- 引越し前の粗大ゴミ・不用品の片付け方
- 時間がないときの対処法
- 処分方法ごとの費用
- 不用品処理もしてくれる引越し業者
引越しやリフォーム時など、どうしても問題になるのが不用品の処分です。
「新しい生活を始めるのに、いらないものを捨てたいけど捨て方がわからない。」
「引越しまで時間がないし、費用がかさむのも避けたい。」
今回は、そんな引越しの際の不用品の処理方法を、状況に合わせて選べるようにまとめました。
オススメの不用品回収業者、不用品回収も行ってくれる引越し業者についてもご紹介するので、
ぜひ最後まで読んで一番自分にあった解決方法を見つけてくださいね。
引越しの際の不用品・粗大ゴミの捨て方
<ポイント>
- 自治体の粗大ゴミ回収は単品なら安い
- 不用品回収業者に頼むと手間がかからない
- オークションやリサイクルショップで売れば臨時収入になるかも
- 買取専門店なら直接鑑定士に見てもらえる
- 知っている人に譲れば安心
- あとでゆっくり考えたい場合は貸し倉庫に
不用品の処理方法は様々です。
7種類の主な処理方法とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介していきます。
自治体の粗大ゴミサービスで回収する
各市町村ごとにゴミ出しのルールがあります。
回収日や資源ごみの仕分け方法など細かく決まっています。
粗大ゴミの場合も、出し方・回収日・回収可能な量などが決まっています。
詳しいことは冊子が配られているはずです。
無くしてしまった場合は各自治体のWebページで確認しましょう。
メリット
普段の粗大ゴミ回収で処理してしまえば費用は安く抑えられます。
自治体の粗大ゴミ回収に出す場合、1点につき粗大ゴミシール1枚を買うのが基本です。
シールの価格は自治体ごとに異なり、だいたい200〜1,000円が相場。
あとは基準を満たしているものなら家の前か収集場所に出しておくだけで回収してもらえます。
デメリット
自治体の粗大ゴミ回収の一番のデメリットは、回収までに時間がかかることです。
1週間に1回のところもあれば、年間で4回しか行わない地域もあります。
タイミングが合わないと、「ベッドを回収に出してしまって、引っ越しまで床に寝なくてはならなかった」といった声もあります。
また、自治体の回収では回収できないものも細かく指定されています。
回収してもらえるかどうか微妙な場合は、自治体のコールセンターに電話しましょう。
役所の環境課が担当していることが多いです。
対象品目
自治体の粗大ゴミ回収の主な品目は、家具や小型家電など、以下のような品目です。
【よく回収されている品目】
- 家具
- 寝具
- スポーツ用品
- カーペット
- 小型家電(リサイクル家電を除く)
- オーディオ機器
などなど、簡単には捨てられないものを回収してもらえます。
申し込み方法
申し込み方法も各自治体ごとに異なります。
基本的なゴミ出しの方法は以下の通りです。
【基本的なゴミ出しの方法】
- 各自治体に電話・ウェブで申し込む
⇩ - 指定店舗や郵便局などで粗大ゴミシールを購入
⇩ - 指定日時・場所にシールを貼って出す
もしくは、自身でゴミ処理場へ持ち込むことも可能です。
持ち込み無料の地域もあり、基本的に持ち込みの方が安く済みます。
回収車を貸与している自治体もあるので、詳しくは ”お住いの地域名+粗大ゴミ” で検索してください。
申し込みできない品目とサイズ
例えばA市では自転車を回収しているが、隣のB町では回収に出せないなど、品目も場所によって異なります。
また一般的に危険物は申し込みできません。
長さについての規定がある場合も。
基本的に2m以上のものは折るか切断する必要があります。
また、一度に回収できる点数に制限がある自治体もあるので、確認しましょう。
詳しく知りたい場合は、自治体のウェブサイト・ごみ取り扱いの資料で確認するのが確実です。
注意点
自治体の粗大ゴミ回収を利用する場合の注意点は以下の2点です。
①回収日に注意!自治体によっては、年に数回しか回収日がないところも
②一度に出せる点数に、制限がある自治体も
①回収日は自治体ごとに違いがあり、毎週1回あるところもあれば、年に4回位しかないところもあります。
引越しのタイミングに合う回収日を、早めに確認するようにしましょう。
またコロナ禍で片付けをする方が増え、粗大ゴミの申し込みが多く、回収までに時間がかかるケースも多くなっているようです。
自分に希望の日程で回収をしてもらえるか、ちょっと計りづらい状況です。
②一度に出せる粗大ゴミの数に制限がある自治体も多く、3〜6点くらいが多いようです。
ゴミの数が多い場合は、注意が必要です。
大量の場合は不用品回収業者に回収してもらう
不用品が多い場合は自身で片付けるのが困難な場合もありますよね。
そんな場合は一括して不用品業者にお願いしましょう。
メリット
即日対応している業者もあるので、時間がない場合すぐに片付けることが可能です。
詰め放題パックなどを利用することで、費用も安く抑えられます。
トラックの種類 | 対応間取り目安 | 料金目安 |
軽トラック | 物置き〜1K | 15,000円〜25,000円 |
1.5tトラック | 1部屋〜大きめの部屋 | 15,000円〜35,000円 |
2tトラック | 数部屋〜オフィス | 35,000円〜50,000円 |
4tトラック | 一軒家 | 70,000円〜90,000円 |
相場目安は以上の表を参考にしてみてください。
デメリット
不用品業者はほとんどのものを回収してくれますが、回収しきれないものもあります。
依頼する際に、ゴミの種類や量などできるだけ詳しく伝えておきましょう。
業者によっては1点からも申し込みが可能ですが、数点の場合は少し割高になります。
依頼から回収までの手順
まずはなるべく現場に近く条件のいい不用品回収業者を探しましょう。
料金表がしっかりウェブサイトに明記されているところが安心です。
<不用品回収業者に依頼する際の流れ>
- 電話・メール・ウェブなどから依頼
⇩ - 日程決め
⇩ - 当日見積もり
⇩ - 支払い
ウェブページがない会社や近所を回っている回収車は、利用しない方が得策です。
違法投棄をしたり、不当請求をする悪徳業者である可能性が高く、多くの自治体や警察で利用をしないようにアナウンスしています。
安い不用品回収業者一覧
不用品回収業者は全国にたくさんあります。
その中でも優良で格安な4社を表にまとめてみました。
4社とも即日対応可能なので、引越しに間に合わない!と言う場合でも頼りになります。
業者名 | エコ牧場 | 粗大ゴミ回収本舗 | エコピット | JAPAN環境プロジェクト |
費用目安(軽トラ) | 19,800円〜 | 14,800円〜 | 25,000円〜 | 18,000円〜 |
対応地域 | 25都道府県 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 | 22都道府県 |
特徴 | 追加料金なしの格安パックプラン
対応可能地域が幅広い |
出張見積もり完全無料
早朝・深夜作業可能 |
搬出作業費・お掃除作業費・スタッフ追加料金・出張費込みの料金 | 最短20分で即日対応
24時間年中無休対応 |
公式HP |
片付け後の清掃作業や買取サービスをしてくれる業者もあります。
この業者は大丈夫かな?と思ったら、ホームページの料金説明が明確かどうかをチェックしましょう。
ネットオークションで売る
コレクション性の高い商品や、家具などはネットオークション売れます。
自分には必要なくても意外と必要としている人はたくさんいるものです。
メリット
お金になるのがネットオークションで売る最大のメリット。
臨時収入はいつでも嬉しいですよね。
最近はアプリなどで簡単に出品でき、匿名でやりとり可能なので安心です。
できるだけ写真を載せるのが早く売るコツです。
売りたいものの情報を詳細に書いておけばトラブルも防げます。
デメリット
ネットオークションに出したからといって、必ず売れるとは限りません。
買い手がつき、発送してから受け取り・売り上げ振込されるまでには最低数日かかります。
それぞれのオークションサイトで、何がいくらで売れているのかみてから出品しましょう。
代表的なオークションサイト・フリマアプリのリスト
よく使用されているオークション・フリマアプリは以下の3つです。
ヤフオク | メルカリ | ラクマ | |
よく出品されているもの |
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手数料 | 落札手数料:落札価格の8.8〜10%
出品取消:1点550円 |
販売価格の10% | 販売価格の6% |
特徴 | Yahooプレミアム会員割引あり
預けておけば出品から発送まで代行してくれるサービスminikura |
匿名配送可能
バーコードで商品情報読み取り 売上金でそのまま買い物できる |
各種楽天サービスと連携可能
購入申請が設定でき、販売者が最終的に売るか決定できる |
公式HP |
ヤフオクではオークション形式で購入者が価格を決め入札します。
フリマアプリでは販売者が値段を決めて、購入されるのを待つシステムです。
手数料・送料がかかるので、最終的にコスパがいいか判断して出品しましょう。
リサイクルショップに売る
地域のリサイクルショップに売るのも、引越し荷物を減らす一つの手です。
メリット
未使用品や正規品を適正価格で買い取ってもらえます。
無料出張見積・引き取りサービスを利用すれば、往復の手間もありません。
そしてゴミにならないので環境にも優しいですね!
デメリット
リサイクルショップでは、なんでも引き取ってくれるわけではありません。
中古品や家具・衣類などは持ち込んでも断られることも。
代表的なリサイクルショップリスト
ショップ名 | ハードオフ | 2ndストリート | トレジャーファクトリー |
取扱品目 |
など |
など |
など |
出張サービス | 出張費無料
電話受付 現金支払い可能 |
出張費/キャンセル料無料
電話受付 現金支払い可能 |
出張費・依頼費無料
キャンセル料無料 現金支払い可能 |
特徴 | 品ごとに専門性のある店舗展開
電子機器・楽器は売れやすい |
全国700店舗展開
三辺の合計が350cmより大きな家具は取り扱い無し |
3点以上で出張買取可能
送るだけの宅配買取も |
公式HP |
店舗ごとに扱っている品に傾向があるので、買取強化期間などを利用してみましょう。
リサイクルショップに持ち込む際の参考にしてみてください。
買取専門店に売る
買取専門店とリサイクルショップの主な違いは、ノーブランドを扱うかどうかなどです。
買取専門店はブランド品・貴金属など、扱う商品の種類を限定しています。
メリット
価値のわかる鑑定士さんがいるので、適正価格で買い取ってもらえます。
また細かい明細を出してくれるので、買取価格にも納得できますね。
デメリット
専門店でも買い叩かれることもしばしばあります。
また場所によっては売れるものが限られるので、高価で買い取ってもらうには複数店回り比較する必要も。
代表的な買取専門店リスト
ショップ名 | エコリング | トイズキング | 出張買取24時 |
取扱品目 |
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出張・宅配買取サービス | 出張費・査定費無料
無料宅配キット申し込み可能 |
出張費・査定費無料
無料宅配キット申し込み可能 |
出張費・査定費無料 |
特徴 | LINE査定あり
業界最大クラスの買取幅 全国135店舗展開 |
LINE査定あり
年中無休 電話対応夜22時まで |
LINE査定あり
年中無休 壊れていても、買取・回収の可能性あり |
公式HP |
出張サービスや宅配鑑定サービスを使えば時間がなくても利用できますね。
貸し倉庫に預ける
引越しまでに間に合わないけど、置き場所だけどうにかなればいいという場合もありますよね。
そんな時は一旦貸し倉庫に預けてしまうのもアリ。
メリット
時間がない場合に一時的に保留にできるので、後でゆっくり考えながら片付けられます。
退去日と入居日の間が空いてしまった場合や、一時帰省時などにも便利です。
24時間出し入れ可能な貸し倉庫もあり、急な作業でも問題なし。
スノーボードやアウトドア用品などを時間をかけて整頓・売却したい場合に良いですね。
デメリット
貸し倉庫まで運ぶ手間がかかります。
店舗まで運ぶことが困難な方は、宅配型も検討してみましょう。
最低数ヶ月、数百円から利用できます。
また、駅近くの貸し倉庫は設定金額が高い傾向にあります。
借りる場合は最低1ヶ月契約で、初月のみ日割りなのです。
思ったより費用がかかる場合もあるかもしれません。
貸し倉庫にかかる費用は、2,000〜30,000円程度。
スペースの大きさ、屋内か屋外かなどによって異なってきます。
「トランクルーム」「レンタル倉庫」などといった名前も使われています。
貸し倉庫を探す際の参考にしてください。
友人や知り合いにゆずる
実際に顔見知りの人に譲ることも処分方法の一つです。
メリット
知り合いや友人ならトラブルも起きにくく、搬出も協力してできて安心ですね。
また譲る日程も、相談しやすいのがメリットです。
もし運ぶ車や人手が欲しい時は、クロネコヤマト引越センターなどで請け負っているので、利用してみるのもいいかと思います。
デメリット
あまり新しくない家電は電気使用量が高く、また壊れる場合を想定するとあまり気軽に譲れないかもしれません。
逆に新しい家電であれば、リサイクルショップなどで買値がつくこともあり、回収に来ててくれます。
ジモティーを利用する
ジモティーのアプリを利用して、地元の人にゆずるという手もあります。
掲載料や手数料がかからず、引き取りに来てくれる可能性も。
ベッドなどの大型家具の運び出しについて
自治体などでは部屋までは取りに来てもらえない
自治体の回収では、作業員が家の中に入ることができません。
事前申し込みの際に指定された場所まで、自分で搬出する必要があります。
家族や友人に協力してもらって運び出す
大きなものは一人で運び出すのは無理なので、一人暮らしの場合は友人や家族に手伝ってもらいましょう。
搬出の際は、階段がある場合コツが必要かもしれません。
また壁や柱など、家を傷つけない工夫も必要です。
解体・分解して小さくしてから運ぶ
最近は組み立て式家具などが多いのでできるだけ解体しておきましょう。
解体作業はちょっと一苦労ですが、逆に搬出・運搬が楽になります。
不用品回収業者なら部屋から大型ゴミを運び出してくれる
不用品回収業者にゴミの回収を依頼すれば、部屋からの搬出は全てやってくれます。
また大きな家財の、搬出だけのサービスをしている回収業者もあります。
不用品回収業者に依頼すると費用はかかりますが、壁や床など必要箇所に養生をして運び出してくれるので、安心して依頼できます。
大型ゴミは、手伝いの人数が確保できても素人には難しいこともあります。
忙しい引越しの時期は、重たいものを持って、腰を痛めたりなんてことは避けたいですよね。
そういった意味でも、プロに任せる価値がありますよ。
自治体での粗大ゴミの回収費用の目安相場
- よく処分される家具・家電の処分費用相場目安
- 家電リサイクル法対象商品と処分方法・料金
よく処分される家具・家電の処分費用相場目安
自治体での粗大ゴミ回収の料金は、1点無料〜2,000円台とさまざまです。
単品の場合、粗大ゴミ回収業者を利用するよりも、自治体を利用した方が安くすみます。
具体的にいくらくらいなのか、一例を表にしてみました。
品目 | H市 | S市 |
テーブル | 800円 | 200円〜500円 |
タンス | 400〜2600円 | 500円〜1,300円 |
ソファ | 600〜1,200円 | 500〜900円 |
食器棚 | 800円 | 500〜900円 |
机 | 1,600〜2,400円 | 900円〜1,300 円 |
ベッド(シングル) | 1,000円 | 500円 |
ベッドマットレス | 800円 | 1,800円 |
布団 | 200円 | 200円(3枚まで) |
カラーボックス | 200円 | 200円 |
TV台 | 400円 | 500円 |
鏡台 | 800円 | 500円 |
アコーディオンカーテン | 400円 | 200円 |
カーペット・ホットカーペット4.5畳以上 | 400円 | 500円 |
電子レンジ | 600円 | 500円 |
ストーブ | 400円 | 200〜500円 |
電気こたつ | 200円 | 200円 |
ミシン(机型) | 1,200円 | 500円 |
畳 | 800円 | 500円 |
家電リサイクル法対象商品と処分方法・料金
以上の家電は、有益な資源や鉛などの有害物質を回収したり、地球温暖化の原因になるフロンガスなどを処理するために、法律に沿った処分方法が必要になります。
処分方法は以下の通りです。
【リサイクル家電処分方法】
①購入した電気店に引き取りを依頼する
②購入した電気店がわからない時は、住んでいる自治体に問い合わせる
③家電リサイクル券を取り扱っている業者に依頼する
④指定取引場所に持ち込む
どの方法で処分をするにも、リサイクル料金は負担しなければなりません。
そのほか、上記の④を除いて収集・運搬料金もかかり、その料金は業者ごとに違います。
※リサイクル料金はメーカーや品目ごとに違います。
<家電リサイクル券見本>
これに記入・支払いをすると、リサイクル料金を払った証になります。
リサイクル料金は、ちょっと痛い出費ですよね。
でも不法投棄したりすると、廃棄物処理法違反で処罰の対象となりますので注意してください。
また、「無料で回収します」などというアナウンスを流しながら、街を巡回している廃品回収を利用するのも注意をしてください。
以下のような事例が多発しています。
【事例1:無料と思って呼び止めたら、後で有料と言われた】「不用になった家電製品等を無料で回収する」とトラックでアナウンスしていた業者を呼び止めて、テレビの回収を依頼。家に来た業者は「回収費用は2000円かかる」と言った。「無料と言っていた」と言っても、「全て無料と言う訳ではない」と威圧的に言うので断れず、2000円を払って回収してもらった。領収書も渡されなかった。
不用品回収もセットでしてくれる引越し業者はある?
- 全部引き取りしてくれる引越し業者は少ない
- 不用品回収をセットで行う大手引越し業者と料金
- サカイ引越センターの不用品処分について
- アート引越センターの不用品処分について
- アリさんマークの引越社の不用品処分について
- 日通の引越しの不用品処分について
- クロネコヤマト引越センターの不用品処分について
全部引き取りしてくれる引越し業者は少ない
大手引越し業社では、不用品の回収や買取サービスをしているところがあります。
引っ越しと同時に済み、引っ越しギリギリまで不用品を利用できるのでとっても便利です。
しかしなんでも引き取ってくれるわけではなく、料金もかかります。
不用品回収をセットで行う大手引越し業者と料金
業者名 | 料金目安 |
サカイ引越センター | 35,000円〜 |
アート引越センター | 30,000円〜 |
アリさんマークの引越社 | 30,000円~ |
日通の引越し | 28,000円~ |
クロネコヤマト引越センター | 30,000円〜 |
サカイ引越センターの不用品処分について
サカイ引越センターには、不用品の回収と買取のサービスがあります。
引っ越しの見積を依頼する際に依頼しましょう。
【回収・買取可能品】リサイクル家電・衣類・ブランド品など
- リサイクル家電は、引っ越し当日に「リサイクル券」を受け取り・リサイクル料金と収集運搬料を支払います。
- 幅広く不用品の回収・買取をしていますが、タンスやソファー・パソコンなど回収不可のものもあるので、見積時に確認しましょう。
アート引越センターの不用品処分について
アート引越センターでは、あまり不用品回収には力を入れていないようです。
引っ越しの見積の際に、不用品を処分したい旨を伝えましょう。
【回収可能品】リサイクル家電のみ
アリさんマークの引越社の不用品処分について
ありさんマークの引越社は、不用品の回収サービスを行っています。
引越し当日か、その手前で回収をしてくれます。
【回収可能品】リサイクル家電のみ
- 家電リサイクル券の取扱業者です。
- 一部エリアでは、回収をしていません。
日通の引越しの不用品処分について
日通の引越しでは、不用品回収は自治体の代行として行っています。
そのため、回収を希望するならば「委任状」が必要になるので、見積の際に相談しておきましょう。
【回収可能品】ソファー・タンスなどの大型家具
- リサイクル家電は回収していませんが、業者の紹介をしてくれます。
- 回収費用は、自治体に依頼するよりも高くなります。
クロネコヤマト引越センターの不用品処分について
このサービスはクロネコヤマト引っ越しセンターで引っ越しする人が利用できます。
引っ越しの無料見積の際に、不用品回収の料金も一緒に見積もってくれます。
- 【回収可能品】製造より6年以内の冷蔵庫・洗濯機・家具類
- リサイクル家電は事前にリサイクル券の購入が必要です。
- 冷蔵庫や洗濯機など新しいものは、買取してもらえることもあります。
引っ越しまでに粗大ゴミの処分が間に合わない場合
- 基本はできるだけ前日までに処分しておく
- ゴミ処理場に直接持ち込む
- 引越し先に持っていく
- 粗大ゴミ回収業者に依頼する
出来るだけ前日までに粗大ゴミを処分しておく
特に引越しのシーズンは、何軒も対応するため引越し業者もなるべく時間をかけたくありません。
ワンルーム程度の引越しなら30分〜1時間程度で完了します。
退去日・引越し当日はやることがたくさんあるので、手間のかかる粗大ゴミ処理は前日までに済ませておきましょう。
荷造り・片付け作業を引越し業者にお願いする場合は、捨てるもの・捨てないものはきっちり仕分けしておくのがベストです。
ゴミ処理場に直接持ち込み
自治体のゴミ処理施設に、自分で直接持ち込むこともできます。
料金は単品ごと、10キログラムごとに設定されていたりと、自治体によって違いがありますが、回収を依頼するよりも安く処分できます。
以下は江戸川区の例です。
品目 | 回収を申し込んだ時の料金目安 | 持ち込んだ時の料金目安 |
アコーディオンカーテン | 800円 | 400円 |
スキー板(ストック含む) | 400円 | 0円 |
ベッドマットレス | 400円〜1,200円 | 0円〜800円 |
ベッド(シングル)フレーム | 1,200円 | 800円 |
TV台(幅1m未満) | 400円 | 0円 |
ソファ(2人掛け以上) | 2,000円 | 1,200円 |
学習机 | 1,200円 | 800円 |
布団 | 400円 | 0円 |
鏡台 | 400円 | 0円 |
ホットカーペット1畳以上 | 800円 | 400円 |
電子レンジ | 400円 | 0円 |
ストーブ | 400円 | 0円 |
電気こたつ | 400円 | 0円 |
ミシン(机型) | 2,000円 | 1,200円 |
畳 | 1,200円 | 800円 |
自転車(16インチ未満) | 400円 | 0円 |
ステレオセット(幅80㎝以上) | 2,000円 | 1,200円 |
引越し先に持っていく
最終手段として、とりあえず諦めて引越し先に持って行ってしまいましょう。
新しい家電やブランド家具などは、時間がない中で焦って安く売り払ったりしてしまってはもったいないです。
引越し先で落ち着いてから整理したり、自治体の粗大ゴミ回収を利用したりできます。
しかし買値がつかないような粗大ゴミを、いくつも引越し荷物に加えてしまい、引越しの料金が上がってしまわないように注意してくださいね。
粗大ゴミ回収業者に依頼する
【全国の代表的な業者一覧】
- エコ牧場
- ECO助っ人
- 不用品買取センター
- ハヤブサ
- ECOクリーン
- KADODE
- 片付け堂
粗大ゴミ回収業者に依頼すると、即日回収にも対応してくれる可能性が高いです。
ゴミの搬出は全てお任せで、とにかく回収スピードが早いです。
そして自治体や引越し業者では回収していない、さまざまな物に対応してくれます。
不用品の数が多い場合、詰め放題パックなどを利用すると、自治体の回収よりも安く済むことも多いです。
また買取も同時にしている業者を選べば、案外値段がついて、回収費用が抑えられるかもしれません。
以下の表は、回収方法ごとに料金の目安を表にしてみました。
料金目安 | |
粗大ゴミ回収業者 | 単品 3,000円〜
軽トラ詰め放題パック 15,000円〜 |
引越し業者 | 約10,000円(大型ゴミ・ありさんマークの引越社での一例) |
自治体 | 無料〜2,000円台 |
※家電リサイクル料金は、ほとんどの場合別途かかります。
まとめ
今回は引っ越しの際に、荷物が片付かなくて困っている場合の対処法についていくつかご紹介してきました。
期日や捨てたいものの種類などによって、最適な方法が異なってきます。
引越しがうまくいくように、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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