中小企業診断士の独学におすすめのテキスト2022年版|スケジュールや勉強法も解説!

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中小企業診断士は国家資格あり、試験は1次試験・2次試験・口述試験と3回、科目数も多いことから非常に難易度が高い資格です。

中小企業診断士を独学で勉強する場合、どのようなテキストがおすすめなのか、どういった勉強方法がいいのかなど、悩むことも非常に多いでしょう。

そこで今回は、中小企業診断士に独学で合格するためのおすすめのテキストや、勉強方法を紹介します。

しかし、確実に中小企業診断士の合格を目指すなら、テキストや動画講義、サポート体制も整った中小企業診断士の通信講座がおすすめです。

目次

中小企業診断士は独学では無理?合格は可能なのか

中小企業診断士は独学でも合格は可能ですが、かなり難しいです。

ハードルは高めですが、一定数の独学での合格者も輩出してることは確かです。

しかし、中小企業診断士の勉強範囲が広いため、初学者や効率の良い勉強方法を知らない人にとってはかなり難しい資格といえるでしょう。

具体的になぜ中小企業診断士が難しいのか、合格率や合格するための条件などを詳しく解説していきます。

  • 中小企業診断士の合格率は約4%
  • 合格には1,000時間もの勉強時間が必要
  • スケジュール管理が難しい
  • 最新の情報を得る必要がある
  • 2次試験は独学ではかなり難しい

中小企業診断士の合格率は約4%

例年、中小企業診断士試験をストレート合格ができる人はたった約4%と狭き門です。

中小企業診断士の勉強を開始して半年でストレート合格する方もいますが、10年以上もかけてようやく合格する方もいます。

その結果、中小企業診断士の試験を独学合格するのは突破することはとても難しいものだと言えるでしょう。

また、中小企業診断士の試験には「1次試験」「2次試験」「口述試験」があります。

【中小企業診断士の試験方式】

  • 中小企業診断士1次試験 … マークシート式
  • 中小企業診断士2次試験 … 全て記述式
  • 中小企業診断士口述試験 … 2次試験合格者のみ約10分間の面接試験が行われる

1次試験科目単体の合格率は約20%前後です。

中小企業診断士2次試験の記述式解答は、文章力と質問を正しく読み解く力も求められるため、独学者にはとても難しいポイントです。

口述試験の合格率は約90%といわれています。

合格には1,000時間もの勉強時間が必要

中小企業診断士に合格するために必要な勉強時間は、一般的に1,000時間程度と言われています。

各参考書や通信講座でも1,000時間前後の勉強時間を掲げています。

勉強時間が多い理由として、中小企業診断士の試験は範囲が広いためです。

中小企業診断士の1次試験は7科目で構成されています。

【中小企業診断士1次試験科目】

  1. 経済学・経済政策
  2. 財務・会計
  3. 企業経営理論
  4. 運営管理(オペレーション・マネジメント)
  5. 経営法務
  6. 経営情報システム
  7. 中小企業経営・中小企業政策

中小企業診断士は簿記に関する問題からITにわたり、勉強範囲がとても広いことが特徴です。

中小企業診断士の勉強時間は科目によっても異なる為、しっかり確認し、準備することが大切です。

スケジュール管理が難しい

1次試験には科目合格制度もありますが有効期間があります。

【1次試験合格時の有効期限について】

  • 1次試験全科目合格者は2年間2次試験を受験することができる
    (合格した年度と翌年度受験可能)
  • 1試験の科目合格の有効期間は3年間、合格科目の免除申請ができる
    (翌年度と翌々年度迄、合格した科目のみを免除申請可能)

1次試験で全科目合格や科目合格をしたとしても、一定のペースで学習を進めて2次試験まで合格しなくてはいけません。

中小企業診断士は試験に向けて、無理なく勉強スケジュールをたてることが必要になる試験です。

独学者が自分で勉強スケジュールを立て、その通りに勉強をしていくのはとても困難です。

折角1次試験合格してもペース配分が悪いと、中小企業診断士の1次試験を一から受けなおさなければいけません。

最新の情報を得る必要がある

法改正や制度変更によって中小企業診断士の学習内容が変わるため、最新情報が反映されているテキストで勉強する必要があります。

中小企業診断士の中古テキストで勉強してしまうと、間違った情報を勉強してしまい、いくら頑張って勉強しても無駄になってしまいます。

独学で勉強中に法改正があれば、テキストは買い直すが必要があり、法改正の情報も個々に収集しなくてはなりません。

2次試験は独学ではかなり難しい

中小企業診断士の2次試験は記述式のため、独学での勉強はとても難しいです。

過去問演習を繰り返し解いて学習したとしても、本当にこの回答方法で良いのか疑問を抱えたうえで学習することになります。

独学の場合、「どのようなポイントを押さえて回答すれば点数が伸びるのか」「どのように答えれば失点を最小限に抑えることができるか」など、自身で判断する事がとても難しいです。

中小企業診断士は独学でも合格は可能ですが、中小企業診断士の試験自体がかなり難しいことが分かったと思います。

独学よりも中小企業診断士の通信講座を利用することをおすすめします。

中小企業1次試験の独学テキストの選び方

中小企業診断士1次試験の独学テキストはどういう点に気を付けて選べばよいか、ポイントを2つ解説していきます。

【中小企業1次試験の独学テキストの選び方】

①論点の難易度や出題傾向がわかる
②最新版のテキストであるか

①論点の難易度や出題傾向がわかる

中小企業診断士1次試験は7科目と出題範囲が広いので、効率的に勉強を進める必要があります。

そのため、中小企業診断士1次試験の勉強に使うテキストは、論点の難易度や出題傾向が分かるようになっていると、勉強時間を効率的に使うことができるためおすすめです。

その論点の頻出度や難易度から、どの論点に学習時間を割けば得点につながるか見極めることができるようになります。

また、1次試験の合格基準は以下の通りです。

【中小企業診断士1次試験合格基準】

  • 総点数の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないこと
  • 科目合格基準は満点の60%

出題頻度の少ない問題に時間をかけるよりも、出題傾向の高いものを優先的に勉強することをおすすめします。

出題傾向の高い問題を高確率で正解できるようになれば合格は間近です。

②最新版のテキストであるか

中小企業診断士の勉強は、最新版の中小企業診断士のテキストを使うことをおすすめします。

年度の古いテキストや中古テキストの場合、制度改正や法改正等で内容が変わっている可能性があるからです。

制度の変わる頻度が低い科目の場合、中古(1~2年前)のものでも問題ない場合もあります。

しかし初学者の場合、制度改正などを把握をするのに時間がかかり、古い制度のまま覚えてしまっては得点につながりません。

最新のテキストには昨年度の試験傾向などの記載もあるため、最新年度のテキストを使用することをおすすめします。

中小企業1次試験の独学におすすめのテキスト本【2022年版】

ここからは、中小企業診断士1次試験の独学におすすめのテキスト本を紹介します。

【TAC出版】中小企業診断士 最速合格のためのスピードテキストシリーズ

中小企業診断士1次試験の独学の勉強には、通信講座を提供している資格の学校TACが出版している、「中小企業診断士最速合格のためのスピードテキストシリーズ」がおすすめです。

実際にTACの中小企業診断士講座で使用されている公式テキストで、通称・スピテキと呼ばれています。

そして、中小企業診断士の売り上げシェアNo1のテキストとなっています。

中小企業診断士試験の合格に必要な知識を科目別に凝縮してあり、図なども豊富に使われているため、初学者でも読みやすい内容になっておりおすすめです。

1冊1科目で、7冊展開されています。

【TAC 中小企業診断士最速合格のためのスピートテキストシリーズ】

  • スピードテキスト1 企業経営理論
  • スピードテキスト2 財務・皆生
  • スピードテキスト3 運営管理
  • スピードテキスト4 経済学・経済政策
  • スピードテキスト5 経営情報システム
  • スピードテキスト6 経営法務
  • スピードテキスト7 中小企業経営・中小企業政策

7冊すべて購入する事をおすすめします。

テキストの巻頭には、科目全体の体系図が印字されており、学習内容の概略が分かるようになっています。

体系図では各論点の関係性が、ポイントではこれから学ぶべき内容はわかるようになっているので、メリハリをつけて学習することができます。

テキスト内の特に重要な語句については太字で表示されており、補足参考のアイコンで補足的な解説も充実しています。

テキスト本文の欄外には過去5年間における本試験(第1次試験)の出題実績も掲載されており、横に「R元・1」や「H29・21」などの四角がいっぱいあるものは、出題傾向の高いものだとわかるようになっています。

ちなみにR元・1は令和元年の第1問においてテキスト該当箇所の論点、もしくは類似論点が出題されているということを意味しています。

設例では過去本試験でどのように問われたのか、何年に出題実績があるのか確認できるようになっています。

テキスト巻末にある出題領域表もおすすめポイントの1つで、本書の章立てに合わせて出題論点が一覧なっており、頻出の論点がひと目でわかるので効率的な勉強が可能です。

【TAC出版】中小企業診断士 最速合格のためのスピード問題集

前述でおすすめしたテキストと一緒に利用してほしいのが、同じく資格の学校TACが出版している「中小企業診断士最速合格のためのスピード問題集シリーズ」です。

各解説の冒頭に前述の『スピードテキスト』の解説箇所の表示があるので、テキストと問題集がしっかりリンクしています。

テキストとの反復学習がスムーズに行えるため、効率よく学習をすることが可能です。

問題集シリーズも1冊1科目で、7冊展開されています。

  • スピード問題集1 企業経営理論
  • スピード問題集2 財務・皆生
  • スピード問題集3 運営管理
  • スピード問題集4 経済学・経済政策
  • スピード問題集5 経営情報システム
  • スピード問題集6 経営法務
  • スピード問題集7 中小企業経営・中小企業政策

こちらもぜひ7冊とも購入しておきたい独学におすすめのテキスト本シリーズです。

基本的に左ページに問題文、右ページには解答・解説を掲載する見開きの構成なので、学習しやすくなっています。

解答・解説を隠せるこたえかくすシート付きなので、通勤・通学の移動時にも活用できます。

重要問題には★重要★マークがあり、どこを重点的に学習する必要があるかわかるようになっています。

出題傾向分析表もあり、どの項目が出題される可能性が高いがわかるようになっています。

スピードテキストの章とリンクされているので、問題集の解説で不足している分はスピードテキストでより深く理解を深めることがでるため、併せて購入することをおすすめします。

中小企業2次試験の独学テキストの選び方

中小企業診断士2次試験の独学テキストの選び方を3つ紹介します。

【中小企業2次試験の独学テキストの選び方】

①合格者の解答や解説がある
②1次試験の知識も載っている
③中古や古いテキストは買い替えるべき?

1つずつ詳しく見ていきましょう。

①合格者の解答や解説がある

2次試験は記述式試験のため、過去問を解いて解答が合っていたとしても、試験で実力を発揮するのはなかなか難しいでしょう。

初めて見る問題に対して、しっかり意図を読み解き、正しいロジックと正しい手順で解答を導き出す必要があります。

そのため、合格者の解答とその解答を導き出した経緯が、しっかりと解説されているテキストを選ぶことをおすすめします。

2次試験は1次試験とは違い、「読む、考える、書く」という事例解法ノウハウ・考え方が重要になります。

問題を解く考え方は全科目共通のため、1次試験のテキストは科目毎で分かれているものが多いですが、2次試験のテキストは全科目共通のことがほとんどです。

②1次試験の知識も載っている

2次試験の問題は、1次試験で問われた知識があることを前提として出題されます。

そのため、2次試験の勉強には1次試験復習は必須です。

1次試験の知識も載っているテキストをおすすめします。

問題集に2次試験の対策をあわせて行うようにしましょう。

③中古や古いテキストは買い換えるべき?

中小企業診断士2次試験を受ける場合、基本的には中古や古いテキストより最新のテキスト本をおすすめします。

しかし、「費用を抑えたい」「再受験組で以前のテキストをそのまま使いたい」、このような場合は利用しても大丈夫です。

ただし、以下2科目は最新のテキスト本を購入しなおすことをおすすめします。

【テキストを購入しなおしした方がいい科目】

  • 経営法務
  • 中小企業経営・政策

上記2科目は法改正で内容が変更になることが多く、該当年度の中小企業白書などの最新情報が必要になります。

反対に以下2科目は最新情報があまり重要視されていないので、少し古いテキストでも合格が狙えます。

【テキストを購入しなおさなくてもいい科目】

  • 経済学・経済政策
  • 財務・会計

中小企業2次試験の独学におすすめのテキスト本【2022年版】

中小企業診断士2次試験の独学におすすめのテキスト本を紹介していきます。

中小企業診断士2次合格者の中にあった全ノウハウ

2022年度版は2022/4/13販売予定です。

中小企業診断士2次試験を独学で勉強するためにおすすめしたいテキスト1冊目は、「中小企業診断士2次合格者の中にあった全ノウハウ」です。

著者は実際に中小企業診断士試験を合格しており、2次試験のノウハウ本になっています。

中小企業診断士2次試験当日、合格者の方々が実際にどのようなプロセスを経て解答を導き出したのか、ということを細かく収録したテキストです。

1科目80分という限られた時間の中で事例文を読んで、時間内に企業の事例に合わせた柔軟な解答をすることが学べます。

このテキストの良いところは事例毎にどんな知識が必要なのかまとめられていることと、不要・重要度が低い知識は記載されていない点です。

実際の合格者がどう考えたのか、問うことを主軸としているので、等身大のリアルな解答プロセスを勉強することができます。

また与件文の読み方・解き方・時間配分などの攻略まで、細かくアドバイスされているので、ぜひ一読しておくべきおすすめテキスト本の1冊です。

2次試験は設問に対し与件文の条件を基に解説していく試験なので、与件文の読み方をマスターする必要があります。

与件文を読みなれていないととても時間がかかってしまい、焦りから重要キーワードを読み飛ばしてしまったり、余計なキーワードに引っかかって論点がずれてしまうと、点数がもらえないこともあります。

与件文の読み方、キーワード発見力や罠ワード回避能力を高めてくれるおすすめテキスト本です。

ふぞろいな合格答案: 中小企業診断士2次試験

中小企業診断士の2次試験を独学で攻略のためにおすすめしたいテキスト2冊目は、「ふぞろいな合格答案: 中小企業診断士2次試験」です。

当書は、前年に中小企業診断士試験に合格した有志数名がまとめている書籍です。

ブログ内で有志の方たちのプロフィールや、勉強方法等も紹介されているので1度読んでみるのも面白いでしょう。

中小企業診断士の2次試験は試験本部から正解の解答が発表されません。

多くの2次試験対策テキストには著者や監修の方が、過去問題に対して独自の解き方や解釈ポイントを解説しています。

著者や監修の方によって、様々な解答手順が出回っていますが、このテキストでは「当日の生の解答とその評価(点数)」が紹介されています。

約300名の再現答案を分析し、合格+A答案に多く使われているキーワードをランキング化しています。

また合格者の「勉強法」や「当日の思考・行動」「再現答案」を詳細に解説されており、中小企業診断士の二次試験受験生のバイブル本ともいわれていることもありとてもおすすめです。

多年度受験生の失敗談ややってはいけない失敗談、お悩み相談コーナーもあります。

その他に合格者の身につけておくべきことや、過去問の演習時間等合格に向けて知っておいた方が良い情報が満載です。

中小企業診断士2次試験の筆記の試験時間は80分ですが、与件文は2000~3000字、解答は最大200文字前後の問題が6~7問も出題されます。

時間内に与件文を読み、解答を進めていかなければあっという間に試験終了です。

そこで重要になるのが「確固たる自分自身の解答プロセスを確立すること」です。

複数名分の解答が乗っているので、まずは自分が一番やりやすい解答プロセスをまねて問題を解いて、自分流の解答プロセスを確立することをおすすめします。

毎年6月頃、最新刊が販売されます。

1次試験合格者が1次試験終了後に購入することが多く売り切れになってしまうことがあるため、1次試験の手ごたえを感じているのであれば早めに購入しておくことをおすすめします。

中小企業診断士合格におすすめの勉強方法

中小企業診断士の独学で勉強するテキストが決まったら、次は中小企業診断士試験合格に向けて勉強するのみです。

中小企業診断士の難易度は非常に高いため、勉強方法はとても大切です。

ここからは、中小企業診断士合格に独学で合格するための勉強方法について解説していきます。

  • 勉強期間とスケジュール
  • 勉強する順番が重要
  • 過去問を問いて演習量に時間をとる

勉強期間とスケジュール

中小企業診断士を独学で合格するのであれば、最初に勉強スケジュール建てることがとても重要です。

個人差はありますが、中小企業診断士合格には1,000時間以上もの勉強時間が必要と言われています。

試験日まで1年、合計で1,000時間勉強すると仮定した場合

1000時間÷365日=2.7時間

1日約3時間近くの勉強時間が必要

仕事や子育て中となると、1日も欠かさず毎日3時間近く勉強するのはなかなか難しいです。

勉強を始める前に週単位で勉強スケジュールを考えましょう。

また、勉強できる時間を年計算で試算して、逆算して計画を立てるのも1つの方法です。

勉強スケジュールを立てずに「時間ができたら勉強する」という人は、圧倒的に学習量が足りていないことが多いです。

中小企業診断士試験を独学で合格するためには、あらかじめ勉強スケジュールを立てて、その時間を捻出するという取り組みが必要です。

スキマ時間も勉強できるような方法を確立すると、勉強時間を大幅に増やすことが可能です。

勉強する順番が重要

中小企業診断士を独学で勉強するには、勉強する順番も重要です。

全部で7科目ありますが、理解重視の科目と暗記重視の科目があります。

暗記項目は先に勉強しても忘れてしまうため、理解力が求められる項目を先に始めるのが良いと言われています。

また、2次試験との関連性が高い科目から進めると、何度も繰り返し復習する時間が取れるので良いでしょう。

勉強すべき科目の順番は以下の通りです。

【勉強すべき科目の順番】

  1. 企業経営理論
  2. 財務・会計
  3. 運営管理(オペレーション・マネジメント)
  4. 経済学・経済政策
  5. 経営情報システム
  6. 経営法務
  7. 中小企業経営・中小企業政策

1.企業経営理論は中小企業診断士の基本になる科目で、他の科目の土台にもなるため一番初めに勉強するのがおすすめです。

その後、2.財務・会計も習得するのに時間がかかる科目なので、序盤から始めると良いでしょう。

3.運用管理も「1.企業経営理論」「2.財務・会計」と並んで、中小企業診断士試験の中核を占める科目といえます。

中小企業診断士2次試験の事例Ⅲにも直結する内容であるため、こちらも早めに勉強を始めて何度も復習できるような調整を取っていきましょう。

過去問を問いて演習量に時間をとる

中小企業診断士の勉強はテキスト見るだけのインプット行っても、合格にはつながりません。

学習を進めていくうえで、中小企業診断士の過去問を解くのは重要です。

過去問を解くことで知識のアウトプットができ、問題を解くコツや感覚を身につけることができます。

そして、中小企業診断士試験は全体で6割以上の点数を取ることが出来れば合格です。

過去問の頻出論点に絞った学習をすれば、十分合格が狙えます。

過去問題集に慣れてきたら、きちんと時間を計って解いていく環境を作るのをおすすめしみあす。

本番では時間制限がありますので「1問あたり〇分まで」という点も意識して勉強するとより効果的です。

独学と通信講座どちらがおすすめ?

ここまで中小企業診断士を独学で合格する方法を紹介してきましたが、確実に合格したいのであれば通信講座がおすすめです。

なぜ中小企業診断士の勉強は独学よりも通信講座がいいのか、具体的に解説していきます。

  • 独学と通信講座の費用を比較
  • 独学のメリットデメリット
  • 通信講座のメリットデメリット

独学と通信講座の費用を比較

中小企業診断士を独学または通信講座を受講した場合の費用を比較してみました。

通信講座は安いことで定評のあるスタディングを参考にしています。

独学
(参考:TACテキスト)
▪中小企業診断士 合格への初めの一歩 1,650円
▪スピードテキストと問題集(全14冊)31,570円
▪第1次試験過去問題集(全7冊)11,550円
▪第2次試験過去問題集 3,300円
48,070円
通信講座
(参考:スタディング)
中小企業診断士 1次2次合格コース[2022年度試験対応] 48,400円
中小企業診断士 1次2次合格コース[2022+2023年度試験対応] 53,900円~80,300円
教育訓練給付制度 中小企業診断士 1次2次合格コース コンプリートコース[2022年度試験対応] 69,300円

※全て税込み

そこまで独学と通信講座を比較しても費用はそこまで大きく差はありませんが、通信講座は費用以上に独学にはないメリットが多数あります。

独学はテキストだけですが、通信講座はテキスト+Webテキストや講義動画、Web学習機能などが充実しているためおすすめです。

テキストを持ち歩かなくても隙間時間に勉強できることも大きなメリットです。

もしも分からない所があっても通信講座の場合、講師に質問できる制度が整っています。

独学では分からないところがあっても、自分で調べて解決するしかありません。

また、合格できなければ返金保証があったり、合格祝金がもらえる通信講座もあるため、独学よりも通信講座の方が金銭的なリスクが少ないです。

独学のメリットデメリット

中小企業診断士を独学で勉強するメリットは1つ、デメリットは4つです。

【独学のメリット】
①費用を若干安く抑えられる

【独学のデメリット】
①勉強スケジュールの管理が必要
②不明点を相談できる人がいない
③モチベーションの維持が難しい
④効率的に勉強するのが難しい

独学のメリットは費用が抑えられる以外なく、デメリットも多いことからおすすめしません。

しかも、費用を抑えると言っても、通信講座のコースによってはあまり大きな差はありません。

特に中小企業診断士初学者は、勉強スケジュールを立てることや試験に合わせて勉強すること、試験対策を立てるなどはとても難しく、貴重な時間が奪われてしまいます。

また、うまく勉強スケジュールを立てられたとしても、不明点でつまづいてしまい、なかなかスケジュール通りに勉強を進めるのは困難と言えるでしょう。

独学のデメリット全てが、モチベーション維持を妨げる要因となっています。

通信講座のメリットデメリット

中小企業診断士を通信講座で勉強するメリットは5つ、デメリットは1つです。

【通信講座のメリット】
①合格するための効率の良い教材が揃っている
②隙間時間に勉強できる
③勉強スケジュールの管理をしてくれる
④講義動画がある
⑤不明点を相談できる

【通信講座のデメリット】
①独学よりも費用がかかる

通信講座の唯一のデメリットは独学よりも費用がかりますが、通信講座のメリットを見ても分かる通り、合格するための効率の良いカリキュラムが組まれておりとてもおすすめです。

独学でデメリットだった部分が、通信講座では全てメリットとなっています。

独学ではテキストのみを買い揃えて自分で勉強を進めていきますが、通信講座ではテキストの他に様々なカリキュラムが用意されています。

特に講義動画と不明点を講師に聞くことができる点は、通信講座の大きなメリットです。

講義動画は初心者でも理解しやすく、不明点を聞くことで安心して勉強を進めることができます。

隙間時間でも勉強しやすいように工夫されているのも通信講座ならでは。

頑張って勉強して中小企業診断士の試験を受けても、合格できなければ意味がないので、確実に合格できる方法を選ぶのがおすすめです。

万が一、合格できなければ返金保証、受講期間の延長や割引価格で再受講でる通信講座もあるため、金銭的なリスクも少ないです。

反対に、合格特典として返金保証があるところや、合格祝い金などがもらえる通信講座もあります。

中小企業診断士の通信講座は多数あるため、比較し、自分にあった通信講座を選ぶことをおすすめします。

確実に合格したいのであれば
\通信講座がおすすめ

まとめ

独学でも中小企業診断士の合格は不可能ではありませんが、時間の確保や専門知識がないと、初心者にはかなり厳しいです。

中小企業診断士は非常に難易度の高い資格です。

そのため、中小企業診断士合格を目指すなら中小企業診断士の通信講座がおすすめです。

独学のメリットは「費用が抑えられる」のみですが、通信講座によっては費用差がない場合もあります。

独学ではデメリットだった項目が、通信講座ではメリットとなっており、充実した教材や講義動画で効率的に勉強を進めることができます。

合格すれば祝い金がある通信講座や、万が一合格できない場合でも受講期間が延長できる通信講座などもあります。

確実に合格を目指すのであれば中小企業診断士の通信講座がおすすめです。

確実に合格したいのであれば
\通信講座がおすすめ

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