構 立ち消え時ガス遮断機構 |
昔なじみの石油ストーブにも似た縦型のガスストーブ。
反射板のある形なので部屋の片側に寄せられ、生活導線を邪魔しないタイプです。
2位:屋外でも屋内でも/センゴクアラジン SAG-BF02A
メーカー | SENGOKU ALADDIN(センゴクアラジン) |
価格 | 26,878円 |
サイズ | 幅33×奥行34×高さ39cm |
重量 | 5.7kg |
タイプ | カセットボンベ式 |
対応畳数 | ー |
発熱量 | ー |
ガス消費量 | 0.8~2W |
連続燃焼時間 | 1.4~4.2時間 |
安全機能 | 不完全燃焼防止機構 転倒時ガス遮断機構 立ち消え時ガス遮断機構 圧力感知安全装置 |
カセットボンベ式でもしっかりお湯が沸けるほどのパワーがあります。
安全機能も万全なので、部屋用にもアウトドアにも使えます。
3位:どこでも暖かく/ポータブルガスストーブ シルバークイーン
メーカー | SENGOKU ALADDIN(センゴクアラジン) |
価格 | 33,000円 |
サイズ | W370×D296×H335mm |
重量 | 4.2kg |
タイプ | カセットボンベ式 |
対応畳数 | 約4.5畳 |
発熱量 | 1.4kW(1200kcal/h)〜0.5kW(430kcal/h) |
ガス消費量 | 1204kcal/h〜430kcal/h |
連続燃焼時間 | 2.2h〜6.55h |
安全機能 | 不完全燃焼防止機構 転倒時ガス遮断機構 立ち消え時ガス遮断機構 圧力感知安全装置 |
アウトドアにも使えますし、安全機能も万全なので屋内でも利用OK。
どこでも使えるので冬晴れのベランダで、やかんを乗せて紅茶を飲みながら日向ぼっこというのもオツなものです。
リビングにおすすめのおしゃれなガスストーブランキング
メイン暖房として使うのならリビングのインテリアとしても映える商品を選びたいですよね。リビングにおすすめのおしゃれなガスストーブを2022年最新の商品からランキング形式でご紹介します。
実際の利用シーンを想像しやすい商品写真も選んでみましたので、購入後のイメージを少しでもつかんで貰えると嬉しいです。
メーカー | 商品名 | 特徴 | タイプ | 安全機能 | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | SENGOKU ALADDIN(センゴクアラジン) | ポータブルガスストーブ SAG-BF02A(数量限定モデル) | レトロな風合い | カセットボンベ式 | 不完全燃焼防止機構/転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構/圧力感知安全装置 |
2位 | Rinnai(リンナイ) | ガス赤外線ストーブ R-1220CMSIII | 和室にぴったりの横長タイプ | ガス式 | 不完全燃焼防止機構/転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構 |
3位 | Rinnai(リンナイ) | ガス赤外線ストーブ R-1290VMSIII | 広々としたリビング向け | ガス式 | 不完全燃焼防止機構/転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構 |
1位:レトロ感がたまらない/ポータブルガスストーブ SAG-BF02A(数量限定モデル)
限定色カラーのグリーンとホワイトの2色があります。
どこか懐かしいレトロな色合いは木目調の部屋にしっくりと馴染んで、見た目からも木の温もりを連想させてくれます。
2位:和室にもぴったり/ガス赤外線ストーブ R-1220CMSIII
メーカー | Rinnai(リンナイ) |
価格 | 52,000円 |
サイズ | 高さ570×幅742×奥行324mm |
重量 | 16.4kg |
タイプ | ガス式/屋内用 |
対応畳数 | 木造17畳まで/28.0㎡ コンクリート造23畳まで/38.0㎡ |
発熱量 | 6.4kW |
ガス消費量 | ー |
連続燃焼時間 | ー |
安全機能 | 不完全燃焼防止機構 転倒時ガス遮断機構 立ち消え時ガス遮断機構 |
今回の記事で最も広い部屋に適応したタイプです。
適応サイズが23畳までと広めにも関わらず、横長タイプなので高さによる圧迫感がなく和室にも馴染みます。
3位:広々としたリビングに/ガス赤外線ストーブ R-1290VMSIII
メーカー | Rinnai(リンナイ) |
価格 | 41,624円 |
サイズ | 高さ610×幅360×奥行360mm |
重量 | 9.3kg |
タイプ | ガス式/屋内用 |
対応畳数 | 木造15畳まで/25.0㎡ コンクリート造21畳まで/34.5㎡ |
発熱量 | 5.81kW |
ガス消費量 | ー |
連続燃焼時間 | ー |
安全機能 | 不完全燃焼防止機構 転倒時ガス遮断機構 立ち消え時ガス遮断機構 |
円形なので広々としたリビングの中央付近に置くのが◎。
本体の黒は落ち着いた部屋のインテリアとしても、シックな雰囲気をかもし出してくれます。
持ち運びにおすすめの小型ガスストーブランキング
トイレや脱衣所、ガレージでの作業など狭い場所でも暖を取りたいときってありますよね。そんなときに使える持ち運びにおすすめの小型ガスストーブを2022年冬の商品からご紹介します。
キャンプ用のストーブでも小型なものは多いですが、屋内で使うなら安全機能が必須です。安全機能付きで軽量なものをランキングにしてみました。
順位 | メーカー | 商品名 | 特徴 | タイプ | 安全機能 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | Iwatani(イワタニ) | カセットガスストーブ マイ暖 CB-STV-MYD | シンプルに軽量でコンパクト | カセットボンベ式 | 不完全燃焼防止機構/転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構/圧力感知安全装置 |
2位 | Iwatani(イワタニ) | カセットガスストーブ マイ暖 CB-CGS-PTB | おしゃれで軽量・コンパクト | カセットボンベ式 | 不完全燃焼防止機構/転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構/圧力感知安全装置 |
3位 | Iwatani(イワタニ) | カセットガスストーブ デカ暖 CB-STV-DKD | 部屋も暖まる | カセットボンベ式 | 不完全燃焼防止機構/転倒時ガス遮断機構/立ち消え時ガス遮断機構/圧力感知安全装置 |
1位:いつもあなたと共に/カセットガスストーブ マイ暖 CB-STV-MYD
30cmほどの正方形でコンパクト。持ち手もついてあちこち寒さを感じる部屋に運んで気軽に使える1台です。
トイレや脱衣所など小スペースの場所に持ち込んでも邪魔になりません。
2位:シックなお供/カセットガスストーブ マイ暖 CB-CGS-PTB
先にご紹介したマイ暖シリーズの新バージョンです。
ブラックとシャンパンゴールドのボディは高級感もあり、おしゃれな1台をお探しの方にもおすすめです。
3位:しっかり暖めたい人に/カセットガスストーブ デカ暖 CB-STV-DKD
前出のマイ暖に比べて1.5倍ほどの重さはありますが、対応畳数としては1畳ほど広くパワフルで身体全体を暖めてくれます。
持ち手も付いており持ち運びも楽々です。
【番外編】ガスファンヒーターもチェック!
これまでガスストーブを見て頂きましたが、やっぱりガスファンヒーターも気になる!というあなたのために、ガスファンヒーターについてもご紹介します。
ガスを燃料としている点でガスストーブと共通点は多いですが、ガスファンヒーターの特徴は「ファン」が付いていること。電源を入れると数秒で温風が出始め、ファンの力で一気に部屋全体に温風を送って暖めてくれます。
ガスファンヒーターは主にリンナイとノーリツの2社で製造されています。
カセットボンベを使った持ち運んで使える小型なものから、一人暮らしにぴったりの6~9畳向け、そして最大21畳までのパワーがあるものまで様々なタイプが用意されています。
デザインとしてはシンプルな形が多いですが、マットで落ち着いた色から高級感あふれるメタリックカラーまで様々ありお部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
ガスストーブと違い便利な機能も搭載されており、おやすみやおはようタイマーや、プラズマクラスターの空気清浄機能付きなど高機能な商品も多いです。
ガスファンヒーターはどこで買う?
リンナイやノーリツといったメーカーの製品は、ネット販売や家電量販店でも購入できますが、各地のガス会社とも提携して販売されています。
東京ガスのホームページなどでも、ノーリツやリンナイの商品を見ることができます。初めて買われる方や工事が必要な方はまとめて相談できるので便利ですね。
ガスファンヒーターのおしゃれなモデルは?
ガスファンヒーターの中でもおしゃれなモデルをご紹介します。
まずリンナイの「A-style(エースタイル)」。リンナイは部屋のインテリアと喧嘩しないホワイトカラーが多いですが、少し色味が欲しい方向けに「ローズメタリック」や「マットブラック」といったカラー展開しています。
プラズマクラスターの空気清浄機能も付いて機能性もバッチリです。
引用元:リンナイ
次にノーリツからは「Deluxe Type」。上品なメタリックカラーで高級感があります。
テーマとしても「上質さ」を掲げており、人の動きを検知して自動で温風をコントロールすることで、心地よさも追及しています。
引用元:ノーリツ
ガスファンヒーターのガス代はどのくらい?
ガスファンヒーターには3つの規格があり、20号(小型)/35号(中型)/50号(大型)でそれぞれ暖められる対応畳数があります。目安としては以下のとおりです。
【木造】 20号:6畳、35号:10畳、50号:14畳
【コンクリート造】 20号:9畳、35号:15畳、50号:21畳
省エネ製品もありますので一概には言えませんが、2022年現在のガス代で1日あたり3時間使った場合は以下の通りの燃費となります。ちなみに電気代も多少はかかりますが、基本的にコストのほとんどをガス代が占めます。
【20号】 1時間:約13円、1日:約39円、1ヶ月:約1,170円
【35号】 1時間:約18円、1日:約54円、1ヶ月:約1,620円
【50号】 1時間:約26円、1日:約78円、1ヶ月:約2,340円
まとめ
本記事では
- ガスストーブの特徴
- ガスストーブの選び方
- ガスストーブのおすすめランキング
- 【番外編】ガスファンヒーター
について、まとめてみました。
タイプを選びましょう
あたなが暖房器具としてガスを使った商品の購入を考えたときには、ガスストーブにするのか、ガスファンヒーターにするのかそれぞれの特徴や、メリット・デメリットを踏まえて選んでみましょう。
利用シーンを想像しましょう
次に、ガスストーブを選ぶ場合には屋内か屋外か利用シーンを想像してみましょう。
屋内利用ならガス式にするのかカセットボンベ式にするのか。幾つかの部屋を移動させて使いたいのか、メイン暖房としてリビングなどに固定して使いたいのか。
一人暮らしなのか家族全員で使いたいのかにもよって必要となる発熱量も変わります。
また、屋外利用ならどんな機能を重視するのかも整理してみましょう。火力が欲しいのか、持ち運びやすさを取りたいのかなど。
ぴったりの1台と出会って、暖かな冬を過ごしていただければ幸いです。
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