粗大ゴミの捨て方・回収方法まとめ|料金の一覧表やシール・持ち込み方法についても

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この記事で分かる事
  • 粗大ゴミの捨て方・回収方法がわかる
  • 粗大ゴミの持ち込み方法がわかる
  • 各種粗大ゴミの回収手数料がわかる

粗大ゴミ処分は誰もが絶対にやらなければいけない面倒な作業の一つです。

しかし処分方法や手続きのやり方などは知っているようで知らないことが多かったりします。

実際に粗大ゴミを捨てたいけどどうすればいいか分からず困っている人もいるのではないでしょうか。

今回は粗大ゴミについて自治体での回収や処分方法、ゴミの種類別の捨て方や料金、自治体で粗大ごみ処分するメリットやデメリットについて紹介します。

粗大ゴミの捨て方が知りたい方、自治体の粗大ゴミ回収や持ち込み処分の方法を知りたい方に特に読んでほしい内容です。

\粗大ゴミ回収業社の料金の相場もチェック/

目次

粗大ゴミとは?回収出来るゴミ・回収出来ないゴミ

<ポイント>

  • 粗大ゴミは一辺の長さが30cm以上または20ℓゴミ袋に入らないのもの
  • 処分方法は住んでいる自治体により異なる
  • 家電リサイクル4品やPC、建設系ゴミや自動車は粗大ゴミの対象外
  • 事業所やお店で出たゴミも一般ごみとは別で処理が必要
  • 自治体回収の対象外のゴミは民間の不用品回収業者などで処分してもらうのがおすすめ

粗大ゴミと言っても自治体によって定義や回収方法が大きく異なります。

家具や家電などの処分は法律も絡んでくるため、粗大ゴミ処分の際には住んでいる市区町村の公式サイトなどをよく確認してくださいね。

粗大ゴミとは?大きさや定義

粗大ゴミの大きさや定義は各自治体により変わってきますが、一般的には家庭ごみ処分で使用する20ℓのゴミ袋に入らないものを粗大ゴミとするところが多いです。

また一辺の長さが30cmを超えるものも粗大ゴミになり、普通のゴミとは別での回収が必須になります。

対象となる素材は金属や木材、プラスチックがメインですが、ラグやカーペットのような一部の分厚い布製品も粗大ゴミになることもあるため注意が必要です。

お住まいの自治体(市区町村)毎に捨て方は異なる

粗大ゴミの処分方法は住んでいる自治体によって異なります。

自治体で処分する方法は、市区町村の粗大ゴミ収集センターに申し込みんで回収してもらうか、指定場所に持ち込んで引き取ってもらうという2つが一般的です。

どこも混雑していることが多く、回収までに2~3週間かかることがあります。

回収時には品目や大きさに応じて粗大ごみ回収券を貼りつけることになりますが、民間で回収するよりは安いです。

粗大ゴミ収集の対象外になるゴミ

粗大ゴミには収集の対象外となるゴミがあります。

法律に基づいて自治体とは別の方法で回収をしなければならないものは以下の通りです。

法律の名称 対象品目
家電リサイクル法 エアコン、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機、テレビ
パソコンリサイクル法 デスクトップPC、ノートPCなど
建設リサイクル法 コンクリート(鉄くずが混じったものも含む)、アスファルト、木くずなど
自動車リサイクル法 自動車、バイク、農業機械など

またベッドや本棚など一般的な家具を除く一辺の長さが180cmを超える粗大ゴミ、ピアノ、耐火用金庫、消火器、ガスボンベなども対象外です。

どれも回収するにはリサイクル料金が必ず発生し無料回収をすることはできず、不法投棄した場合は5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金刑、もしくは両方が科せられます。

事業所やお店のゴミは対象外

会社やお店のゴミは事業系廃棄物といって一般的なゴミ回収の対象外となります。

事業系廃棄物は一般廃棄物と20種類からなる産業廃棄物の2種類に分けられ、許可を得た専門業者による回収が必須です。

引用元:東京環境局

 

仕事や学校で出たゴミは家庭ごみと一緒に出せないので注意しましょう。

対象外のゴミはどう捨てればいい?

自治体回収の対象外となる粗大ゴミは購入店舗やメーカー、民間の不用品回収業者などで回収してもらうのが一般的です。

家電リサイクル法対象品やパソコン、自動車などは新品を購入したお店で下取りしてくれることがあります。

状態が良いものはリサイクルショップやネットオークション、フリマアプリで出品して買い取ってらうことも可能です。

ただ大型の家具や型の古い家電は値段がつかなかったり、店舗でも回収してくれない場合もあります。

そんな時は民間の不用品回収業者を利用すると面倒な作業や余計な費用をかけずに処分できるためおすすめです。

\大型粗大ゴミは解体すると家庭ゴミで回収出来る?/

粗大ゴミの捨て方・出し方の流れ

<ポイント>

  • 粗大ゴミを捨てる時は住んでいる自治体の専用窓口に申込む
  • 申し込んだら粗大ゴミ処理手数料券を購入する
  • 処理手数料券に必要事項を明記し粗大ゴミに貼り付ける
  • 回収日当日の朝8時までに指定場所に粗大ゴミを出す
  • 運搬作業や手続きは基本的にすべて自分で行う

ここからは自治体での粗大ゴミの捨て方、出し方の流れを説明します。

自治体で粗大ゴミ回収では事前申し込みとゴミのサイズや種類に応じた料金支払いがあるため、まずは家具や家電の採寸が必要です。

民間の不用品回収業者に比べて料金は安くて安全に取引できますが、基本的に混雑しているので回収してほしいものがあるなら希望日の1ヶ月から2週間前までに手続することがおすすめです。

お住まいの自治体の粗大ゴミ受付に申し込む

まずは住んでいる自治体の粗大ゴミ受付センターに申し込みます。

氏名や住所、回収してほしいゴミの内容を伝えて回収日時を調整すれば完了です。

電話が一般的ですが、最近では都市部を中心にインターネット受付を導入している自治体も多いですが、一部の市区町村ではFAXやはがきによる受付も行っています。

電話受付

粗大ゴミ回収で一番楽なのが粗大ゴミの受付専用ダイヤルに電話して申し込む方法です。

電話だと粗大ゴミ回収の料金を細かく相談したり、日時指定などの調整もしやすいからです。

ただし混雑していることが大半で、引っ越しが重なる3~5月は特につながりにくくなっています。

休日や年末年始などは閉鎖されていることもあるため電話受付を利用するなら閑散期を狙うか、時間にゆとりを持つことをが大切です。

インターネット受付

自治体の粗大ごみ回収ではインターネット受付もあります。

年中無休で場所を選ばずに申し込みができて、サイトの指示通りに必要事項を入力すればすぐに予約が取れるので忙しい人にはネットの方が便利です。

ただし一度に申し込めるゴミの品数に制限あったり、大きさや重さを間違って申請すると料金不足などの理由で回収してもらえないこともあるため事前にしっかり確認してから利用しましょう。

FAX・ハガキ受付

時間に余裕があって回収してほしい日時が確定している場合はFAXやはがき受付を利用するのもアリです。

基本的には申込み専用用紙を印刷して必要事項を記入しそれをFAXで送るか、はがきに貼りつけて送付することになります。

電話やネットよりも申込みから手続き完了までに時間がかかるので、FAXやはがきを利用する際は要注意です。

粗大ゴミ処理手数料券(シール)を購入する

申込みが完了したら粗大ゴミ処理手数料券(シール)を購入します。

手数料券にはいくつか種類があり、ゴミの種類や大きさによってどちらを使うかなど細かく指定されているので買う前によく確認することが大切です。

シールの組み合わせを間違えると回収されないこともあるため、住んでいる自治体の粗大ゴミの料金表をしっかりチェックし、分からない場合は担当者に問い合わせてくださいね。

取扱店(スーパー・コンビニ・郵便局など)

粗大ゴミ処理手数料券は多くのお店で取り扱っています。

券の種類に関係なく、スーパーやコンビニ、郵便局などでも買えるんですよ。

ただお店の在庫に限りがる場合があるため、たくさんの粗大ゴミを出すなら役所で購入するのが確実な方法になります。

手数料券の種類

手数料券はどの自治たちでも2~3種類用意されていて、料金に応じて組み合わせるのが一般的です。

1枚あたりの料金は100~1,000円程度で設定されています。

例えば東京都23区の場合は200円のA券と300円のB券があり、400円の粗大ゴミを出す場合はA券2枚が必要です。

ちなみに料金不足だと粗大ゴミを回収されず、料金が超過していても返金対応してくれません。

粗大ゴミを出す

申込み手続きや処理券の購入が終わったら、回収日当日に粗大ゴミを出して完了です。

場所や日時を間違えてしまうと持って行ってもらえないうえに再度申し込み手続きをすることになります。

また自治体の粗大ゴミ回収は基本的に自宅へ入ることができないので、どんなに重い家具や家電でも自力で運び出すのが必須です。

けがや家屋を傷つけないように気を付けて作業しましょう。

処理手数料券を粗大ゴミに貼ってから出す

粗大ゴミに処理手数料券を貼ってから出してください。

処理券には氏名や受付番号、回収日など指示された項目を記入する欄があるので忘れず明記し、見えやすい場所に貼りつけます。

複数枚ある時は料金不足と勘違いされないためにも重ならないように1枚ずつ離して貼り付けるのも大切です。

どこに出す?

粗大ゴミは自治体側から事前に指定された場所に出しましょう。

一軒家なら玄関前や入口に指定され、マンションなどの集合住宅ではゴミ収集場所になることが多いです。

ちなみに自治体の粗大ごみは基本的に自宅へ立ち入ることができないため、どんなに重いものでも自力で運び出すことになります。

作業する際はけがや事故に十分注意し慎重に行ってください。

ただし高齢者や体が不自由で運搬が困難な場合は、事前に手続きをすると担当者が作業してくれる場合があります。

いつ・何時に出す?

自治体の粗大ごみ回収を利用する場合は、回収日当日の朝8時までに指定場所に出します。

遅れてしまうと再び手続することになるため、家庭ごみと同じように朝の早い時間に出しておく方が良いです。

回収日前日など早すぎてしまうと近隣住民の迷惑になってしまうので回収日当日に出しましょう。

シールの購入者控えは保管する

粗大ゴミ処理手数料券の控えは保管しておいてください。

万が一粗大ゴミに貼っていたシールが無くなったり粗大ゴミを盗まれた場合でも、自治体にその旨を伝えて控えを見せれば追加料金を払わずに済むことがあるからです。

トラブルや無駄な出費を避けるためにも購入者控えは3か月くらいは保管しておきましょう。

キャンセル方法について

粗大ごみ回収をキャンセルする場合は、粗大ゴミ受付センターに直接連絡しましょう。

電話やFAX、はがきで申し込んだ人は粗大ゴミ受付センターに電話でキャンセルする旨を伝えます。

ネットの場合は予約の変更やキャンセルなどの専用ページがあるので、そこから手続きをするのが便利です。

手数料処理券は未記入かつゴミに貼り付けていなければ再利用できます。

回収日当日のキャンセルは基本的にできないため、なるべく早く連絡してくださいね。

キャンセル可能期間は?

粗大ゴミのキャンセル可能期間は自治体により異なりますが、休日を除く回収日の3日前までが一般的です。

土日祝日を含んでいないので例えば月曜日が回収予定となっている場合に金曜日にキャンセル申し込みしても間に合いません。

自治体で粗大ごみ回収を依頼する場合は、時間に余裕を持って手続することが大切です。

粗大ゴミの持ち込みについて

<ポイント>

  • 自治体では持ち込みによる粗大ゴミ回収も行っている
  • 持ち込みすると手数料が回収の時より安くなる
  • 持ち込みの場合でも回収と同じように事前申し込みが必要
  • 持ち込み日当日は自家用車で自力での運搬を行う

一部の市区町村では粗大ゴミの持ち込み回収を実施しています。

回収の時と同じように手続きを踏んだうえで指定場所に持ち込むと、通常よりさらに安く引き取ってもらうことも可能です。

手間や条件が多いので誰にでもおすすめという訳ではないものの、コストを気にする方はこちらも検討してみてください。

指定の施設へ持ち込むと手数料が安くなる

自治体の粗大ごみ回収では、指定の施設へ持ち込むと手数料が安くなります。

多くの市区町村では通常の回収費用の半額で引き取ってくれたり、場所によっては無料にしてくれる場合もあるんですよ。

運搬などの作業はおおくなるものの、とにかく費用を抑えたい人にとってはかなりメリットがあります。

粗大ゴミ持ち込みの受付方法

粗大ゴミ持ち込みの受付方法は以下の通りです。

<粗大ゴミ持ち込みの受付方法>

  1. 電話かネットで住んでいる自治体の専用ダイヤルまたはサイトにアクセス
  2. 氏名や住所など必要事項を伝えるまたは入力する
  3. 持ち込みたい品物を伝える
  4. 持ち込み日時を指定する

ゴミ出し当日までの流れは基本的に回収の時と変わりません。

ただ持ち込みの場合は、一世帯で一度に持ち込めるゴミの量に上限が設けられていることも多いです。

例えば東京都23区では一度に10品までとしている自治体が大半になります。

申込みができたら処理手数料券を購入して必要事項を明記し、粗大ゴミに貼り付ければ準備OKです。

粗大ゴミの持ち込み方法

粗大ゴミの持ち込み方法はどの自治体もこのような感じで行っています。

<粗大ゴミの持ち込み方法>

  1. 粗大ゴミを自力で車に乗せる
  2. 指定場所に向かう
  3. 受付で本人確認書類を提示して手続する
  4. 駐車場から処理施設まで自力で運ぶ

自治体では持ち込みの時でもすべて自力での作業が基本で、職員が手伝ってくれるわけではないです。

また持ち込みに利用する車両には制限がかけられていることがあり、一般的な自家用車であれば問題ないですが、トラックなど大型車両は基本的にNGになります。

持ち込みの場合は受付で申し込み者本人の身分が確認できる書類が必要です。

運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどを用意しておきましょう。

代表的な粗大ゴミの捨て方・料金

<ポイント>

  • 基本的には自治体または民間の不用品回収業者に処分してもらう
  • 家電リサイクル4品やパソコンは法律に従った処分が必要
  • 小型の家電や家具は不燃ごみでそのまま出せる
  • 家具によっては解体して普通ゴミとして出せる

回収依頼の多い大型家具を中心に粗大ゴミの捨て方と料金について解説していきます。

基本的にはどの家具や家電も自治体か民間の不用品回収業者に引き取ってもらうのが一般的です。

ただ新品だったり状態が良ければリサイクルショップやネットで売りに出して買い取ってもらうこともできます。

 

品  目 捨て方 料  金
ベッド
  • 自治体・業者に回収してもらう
  • 解体して家庭ごみとして出す
  • 自治体:200~2,500円
  • 不用品回収業者:3,000~17,000円
自転車
  • 防犯登録を解除する
  • 自治体・業者に回収してもらう
  • 解体して不燃ごみに出す
  • 自治体:300~1,500円
  • 不用品回収業者:1,000~9,000円
ソファ
  • 自治体・業者に回収してもらう
  • リサイクルショップ、ネットなどで買い取ってもらう
  • 解体して布やスポンジは可燃ごみ、金属部分は不燃ごみに出す
  • 自治体:400~1,500円
  • 不用品回収業者:2,000~18,000円
テレビ
  • B-CASカードを抜き取る
  • 自治体の指定する場所に持ち込む
  • 自治体の家電粗大ゴミ受付に申し込み回収してもらう
  • 家電量販店で引き取ってもらう
  • 引っ越し業者に引き取ってもらう
  • 民間の不用品回収業者を利用する
  • リサイクル料金:1,320~3,000円
  • 家電量販店:1,800~5,700円
  • 不用品回収業者:2,000~8,0000円
布団
  • 裁ちばさみなどで解体して可燃ごみに出す
  • 自体地、民間の不用品回収業者に回収してもらう
  • 自治体:200~700円
  • 不要品回収業者:1,000~7,000円
ノコギリ
  • 刃の部分を布や新聞紙で包む
  • 30cm未満のものは袋に「危険」と表記して不燃ごみに出す
  • 30cm以上のものは自治体か民間の不用品回収業者に回収してもらう
  • 自治体:150~1,500円
  • 不用品回収業者:1,000~5,000円
冷蔵庫
  • 霜取りや水抜きする
  • 自治体の指定する場所に持ち込む
  • 自治体の家電粗大ゴミ受付に申し込み回収してもらう
  • 家電量販店で引き取ってもらう
  • 引っ越し業者に頼む
  • 民間の不用品回収業者を利用する
  • リサイクル料金:3,740~4,730円
  • 家電量販店:4,300~7,480円
  • 不用品回収業者:5,000~10,000円
マットレス
  • 自治体・業者に回収してもらう
  • 解体して布やスポンジは可燃ごみ、金属部分は不燃ごみに出す
  • 自治体:スプリング無200~2,000円/スプリング有2,000~7,000円
  • 不用品回収業者:5,000~10,000円
電子レンジ
  • 扉と展板をテープで固定する
  • 不燃ごみとして出す
  • 自治体・業者に回収してもらう
  • 自治体:300~1,000円
  • 家電量販店:1,100~2,200円
  • 不用品回収業者:0~3,000円
洗濯機
  • 水抜きする
  • 自治体の指定する場所に持ち込む
  • 自治体の家電粗大ゴミ受付に申し込み回収してもらう
  • 家電量販店で引き取ってもらう
  • 引っ越し業者に頼む
  • 民間の不用品回収業者を利用する
  • リサイクル料金:2,530~3,300円
  • 家電量販店:4,000~6,000円
  • 不用品回収業者:8,000~15,000円
プリンター
  • データを消去する
  • 30cm以下は不燃ごみとして出す
  • 30cm以上は自治体か家電量販店か不用品回収業者に引き取ってもらう
  • 自治体:300~1,000円
  • 家電量販店:550~2,000円
  • 不用品回収業者:2,000~5,000円
机(テーブル・学習机)
  • 自治体に回収してもらう
  • 民間の不用品回収業者を利用する
  • 解体して可燃ごみに出す
  • 自治体:300~2,000円
  • 不用品回収業者:1,000~10,000円
パソコン
  • データを完全削除する
  • PCメーカーに回収してもらう
  • 民間の不用品回収業者を利用する
  • PCメーカー:0~5,000円
  • 不用品回収業者:500~4,000円
衣装ケース・プラスチックケース
  • 蓋や引き出しをテープで止める
  • 自治体に回収してもらう
  • 民間の不用品回収業者を利用する
  • 解体して不燃ごみに出す
  • 自治体:200~500円
  • 不用品回収業者:500~1,500円
カーペット(ラグ)
  • 自治体に回収してもらう
  • 民間の不用品回収業者を利用する
  • 解体して可燃ごみに出す
  • 自治体:200~1,000円
  • 不用品回収業者:500~3,000円
タンス
  • 自治体に回収してもらう
  • 民間の不用品回収業者を利用する
  • 解体して可燃ごみに出す
  • 自治体:1,000~4,000円
  • 不用品回収業者:3,000~10,000円
座椅子
  • 自治体に回収してもらう
  • 民間の不用品回収業者を利用する
  • 解体して布やスポンジは可燃ごみ、鉄製の骨組みは不燃ごみに出す
  • 自治体:200~800円
  • 不用品回収業者:1,000~3,000円
空気清浄機
  • 水抜きする
  • 30cm未満は不燃ごみに出す
  • 30cm以上は自治体か不用品回収業者に回収してもらう
  • 自治体:250~1,000円
  • 不用品回収業者:1,000~3,000円
棚・本棚
  • 自治体に回収してもらう
  • 民間の不用品回収業者を利用する
  • 解体して木製は可燃、プラスチック製は不燃ごみに出す
  • 自治体:1,000~1,500円
  • 不用品回収業者:3,000~15,000円
電子ピアノ
  • 自治体に回収してもらう
  • 民間の不用品回収業者を利用する
  • 自治体:500~2,000円
  • 不用品回収業者:3,000~10,000円
ゴルフクラブ
  • 自治体に回収してもらう
  • 民間の不用品回収業者を利用する
  • ゴルフ用品店に回収してもらう
  • 自治体:300~400円
  • 不用品回収業者:3,000~5,000円
ガラス
  • 自治体に回収してもらう
  • 民間の不用品回収業者を利用する
  • 自治体:300~1,500円
  • 不用品回収業者:2,000~8,000円

細かい処分方法や手数料は自治体によって異なるため、あくまで目安として考えてください。

ベッドの捨て方・料金

ベッドを処分する場合、新品を購入した店舗で回収してもらうか、自治体などの粗大ごみ回収に依頼する2パータンが主流になります。

ちなみに中古のベッドは需要があまり無いため、リサイクルショップやネットオークションで買い取ってもらえる確率は低いです。

ベッドを粗大ゴミとして回収してもらう時は、サイズによって金額が変わります。

種  類 料金(自治体) 料金(民間業者)
シングルベッド 1,000~1,200円(フレームのみ) 7,000~10,000円(マットレス含む)
セミダブルベッド、ダブルベッド 1,700~2,000円(フレームのみ) 10,000~15,000円(マットレス含む)
折り畳みベッド 2,000~3,000円(フレームのみ) 10,000~15,000円(マットレス含む)
ベビーベッド 500~800円 3,000~5,000円
電動リクライニングベッド 2,000~2,500円 15,000~18,000円
ロフトベッド、二段ベッド(はしご含む) 2,000~2,500円 13,000~17,000円

ベッドフレームは事前に解体すると持ち運びが楽になるのと、費用が安くなることもあり、かなり細かくできれば自治体によっては普通ゴミとして回収できることもあります。

解体方法は以下の通りです。

<ベッドフレームの解体方法>

  1. ネジや部品をすべて取り外す
  2. 電動のこぎりなどで木材をできるだけ細かく切る
  3. 家庭用ごみ袋に詰めて指定日に出す

    ベッドは解体するうえでは相当な労力と時間を要し、半日から数日はかかります。

    電動のこりぎりやニッパー、軍手、カッターといった必要な道具がそろっているうえで、どうしても費用を抑えたいという方は試す価値アリです。

    自転車の捨て方・料金

    自転車は状態が良ければリサイクルショップなどで買取をしてもらい、壊れていて乗れない場合などは自治体や不用品回収業者で引き取ってもらいましょう。

    ただしどの方法でも処分をする前に必ず防犯登録抹消手続きが必要です。

    自転車は盗まれたり紛失した時に見つけやすくするために購入者の氏名や住所などを10年間警察に登録しておけるシステムがあります。

    サドル下などに番号の入ったシールが貼ってあれば防犯登録されているサインです。

    自転車は再利用されやすいので、トラブル防止のためにも防犯登録を解除してから処分しましょう。

    防犯登録を抹消する時は登録していた自転車本体、防犯登録カード、身分証明書を持って警察や交番、防犯登録ができる自転車屋やホームセンターなどで必要書類を記入すれすぐに終わります。

     

    自転車の粗大ゴミ回収を依頼する場合、費用相場は以下の通りです。

    種  類 料金(自治体) 料金(民間業者)
    16インチ以下(一輪車、三輪車なども含む) 300~500円 1,000~4,000円
    16インチ以上 700~900円 5,000~8,000円
    電動アシスト自転車 1,000円~1,500円 7,000~9,000円

    自転車は店舗によっては新品を購入すると無料から2,000円程度で不用品んを処分してもらえたり、自治体によっては無料で引き取ってくれるケーもあります。

    また一部の市区町村では解体して不燃ごみとして処分することも可能ですが、電動のこぎりやドライバーなどのほかに、六角レンチ、ラジオペンチなど様々な工具が必要なうえに硬い金属部分が多いため、分解するのはかなり難しいです。

    工具がそろっていない場合は自治体回収に依頼するのが一番楽で安上がりな方法になります。

    ソファの捨て方・料金

    ソファの処分は、自治体や民間業者の回収してもらう方法が一般的です。

    リサイクルショップに持って行ったりやネットオークションに出品することもできますが、高級ブランドでない限り値段や買い手はほぼつかないと考えましょう。

    ちなみに表面的な傷や汚れだけではなく、座った時に変な音がするようになったらソファがかなり傷んでいる証拠です。

     

    ソファを回収してもらう場合の費用相場はこのような感じになります。

    種  類 料金(自治体) 料金(民間業者)
    シングルソファ 400~700円 2,000~4,000円
    二人掛けソファ 700~1,200円 4,000~8,000円
    三人掛けソファ 1,000~1,500円 11,000~18,000円

    ベッドと同じように布、木材、金属など複数の種類のゴミが混ざっていることもあり、回収費用がかさむのは仕方がないですね。

    ニトリや無印良品など家具メーカーによっては新品を購入すると古いソファを1,000~3,000円程度で買い取ってくれます。

     

    ソファも解体すれば可燃ごみと不燃ごみに分けて処分することができ、カッター、はさみ、電動のこぎり、ニッパーやクリッパーといった工具があると便利です。

    <ソファの解体方法>

    1. 表面の布部分をカッターやはさみで切りはがす
    2. ネジ部分をすべてドライバーで取り外す
    3. 中に入っているスポンジやスプリングを取り除く
    4. 骨組みやスプリングなどすべて細かく切る
    5. 布やスポンジ、木製の枠組みは可燃、スプリングや鉄製の枠は不燃ごみで指定日に出す

    ソファはシングルサイズでも重さが約20kgあるかなり重い家具なので、持ち運びや解体の際は十分に注意してください。

    テレビの捨て方・料金

    テレビは家電リサイクル法対象品となるので自治体の粗大ゴミ回収や、解体して普通ゴミとして出すことは禁止です。

    そのため以下のような方法で引き取ってもらうことになります。

    <テレビの処分方法>

    • 自治体の指定する場所に持ち込む
    • 自治体の家電粗大ゴミ受付に申し込み回収してもらう
    • 処分品を購入した店舗か新品を購入した店舗に引き取ってもらう
    • 不用品回収を行っている引っ越し業者に頼む
    • 民間の不用品回収業者を利用する

    買い取ってもらう方法もありますが、値段がつくのは製造から5年以内で画面はもちろん全体的に傷や汚れがないものです。

    続いてテレビを回収してもらう場合の費用相場を紹介します。

    ちなみにテレビはどの方法を選択してもリサイクル料金が必ず発生し無料回収はできないので要注意です。

    サイズ リサイクル料金のみ 料金(家電量販店) 料金(不用品回収業者)
    ブラウン管(15型以下) 1,320~1,870円 1,900~4,800円 2,000~5,000円
    ブラウン管(16型以上) 2,420~2,970円 3,000~5,400円 6,000~9,000円
    液晶・プラズマ(15型以下) 1,870円~ 2,400~4,700円 2,000~6,000円
    液晶・プラズマ(16型以上) 2,970円~ 3,600~5,700円 4,000~8,000円

    テレビはメーカーやサイズ、種類によって料金が大きく変動するため、依頼する前に一般財団法人家電製品協会家電リサイクルセンター(RKC)で該当する製品の料金を検索することのが良いです。

    自治体に持ち込む場合、郵便局でリサイクル券に必要事項を記入し窓口で手数料を支払い、最寄りの取引所に処分品を持ち込んで引き取ってもらいます。

    家電量販店は新品購入時に店員さんに直接話すか、総合案内所で相談しましょう。

    自治体も家電量販店も回収と持ち込みの両方を行っていて、持ち込みの方が1,000円ほど安いです。

    引っ越し業者よっては引っ越しのついでに有料でテレビを引き取ってくれるところもあります。

    料金は不用品回収業者より1,000~2,000円程度高めですが、手続きをコンパクトにしたい人にはピッタリです。

     

    ちなみにテレビには地上波デジタル放送を見るのに必要なB-CASカードというICチップの入ったカードが差し込まれていて、テレビとは別で処分が必要になります。

    B-CASカードは誰かにあげたり買い取りができず、長期間使っていると劣化するものなので、新品購入と同時に買い替えた方が良いものです。

    またWOWOWやスカパーなど有料放送を見ている人は、B-CASカードの番号と個人情報が紐づけされているため、テレビに入れたまま処分するのはおすすめできません。

    テレビを処分する前にB-CASカードを必ず抜き取り、ICチップの部分にはさみで切りこみを入れてから不燃ごみに出すか、B-CAS社に連絡をして返却してください。

    布団の捨て方・料金

    布団はほとんどの場合は自治体の粗大ゴミとして収集してもらいますが、解体して普通ゴミで出したり民間の粗大ゴミ回収業者に依頼することもできます。

    費用もあまり高くはないうえに解体方法も一般的な家具よりも簡単です。

    布団の耐久年数は種類にもよりますが羽毛で5~10年、それ以外の素材だと3~5年程度になりますが、臭いがきつくなったり、寝ていて体が痛くなるなど違和感があれば買い換えることをおすすめします。

    引っ越し業者によっては布団を回収してもらえることもあるので、転居するタイミングで処分するのも良いです。

     

    布団を回収してもらう場合の費用相場になります。

    サイズ 料金(自治体) 料金(民間業者)
    シングル布団三点セット 200~500円 1,000~2,000円
    セミダブル、ダブル布団三点セット 300~700円 2,000~7,000円

    自治体の方が安いと感じるかもしれませんが、布団は裁ちばさみさえあれば自力で解体してタダ同然で処分することも可能です。

    やり方も捨てたい布団をひたすらはさみやカッターで小さく切り刻み袋にまとめるだけになります。

    ベッドとは異なり、金属片も入っていないため女性や力の弱い人でも解体するのが簡単です。

    布団は基本的に可燃ごみ処理にして、時間などの関係で難しい場合は自治体に処分を頼むのが楽な方法になります。

    ノコギリの捨て方・料金

    ノコギリは長さが30cm以下のものは燃えないゴミとして処分し、それ以上のものは粗大ゴミとして処理が必要です。

    家庭ごみ、粗大ゴミともに怪我予防のために刃の部分は要らない布や新聞紙などでくるんで「危険」と表記してから捨てましょう。

    回収の費用は以下の通りです。

    種  類 料金(自治体) 料金(民間業者)
    ノコギリ 150~500円 1,000円
    電動のこぎり、チェーンソー 1,100~1,500円 3,000~5,000円

    解体はとても危険なので自分ではやらず、専門業者による処分を依頼してくださいね。

    冷蔵庫の捨て方・料金

    冷蔵庫は家電リサイクル法対象品となり、テレビと同じように自治体の粗大ゴミ回収とは別で処分することが義務付けられています。

    <冷蔵庫の処分方法>

    • 自治体の指定する場所に持ち込む
    • 自治体の家電粗大ゴミ受付に申し込み回収してもらう
    • 処分品を購入した店舗か新品を購入した店舗に引き取ってもらう
    • 不用品回収を行っている引っ越し業者に頼む
    • 民間の不用品回収業者を利用する

    ちなみに冷蔵庫は製造から5~10年であれば、リサイクルショップやネットオークションなどで買い取ってもらいやすいです。

    国産の大手メーカーであればさらに高値がつく可能性もあります。

     

    冷蔵庫を回収してもらう場合の料金を紹介します。

    サイズ リサイクル料金のみ 料金(家電量販店) 料金(不用品回収業者)
    170L以下 3,740円 4,300~5,800円 5,000~8,000円
    170L以上 4,730円 5,280~7,480円 7,500~10,000円

    冷蔵庫は大きさによってリサイクル料金が変動し、自治体の持ち込み処分以外の方法では運搬費や人件費がかかるため少し値段が高いです。

    ただ重い家電なので回収をした方は負担はすくなくなります。

    冷蔵庫を処分する時には、回収日当日までに電源を切るのと、水抜きや霜取りの作業が必要です。

    製氷機がついているタイプなら2日前には製氷を止めておきます。

    霜取り機能がないタイプは電源を抜いて16時間くらい放置しておけば、冷凍室の氷を取り除くことが可能です。

    また冷蔵庫の下の部分には水受けがついており、排水が必要なタイプであれば回収前に水抜きしておきましょう。

    マットレスの捨て方・料金

    マットレスは素材によっては分解して家庭ごみとして出せますが、素材によってはかなり手間がかかるので自治体か業者に回収してもらうのが楽です。

    回収による処分の場合、これくらいの費用が掛かります。

    種  類 料金(自治体) 料金(民間業者)
    シングルマットレス スプリング無:200~1,000円/スプリング有:2,000~5,000円 5,000~6,000円
    セミダブルマットレス スプリング無:500~1,500円/スプリング有:2,500~6,000円 7,000~8,000円
    ダブルマットレス スプリング無:1,000~2,000円/スプリング有:2,800~7,000円 9,000~10,000円

    マットレスの中でもスプリングマットレスという金属製のバネが入った種類は、分解などの作業が大変なので自治体によっては回収不可能としていたり、外部業者に委託しているところも多く回収料金が大きく変動するのが特徴です。

    スプリングが入っていない場合でも素材や重さで料金がかわります。

     

    ちなみにマットレスは以下のような方法で解体して家庭ごみとして出しても大丈夫です。

    <マットレスの解体方法>

    1. カッターなどで布部分を切る
    2. 布、スポンジ部分は裁ちばさみなどで小さくしてそれぞれゴミ袋に詰める
    3. スプリング部分はボルトクリッパーなど工具を使って小さく切りゴミ袋に詰める
    4. 布やスポンジ部分は可燃、金属部分は不燃ごみでそれぞれの指定日に出す

    スプリングマットレスはばねの部分が1つずつ独立してて布で覆われているタイプがあり、さらに解体作業は手間がかかります。

    金属部分はかなり硬くてニッパーやペンチでは切れないことが多いので、ボトルクリッパーという特殊工具があると便利です。

    電子レンジの捨て方・料金

    電子レンジは一辺の長さが30cm以下の小さいサイズであれば不燃ごみとして処分できます。

    また買い取ってもらいやすい家電なので、面倒でなければリサイクルショップやネットで売るのもアリです。

    ただ製造から10年以上経っているものや、汚れやサビ、傷が目立つものは買い手がつく可能性は低くなるので、自治体、家電量販店、不要品回収業者に処分してもらうのがおすすめになります。

    自治体 家電量販店 不要品回収業者
    300~1,000円 1,100~2,200円 0~3,000円

    買い替えの場合は表記の値段ですが回収のみだともう少し高くなるので要注意です。

    処分する時には扉が開いたり中の天板が飛び出ないようにガムテープなどで軽く固定しておきましょう。

    洗濯機の捨て方・料金

    洗濯機は家電リサイクル法対象品となり、テレビや冷蔵庫と同じような方法での処分が必須です。

    <洗濯機の処分方法>

    • 自治体の指定する場所に持ち込む
    • 自治体の家電粗大ゴミ受付に申し込み回収してもらう
    • 処分品を購入した店舗か新品を購入した店舗に引き取ってもらう
    • 不用品回収を行っている引っ越し業者に頼む
    • 民間の不用品回収業者を利用する

    洗濯機は製造から5年以内であればほぼすべての製品を高値で買い取りしてもらえます。

    縦型よりもドラム式の方が人気が高く多少型が古くても値段が付きやすいです。

    製造から10年以上経過したものや、異音や異臭がする、運転中の振動が大きすぎる場合は無理に買い取りに出すよりも回収してもらった方が手間が最小限で済みます。

     

    洗濯機を回収してもらう時の費用相場は以下の通りです。

    リサイクル料金のみ 料金(家電量販店) 料金(不用品回収業者)
    2,530~3,300円 4,000~6,000円 8,000~15,000円

    洗濯機はメーカーや機種によってリサイクル料金が異なるため、依頼する前に一般財団法人家電製品協会家電リサイクルセンター(RKC)で該当する製品の料金を調べましょう。

    家電量販店は処分のみ依頼すると上記の値段の2倍くらいかかるため、不用品回収業者とあまり変わらないです。

    洗濯機を処分する時には事前に水抜き作業が必要です。

    <洗濯機の水抜き方法>

    1. 給水栓を締める
    2. 洗濯機の電源を入れて洗濯コースか洗浄コースを押す
    3. 運転開始30秒程度で停止する
    4. もう一度電源を入れて脱水コースを押す
    5. 脱水が終わったら給水ホースを外す
    6. 電源コードを抜く
    7. 排水ホースを外す

    機種によってやり方が違うこともあるので、説明書をよく読んで行ってください。

    プリンターの捨て方・料金

    プリンターは一辺の大きさが30cm以下であれば不燃ごみとして無料で処分できます。

    ある程度大きさのあるものは自治体または業者による粗大ごみ回収で処分可能です。

    製造から7年程度のプリンターならそこそこの値段で買い取ってもらえるので、リサイクルショップやネットも検討してみましょう。

     

    回収を依頼する場合の費用相場は以下の通りです。

    自治体 家電量販店 不用品回収業者
    300~1,000円 550~2,000円 2,000~5,000円

    それぞれ大きさや重さによって料金が前後します。

    プリンターを処分する前にスキャナー部分に原稿が残っていないか確認してください。

    また本体にスキャンデータが残っていると危険なので、事前にチェックし完全に削除してから回収に出しましょう。

    ちなみにインクカートリッジは普通のゴミとして出せず、家電量販店などの回収ボックスに捨てる方法が主流です。

    机(テーブル・学習机)の捨て方・料金

    机やテーブル、学習机は自治体または不用品回収業者に依頼します。

    買い取りに出しても引き取ってもらいやすいので、状態が良いものであればリサイクルショップやネットオークションに出すのもおすすめです。

    木製の机は解体すれば可燃ごみとして処分することもできます。

     

    回収する場合の費用相場は以下の通りです。

    サイズ 料金(自治体) 料金(不用品回収業者)
    折り畳みテーブル 300~1,000円 1,000~2,000円
    ダイニングテーブル 1,000~2,000円 1,000~3,000円
    パソコンデスク 500~2,000円 3,000~10,000円
    学習机 500~2,000円 3,000~10,000円

    サイズや机、テーブルの種類によっても料金が前後するのであくまで目安として参考にしてください。

     

    ちなみに机の解体して普通ゴミとして出す場合はこのような方法で行います。

    <机の解体方法>

    1. 引き出しなど外せるものは全て取り外す
    2. ドライバーを使ってネジを全て取り除く
    3. 接着部分をハンマー等で叩いて分解する
    4. 天板などサイズの大きな部品はのこぎりで細かく切る

    机は普通ゴミと粗大ゴミの2種類に分けて処分することも可能です。

    分別して処分すると自治体の回収であっても通常より安い費用で回収してらもらえます。

    パソコンの捨て方・料金

    パソコンはPCリサイクル法があるため普通ゴミや自治体の粗大ごみ回収には出せない電化製品です。

    ただし法律の規定により、パソコンは基本的に購入したメーカーが回収してくれます。

    パソコンの処分費用の相場は以下の通りです。

    種類 料金(PCメーカー) 料金(不用品回収業者)
    ノートPC 無料または3,000~5,000円 500~2,000円
    デスクトップモニター 無料または3,000~5,000円 500~3,000円
    デスクトップPC本体 無料または3,000~5,000円 1,000~4,000円

    リサイクルマークの入ったPCはメーカーで無料回収してもらえます。

    マークがなくても有料で引き取ってもらえますし、買い替えの時であればさらに安く処分することが可能です。

    ちなみにキーボードやマウスなどの周辺機器類は不燃ごみか、自治体の使用済み小型家電回収ボックスに捨てることができます。

     

    パソコンを処分する際には専用ソフトを使うか、ハードディスクを取り出して叩いて壊すなどして必ず中のデータを完全に削除しましょう。

    衣装ケース・プラスチックケースの捨て方・料金

    衣装ケースやプラスチックケースは自治体の粗大ごみ回収か民間の不用品回収業者を利用するのが一般的ですが、工具がそろっていれば解体して不燃ごみにすることもできます。

    回収の場合の処分費用は以下の通りです。

    種  類 料金(自治体) 料金(不用品回収業者)
    箱タイプ 200~300円 500~1,000円
    引き出しタイプ 300~500円 700~1,500円

    処分する時はフタや引き出しが開かないようにテープで止めておきましょう。

    解体して不燃ごみとして出す場合は手を切らないように軍手をしたうえで、ノコギリでひたすら小さくして袋に詰めればOKです。

    切りにくい場合は金づちなどを使ってある程度の大きさになるまで割るとさらに楽に作業できます。

    ちなみにプラスチックケースや衣装ケースは、状態が良ければ100~300円程度で買い取ってもらうことも可能です。

    カーペット(ラグ)の捨て方・料金

    カーペットやラグは自治体や民間の不用品回収を利用するか、自力で解体して可燃ごみとして出しましょう。

    ペルシャ絨毯やウールのじゅうたんは売りに出せば、高値で買い取ってもらえる可能性も高いです。

    回収を利用する場合の費用相場はこのような感じになっています。

    種  類 料金(自治体) 料金(不用品回収業者)
    カーペット 200~800円 500~3,000円
    ホットカーペット 200~1,000円 2,000~3,000円

    カーペットもホットカーペットも処分費用はそこまで変わらず、サイズによって値段が異なるのが特徴です。

    ちなみに解体して処分したい場合は、普通のカーペットやラグはそのまま小さく切って袋に詰めて捨てます。

    布部分に滑り止めがついていたり、レーヨンやアクリル、ポリエステルなどの繊維を使っているものは不燃ごみ扱いになるので要注意です。

    ホットカーペットは断熱線が入っていて、無理に切断すると感電などの危険があるため、解体処分は止めましょう。

    タンスの捨て方・料金

    タンスは自治体や民間の不用品回収に頼むのが楽ですが、解体して可燃ごみに出すこともできる家具です。

    状態が良ければ売ったり、譲ることもできます。

    タンスの回収費用の相場は以下の通りです。

    種   類 料金(自治体) 料金(不用品回収業者)
    高さと幅の合計が270cm以下 1,000~2,500円 3,000~6,000円
    高さと幅の合計が270cm以上 3,000~4,000円 6,500~10,000円

    タンスは高さと幅の合計で料金が変わります。

    自治体の回収は持ち運びをしてもらえないので、人手が限られている場合は不用品回収業者を頼んだ方が作業がほぼなくて楽です。

    工具がそろっていて時間や体力に余裕があるなら解体して可燃ごみとして出すこともできます。

    <タンスの解体方法>

    1. 引き出しを取り出す
    2. ネジや釘などを取り外す
    3. 戸があれば取り外す
    4. 板上から順番に外す
    5. ノコギリで木材を細かく切る
    6. 木材は可燃ごみ、ネジなどは不燃ごみに出す

    タンスの板を外す時は、天板から外していくとスムーズに解体することが可能です。

    一部だけでも解体すれば自力で運ぶことができるので、回収する時も楽になります。

    座椅子の捨て方・料金

    座椅子は買い取ってもらえる可能性は低いですが、回収費用が安いので自治体や不用品回収業者を使って処分してもらうのが良いです。

    また工具がそろっていれば解体して家庭ごみとして処分しても問題ありません。

    回収の場合の費用相場は以下の通りです。

    自治体 不要品回収業者
    200~800円 1,000~3,000円

    座椅子は一部のお店で新品を購入すると無料で引き取ってくれることもあります。

    解体処分する時は、裁ちばさみやカッターとともに鉄部分を切るためのノコギリなどの工具が必要です。

    布とスポンジ部分は可燃ごみ、鉄部分は不燃ごみで出しましょう。

    空気清浄機の捨て方・料金

    空気清浄機は自治体や粗大ゴミ回収業者に処分してもらうのが一般的ですが、30cm未満の小型機種であれば不燃ごみで出しても大丈夫です。

    製造から5年以内で状態が良く、大手メーカーの機種はリサイクルショップやネットオークションで買い取りしてもらえる可能性があります。

    回収の場合の費用相場は以下の通りです。

    自治体 不用品回収業者
    250~1,000円 1,000~3,000円

    空気清浄機を処分する時は給水タンクの水を抜き、部品が散らばらないように袋にまとめてから捨てましょう。

    棚・本棚の捨て方・料金

    棚や本棚は自治体か民間の不要品回収が楽です。

    木製やプラスチック製であれば解体して処分することもできます。

    メタルラックは分解がかなり大変ですが、買い取りしてもらいやすいのでお店に持って行くかフリマアプリなどに出品するのもアリです。

    回収の場合の費用相場は以下の通りです。

    自治体 不用品回収業者
    1,000~1,500円 3,000~15,000円

    本棚は一番長い部分の大きさによって回収費用が変わります。

    木製やプラスチック製の本棚を解体する時は、タンスの時と同じ要領でバラバラにすることが可能です。

    <本棚の解体方法>

    1. 引き出しを取り出す
    2. ネジや釘などを取り外す
    3. 戸があれば取り外す
    4. 板上から順番に外す
    5. ノコギリで木材を細かく切る
    6. 木材は可燃ごみ、ネジなどは不燃ごみに出す

    本棚は大きさによっては解体が難しいため、厳しいと感じたら回収してもらうようにしましょう。

    電子ピアノの捨て方・料金

    電子ピアノは解体が難しい反面、中古品でも需要が高くて買い取りされやすい品物です。

    買い手がつかない場合は自治体や民間の不用品回収業者に依頼するのが最適な処分方法になります。

    回収の場合の費用相場は以下の通りです。

    種  類 料金(自治体) 料金(不用品回収業者)
    キーボード 500~700円 3,000~5,000円
    通常の電子ピアノ 1,000~2,000円 5,000~10,000円

    キーボードと電子ピアノでは料金に差があります。

    ちなみに電子オルガン・エレクトーンといった大型のピアノは一般の粗大ごみ処分ができず、自治体の指定した業者か民間の不用品回収業者に依頼するしかないです。

    その場合の費用は15,000円前後となっています。

    ゴルフクラブの捨て方・料金

    ゴルフクラブを処分する場合も粗大ゴミとして自治体か業者による回収が必要です。

    ただ専門店で買い取りや下取りしてくれるところが多く、ブランド物や使用感があまりないものなら高値がつきます。

    ゴルフクラブを回収する場合はゴルフバック1つ+ゴルフクラブ14本を1セットにして料金を設定しているところが多いです。

    料金(自治体) 料金(不用品回収業者)
    ゴルフバック1つ+ゴルフクラブ14本 300~500円 3,000~5,000円
    1本追加ごとの費用 300~400円 0~1,000円

    お店によっては無料回収してくれるところもあるので、ゴルフクラブの処分に困ったりとりあえず専門店に相談するがおすすめになります。

    ガラスの捨て方・料金

    ガラス製品は不燃ごみに出すのが一般的です。

    ただ水槽やガラステーブルといった大きいものや重さがあるものは粗大ゴミになるので、自治体や不用品回収業者に依頼しましょう。

    ガラスは割れて飛び散りやすく怪我や周辺にあるものが傷つくので、自分で解体する方法はなるべく避けてください。

    回収の場合の費用相場は以下の通りです。

    種類 料金(自治体) 料金(不用品回収業者)
    板ガラス 300~1,000円 2,000~5,000円
    ガラステーブル 700~1,500円 3,000~8,000円
    水槽 400~800円 3,000~5,000円

    ガラス製品は種類によっても料金が大きく変わるため、処分したい品物によって自治体や業者の料金表を確認してから処分しましょう。

    自治体で粗大ゴミを回収するメリット・デメリット

    <ポイント>

    • 自治体で粗大ゴミを回収するメリットは費用が安いこと
    • 逆に時間がかかることや一度に大量の粗大ゴミを回収してもらえないデメリットもある
    • 民間の不用品回収業者なら自治体のデメリットを避けて確実に回収してもらえる

    自治体の粗大ごみ回収にはメリットとデメリットの両方があります。

    どちらも理解して自分に合った方法かどうか判断することも大事です。

    自治体が合わなくても別の方法で粗大ゴミを処分することができますが、なかでも民間の不用品回収業者を利用すると最もスムーズに処分することが可能です。

    メリット:安い

    自治体で粗大ゴミを処分するメリットは何と言っても費用が安いことです。

    小さい家具なら200~400円程度で処分でき、持ち込みにすれば無料や半額程度まで抑えることもできます。

    手間がかかる分、コストは最小限で済むのは自治体最大のメリットです。

    デメリット①:すぐに捨てられない

    逆に自治体で粗大ゴミを処分する場合、すぐに捨てられないのはデメリットになります。

    申込みから実際の回収日までは2週間程度かかるのが一般的です。

    3~5月の繁忙期になると人口の多い都市部では1ヶ月くらい待つ場合もあります。

    時間がかかることを前提に処分のスケジュールを組み立てて利用することが大切です。

    デメリット②:一気に大量の粗大ゴミを捨てられない

    自治体の回収では一気に大量の粗大ゴミを捨てられません。

    回収、持ち込みともに一度に出せるゴミの量が制限されていることが多いからです。

    また1年間もしくは一年度で出せる一世帯あたりのゴミの量や回数もあらかじめ決められている自治体もあります。

    引っ越しや大掃除で家具や家電を一式引き取ってほしいという人にはあまり向いていない方法です。

    自治体のデメリットを避けるには民間の粗大ゴミ回収業者もおすすめ

    時間やゴミの量など自治体のデメリットを避けるには民間の粗大ごみ回収業者をおすすめします。

    民間は正しい選び方で優良業者を見つければ、自分の都合や処分したいゴミの内容に合わせて柔軟に対応してもらうことが可能です。

    引き取ってくれるゴミの種類も幅広く、リサイクル法対象品もまとめて一気に片付けてもらえます。

    また当日の持ち運び作業や解体など面倒な作業も全て作業スタッフにおまかせして大丈夫です。

    自治体よりコストがかかるという人もいますが、粗大ゴミがたくさんある場合は詰め放題プランなどを利用すれば費用を抑えられるうえに、作業量などを考えれば民間でも十分お得に利用することもできます。

    民間の粗大ゴミ回収業者の費用相場などは以下の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

     

    \大量のゴミを捨てたい時は粗大ゴミ回収業者へ/

    まとめ

    <まとめ>

    • 粗大ゴミは一辺の長さが30cmか20ℓのゴミ袋の入らない大きさのものを指す
    • 自治体で処分する場合は回収か持ち込みの2種類あり事前申し込みが必須
    • 粗大ゴミの捨て方や料金は自治体やゴミの種類によって大きく異なるので必ず事前にチェックする
    • 自治体の粗大ごみ回収は安い反面時間や手間がかかるので面倒な人は民間の不用品回収業者がおすすめ

    長く使い続けたものだからこそ、処分もしっかり行いたいですよね。

    粗大ゴミ回収は頻繁に行う事ではないうえに自治体やゴミの種類によって方法が異なり面倒であるものの、いつか必ずやらなければなりません。

    自治体はもちろん、民間の粗大ごみ回収業者など様々な方法を上手に活用して、気持ちの良い粗大ゴミ処分にしてくださいね。

    \大型粗大ゴミは解体すると家庭ゴミで回収出来る?/

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