安い除湿機おすすめランキング【2022】コスパ&性能良し!一人暮らし向けのコンパクトモデルも

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『除湿機は夏に使うものでしょ?』そう思われてる方も多いと思います。ですが、衣類乾燥や窓の結露対策など冬でも大活躍するんです

冬は天候が悪いと外干しができず、部屋の中でイヤなニオイが充満しがち。衣類は乾燥させたいけど衣類乾燥機は置きたくない方もいると思います。

一人暮らしだから必要ないと思われる方も含めて、おすすめの除湿機をコスパや衣類乾燥など目的別にご紹介します。家電販売店勤務22年の経験から見て、コスパの高いおすすめメーカーなど人気ランキング形式で見ていきましょう!

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除湿力抜群!衣類乾燥機能付きの安い除湿機おすすめランキング5選 一人暮らしにも◎コンパクトで安い除湿機おすすめランキング7選 アイリスオーヤマで人気の除湿機3選
目次

除湿方式の違いとは?

ポイント

除湿機は除湿方式によっていくつかのタイプに分かれます。

  • コンプレッサー式
  • デシカント(ゼオライト)式
  • ハイブリッド式
  • ペルチェ式

方式はこの4種類に分かれます。

それぞれに特徴があり、衣類乾燥に向いていたり、本体が小型で狭いところに入ったりと、使用場所と用途で選択します。

夏に強いタイプや通年使えるタイプもあり、自宅の使用状況よっても選択するタイプが変わるため、メリットとデメリットを確認しましょう。

それでは順に詳しく見ていきましょう!

除湿能力抜群で電気代が安いコンプレッサー式

コンプレッサー式

引用元:Panasonic

夏場に特に強力な除湿をしてくれます。動作としては機械の中で結露を起こして湿気を取るタイプ。

夏場暑い部屋でコップへ冷たい水を入れると、コップの周囲に水滴がつきます。

この原理を応用しているため、周囲の温度が低い冬には活躍しづらいのです。コンプレッサーを使用しているので音は大きめですが、消費電力はそれほどかかりません。

コンプレッサー式のメリットとデメリットはこちらになります。

メリット

  • 室温が高い時、特に強力に除湿してくれる。
  • 暑い時の1日の除湿能力が特に高い。
  • 電気代は安い部類に入る。

デメリット

  • タンクが大きめのため、本体も大きめになる。
  • 室温が低い時、結露しづらいため除湿能力が下がる。
  • コンプレッサーが入っているため、動作音がして音が大きく重い。

軽くて持ち運びやすいデシカント(ゼオライト)式

デシカント式

引用元:Panasonic

夏も冬も安定して使用できる通年タイプになります

除湿ローターにデシカント(ゼオライト)という水分を吸着する素材が入っており、ヒーターの熱で蒸発。熱交換機を通し除湿します。

コンプレッサー式に比べても部品点数が少なめで、タンクも小さめのため価格も安くなり本体も小型に。

ただ、ヒーターを使用しているので電気代は割高に感じるかもしれません。

デシカント(ゼオライト)式のメリットとデメリットはこちらになります。

メリット

  • 室温に関係なく除湿するので通年で使える。
  • ヒーターを使って水分にしているので音が小さい。
  • 本体が小さく軽いので、持ち運びしやすい。

デメリット

  • ヒーターを使用するため電気代は割高。
  • 一度、除湿ローターに吸着させてるので除湿量は少なめ。
  • 本体が小さいため、タンクも小さく入る量が少ない。

通年使える!いいとこ取りのハイブリッド式

ハイブリッド式

引用元:Panasonic

上記2つのコンプレッサー式とデシカント式を兼ね合わせたタイプになります

通年で使用することができ、外気温に合わせた運転モードを自動的に選択。そのため最も効率的な運転をしてくれます。

除湿量も高く、衣類乾燥モードが付いているものが多いです。いいとこ取りをしている以上、本体が大きく部品点数も多いため本体価格が高くなりがちなのがデメリット。

湿度や洗濯物を見るためのセンサーがいくつも付いており、お部屋の状態を賢く感知しています。

ハイブリッド式のメリットとデメリットはこちらです。

メリット

  • コンプレッサー式とデシカント式の良いとこどりのため、夏冬なく強力に除湿できる。
  • 除湿量大きいためタンクも大きくたくさん入る。
  • 各種センサーが付いているためお部屋の湿度を監視してくれる。

デメリット

  • コンプレッサー式とデシカント式のいいところ取りのため、本体価格が高くなりがち
  • いろいろと機械が入っているので本体重量が重い。
  • コンプレッサー動作時は運転音が大きく、ヒーター動作時は少し電気代がかかる。

コンパクトで静かなペルチェ式

ペルチェ式

引用元:Amazon

最近出てきた新しい除湿方式です。『ペルチェ素子』という電気を流すと片面が熱く、もう片面が冷たくなる素子を利用して除湿するタイプ

冷たくなると除湿できる原理が、ちょうどコンプレッサー式に似ていますね。周囲の温度より冷たい素子に湿気が集まり水滴になるので、その水滴をタンクに集めて除湿します。

本体価格が安くコスパの高い除湿タイプですが、除湿量がかなり少ないのがデメリット。押し入れや玄関先など限られたスペースを除湿するのに向いています。

ペルチェ式のメリットとデメリットはこちら。

メリット

  • 本体価格が安くコスパが高い。
  • 本体が小型で持ち運びできて狭い所にも置ける。
  • 電気代が安く、振動や音も少ない。

デメリット

  • 除湿量が自然の結露現象に近いため、とにかく少ない。
  • 周囲の温度が低いと結露が起きづらいため除湿に向かない。
  • 除湿量の少なさからメイン除湿機にはならない。

各除湿方式の特徴・メリット&デメリット比較一覧表

この4種類の除湿方式の特徴やメリットとデメリットと一覧表にしました。

方式 特徴 メリット デメリット 電気代
コンプレッサー式 夏に特に強く冬に弱い
  • 室温が高い時、特に強力に除湿してくれる。
  • 暑い時の1日の除湿能力が特に高い。
  • 電気代は安い部類に入る。
  • タンクが大きめのため、本体も大きめになる。
  • 室温が低い時、結露しづらいため除湿能力が下がる。
  • コンプレッサーが入っているため、動作音がして音が大きく重い。
安い(200W/h~400W/h程度)
デシカント式(ゼオライト式) 通年通じて除湿できる
  • タンクが大きめのため、本体も大きめになる。
  • 室温が低い時、結露しづらいため除湿能力が下がる。
  • コンプレッサーが入っているため、動作音がして音が大きく重い。
  • ヒーターを使用するため電気代は割高。
  • 一度、除湿ローターに吸着させてるので除湿量は少なめ。
  • 本体が小さいため、タンクも小さく入る量が少ない。
高い(500W/h~800W/h程度)
ハイブリッド式 通年通じて除湿できる
  • コンプレッサー式とデシカント式の良いとこどりのため、夏冬なく強力に除湿できる。
  • 除湿量大きいためタンクも大きくたくさん入る。
  • 各種センサーが付いているためお部屋の湿度を監視してくれる。
  • コンプレッサー式とデシカント式のいいところ取りのため、本体価格が高くなりがち
  • いろいろと機械が入っているので本体重量が重い。
  • コンプレッサー動作時は運転音が大きく、ヒーター動作時は少し電気代がかかる。
中間(200W/h~500W/h程度)
ペルチェ式 本体がかなり小型
  • 本体価格が安くコスパが高い。
  • 本体が小型で持ち運びできて狭い所にも置ける。
  • 電気代が安く、振動や音も少ない。
  • 除湿量が自然の結露現象に近いため、とにかく少ない。
  • 周囲の温度が低いと結露が起きづらいため除湿に向かない。
  • 除湿量の少なさからメイン除湿機にはならない。
最も安い(100W/h程度)

安い除湿機の選び方

除湿機の方式はご説明しましたが、安い除湿機の選び方についてお話ししたいと思います。

  • 便利機能で選ぶ
  • 衣類乾燥機能で選ぶ
  • 風向・風量調節機能で選ぶ
  • タイマー機能で選ぶ
  • 静音性で選ぶ
  • 空気清浄機能で選ぶ
  • 使用する場所で選ぶ
  • タンク容量で選ぶ

大きく8つの項目に分かれます。子供部屋や寝室といった、使用する場所によりどの機能を優先するか変わるため、設置環境を確認してください。

それではどのような基準になるか、順に見ていきましょう!

便利機能で選ぶ

やはり、使用して便利になる機能で選ぶというのは基になると思います!

次項で出ますが、衣類乾燥機能や空気清浄機能、消臭除菌機能などは特に人気が高い機能になります。

選ぶ機種の重量が重いときには、キャスター式だと持ち運ばずに転がせるのも便利ですね!

本体が小型であれば、押し入れや下駄箱に入れることもできます。

衣類乾燥機能で選ぶ

機種によっては『衣類乾燥モード』が付いているものがあります。本体から出ている乾燥した空気を、部屋干ししている洗濯物に当てることで速く乾かすことができます!

機種により異なりますが、約2kgの洗濯物を約2時間で乾燥させることもできます。わたしも販売の現場で、これを目的として除湿機を選ぶ方をたくさん拝見しました。

『脱衣所に衣類乾燥機を買うほどは使わないんだけど、除湿と同時に衣類乾燥もしたい。』というニーズにばっちり合うと思います!

風量・風向調整機能で選ぶ

衣類乾燥モードに通じていますが、除湿機から出ている風はとても乾燥しています。その風を部屋干し洗濯物に当てることで効率よく乾燥させます。

横幅約110cm、角度110度のオートで風向調整、弱・中・強の3段階で風量を調整したりと機種によってさまざま。

この風向調整は衣類乾燥以外にも役立ち、冬場の窓の結露抑制にも効率的に働きます。

どうしても冬場に窓の結露は起こります。結露は部屋のカビの原因になるため、多くの方がお悩みだと思います。

そんなときに、除湿機の乾燥した風を当てれば、結露を抑制することができます!

タイマー機能

タイマー機能は決まった時間運転して、自動的に停止してくれる機能。これは付いていることが多い機能ですが、小型タイプなどで一部付いていないため、注意してください。

衣類乾燥モードが付いていると乾燥したことを感知したら自動で止まるため、タイマー機能を有効にしなくても大丈夫です。夜間や出かけている間だけ、除湿してくれれば良いときに便利な機能です。

また、除湿機はタンクに水を溜めるため満水になれば自動で停まります。あふれると困りますからね!

静音性

どこで使用するかによって、許容できる音の大きさは変わるもの。どのくらいの音ならば気にならないかは人によりさまざま。

ですが比べると、一般的にヘアドライヤーの音が約100db(デシベル)となりますが、除湿機はハイブリット式で約50db(デシベル)と小さいものです。

デシカント式にいたっては約40db(デシベル)とさらに小さくなります。寝室の耳元に置かないならば気になるほどではありません

空気清浄機能

メーカーによっては除湿機でせっかく空気を循環しているのだから、空気清浄機能も付けちゃおう!という観点からか、空気をキレイにしてくれるものもでてきました。

どうしても部屋干し乾燥をすると、イヤなニオイが付く経験をした方も多いと思います。パナソニックでは”ナノイーX”という機能でニオイの元になる雑菌を抑制。ニオイが気にならなくなるならうれしいですよね!

アイリスオーヤマにはサーキュレーター機能付き除湿機もあり、部屋の空気循環を助けるモデルもあります。

使用する場所で選ぶ

除湿機にはエアコンと同じように、適用畳数というものがあります。同じ除湿機を使用しても、鉄筋住宅と木造住宅では気密性が違うため、木造11畳・鉄筋23畳といった表記になっています。

断熱性能や窓の大きさ、天井の高さなど家庭により違う点があるため、目安としてください。そのため使用する畳数よりもワンランク大きい除湿機を使用するのも良いと思います。

例えば、リビングや浴室、脱衣所とあちこちに持っていきたい場合、キャスター付きのモデルを選ぶと転がして運ぶことができ便利です。

そして玄関先や下駄箱の中、押し入れの中といった小さいスペースを考えているなら、小型除湿機という選択もあります。小型の物は使い捨ての除湿剤と比べても、再利用ができて環境にも良く経済的です。

このように、使用する場所により選ぶ除湿機の基準はおおきく様変わりするので、使用する場所を限定しましょう。

タンク容量で選ぶ

タンク容量は除湿機の連続運転時間に関係するため、大切な箇所です。大容量なほど長く運転できます!

除湿して溜まった水は、いっぱいまで溜まったら捨てないと除湿機が停止してしまいます。本体の大きさに比例して大きくなるため、本体が大きいほどタンクも大容量なことが多いです。

大きいものでは約5リットルもの大容量モデルもありますよ!

タンクは基本的にバケツのような構造をしており、外して流して捨てるだけなのですが、蓋が付いていたりフィルター類が付いていて捨てにくいものもあるため注意してください。

連続除湿

引用元:楽天

また、一部のモデルには本体に直接ホースを差して、浴室などへ連続排水できるモデルもあります。くれぐれも排水口よりも低い位置へ排水してください

連続運転する場合、時間ごとにホースが外れていないかなどチェックしたほうが良いでしょう。無人で動かす場合、ホースの曲がりや傷、折れには気をつけてください。

除湿力抜群!衣類乾燥機能付きの安い除湿機おすすめランキング5選

衣類乾燥機能は除湿機を選ぶうえで、主目的とされるほどに大切な機能です。

そのために除湿機から出る乾いた風を、衣類に向けて当てる機能が重要。風向きや角度が広いと、部屋干ししている衣類にしっかりと風が当たり速く乾きます。

さらに衣類が乾燥しているかを判断するセンサーが付いており、衣類の状態を常にチェック。無駄なく衣類乾燥できますね。

それでは衣類乾燥機能に注目して、おすすめの安い除湿機を見ていきましょう!

1位 三菱 MJ-M120SX(コンプレッサー式)

三菱の衣類乾燥機で部屋干し機能を強化したモデル。ルーバーの範囲が特に広く、左右で100°上下で160°の範囲に風を送ります。下に置いた靴を乾燥させるのにも役立ちますよ。

ルーバーの中央に、三菱独自のセンサー(ムーブアイ)が付いて衣類の乾き残りを感知。生乾き部分に集中して送風を行い乾かします。それにより乾燥時間が短くなり、動作時間が短くなるため省エネにつながります!

三菱はキャスター付きで移動もラクラク、ホースをつないでの連続排水にも対応しています。

2位 コロナ CD-H1821(コンプレッサー式)

コロナ独自のツインコンプレッサー式で音を抑えます。小さいコンプレッサーを2つ使用することで動作音を軽減させてくれます。

ルーバーの風向きも上下左右に幅広く動かせますが、「集中モード」で狭い範囲を、「後方スイングモード」で離れた位置に乾燥した風を送ることができます。

消費電力は若干上がるものの、冬に弱いコンプレッサー式の弱点を補うヒーターを併用した乾燥モードも付いています。

3位 三菱 MJ-PV250SX(コンプレッサー式)

一日の定格除湿量がズバ抜けて高いモデルです。コンプレッサーにインバーター搭載することで、よりパワフルになりました。湿気を含んだ風が本体内で効率的に通過することで、さらに効率よく除湿できるように。

「冬モード」という風量を上げて、コンプレッサー式の苦手な気温の低い日もしっかり除湿します!もうひとつのコンプレッサー式の苦手な音も改善。弱モード/エコモードの際には約34㏈という静音性も達成しています。

このモデルもキャスター付きで移動もラクラク、ホースをつないでの連続排水にも対応しています。

4位 パナソニック F-YHUX120(ハイブリッド式)

左右のルーバーを2分割して、左右でルーバーの動く速さを変えました。それにより洗濯物に揺らぎを付けて、しっかりと内部まで乾燥できるようになり衣類乾燥が居力に。

さらに衣類乾燥でうれしいのが「ナノイーX機能」。パナソニックのエアコンや空気清浄機をはじめ、いろいろな物に付いている機能です。

空気中にナノイーXイオンを放出し、ニオイの元、浮遊菌、浮遊ウィルスを抑制します。室内干しのイヤなニオイに直接働きかけて軽減させてくれます!

、たばこやペットのニオイも軽減できるため、ニオイを気にする方に特におすすめですよ。

5位 シャープ CV-NH140(ハイブリッド式)

シャープのプラズマクラスターの歴史は古く、大学での実証実験も終了しているものです。効果としてはニオイや菌の抑制効果、ウィルス抑制にも効果があります。もちろん部屋干しのニオイにも効果はばっちり!

以前のモデルよりも前向きに前傾したルーバーが進化。それにより6通りの干し方に対応できる風向になりました。(ワイド真上干し・2段ワイド干し・2段干し・床置き干し・スポット送風・衣類消臭)

ハイブリッド式としては十分な除湿量があり、キャスターも付いて移動ラクラク、ホースを付けての連続運転にも対応しています。

衣類乾燥機能付きの安い除湿機比較一覧

ではここまでの、衣類乾燥付きの安い除湿機ランキングを一覧表にしました。

メーカー 型番 定格除湿能力 タンク容量 本体サイズ(高さ×幅×奥行)(cm) 対応畳数(木造/鉄筋)  消費電力(W) 本体重量 タイマー(入り/切り)
三菱 MJ-M120SX 12リットル 3.0リットル 53.4×36.0×21.0 53.4×36.0×21.0 325 13.5kg 〇/〇
コロナ CD-H1821 18リットル 4.5リットル 57.0×26.5×20.2 57.0×26.5×20.2 280 12.5kg ×/〇
三菱 MJ-PV250SX 24.5リットル 5.5リットル 63.0×41.0×29.9 63.0×41.0×29.9 415 17.9kg 〇/〇
パナソニック F-YHUX120 9リットル 3.2リットル 58.3×37.0×22.5 58.3×37.0×22.5 225 13.9kg ×/〇
シャープ C-NH140 11リットル 3.6リットル 64.5×36.5×23.5 64.5×36.5×23.5 275 15.0kg ×/〇

一人暮らしにも◎コンパクトで安い除湿機おすすめランキング7選

一人暮らしには除湿機なんて必要ないとお思いの方もいるかもしれません。

しかし、洗濯物を外に干すことができる住環境ばかりではありません。さらに一人暮らしだと浴室とキッチンが隣接していたり、クローゼットの中も湿気が多かったりします。

そんなとき小さい除湿機があれば湿気を抑えて快適に過ごすことができますよ。

そんな環境に適した小さくてコスパの高いおすすめ除湿機ランキングはこちらです。

1位 コロナ CD-S6321(コンプレッサー式)

コンプレッサー式でこのコンパクトな本体はすごい!一人暮らしで使うには十分な除湿能力で、部屋干しの衣類をしっかり乾かします。キャスターは付いていませんが本体重量は軽く、力の弱い方でも持ち運びやすくなっています。

小型本体のため、ルーバーの横範囲は若干狭いものの、上下方向には95°のオートワイドスイング。小さくても衣類乾燥を感知する「おまかせモード」だと乾燥したら自動停止し、「速乾モード」では常時強運転でしっかり乾燥します。

ホースをつないでの連続排水にも対応しています。

2位 パナソニック F-YZUX60(デシカント式)

本体の小ささを追求したため、タンク容量は2.0リットルとちょっと少なめ。ただ、通年使用のデシカント式だから1日の乾燥量は少なくても、毎日使いたいという一人暮らしにおすすめ。

ナノイーXも付いているのでニオイやウィルス抑制もOK。さらに花粉ケア、ニオイケア、サニタリー(浴室、脱衣所)ケアと3つのモードを搭載して、衣類乾燥以外の除湿にもしっかり対応しています。

3位 シャープ CV-N71(コンプレッサー式)

シャープのコンパクト除湿機で、設置面積がほぼA4サイズの除湿機です。シャープのプラズマクラスターを搭載しています。脱衣所のバスマットなどに付着したカビや雑菌の増殖を抑制できます。

約45°で下向きに送風できるため、バスマットに直接乾燥した風を送れ、浴室や脱衣所で大活躍!

キャスター付きで移動もラクラク、ホースを差して連続排水にも対応しており、コンプレッサー式なのでコンパクトでも除湿量はバツグン!

4位 センタック QS-101(ペルチェ式)

センタックというメーカーは、家電製品だと灯油ポンプやお風呂用洗濯機ポンプ、照明器具の部品を作っているメーカーです。

100V電源を使用するため、延長コードなどで電源を取る必要があります。本体がコンパクトでシンク下や押し入れの中、クローゼットの中などどんな所でも設置しやすいサイズです。

除湿量は梅雨、秋雨のときで2~3日でタンクがいっぱいになる程度。市販の除湿剤に比べて約80倍の除湿量があります!

5位 dretec(ドリテック)JY-100WT(ペルチェ式)

ドリテックはキッチンタイマーやミキサー、ブレンダーといったキッチン家電から歩数計などのメディカル家電まで、幅広く小型家電を作っているメーカーです。除湿機はこのモデルが初めてですがデザイン性が良いです!

本体が小型でデザインも良いため、玄関先や寝室に常時設置しても良いですね。ACアダプターで電源を使用するのでコンセントは近くにある必要があります。

6位 ベルソス VS-552(ペルチェ式)

ベルソスは、主に海外商品の輸入代理店のメーカーです。なので商品自体は海外製のものになり、日本製ではないためご注意ください。商品としてはペルチェ式なので小型でデザインも悪くないため、寝室や玄関などスペースの無いところに丁度ちょうど良いです。

ペルチェ式の基本である消費電力の低さや音の静かさはクリアしています。白を基調としたデザインは部屋に合わせやすいため、除湿機を置きたいけど変なデザインは困るという方にピッタリではないでしょうか。

7位 amadana HD-144(ペルチェ式)

amadanaはデザインをメインに行っているメーカーで、コーヒーカップからオーディオ機器までクラウドファンディングなどを通じて、次々と商品化しています。電卓やカセットコンロなどかっこいいデザインが魅力!

デザインから除湿機を作るというのは珍しいかもしれません。小型ペルチェ式ならではの設置場所である押し入れやクローゼットのすき間にバッチリ。タンクは手前から引き出せるため、奥手に設置しても取り出しやすい。

コンパクトで安い除湿機比較一覧

それではコンパクトで安い除湿機を一覧表にしたのでご覧ください。

メーカー 方式 型番 定格除湿能力 タンク容量 本体サイズ(高さ×幅×奥行)(cm) 対応畳数(木造/鉄筋) 消費電力(W) 本体重量 タイマー(入り/切り)
コロナ コンプレッサー式 CD-S6321 6.0リットル 3.0リットル 53.3×17.0×36.5 7畳/14畳 190 8.3kg ×/〇
パナソニック デシカント式 F-YZUX60 5.6リットル 2.0リットル 45.9×17.8×35.7 7畳/14畳 285 6.0kg ×/〇
シャープ コンプレッサー式 CV-N71 6.3リットル 2.5リットル 57.5×31.5×23.5 11畳/23畳 250 12.5kg ×/〇
センタック ペルチェ式 QS-101 0.25リットル 0.84リットル 28.6×12.6×9.6 35 1.4kg ー/ー
dretec ペルチェ式 JY-100WT 0.2リットル 0.45リットル 22.8×14.0×14.0 0.9kg ー/ー
ベルソス ペルチェ式 VS-550 0.75リットル 1.5リットル 30.5×23.0×14.0 75 2.3kg ー/ー
amadana ペルチェ式 HD-144 0.36リットル 0.79リットル 25.5×11.0×25.5 60 1.7kg ー/ー

アイリスオーヤマで人気の除湿機

コスパの良い家電製品で話題になりつつあるアイリスオーヤマ。ここまで登場していませんでしたが、アイリスオーヤマも除湿機をしっかり出しています!

空気清浄機能が付いたりサーキュレーター機能が付いたりと、他のメーカーとは一線を画した商品が出ていますので、3選をランキングにしてご紹介します!

1位 IJD-150(デシカント式)

 

除湿と一緒にサーキュレーターで洗濯物に揺らぎを付けて、衣類乾燥を助けてくれます。普通の除湿機でも扇風機を併用することで効率を上げることはできるが、1台で両方をやってしまおうという便利屋さん。

2.0kg相当の洗濯物なら95分で乾燥させることも可能。サーキュレーターは90°70°50°とふり幅が選択できるので衣類に直接当ててあげるとより早く乾きます。

2位 ICJP-J160(コンプレッサー式)

 

空気清浄機能が付いた除湿機。空気清浄機能も適用面積20畳なので、除湿と合わせて運転すれば湿度と空気清浄を両方管理できます。デジタルパネルで湿度と室温が一目でわかるので便利。

PM2.5や花粉、ほこりもキャッチできるHEPAフィルターが付いているので本格的な空気清浄ができますよ。ホースをつないでの連続排水にも対応しています。

3位 IJC-H65(コンプレッサー式)

 

コロナのコンプレッサー式の物より、もうひとつコンパクトに作ってきた製品。タンク容量も少し小さくなってはいるものの、コンプレッサー式のため除湿量は十分にあります。コスパが高いのにルーバーの自動スイングも付いて衣類乾燥もOK。

2.0kgの洗濯物であれば110分で乾燥可能な除湿量があり、小型のため浴室や脱衣所の乾燥にも活躍できます。

アイリスオーヤマで人気の除湿機ランキング比較一覧表

アイリスオーヤマの人気おすすめ除湿機ランキングを一覧表にしたのでご覧ください。

型番 方式 定格除湿能力 タンク容量 本体サイズ(高さ×幅×奥行)(cm) 対応畳数(木造/鉄筋) 消費電力(W) 本体重量 タイマー(入り/切り)
IJD-150 デシカント式 5.0リットル 2.5リットル 64.0×28.7×23.4 6畳/13畳 590 7.8kg ×/〇
ICJP-J160 コンプレッサー式 14リットル 5.0リットル 65.9×38.4×28.3 20畳/40畳 240 18kg ×/〇
IJC-H65 コンプレッサー式 5.5リットル 2.5リットル 535×20.4×31.9 7畳/14畳 162 9.7kg ×/〇

安い除湿機のおすすめメーカーはココ!

ここまで上げてきました各種除湿機。それぞれのメーカーで特徴があるので見ていきましょう。

パナソニック

パナソニックはハイブリッド式とデシカント式の除湿機を作っているメーカーです。なんといっても「ナノイーXイオン」が特徴。

イヤなニオイやウィルス抑制に効果があります。小型で通年使えるデシカント式は重量が軽くて扱いやすいのが◎。ハイブリッド式はしっかり除湿能力を使いたい時に。

三菱電機

三菱電機はコンプレッサー式のみを生産しています。除湿量に特化したメーカーと言えるでしょう。除湿パワーは業界ナンバーワン!

インバーター搭載で細かく湿度コントロールをしてくれたり、ムーブアイで衣類を検知して上手に乾燥してくれます。

冬モードが入って10℃以下でもしっかり除湿ができるようになっています。

コロナ

新潟県三条市で生産している日本メーカーです。コンプレッサー式を生産しているメーカーで、ツインコンプレッサーとして音の小さい除湿機を作っています。

Hシリーズは冬モードがあり、ヒーター温風を使って10℃以下になると、ヒーターを併用した強い運転ができるようになっています。

アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマはコンプレッサー式とデシカント式の除湿機を作っています。後発ゆえの利点を生かし、コスパが高く価格は安い除湿機を生産しています。

また、サーキュレーターや空気清浄機などを兼ねる製品をだして特徴を出してきています。

しっかりした性能のわりに本体が安いため、コスパ重視の方に特に人気です。

靴や棚の中も除湿できる?

ペルチェ式の除湿機なら、棚の中へ入れても全く問題はありません。しかし、電源コードは引き込む必要があります。

そこで、電源が必要ないタイプの除湿機があると便利だなぁ、とあなたも思いませんでしたか?使い捨ての除湿剤がそれにあたるのですが、ちょっとおもしろい商品が出ましたのでご紹介します。

Yoitas Y203-001W  コンパクトミニ除湿機

ベース部分で乾燥して、除湿したい場所に本体を置いておくだけ。中に入っているのはオレンジ色のシリカゲル剤。お菓子の除湿剤に使われているものですね!

それが湿度を吸収するとだんだん黒くなります。それをベースに戻して加熱乾燥。するとシリカゲル剤の湿気が抜けてオレンジ色に戻り再使用できます。

シリカゲル剤に吸湿しているので、音もしませんがタンクもありません。置くだけなので棚の中や車の中、納戸やタンスでも良いですね!

繰り返し使用できるため環境に優しい製品になっています。シリカゲル剤の入っている本体は別売りもあり、交互に使用も可能です。

除湿機が安く買える時期っていつ頃?

せっかく買うなら少しでも安く買いたいもの。これは誰しもそうだと思います。

家電量販店経験者としてわたしがおすすめする時期は、ズバリ決算時期です!

現在のお店は大半が半期決算を採用しています。3月と9月がそれにあたります。その時期になると、「決算セール」というのぼりを見たことがありませんか?

そのときは半期ごとの売り上げ確定のため、かなり大きなセールをするのでおすすめです!

型落ちモデルも検討してみる

もうひとつの時期があります。除湿機であれば、メーカーによっても差はありますが、だいたい春先に新商品に更新されます。

そのときに新商品ではなく、ひとつ前の商品を狙ってみるのが良いでしょう。ただ、人気のある商品の場合は新商品が出る前に売り切れるため、注意が必要です。

パソコンやスマホは技術の進歩が速く、1年も経つとまったく別物のような性能になっていることがあります。しかし、除湿機はそうではありません。

確かに進歩はしているのですが、1年程度では微々たる差なことが多いです。それなら、1年落ちでも安く買えるのならアリだと思います。

除湿機が安く買えるお店はどこ?

除湿機を買う上で選択肢はいろいろあると思います。そのなかで大きなものはこちらになります。

  • 家電量販店
  • ドン・キホーテ
  • オンラインショップ

家電量販店

家電量販店で買うメリットはその製品の詳しい実情を聞けるということです。店員さんはそのメーカーの営業職の方と話しており、多少ツッコんだことも聞いて知っています。

「このメーカーの除湿機と、カタログ上は似てるんだどどの辺りが違うの?」や「結局前のモデルとどこが変わったの?」といった聞きづらいことまで聞いているかもしれません。

こういった情報は店舗ならではだと思うので、ぜひ店頭で確認してください。除湿機や季節商品の担当者さんなら大丈夫です!

もうひとつは不具合が起きた時にプロに見てもらえるということ。自分の使い方が悪かったり、設定が悪かったりで性能が十分に発揮できないこともあります。

そのときにプロに見てもらえば解決できるかもしれません。

量販店によって制度は違いますが、延長保証制度に加入したらさらに安心ですね。

ドン・キホーテ

おそらく日本で一番有名なディスカウントストアですね。こちらも除湿機は扱っていますし、たしかに安いです。扱っている商品も多いですから比較もできますね。

さらに電化製品以外の雑貨なども多く目移りしてしまいます。ドン・キホーテで買うメリットはやはり価格でしょう。同じ製品であっても他で買うより安い!

メーカー保証1年は付いていますので、1年以内の故障は大丈夫です。

PBの「情熱価格」×アイリスオーヤマコラボも

ドン・キホーテのプライベートブランドで「情熱価格」というものがあります。

除湿機ではアイリスオーヤマとのコラボでDDA-DK20というモデルがあり、「情熱価格」のなかでは唯一の除湿機です!

ドン・キホーテとアイリスオーヤマのコラボで作られたプライベートブランド。デシカント式の除湿機で通年使用に対応します。タンク容量の2リットルで自動停止するので、電源をつけっぱなしでも大丈夫。

デシカント式のため動作音もとても静か。約34㏈で寝室においても気にならないレベルです。

オンラインショップ

オンラインショップは価格の安さにかけてはドン・キホーテにも引けを取りません。

しかし、ネットの世界のことですから、お店に関しては玉石混合であることは間違いありません。

では、どうすれば安心できるのか?オンラインショップの中でも実店舗のある店舗が安心できます。

ヤマダ電機やヨドバシカメラ、ビックカメラにジョーシンデンキと大手の家電量販店はすべてオンラインショップも運営しているため、サポートも安心ですね!

安く買う時期も店舗とほぼ似ているため、決算時期と春先のモデルチェンジの時期を狙うと良いでしょう。

最近ではリユースという形で、中古品の販売をしている業者もいるのでホームページは注意して見てくださいね。

中古を購入する場合の注意点

中古品を購入すること自体は悪くないと思います。ただし、除湿機は水がからむ商品です。どうしても内部にカビが発生する恐れがあります。

購入する際には製造年月日の確認とニオイを確認してください。内部まで清掃している業者さんなら安心ですが、外観では分解清掃しているかまではわかりません。

中古品であれば価格が安いと思いますので、使い捨てにする覚悟であれば問題無いと思います。

除湿機の電気代を節約!

除湿機の電気代を抑えるためにはどうしたいいのでしょう?

わたしはお手入れが一番の近道だと思います。家電製品の寿命を延ばすことにもつながりますので、お手入れは頑張りましょう!

こまめなお手入れがカギ

除湿機は空気を取り込んで放出しています。そのため、背面にはフィルターが付いていてほこりが溜まります。背面を掃除機で吸い取ったり、ウェットティッシュで拭いてあげてください。

また、2週間に1度吸気カバーを外して、中のフィルターを掃除してください。それで吸気部分は大丈夫です。

タンクは1週間に1度、水を捨てて中をから拭きしてください。その際、排水口が見える機種であれば異物が無いか確認してください。排水口が詰まっていると水漏れの原因になります。

まとめ

除湿機は1年を通じて活躍する場所がいっぱいありますよね。

湿気の多い時期はもちろん、少ない時期も衣類乾燥や浴室、脱衣所の乾燥に役立ちます。

また、小型であれば押し入れやクローゼットなど狭い範囲の除湿に大助かり!

住んでいる地域や住宅環境によって使う除湿機は変わりますが、1年を通じて除湿機を使うとより快適になるのは間違いありません。

今回の記事は

  • 除湿機の除湿方式の違い
  • 安い除湿機の選び方とその基準
  • 衣類乾燥に向いた除湿機ランキング
  • 一人暮らしに向いた除湿機ランキング
  • 安い除湿機メーカーのおすすめ
  • 除湿機に関するQ&A

という内容でお送りしました。

安い除湿器の選び方のポイントとして、使う場所を明確にするということがあると思います。なんでも「これ一台でできちゃう」のも便利ですが、お値段が高くなりがち。

それでしたら使う場所を、「衣類乾燥」や「窓の結露対策と浴室、脱衣所の乾燥」というようにしぼるのが良いです。

湿度が低いと雑菌やウィルスが繁殖しやすく、湿度が高いと壁紙が傷んだりカビが繁殖しやすくなります。これらを防ぐためにも、除湿機を活用して適度な湿度を保ちましょう!

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