FX(Foreign Exchange)とは、「外国の通貨を取引する金融商品」です。
基本の取引は「日本円で外貨を買い、買った時よりも値が上がったら売る」というシンプルなもの。通貨を取引するので、1ドルが100万円になったり10円になってしまうような可能性は限りなく低い確率です。また、株式や債券などの金融商品と比べても安い手数料や、証拠金が“0”にならないような仕組み(ロスカット)などもあります。
※ロスカットルールがある場合でも、相場の状況によっては証拠金以上の損失が発生することもあります。
「為替レートの差額」や「金利の差」で利益を出すことができるのがFXです。
為替レートの差額で取引する例として、「1ドル=100円」の時、10,000円で100ドル買うという事例をみてみます。
円安で「1ドル=110円」になったとすると、 持っている100ドル は11,000円になり、「1,000円」の利益を出すことが出来ます。反対に、円高で「1ドル=90円」になると、 持っている100ドルは 9,000円になり、「1,000円」の損失となります。
※為替レートはあくまでも一例です。実際の相場とは異なります。
金利差(スワップ金利)で取引する例として、日本の金利が0.1%でオーストラリアの金利が2.0%の時、オーストラリアドルを買うという事例をみてみます。この場合、日本とオーストラリアの金利差は、「2.0%−0.1%=1.9%」です。 オーストラリアの通貨を保有している期間は、ずっと「1.9%」の金利をコツコツと増やすことができるのです。
※スワップ金利は一例です。実際のお取引では、金利情勢に伴いスワップポイントは日々変動します。
※FXは元本や利益が保証されたものではありません。損失が生じるリスクもあります。