ピルを飲むと避妊できるの?
ピルの妊娠確率ってどのくらい?
避妊目的でピルの服用を考えている方にとって、ピル服用時の妊娠の確率がどのくらいなのかは、気になるところですよね。
また、飲み忘れたらどうなるのか、どの種類のピルを飲めば良いかなど、避妊のためのピルの情報をまとめていきます。
ピルの服用への不安や疑問の解決の手助けになると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
ピルを服用中は妊娠しない?
内服の避妊方法といえば、「ピル」が最初に思いつきますが、ピルを服用中は妊娠しないのでしょうか?
結論から言うと、正しくピルを服用していても妊娠の可能性は0%ではありません。
さらにピルの服用方法を間違えれば、妊娠の確率も上がってしまいます。
避妊目的でピルを服用するのであれば、避妊のための正しい服用方法を守らなければなりません。
正しくピルを服用・使用した場合の妊娠確率、ピルの飲み忘れなど間違えた服用・使用した場合の妊娠確率について、詳しくみていきましょう。
ピル服用中の妊娠の確率
ピルを正しく服用した場合と、ピル飲み忘れた場合の妊娠確率を比較してみましょう。
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妊娠確率 | |
ピルを正しく服用した場合 | 0.3%(避妊効果99.7%) |
ピルを飲み忘れた場合 | 8%(避妊効果92%) |
参照元:低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(2023年6月30日現在)
「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版)」(日本参加婦人科学編)によると、正しくピルを服用・使用していた場合の妊娠確率は約0.3%です。
つまり、避妊効果は99.7%となります。
この数字をみると、かなり効果の高い避妊方法といってよいでしょう。
しかし、100人に0.3人は妊娠したということですから、やはり「確実に妊娠しない」とは、言い切れないようです。
このように、正しくピルを服用しているので「避妊はこれで大丈夫!」と安心している方もいらっしゃると思いますが、「絶対に妊娠しない」ということではないということを頭に置いておきましょう。
ピルを飲み忘れた場合の妊娠の確率
一方、ピルの飲み忘れがあった場合の妊娠確率は約8%になっています。
避妊効果は92%となり、7.7%妊娠確率が上がってしまうという結果がでています。
こちらは、100人に8人が妊娠したということになりますから、ピルは正しく服用することが、とても大切だということが明らかになっています。
2日以上飲み忘れてしまった場合は、避妊効果が薄れてしまうので、他の避妊方法と併用するのが望ましいです。
正しいピルの服用方法としては、飲み忘れの他にも、避妊目的のためのピルの種類や、休薬期間など、知っておきたいことがさまざまあります。
ご自身の身体を守るためにも、ピルについて、知識を付けておくことは大切です。
正しいピルの知識を得ること、正しいピルの服用方法を知ることが、望まない妊娠を防ぐための方法となります。
では、避妊目的の場合のピルの種類や服用のタイミングについて、詳しく解説していきましょう。
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避妊目的には低用量ピル
一般的に、避妊目的のためにピルを飲む場合は、低用量ピルが処方されます。
低用量ピルは、2種類のホルモンが配合された経口避妊薬で、ホルモンバランスを調整することで、避妊の他にも、生理不順やPMSの改善、肌荒れなどにも効果が期待できる薬とされています。
ここでは低用量ピルの、避妊のための正しい服用方法を解説していきます。
低用量ピルを飲むタイミング
低用量ピルを正しく服用するためのタイミングは、3つのケースが考えられます。
【低用量ピルを飲むタイミング】
- 生理の初日に合わせて飲み始めるケース
- 生理が始まった日曜日に合わせて飲み始めるケース
- 生理周期に合わせず飲み始めるケース
生理の初日に合わせて飲み始めるケース
生理の初日に飲み始めるタイミングを合わせる場合の、ピルの服用時間については、生理が始まってから24時間以内に服用開始すれば良いので、毎日忘れず飲める時間帯を自身で設定してスタートしましょう。
就寝中に生理が始まったという場合も、24時間以内であれば翌日を飲み始めとすれば大丈夫です。
基本的に低用量ピルは1シート分を1日1錠、服用していくので、決まった時間やシチュエーションなど習慣化することが、飲み忘れの防止につながります。
ピルを飲み始めて避妊効果が期待できるまでの日数を調べたところ、生理が始まってから5日以内にピルを飲み始めることで、飲み始めた日から避妊効果が期待できるとされている場合と、ピルを飲み始めて7日以降に避妊効果が期待できるとされている場合がありました。
避妊効果に関しては、はっきりと言い切れませんが、3つのケースの中では、このタイミングでの服用が一番効率的だといえそうです。
生理が始まった日曜日に合わせて飲み始めるケース
生理が始まった週の日曜日を飲み始めるタイミングとする場合、飲み始めから7日以降から避妊効果が期待できます。
そのため、ピルを飲み始めても、1週間ほどは他の避妊方法と併用してください。
低用量ピルは、1シート28日周期で構成されており、シートにもわかりやすく曜日や数字が入っているものが多いです。
日曜日がお休みという方は、時間に余裕もあると思うので、ピル服用のリズムを組み立てやすく、飲み忘れにの防止にもなるのでおすすめです。
生理周期に合わせず飲み始めるケース
生理不順など、生理の周期が不安定な方は、飲み始めのタイミングが設定しずらいです。
そのような場合は、生理周期とは関係なく、出血が始まったらピルを飲み始めてみましょう。
この場合の避妊効果が期待できるのは2週間が経過してからと考えた方が良いです。
その間は、他の避妊方法と併用してください。
生理不順のため、服用開始のタイミングに迷ってしまう方、また、飲み始めてみたものの、服用のタイミングに不安がある場合などは、専門医に相談することをおすすめします。
いずれにせよ、不安が残る場合は、2週間ほど他の避妊方法と併用するのが安心ですね。
低用量ピルは1シート28日周期を飲み終わると、2シート目からはそれぞれのピルの設定周期に合わせて飲み始めます。
28錠タイプの低用量ピルの場合は、1シート(28日)飲み終わったら、続けて2シート目を飲み始めます。
21錠タイプの低用量ピルの場合は、1シート(21日間)飲み終わったら、7日間の休薬期間後が、2シート目の飲み始めとなります。
低用量ピルを継続して服用することで、生理周期も避妊効果も安定しすることが期待できそうです。
飲み忘れのないよう、規則正しい生活にも気を遣えると、尚良さそうですね。
低用量ピルの休薬期間
21錠タイプの低用量ピルの休薬期間とは、どのようなものなのでしょう?
休薬期間とは、その名の通り低用量ピルの服用を休むということです。
低用量ピルの服用中は、薬によってホルモンバランスを調整しているので、休薬期間を持つことで、本来の体の状態に整えていきます。
低用量ピルの服用、休薬期間を繰り返すことで、乱れていた生理周期が安定することも期待できるようです。
服用のタイミングからみて、排卵が終わったころに休薬期間となりますので、避妊の効果がなくなる心配はありません。
【21錠タイプの休薬期間】
上記でも記載したように、1シートが21錠タイプの低用量ピルの休薬期間は、1シート(21日間)飲み終わったら、7日間、薬を飲むのをストップします。
休薬期間が明けたら、2シート目を飲み始め、この繰り返しになります。
【28錠タイプの休薬期間】
では、28錠タイプの低用量ピルは、なぜ薬を飲み続けるの?と考えてしまいますが、28錠タイプの低用量ピルの、22錠目から28錠目の7日間分の薬は「偽薬」の服用となるのだそうです。
なるほど、「偽薬」を飲み続けることで、薬の飲み忘れを防げるようになっているのですね!
もちろん、飲まなくても効果に変わりはありません。
しかし、間違えて低用量ピルの服用期間中に、間違えて「偽薬」を飲んでいた!なんて失敗もないとはいえません。
低用量ピルのシートには、わかりやすく曜日や数字が入っているので、間違えず順番に飲んでいくことが大切ということですね。
低用量ピルは、休薬期間を守らないと、生理トラブルになる可能性が高いそうです。
また、休薬期間の前後で薬の飲み忘れがあると、妊娠の確率が上がってしまうということなので、注意が必要です。
トラブル防止、妊娠の確率を下げるためにも、低用量ピルの服用タイミング・休薬期間は正しく守ることが重要ですね。
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ピル服用時にも避妊具との併用がおすすめ
ピルの妊娠確率に関しては、上記で述べてきましたが、一般的に知られている避妊方法は、他にもあります。
特に服用するものではなく、避妊具の装着による避妊方法は、女性が使用する「避妊リング」男性が使用する「コンドーム」が知られています。
ピルの服用に併用して、避妊具を使用することのメリットとしては、
- 妊娠確率が下がる
- 性感染症を防ぐ
この2つがあげられます。
では、メリットについて詳しく解説していきましょう。
妊娠確率が下がる
低用量ピルと避妊具の妊娠確率を比較してみましょう。
【使用開始1年間の妊娠確率】
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理想的な使用 (正しい使用法) |
一般的な使用 (間違えた使用法) |
1年間の継続率 | |
低用量ピル | 0.3% | 8% | 68% |
コンドーム | 2% | 15% | 53% |
避妊リング | 0.1%〜0.6% | 0.1%〜0.8% | 78%〜81% |
避妊なし | 85% | 85% | ー |
引用元:口避妊薬の使用に関するガイドライン(2023年6月30日現在)
コンドームは、もっとも一般的に使用されている避妊具といえますが、間違えた使用法(装着のタイミングや、不良品・破れなどのリスク)の場合は、15%と妊娠確率は上がっています。
しかし、低用量ピルとコンドームを併用することで、妊娠確率を下げることはできます。
避妊なしの場合の妊娠確率は85%ということですから、妊娠を望まないのであれば、避妊はとても重要です。
ピルを飲んでいるからと、安心せず、パートナーにも協力してもらいましょう。
避妊リングはいずれも妊娠確率は低く、確率的には優秀な避妊具といえます。
しかし、子宮内に異物を入れるのですから、デメリット要素も多く、女性の負担が大きい避妊法ではあります。
もし、パートナーが避妊への協力に積極的でないのであれば、低用量ピルと、避妊リングの併用は妊娠確率を下げるのに有効でしょう。
低用量ピルは、正しく服用できれば、妊娠確率も低く効果的ですが、低用量ピルと他の避妊具を併用することで、妊娠確率をさらに下げることができ、もしもの場合の保険にもなりますので、おすすめの避妊方法となります。
性感染症を防ぐ
装着型の避妊具、コンドームや避妊リングと低用量ピルを併用することのメリットとして、妊娠確率を下げることと、性感染症を防ぐことがあげられます。
避妊を考えた上でのお付き合いである以上、お互い思い合って理解することが必要ですよね。
性感染症を防ぐためには、コンドームの使用は常識的といえます。
避妊に対して正しい方法をきちんと知り、理解し、望まない妊娠をしないように対処することは、とても大切なことです。
正しい避妊が、お互いの信頼関係となると良いですね。
以上のことからも、ピルの服用時でも、他の避妊具との併用をおすすめします。
ピルの避妊効果が低くなるケース
ピルの飲み忘れによる妊娠の確率のリスクについては解説しましたが、正しく飲んでいても低用量ピルの避妊効果が低くなるケースがあります。
- 嘔吐・下痢・脱水症状が続く場合
- 薬の飲み合わせが悪い場合
- 個人輸入のピルを服用した場合
ピルを飲んでいるから安心だと、これらのケースの妊娠リスクに気付かずにいた方もいるかもしれません。
きちんと低用量ピルの避妊効果が得られるように、これらのケースを解説していきましょう。
嘔吐・下痢・脱水症状が続く場合
まず、薬の成分が正しく吸収されない原因として、嘔吐や下痢、脱水症状が続いている場合が考えられます。
ピルを服用してから2時間以内に嘔吐や下痢、脱水症状があった場合は、服用したピルの成分が吸収されない可能性が高いため、新たに1錠を飲み直したほうが安心です。
症状が軽く、嘔吐や下痢、脱水症状が治っている場合は、そのまま服用を継続しましょう。
嘔吐や下痢、脱水症状を起こしたのが、ピルを服用してから2時間以上過ぎている場合は、予定通り翌日に服用してください。
しかし、嘔吐や下痢、脱水症状が続くようであれば、ピルの服用は一時停止して、症状が治まってから服用を再開させましょう。
その場合は、飲み忘れた時と同様に、避妊効果は得られない可能性が高いので、他の避妊方法と併用するようにしてください。
薬の飲み合わせが悪い場合
薬の飲み合わせが悪い場合も、ピルの避妊効果が正しくあらわれない可能性があります。
また、一緒に飲んではいけない薬もあるようなので、持病など薬の服用がある方は、医師に相談の上、服用するようにしましょう。
稀ですが、サプリにも飲み合わせが悪い場合があるようなので、薬やサプリの服用に関しても、医師に相談した方が安心ですね。
薬の飲み合わせが悪いと言っても、身体に変化がなければ、ピルの効果について気付くことはできません。
このような場合も、他の避妊方法との併用は有効だということがわかります。
個人輸入のピルを服用した場合
最近では、簡単にインターネットで薬やサプリが個人輸入で入手することができます。
避妊目的のピルも海外では市販化されているものもあるので、ドラッグストアで簡単に手に入れることができます。
病院での診断や処方が面倒だったり、時間がないという方が個人輸入品を利用しているようです。
海外の低用量ピルは、比較的安く手に入れることができるので価格の面でも魅力的なのかもしれませんが、安いピルには偽物も出回っている可能性があります。
また、低用量ピルの種類によっては、薬が身体に合わない方もいるので、きちんと診療を受け自分に合った低用量ピルを処方してもらいましょう。
もし、通院する時間が取れないのであれば、オンライン診療ができるクリニックの利用がおすすめです。
オンライン上の診療ですが、専門医の診療を受けることができます。
服用前や服用中も、心配なことがあればいつでも相談もできるので、安心して継続できます。
不安な時はアフターピル
低用量ピルを服用していても、飲み忘れや、避妊効果が低くなるケースなど、「今日はなんとなく不安だな」「ホントに大丈夫かな?」という時もあるのではないでしょうか?
そんな時に助けてくれるのが、「アフターピル」です。
アフターピルは、緊急避妊薬と呼ばれる妊娠回避のための薬です。
性行為後に服用することで、避妊効果を期待することができます。
海外では市販化されているアフターピルですが、日本では市販化されていないため、医師の診療・処方が必要となります。
緊急避妊薬ということですから、性行為の度に服用する薬ではありません。
あくまで、避妊に失敗した場合や、失敗した可能性のある場合に、服用する緊急の避妊薬となります。
副作用がある場合もあるので、医師に処方してもらい正しく服用してください。
アフターピルを飲むタイミング
アフターピルの避妊効果を得るには、薬の種類によりますが、性行為から72時間〜120時間以内に服用する必要があります。
なるべく早く服用することで、妊娠確率が下がるので、性行為後に医師に処方してもらう場合でも24時間以内に服用できるように、診察を受けたいところですが、病院に行く時間がない場合など、タイミング良くアフターピルを手に入れるのは難しいかもしれません。
そんな時に便利なのが、オンライン診療です。
予約からピルの配送まで、オンラインで完結できるので、隙間時間を利用し、自分の予定に合わせてアフターピルを受け取ることも可能でしょう。
注意点としては、服用後に副作用がでた場合、嘔吐や下痢をおこす可能性があります。
「ピルの避妊効果が低くなるケース」と同様に、服用から2時間以内に嘔吐や下痢を起こした場合は、アフターピルの避妊効果が低くなってしまう恐れがあるため、アフターピルを飲み直す必要があります。
低用量ピルのように、毎日飲み続ける薬ではないので、医師の診療時に、副作用について確認し、上記のような副作用があった時のために、吐き戻し防止の薬や、予備の薬も処方してもらうなど、医師と相談の上、対応できるように心がけましょう。
アフターピルの妊娠確率
アフターピルは、なるべく早く服用することで、妊娠確率を下げることができます。
服用のタイミングによる妊娠確率をみてみましょう。
【服用のタイミング別の避妊率】
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服用タイミング | 避妊率 |
24時間以内 | 約99% |
24時間〜48時間 | 約98%〜99% |
48時間〜72時間 | 約97%〜99% |
72時間〜96時間 | 約75%〜98.9% |
参照元:ulipristal(2023年6月30日現在)
このように、アフターピルの避妊率は高く、妊娠確率でいうと、性行為から24時間以内で1%、48時間以内で1%〜2%となり、72時間以内でも、1%〜3%となっています。
予定日に生理が来れば、避妊できたと考えられます。
しかし妊娠確率は低いですが、性行為後の服用ですので、3週間経過後、念のため妊娠検査薬で妊娠の確認はすることをおすすめします。
避妊への心配は、低用量ピルの飲み忘れに限らず、コンドームが傷ついてしまった、コンドームを付けたタイミングが不安など、気を付けていても心配なことは起こり得ますよね。
そんな時に「アフターピル」の服用に対する知識があれば、慌てず対応できるでしょう。
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ピルの処方におすすめのオンライン診療
では、避妊に効果的なピルはどこで買えるのでしょうか?
一般的には、婦人科を受診し、医師に処方してもらう方法があります。
しかし、避妊目的のピルの処方は、治療目的ではないし、保険も適応されません。
もっと簡単に処方・購入できる方法はないのでしょうか?
そこでおすすめなのが、オンライン診療です。
最近では、オンライン診療を行うクリニックが増え、ピルを扱うクリニックでもオンライン診療でのピルの処方が可能となっています。
ピルのオンライン診療は、診療からピルを受け取るまで、すべてオンラインで完了することができます。
【ピルのオンライン診療の手順】
- オンラインで診療予約をする
- 予約日時にオンライン診療を受ける
- 医師にピルの処方をしてもらう
- オンライン上で支払いを完了
- ピルが配送される
オンライン診療を受けるクリニックが決まったら、まずは診療の予約をして、予約日時にオンライン診療を受けます。
問診のタイミングはクリニックによって、予約時または、オンライン診療時に記入しておくので、オンライン診療にかかる時間は、15分から30分ほどみておけば大丈夫です。
短時間なので仕事の隙間時間や、家事の合間に受診することができますし、スマホやタブレット、パソコンがあれば、どこでも受診可能です。
オンライン診療が終わり、ピルが処方されたら、支払い・配送の手続きまでオンライン上で完結することができます。
以上のように、オンライン診療では、誰にも会わずに好きな時間に、好きな場所で受診することができるのです。
また、価格面でもお得なプランが組まれており、通常より安く手に入れられる場合が多いようです。
診察料やピルの価格、送料まで、ピルの購入にかかる費用は、ホームページで確認できるので、事前に比較もできるのは、オンライン診療の大きなメリットですね。
【オンライン診療がおすすめの人】
- 忙しく病院に行く時間がない人
- 少しでも安くピルを購入したい人
- ピルの服用を知られたくない・通院したくない人
オンラインとはいえ、専門医の診療を受けられるので、安心感もあるおすすめのピルの入手方法です。
それでは、オンライン診療のクリニックの中でもおすすめの「DMMオンラインクリニック」のサービスや特徴を詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
DMMオンラインクリニック
引用元:DMMオンラインクリニック
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低用量ピル | アフターピル | |
値段 |
|
|
送料 | 550円(税込) ※定期便の場合は送料無料 |
550円(税込) |
診察料 | 無料 | 無料 |
オンライン診療時間 | 平日:8:00〜22:00 土・日:8:00〜21:00 ※年末年始を除く |
平日:8:00〜22:00 土・日:8:00〜21:00 ※年末年始を除く |
最短発送日 | 最短当日発送 | 最短当日発送 |
詳細 | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら |
(2023年6月30日現在)
DMMオンラインクリニックは、DMMグループが運営するオンライン診療のプラットフォームサービスです。
診療は、提携先の医療機関が行なっているので安心できます。
低用量ピル、アフターピルの他にも、超低用量ピル、ミニピル、中用量ピルを扱っており、目的に合わせた、女性の悩みに対応できるピルの処方が受けられます。
【DMMオンラインクリニックの特徴】
- 続けやすい安心の価格とわかりやすい料金プラン
- 待つ必要なし最短当日到着の配送サービス
- 自宅やオフィス、好きな場所で受信が可能
- 「ISMS認証」を取得、安心のセキュリティシステム
低用量ピルは、定期便プランが1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月となっており、単月で購入するよりお得な価格設定となっています。
低用量ピルだけでも第1世代から第4世代まで、全9種類の扱いがあり、上記の表の価格で購入できる低用量ピルは、「マーベロン」「シンフェーズ」「トリキュラー」「アンジュ」があります。
初回は処方したピルが身体に合っているか様子をみるため、2シートまでの処方となっており、3シート目からは問題がなければ、定期便を購入できるようになっています。
医師と相談しながら、自分に合った種類の低用量ピルを処方してもらえるので安心ですね。
アフターピルは、「エラ」と「ノルレボ/レボノルゲストレル(ジェネリック)」の2種類があります。
「エラ」は120時間以内の服用で避妊効果が有効、「ノルレボ/レボノルゲストレル(ジェネリック)」は72時間以内の服用で避妊効果が有効とされています。
DMMオンラインクリニックのオンライン診療は、自宅でも、オフィスでも、スマホやタブレット、パソコンがあれば好きな場所で受診することができます。
オンラインで予約から処方まで、すべてが完結できるので、忙しい人には嬉しいメリットですね。
DMMオンラインクリニックは配送も迅速で、最短当日発送はもちろんですが、希望があれば当日到着のバイク便サービス(別途料金)を利用することもできます。
アフターピルのように、「少しでも早く飲みたい!」という場合には、助かるサービスとなっています。
受け取りも、自宅やオフィス、コンビニへの配送にも対応しているので大変便利です。
また、セキュリティ面も万全で「ISMS認証」を取得しており、セキュリティ性の高い情報管理システムが採用されています。
※ISMSとは「Information Security Management System」の略語で、日本語では「情報セキュリティマネジメントシステム」つまり、情報を適切に管理または運用するための仕組みという意味です。
「ISMS認証」を取得しているということは「機密性」「完全性」「可用性」の3要素が満たされている情報セキュリティシステムであるという証明になります。
オンラインでのプライバシーに関わる診療内容なので、安心のセキュリティ対策は嬉しいですね。
アフターフォローも継続され、診察料も無料と良心的なので、気になることは気軽に相談できそうです。
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ピルの妊娠確率についてよくある質問
初めて避妊目的でのピルの服用・使用を考えている方は、ピルの妊娠の確率など、ピルの服用にはわからない点や、不安な点が多いのではないでしょうか?
ここでは、ピルの妊娠確率や服用に関する、よくある質問と、その答えを紹介していきます。
Q:ピルの種類で妊娠確率は変わる?
A:避妊目的のためのピルの服用による妊娠確率は、低用量ピルで0.3%(正しい使用法)、アフターピルで1%(性行為から24時間以内の服用)となっています。
あくまでアフターピルは「緊急避妊薬」ですので、妊娠確率は、低用量ピルを正しく服用できているかで変わってくるといえるでしょう。
妊娠確率を下げるためには、医師と相談の上、自身に合った低用量ピルを選ぶこともポイントです。
「21錠タイプ」「28錠タイプ」休薬期間のことも考え、忘れず正しく服用できるのはどちらのタイプなのか、低用量ピルの中でも、どれが自分に合っているのかなど、継続して服用していく薬なので、見つけていけば良いでしょう。
さらに、妊娠確率を下げるのなら、他の避妊方法、避妊具との併用がおすすめです。
Q:どのくらいで飲み忘れになる?
A:2日以上(2錠以上)飲み忘れた場合は、排卵が再開されるので、継続してピルを服用しても避妊の効果は下がってしまいます。
一旦、ピルの服用をストップし、次の生理が始まるタイミングを待ちましょう。
ピルの服用を再開して7日間服用を続けるまでは、他の避妊方法を使用してください。
1日の飲み忘れであれば、忘れた分のピルを服用し、その日の服用時間が来たら、その日の分のピルをいつも通りに服用してください。
気付いた時間がいつもの服用時間に近い場合は、2錠を同じ時間に飲んでも問題ないです。
ピルを飲み忘れてしまっても、正しく対処できれば、妊娠確率も維持することができます。
Q:ピルは何歳から飲める?
A:ピルは生理が始まったら(初潮から6ヶ月経過後)服用できる薬です。
生理が始まる10歳〜12歳の少女から、閉経を迎える50歳くらいまでの女性が服用できますが、40歳を超えた頃から血栓症のリスクが増えるので、服用には注意が必要です。
10代の学生でも医師の診断を受け処方された場合は、服用することができます。
低用量ピルは避妊目的の服用の他にも、ホルモンバランスの調整や生理痛の緩和が期待できる薬です。
高校生くらいになると、身体の変化に伴い、生理痛がひどくなる人も見受けられますので、そのような悩みがある場合も、医師に相談してみましょう。
但し、クリニックによってピルの処方には年齢制限が設けられている場合や、保護者の同意が必要な場合があるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
Q:ピルに副作用はある?
A:低用量ピル・アフターピルともに、服用による副作用には次のような症状があげられます。
-
- 吐き気
- めまい
- 頭痛
- 倦怠感
- 不正出血
どのような薬も、副作用は個人差や体調によっても変わってきます。
症状が出ない場合もあれば、軽い症状、重い症状さまざまです。
但し、嘔吐してしまった場合は、避妊効果が薄れてしまう可能性があるので、早い段階で飲み直すなどの対応が必要ですが、副作用によるものであれば、医師へ相談することをおすすめします。
アフターピルの副作用は、基本的には24時間以内に収まるとされていますが、胃腸が弱い方は、診療時に吐き戻し予防の薬も処方してもらえるか担当医に確認してみましょう。
低用量ピルは副作用の症状が現れても、3シートを飲み終わったころにはホルモンバランスが整うことで、症状も落ち着いてくるようなので、医師に相談しながら様子をみるようにしましょう。
但し、不正出血が3シートを飲み終わっても続く場合や、出血の量や回数に不安を感じた場合は、副作用以外の原因も考えられるので、医師に相談してください。
Q:ピル服用中の飲酒はダメ?
A:低用量ピルの服用と、飲酒について飲み合わせが悪いということはないようです。
飲酒によってピルの妊娠確率に変化があるといことはなさそうですが、お酒を飲んで酔っ払ってしまい、「ピルを飲むのを忘れてしまった」となれば飲酒が飲み忘れの原因となってしまいますよね。
そんな可能性がありそうな場合は、飲酒の前にピルを飲んでおくのが得策です。
ピルを飲み忘れることで、継続していた避妊効果が薄れてしまいますので、心配な方は事前対策をとっておきましょう。
アフターピルに関しては、副作用が出やすくなる可能性があるため、服用前後の飲酒は避けた方が良いようです。
Q:アフターピルを2錠飲めば妊娠確率は下がる?
A:アフターピルを2錠以上服用しても、避妊効果に変わりはありません。
アフターピルを複数服用することは、身体にとって負担となってしまう可能性がありますので、処方された服用錠数を守り、安全に服用するようにしましょう。
Q:ピルの服用は将来の妊娠に影響あるの?
A:避妊薬であるピルを飲み続けることで、妊娠しにくい身体になるという可能性はないとされています。
ピルの服用を中止し、妊活に入ったとしても妊娠への影響はありません。
今は妊娠を考えていないが、「将来的には子供を授かりたい」と思っている方も安心して、ピルの服用を続けられます。
まとめ
この記事では「ピルを服用中は妊娠しない?飲み忘れたらどうなるの?確率やタイミングまで詳しく紹介!」としてピルの妊娠確率、服用のタイミングや飲み忘れの対応など、避妊目的のピルについて詳しく紹介してきました。
- ピルは服用中でも妊娠の可能性はある。
- ピルを飲み忘れたら避妊効果は下がってしまう。
- 低用量ピルの妊娠確率は正しく服用すれば0.3%。
- 低用量ピルの服用は28日周期、休薬期間を正しく設ける。
- アフターピルの妊娠確率は性行為から24時間以内なら1%。
- アフターピルの服用タイミングは、早い方が避妊効果が高い。
- 低用量ピルと避妊具の併用で、妊娠確率を下げ、性感染症を防ごう。
- ピルの処方には、価格がお得で好きな時間に好きな場所で受信できるオンライン診療がおすすめ!
ピルを服用することで、妊娠の確率は下げられますが、「妊娠しない」と安心することはできません。
望まない妊娠とならないように、ピルの正しい使用法を守り、避妊具を併用することが大切です。
オンライン診療を受診することで、忙しい女性も好きな時間に、好きな場所でピルの処方を受けられます。
オンラインで全て完結できるオンライン診療には、継続しやすい価格や、迅速な配送サービスなど、メリットも多く、おすすめのオンラインサービスです。
パートナーとの信頼と協力で、自分に合った正しい避妊方法を実践していきましょう!
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