近年ブームになっている「キャンプ」。
テレビなどでもキャンプ特集をやっていたりして、初めてみたいと考えると人も増えてきて注目されています。
なかでもソロキャンプは気軽に始められて、空いた時間に出来ることからやっている人も多いです。
しかし、やったことのない人にとって、ソロキャンプには何が必要なのかよくわからないもの。
そこでここでは、
「ソロキャンプに何が必要なのか?」
「どんなキャンプ装具がおすすめなのか?」
などを紹介します。
- ① 360°全ての画面撮影ができる!
- ② コンパクトで軽く携帯に便利!
- ③ スマホで楽しめる!
ゼロから始めるソロキャンプ道具(ギア)選びのコツ
キャンプの話を聞いていると、よく耳にする「ギア」という単語がありますが、そもそもキャンプギア(アウトドアギア)というのはなんのことを指すのでしょうか?
ギアと聞くと、機械と思ってしまう方もいるかもしれませんが、キャンプで言われるギアとは簡単に言うと「キャンプ道具」の事です。
テント・寝袋などキャンプにとっての必需品に始まり、ランタン・焚き火をより楽しむ小物もギアに含まれます。
キャンプ道具を揃えることがキャンプ初心者にとって初めの作業です。
装具を揃えるにあたって、気をつけるポイントを以下の順番でご紹介します。
- 準備の流れの中から道具を絞り込む
- 移動手段に合わせて道具の量を決定する
ソロキャンプ準備の流れをチェック!

1.移動手段を決める
→道具の量の上限が決まります。
2.行くエリア・キャンプ場を決定(山の朝晩の気温、電波状況などの口コミをチェック)
→持っていくべき道具の性能が決まります。
3.目的と予算を決める
→やることによって追加の道具が決まります。予算が合わなければ諦めることも必要です。
4.道具の購入(山の温度に耐えうるものを買う)
→目的と予算によって必要な道具を購入します。
5.道具を事前に試してみる
→不具合がないか、使い方のチェックをしましょう。
6.天気予報をギリギリまでチェック
→悪天候の場合は無理せず延期することも必要です。
7.パッキング
→移動手段に合わせたパッキングをしましょう。
移動手段に合わせたキャンプ道具(ギア)選びのコツ
まずキャンプ道具を選ぶ際に重要になってくるのが移動手段です。
基本的に3つの移動手段があります。
- 徒歩+公共交通機関
- 車
- バイク、自転車
それぞれのメリットとデメリット、また移動手段に合わせたギア選びのポイントを見ていきましょう。
徒歩+公共交通機関
電車やバスに乗ってキャンプ場に行くスタイルです。
最近は電車で、これからキャンプに行くのであろう人もよく見かけるようになりました。
この移動手段のメリットとしては、車を持っていなくてもキャンプに行ける点で、デメリットは、荷物(道具)や移動範囲の制限もあるためその点を気をつけないといけないことが挙げられます。
荷物の制限があるため、コンパクトかつ軽量な道具(ギア)を選ぶことが大切になってきます。
主に「バックパック(リュック)」または「バックパック+キャリーケース」のスタイルが一般的です。
車
車で行くキャンプが最もオーソドックスです。
メリットは荷物の制限を気にしなくてもいいことではないでしょうか。
ソロ、2人でのキャンプであれば軽自動車でも積載可能です。
自分の好きなキャンプ道具や予算に合わせた組み合わせが可能になり、キャンプの幅が一気に広がりますし、荷物や道具の大きさや重さに左右されないので、初心者にはハードルが低くなっています。
また、急な悪天候でテントが張れなくなっても車内に避難出来ることもメリットです。
デメリットは車の維持費、もしくはレンタカー代金、ガソリン代や高速料金などが掛かる事などが挙げれます。
バイク
バイクは車ほどでは無いですが、トップケースとサイドケースがあれば多くのキャンプ道具が積載可能です。
またバックパックも背負う事によってより多くの道具を持っていくことができます。
バイクのメリットはその積載量に加え、風を感じながら、キャンプ場までの移動を楽しむことが出来る点ではないでしょうか。
デメリットとしては、車と同様に資金面に関することや、悪天候時に避難場所が無いことが挙げられます。
自転車
自転車は、徒歩とバイクの中間で、徒歩よりは移動制限はありませんが、山道や荷物を担いでの走行に十分注意が必要です。
基本的にはバイクのようにサイドケースを取り付ければ、バックパックと併用してキャンプ道具を持っていくことが出来ます。
【ソロキャンプ道具一式の値段】初期費用の平均は8万円!
今回、ソロキャンプ経験者にアンケートを実施し、「初期投資はいくらだった?」と言う質問をしてみました。
経験歴10年以上の方や40年のベテランキャンパーさんなど、合計100人以上に答えていただきました。
では早速、初期投資の平均を見ていきましょう。
- 初期投資の平均は「8万3000円」
- もっとも多かった答えは「5~6万円」
なんと最高価格が100万円というの猛者もいたので若干、平均額は上がっていると思われます。
筆者の初期投資は4万円だったことを覚えています。
私の場合はテントと焚き火台を奮発しそれ以外は安いものを選んだため費用が多少抑えられたのかもしれません。
集計結果を見ていると、「初期投資は0円だった」という方が数名おり、レンタル品を使って初めてのキャンプを行ったようです。
アンケート内のコメントでは「はじめはレンタルでも良い」と答える方も多く、もしキャンプが自分に合わない時の為に初期投資は抑えるべきと考える人が多いようです。
では、アンケートを答えていただいた方のコメントいくつか見ていきましょう。
・最初は車中泊をしていたので、1万円位です。コールマンの3シーズン寝袋、3000円、コールマンのバーナー3000円、銀マット700円、鍋800円位を買いました。
(キャンプ歴25年)
・始めてはデイキャンプだったので4万円程度だったと思います。その後泊まりでキャンプに行くときにシュラフやマットなどを買い足して8万円でおつりが来るくらいでした。
(キャンプ歴2年)
・まずはレンタルから始めたので実際に初めての時は1万円程で準備したかと思います。
(キャンプ歴2年)
・特売日に最低限必要な物を約5万円で購入しました。
(キャンプ歴30年)
・初めはテントやバックパックなど、必要最低限のものしか揃えていなかったので、6万円ほどでした。最近ではキャンプ場で貸し出しているキャンプグッズなどもあるので、上手に活用すれば最低限の装備で楽しめると思います。慣れてくると徐々にこだわりや利便性を求め始めるので、追加で10万円くらいかけて道具を買い足していました。
(キャンプ歴5年)
今は海外製の安いギアも多いですが、数十年前となればキャンプ道具を揃えることも大変だったでしょうね。
では、キャンプをこれから始めたい人はどんな道具を揃えればいいのでしょうか。
ここからは、キャンプ道具(ギア)の種類とオススメを紹介します。
【ソロキャンプ道具リスト】必要なものをチェック
ソロキャンプに最低限必要になってくる物のチェックリストを見ていきましょう。
ここでは
- 最低限必要になるもの(ギア)
- ギア以外のもの
- より快適になる便利なもの
これらを紹介します。
ソロキャンプ道具リスト!
- テント
- ペグハンマー
- グランドシート
- シュラフ(寝袋)
- マット
- 椅子(チェア)
- テーブル
- バーナー
- クッカー
- 照明(ランタン・ヘッドライトなど)
- クーラーボックス
- レジャーマット(小型でOK)
- ティッシュ
ギア以外に必ず揃えておきたい日用品&備品
- レジャーシート
- タオル
- 着替え
- ガス缶(予備)
- 照明用の電池
- ゴミ袋
- 軍手
- モバイルバッテリー
- カトラリー(箸、スプーンなど)
- ナイフ(包丁)
- ウォータータンク
- 虫除けスプレー
焚き火を楽しみたい場合の必需品
- 焚き火台
- 薪
- トング(食材用)
- 火ばさみ(薪、炭 用)
- 火吹き棒(ファイヤーブラスター)
- 革グローブ
- 炭消し壺
- 消火品(水バケツ、消火スプーンなど)
- 化粧水
キャンプがより快適になるあると便利なグッズ
- タープ
- コット
- サブテーブル
- 絆創膏
- ウェットシート
- 枕
- パジャマ
- 工具(ラジオペンチなど)
- 蚊取り線香(夏)
- ホッカイロ(秋冬)
初心者ソロキャンプにおすすめのテント
テントには様々な種類があることをご存知でしょうか?
たくさんの種類の中でソロキャンプにはどんなテントがいいのか初心者が見極めるのは至難の技です。
この章ではおすすめのテントを探すために
- テントを購入する時のポイント
- シングルウォールとダブルウォールって何?
- テントの種類別メリットとデメリット
- おすすめのドーム型テント
- おすすめのパップテント
- おすすめのワンポールテント
これらをそれぞれ見ていきましょう。
テントを購入する時の5つのポイント
キャンプにとって欠かすことの出来ないテント。
そのテントを購入する際に気をつけるポイントを5つ紹介します。
1.失敗しないテントの価格
まず初心者ありがちな事で、安いテントを買ってしまうことです。
値段が安いテントでは耐久性がそれ相応になってしまう場合が多いです。
特に開け閉めによるファスナー付近が裂けてしますことが多いので、有名メーカーで1万円前後のテントがいいでしょう。
2.前室があるタイプのテント
前室とは簡単に言うと、玄関のようなもので入口部分にある程度の空間が設けられています。
前室は靴や荷物をおいて置ける為、初めてテントを買う際には前室の有無を確認しておくといいでしょう。
3.テントの大きさ
テントの大きさに関してはソロキャンプの場合、当然1人なので1人用の小さいテントがいいと思いがちですが、初心者であれば1~2人用のテントがいいでしょう。
理由は就寝時や雨が降ったときにテント内に荷物を入れることが出来るからです。
キャンプ場の朝は朝露によって、外に荷物を置いていた場合には濡れてしまいます。
濡らしたくない道具や物はテント内に入れておきましょう。
4.耐水圧(耐水性)
テントには「耐水圧」という数値がありテントによって変わってきます。
この耐水性は、1500mm以上のテントを選ぶのがベターです。
大雨でない限り1500mm程度であれば一晩浸水することはありません。
また、耐水圧が高すぎるテントでは次に紹介する通気性に問題が出るため1500~3000mm程がいいでしょう。
5.通気性(ベンチレーション)
テントは外気の気温変化から守ってくれる断熱性などは高いのですが、その分締め切ってしまうと湿気がこもってしまいます
よくあるのが、テント内で寝ていると呼吸などから出る湿気でテントの内壁に雫が付く場合があります。
また天気がいい日では締め切ると熱くなる為、通気性は重要です。
通気面が良いテントとしては「入り口が両側にある」「窓がついている」ことが風の通りの良いテントと言われています。
特に夏場のキャンプであれば、この通気性(ベンチレーション)は妥協せずに選んだほうがいいでしょう。
キャンプ用テントはダブルウォールを選ぶ
テントの構造は、シングルウォールとダブルウォールという2種類が存在します。
まずソロキャンプ初心者が買うべきテントの結論から言うと、キャンプではダブルウォールのテントがおすすめです。
ダブルウォールテントは二重構造のテントで、「フライシート」が付いているテントを指します。
フライシート(アウター)は、テントの外側につけるカバーのようなもので、テントの壁を二重壁にすることができます。
テント本体(インナー)とフライシート(アウター)の間に空間を作り、結露や湿気が溜まるのを防止してくれる効果があるのです。
また、雨などからテント本体を守ってくれる効果もあります。
そしてシングルウォールとは、フライシートが付いていないテントの事を指し、軽量な登山向きのテントが多いです。
テントの種類別メリットとデメリット
テントと言ってもいろんな種類があります。
使いやすさや価格ではなく、お洒落なテントであればキャンプが楽しくなるものですし、特にソロキャンプは自分の気分がいかに上がるかが大切になってきます。
ここでは、テントの種類とそのメリットデメリットを紹介しますので、ぜひ自分に合いそうなテントの種類を探してみてください。
ドーム型テント
販売されているテントでドーム型が最も多く、ベーシックなテントなので種類が豊富です。
天井部分にポールを交差させている事で強度を出しているモデルで、設営の手間や居住性、防風性、価格のバランスが取れているテントと言えます。
また、コンパクトに畳むことが出来る事から考えると、メリットデメリットのバランスが良いため初心者ソロキャンプにはおすすめです。
ワンポールテント
ワンポールテントのメリットは、慣れれば早く設営・撤収をすることができ、さらに中心が高くなるためテント内で立つ事ができる点です。
またオシャレな物が多いため、男女共にソロキャンパーが使っている光景をよく見るテントでもあります。
デメリットは、テントの形が円錐状のため、端の高さが低く床部分も円形になるので、他のテントよりもデッドスペースは生まれやすくなります。
また、メッシュ部分が少なく風通しが悪いため真夏には不向きなテントで、その他にも、天井の高さを上げてくれるポールが、邪魔に感じることも。
上級者になると、いくつかのワンポールテントを同時に設営することで、デッドスペースなどのデメリットをカバーする工夫をされているようです。
パップテント
パップテントは「軍幕テント」とも言い、メリットはドーム型の居住性、ワンポール型の設営の早さといいとこ取りのため、両者の中間に位置するイメージです。
設営は2本のポールを立てて固定をしていきます。
元々は軍用のテントの為、男臭さがありその部分がメリットともデメリットとも言えます。
テント種類別のメリットとデメリット一覧表
価格 | 居住性 | 設営のしやすさ | ラインナップ | |
ドーム型テント | ◯ | ◎ | ◯ | ◎ |
ワンポールテント | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ |
パップテント | ◯ | △ | ◯ | △ |
おすすめのドーム型テント



ソロキャンプでも使っている人が多い、初心者から上級者まで人気の「コールマン ツーリングドームST」の改良版。
遮光性の高い生地を使っているため、日光からの温度上昇を抑え涼しく快適になっています。
アンケートの口コミでは、組み立てやすさ・軽さをおすすめポイントとしてあげる人が多くいました。
おすすめのワンポールテント

オシャレで可愛いデザインが多い「DOD(ディーオーディー)」のワンポールテントは、デザイン性だけでなく設営も簡単なことで多くのキャンパーから愛されています。
アンケートでも、設置のしやすさをおすすめポイントとして挙げる方が多かったです。
耐水性も十分なので雨漏りの心配は無く、またテント本体とタープの連結が簡単なので汎用性もあります。

可愛いテントが多いメーカー「ロゴス(LOGOS) 」のスヌーピー柄ティッピーテントは、落ち着いた色合いに可愛いデザインで女子キャンパーにおすすめ。
ナバホ柄も人気が高く、アンケートでもその可愛らしいビジュアルと組み立てやすさをおすすめポイントとしてあげている方が多かったです。
大きさはソロキャンプはもちろん、カップルでも使える大きさとなっています。
おすすめのパップテント


パップテントの草分け的な存在で、パップテントと言えばバンドックのソロベースでしょう。
ベストセラーのソロベースに、スカートとサイドウォールを装備させ改良した「ソロベースEX」もオススメです。
アンケートでは男性の支持も多く、丈夫さに加え、この軍幕のビジュアルをおすすめする方も見られました。
初心者おすすめのシュラフはシーズンに合わせて
キャンプ道具でテントの次に思い浮かぶのが「寝袋(シュラフ)」です。
ここでは初心者でも分かりやすい寝袋を選ぶ時のポイントを
- 寝袋(シュラフ)を購入する時のポイント
- シュラフの種類別メリットとデメリット
- おすすめのシュラフ
の順番で紹介します。
寝袋(シュラフ)を購入する時のポイント
寝袋(シュラフ)を購入するときには、主に2つのポイントに注意しましょう。
ポイント1:寝袋(シュラフ)の素材
寝袋の素材には大きく2種類があり、「ダウン」「化学繊維」があります。
キャンプ初心者であれば、まずは化学繊維(化繊)の寝袋(シュラフ)がおすすめです。
化繊はダウンより重さはありますが、価格は安く、洗濯も出来るので初心者にも扱いやすくなっています。
ダウン素材は空気の層を作ることによって断熱性が高く、収納時にはコンパクトにできることに加え、化学繊維の半分ほどの軽さになる物もあります。
しかし価格が高額になる場合が多いです。
ポイント2:快適温度、限界温度
ほとんどの寝袋には、「快適温度」と「限界温度(最低使用温度)」の2つの意味合いの数字が表記されています。
快適温度は、気温が表記の温度であれば、多くの人が快適に過ごせるというもの。
限界温度は、代謝の高い人(体温の高い人)がこの寝袋に入って丸まれば耐えられるであろう限界の温度を指します。
例:快適温度5℃~10℃、最低使用温度-5℃
初めて寝袋を買う人には難しいと感じますが、気をつけるポイントは「表示してある数値より+5度」と考えることです。
上の例で考えると「気温が10℃くらいなら快適、最低温度は0℃」くらいとなります。
さらに、テントを選ぶときは快適温度を基準にしておくことが大切です。
常に快適な状態で使えることを想定しておけば、気温が想定よりも多少低くなっても対応することができます。
シュラフの種類別メリットとデメリット
大きく分けて寝袋(シュラフ)には、封筒型とマミー型の2種類が存在します。
封筒型は長方形で、頭から足先まで幅が同じです。
マミー型は足先にかけて細くなっており、名前の通り寝ている姿がまるでミイラのようになります。
キャンプ初心者は、封筒型の方が寝心地が布団に近く違和感を感じづらいのでオススメです。
寝袋で寝た経験が無い人、寝るときに足など身動きする方がいいと思うなら封筒型がいいでしょう。
以下にそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
封筒型シュラフ
- 足が開放的
- 寝心地が良い
- 価格が安い
- 連結可能タイプもある
- 足が開放的
- 寝心地が良い
- 価格が安い
- 連結可能タイプもある
マミー型シュラフ
- 保温性が高い
- 封筒型よりも軽い物が多い
- 密着感がある
- 圧迫感を感じる
- 寝返りが打ちにくい
おすすめの封筒型シュラフ

こちらの寝袋は洗濯機で丸洗いすることができる上、価格が安いというのが魅力的です。
軽くて冷気を遮断してくれるので、普段使いしているという口コミもチラホラ見られました。
おすすめのマミー型シュラフ

とにもかくにも暖かく、冬キャンプでも安心です。
この耐久温度でこの価格であれば、コスパは高い方なのではないでしょうか。
化繊のためかさばってしまうようなので、収納用のバックが必要というアドバイスの声がありました。
ソロキャンプ初心者におすすめマットで快適性UP
キャンプをやったことのない人はピンとこないかもしれませんが、テントや寝袋などの道具だけでは快適な睡眠を取ることはできません。
テント内に「マット」を敷かなければ快適には程遠い事になってしまいます。
初心者におすすめのマットは、3種類。
- 初期費用を抑えたい人:銀マット
- 兎に角いいもの:インフレータブルマット
- その中間:ウレタンマット
では、マットの意味や種類のメリットデメリットを見ていきましょう。
断熱性と居住性が格段にUP!
テントマット(キャンプマット)はキャンプにおいて欠かすことの出来ないギアの1つです。
マットを敷く理由としては、テントを広げただけでは地面に薄い布を敷いただけなので、小石などによって背中が痛くて横になることすら出来ない場合があります。
そのためにクッション性の高いマットを敷き、地面の凹凸を無くして寝袋で横になるのが絶対条件です。
他にもマットには、地熱、底冷えの遮断効果もあります。
キャンプ場は夜の気温が変化しても、地面は昼間に蓄えた熱や冷気を持っているためマット無しでは耐えることは難しいので、必ずマットを用意しましょう。
テントマットの種類別メリットとデメリット
マットと言っても、手頃な銀マットから始まり自動で空気が入るマットまで、いくつか種類があります。
多彩に種類があるのでそれぞれのメリットデメリットを見ていきましょう。
銀マット
- 安い
- 軽い
- 断熱性が高い
- ホームセンターでも売っている
- かさばる
- クッション性が低い
- 経年劣化が早い
- 丸めるのでクセがつく
- 薄い物は寝心地が悪い
ウレタンマット
- クッション性が高い
- 折り畳める
- 安い
- 調整次第で枕になる
- かさばる
- 夏は暑い
エアマット
- かさばる
- 夏は暑い
- 空気入れが必要
- 動くと音が鳴る
- テントと大きさが合わないと使えない
- テントの天井までが近くなる
- 価格が高い
インフレータブルマット
- 自動で空気が入る
- 断熱性が高い
- 寝心地が良い
- 枕が付いている
- 価格が高い
- パンクの可能性がある
おすすめのウレタンマット
高コスパの商品が多いキャプテンスタッグの定番ウレタンマットは、アマゾンで評価が5000件を超える定番中の定番商品です。
価格も安いため、何を買ったらいいのか分からないキャンプ初心者は、まずコレを買っておけば間違いはないでしょう。
おすすめのエアマット
簡易型のエアマットながら体にフィットする形状で快適な寝心地です。
ベルベット仕上げで肌触りがよく、174cmもあるので大人でもゆったりと寝ることが出来ます。
おすすめのインフレータブルマット
エアマットと比べても変わらないくらいのお値段が魅力的。
厚すぎず寝心地もいいと多くの口コミが付いています。
キャンプ初心者でも揃えたいテーブル&椅子
ソロキャンプでのんびりとした時間を過ごしたいと思う方が殆どでしょう。
そこで必要となってくるギアが「椅子」と「テーブル」です。
キャンプ歴が長くなればなるほど、椅子の上で過ごす時間が長いことに気づき、こだわりを強く持つようになる人が増えます。
どうせならば最初から長く使える椅子・テーブルに出会えるように、ここでは、テーブルと椅子の種類やオススメなものを見ていきましょう。
テーブル
キャンプに欠かせないギアの1つがテーブルです。
地面に直接、食べ物やコップなど口にする物は置きたくないですし、調理中の安定性などにも関わってくるためテーブルは必須です。
キャンプに使われるテーブルは、コンパクトに折り畳めて軽量化されているものが多く、その中でも大きく分けて「ハイテーブル」と「ローテーブル」の2種類があります。
ハイテーブルは天板の位置が高く、ダイニングテーブルの様に座高が高い椅子と組み合わせる必要があります。
また、立って調理をする場合に使いやすく、ファミリー層が使っていることが多いです。
ローテーブルは地面と位置が近く、深めにゆったりと腰を下ろせるローチェアと相性がよく、ソロキャンプではローテーブルを使っている人が多くなっています。
キャンプのソロテーブルを1つ挙げると、必ず名前が上がるのがこのキャプテンスタッグのアルミロールテーブル。
おすすめのポイントはコスパ抜群かつコンパクトに折りたたみが出来ることです。
もはやソロキャンプテーブルの登竜門でこのテーブルを手にして欲しいです。
椅子
テーブルと同じ位、必要なのが椅子(チェア)です。
アウトドアチェアは多くの種類がありますが、ソロキャンプではまず折りたたみの椅子がオススメです。
椅子にもハイスタイルチェアとロースタイルチェアが存在し、テーブルとスタイルを合わせて使う必要があります。
どちらを選ぶかは自分がしたいキャンプのスタイルで選ぶか、欲しい椅子やテーブルがどちらなのかで決まってきます。
軽量コンパクトの椅子の概念を作り出した事でも有名なヘリノックスは、キャンパー憧れの高級アウトドアチェアです。
おすすめしたいポイントは、骨組みの中に伸縮性の紐が入っているためバラバラにならないので、直感的に組み立て・収納が可能です。
ソロキャンプ飯に必須なおすすめクッカー
キャンプ場でテントなどギアを設営したあとは、コーヒーで一服をしたいと考える人は多いでしょう。
また、初めてのキャンプで「キャンプ飯」を味わいたいと考える初心者さんも多いのではないでしょうか。
そんな時に必要となってくるギアが「バーナー」や「クッカー」です。
ここではそれぞれの種類とおすすめ商品をご紹介します。
バーナー
キャンプでの必須ギア「バーナー」。
初心者の方はバーナーと聞いてピンとこないかもしれませんが、カンタンに言うと「ガスコンロ」の様に使えるものです。
アウトドアのバーナーには、アルコールランプに近い「アルコールバーナー」など特殊な物もありますが、ここでは初心者におすすめなCB缶のシングルバーナーを紹介します。
ソロキャンプであれば、一口式の「シングルガスバーナー」がコンパクトに収納もできて軽量なのでオススメ。
燃料のガス缶は「CB缶」と「OD缶」の2種類があり、CB缶は「Cassette Gas Bombe(カセットガスボンベ)」、OD缶は「OutDoor(アウトドア)」の略です。
CB缶はカセットコンロに使うガス缶の事なので、使い方を知っている人も多いでしょう。
値段がOD缶約500円に対してCB缶は100円前後、しかもスーパーやコンビニでも販売されている事がメリットです。
しかしCB缶にも気温が低い時には火がつかないという弱点がありますが、冬キャンプでもない限り、使えるので、バーナーでの初期投資にはCB缶式がいいでしょう。
シングルガスバーナーの定番かつベストセラーがこちら。
今では多くのコピー商品がありますが、ガスを使うギアは安全性が無いといけないので、カセットコンロなどで有名なイワタニなら安心です。
クッカー
バーナーを準備したら次は「クッカー」と呼ばれるキャンプで使われる調理器具が必要になります。
アウトドアに大きな鍋やフライパンを持っていくことは難しいので、コンパクトで軽量化されたクッカーと言われるギアは必要になってくる訳です。
種類としては多種多様にあり、炊飯から揚げ物まで出来る「メスティン」や、フライパンや鍋が複数セットになっていてコンパクトに収納可能なクッカーセットや「コッヘル」などがあります。
また、クッカーの素材が何で出来ているかによってお湯が沸く早さなども変わってくるため素材選びも重要です。
まず初めにクッカーを買おうとする方は、アルミ製で2サイズの鍋がセットになっているクッカーがオススメです。
これがあれば、煮る、焼く、炒めるなどの最低限が可能となります。
キャンプ飯をより楽しみたい場合はメスティンを追加してもいいでしょう。
キャンパーの中にも熱狂的なファンがいるスノーピークは、高品質ではあるもののお値段が張るものが多い印象の方も多いのではないでしょうか。
しかしこのアルミクッカーであれば価格もお手頃ですし、スノーピークの高品質も体験できるので口コミも群を抜いて多く高評価です。
アルミクッカーであるにも関わらず、長期間使い続けることができる丈夫さも魅力の一つですね。
ソロキャンプにおすすめのランタン&ヘッドライト
キャンプ場の夜は、街灯などが無いため本当に真っ暗になるため、そこで必要なのがランタンなどの照明器具です。
ソロキャンプでは、広範囲に照らせるランタンと、手元を照らせるヘッドライトの両方を同時に使う事をオススメします。
ランタン
キャンプの照明と言えばランタンのイメージが強く、実際にキャンプ場でランタンを灯し癒やされるキャンパーも多いです。
広範囲を照らし、テーブルの物など取る時に非常に便利なので1つは持っておくといいでしょう。
またランタンと言っても、実際の火を使う物もあればLEDのランタンもあります。
雰囲気を楽しみたいのあれば実際に火を灯す「オイルランタン」がオススメですが、燃料の灯油やホワイトガソリンなどを用意しないとなのでネックになってきます。
その反面、LEDランタンは乾電池などバッテリーで光が出るため、初心者には取っつきやすいです。
ポップアップ式なので使わない時にはコンパクトに出来て、白色と暖色に切り替えが出来るので実用性、雰囲気を気にする人におすすめです。
ヘッドライト
ヘッドライトはソロキャンパーが頭に装着している姿をよく目にします。
ヘッドライトの良さは、両手が使える状態で手元を照らすことが出来て、全て自分でやらなくてはいけないソロキャンプにおいて重要な道具です。
単三電池1本で7時間も使えるヘッドライト。
光量も十分でモードも複数あるので用途に合わせて使い分けることが出来ます。
+αで欲しい便利なキャンプグッズ
記事の前半部分にソロキャンプ道具の必須最低限のリストを書きましたが、この章ではあると便利なギア(道具)の紹介していきます。
タープ
正直、タープが無くともキャンプは出来ますが、夏の場合にはタープが日除けになり熱中症のリスクを減らしてくれます。
また、タープは屋根としての役割があるため雨が降った時には荷物が濡れることから守ってくれるので、キャンプをより快適にするためのアイテムとして最初に揃えたいのがタープです。
タープの種類としては何種類かありますが、ここではソロキャンプにオススメな2つを紹介していきます。
ヘキサタープ(六角形)
設営のしやすさ、見栄え、軽量などバランスが良い為、ヘキサタープは多くのキャンパーが愛用しています。
1.6 Kgと軽量で付属のポールも付いてくるので初めてタープを揃える方にはオススメ。
ウイングタープ(ひし形)
設営が簡単な小型のタープです。
小型なので一人での設営がやりやすく収納時にコンパクトな為、バイクでキャンプを楽しむ方がよく使っています。
耐水圧2000mmと高く、縦横のサイズもあるので横からの雨や周りの目隠しとしても活躍してくれます。
焚き火台
調理用の火が欲しい場合にはバーナーで十分ですが、キャンプの醍醐味と言えば焚き火と思うキャンパーは多いでしょう。
その魅力は何も考えずに眺める焚き火の炎です。
また、夜の明かり代わりになったり、調理用の熱源としても利用可能な所が焚き火の良さでもあります。
従来の焚き火台のイメージである大きさや重さを根底から覆した大ヒット商品。
その魅力は軽量コンパクトに特化していることで、収納時にはA4用紙程度・厚み数センチになってしまうコンパクトさは多くのキャンパーを魅了しています。
コスパ抜群の大ヒット商品。
焚き火台としては少々小さいですが、コンパクトで調理台としても活躍してくれるので、焚き火を少しやってみたい方にはオススメです。
その後、しっかりとした焚き火台を購入しても、調理台などに使えるので無駄になりにく事も愛される理由です。
コット
コットとはアウトドア用のベットのこと言います。
コットは必須アイテムではありませんが、使うことによって寝床を地面から離すことで冷気や地熱が直接体に当たることを防いでくれるので快適に過ごすことができます。
キャンプギアなので軽量かつ折りたたみが可能なコットがほとんどで、テーブルやチェアなどと同様に「ハイタイプ」「ロータイプ」の2種類があります。
重量も軽く、価格も手が出しやすいということで多くのキャンパーから愛されています。
丈夫さも魅力の一つです。
ハイ・ローどちらのスタイルにも使える2WAYタイプ。
組み立てが大変ですが、その分丈夫さや寝心地への評価は高いようです。
クーラーボックス
クーラーボックスは、キャンプ飯を楽しみたい人は必須アイテム。
そうでない人であっても飲み物を保管していくことに便利なので、荷物に余裕があれば持っていくことをオススメします。
クーラーボックスには主に二種類あり、箱型のハードタイプ、布製のソフトタイプがあります。
ソロキャンプであれば、帰りに折りたたみが可能なソフトタイプがオススメです。
多くのユーザーから高評価を受けている、ロゴス ハイプ-氷点下クーラー。
保冷性が高く、中身が無くなればコンパクトに折りたたみが出来ることがオススメのポイントです。
15Lサイズで1000円前後とコスパが良いため、初期投資を抑えたい人にはコチラがオススメ。
普段の買い物にも使えるので、買って損はないでしょう。
ソロキャンプ道具のこだわりはここ【100人アンケート】
ソロキャンプをしている方、総数100人に「ソロキャンプ道具のこだわりは何? (複数回答あり)」というアンケートを実施しました。
その、こだわりポイントを多かったもの順に見ていきましょう。
携帯性
1番多かったこだわりポイントは携帯性「73ポイント」
・私はバイクキャンプが主なスタイルなので、やはり極力コンパクトかつ、軽量ななものを求めて選ぶようにしています。 あと必要最小限の装備で厳選するようにしています。
(キャンプ歴7年)
・かさばらないこと、持ち運びが便利なものです。あとは、なるべく重くないものです。どうしても荷物がたくさんあるのでなるべく荷物を少なくして、コンパクトに行きたいと思っているためです。
(キャンプ歴2年)
・ファミリーキャンプと違い、ソロキャンプは自分自身の癒やしの為に行うのが目的なので、車での持ち運び、キャンプ場での設営が楽なコンパクトで軽量なもを選びます。デザイン・価格よりもできるだけ自己に掛かる労力が低減できる道具ベターです。
(キャンプ歴30年)
実用性(自分に合うか、片付けやすい、設置しやすい)
2番目に多いものは実用性「57ポイント」。
・一言で言えば、自分に合うかどうかだと思います。これがこだわりです。自分がどのように使うのか、どういう用途で使うのか、シチュエーションはどうか、そのようなことをトータルで考えてキャンプ道具を購入しています。あとは使っていくうちに愛着が湧くかどうかですね。結局、堅牢なものでないと長く使えないですしね。
(キャンプ歴2年)
・後片付けが楽な道具や、片付けが楽になるアイテムにはこだわりを持っていますし、準備は楽しいですが、どうしても片付けは苦痛になってしまうので、そこを重視して作られている道具をなるべく選ぶようにはしています。
(キャンプ歴12年)
・使いやすさと(使いにくいとだんだん使わなくなる)、手入れのしやすさ(片付けや組み立てや洗い方が複雑だと面倒)、品質の良さ(すぐに錆びる、金具等が壊れる)を中心に探します。特にコンロ、テント、寝袋は高くてもいいものを購入するようにしています。
(キャンプ歴 約20年)
見た目
3番目に多いものは見た目「42ポイント」。
・ランタンでの雰囲気作りにはとてもこだわるので、明るさや灯りの色にはかなりこだわりを持って購入します。
(キャンプ歴12年)
・使い易さだけでなく見た目重視しています。色はできるだけ統一しています。派手な物よりはナチュラル系の物で統一して揃えています。ある程度統一して設営した際にもキャンプサイトがまとまっていて綺麗だと思います。
(キャンプ歴3年)
ギアへのこだわり4位以降
4位「機能性:37ポイント」
キャンパーにとって使いやすい商品を買い求めるようにしています。初心者の頃は見た目を重要視していましたが、経験を積んでいくと見た目よりも現地で快適に時間を過ごせる機能性を有したアイテムを使用することが大事だとわかりました。
(キャンプ歴15年)
5位「丈夫さ:37ポイント」
女の私でも扱うことができる道具であり、長く使っても丈夫なものを選ぶようにしています。昨今のアウトドアブームで、安価な類似品がたくさんありますが、屋外で使うものなのでやはり信頼できるメーカーのものをよく調べてから購入し、長く使い込むようにしています。
(キャンプ歴6年)
6位「コスパ:25ポイント」
安くても使いやすい物はたくさんあるので店頭などで実物が見れるなら実物を見て買います。安くて作りが雑な商品もあるので、損しない買い物を心掛けています。金属部分で鋭利な物がたまにあるので購入してからバリ取りをするなど気をつけています。
(キャンプ歴3年)
7位「日常使いができるか:8ポイント」
キャンプ道具はキャンプでしか使用しないのではなく、自宅でも使用できることをまず第一条件として購入前には検討しています。キャンプだけ、、、となると次使うときに向けて手入れなどのメンテナンスが大変なので。また家族にも家でも使えるよ。と言うとすんなり購入できるのでいい口実にはなります。
8位「非日常感(不便さ):4ポイント」
ある程度の不自由を感じるのがキャンプだと思うので、すごく快適になるものは使わないようにしています。もちろん時短的なところで重要視する場合もありますが、基本的には面倒を楽しむことを考えているので、それなりに不自由な道具を使う事を気にしています。着火剤を使わない等。
(キャンプ歴4年)
番外「その他」
以前は中国製、韓国製の品は使う気にもなれなかったが、少なくとも韓国は日本と同等かそれ以上のクオリティーがあり、中国製も予想以上に使い勝手が良かったりするので、偏見を持たずにいろんな国のキャンプ道具を試していきたいと思っている
(キャンプ歴 約20年)
キャンプ初心者必見!失敗しないバックパック選び
バックパック(リュック)はソロキャンプでの移動で使っている人が多く、初心者の方も使おうと考えている人いるでしょう。
では、どんなバックパック(リュック)がいいのか、リットル(容量)などのオススメサイズも紹介していきます。
バックパックを選ぶ時のポイント
バックパックに入れるキャンプ道具の重さは、ギアを多く持っていく場合では男性10kg程、女性5~10kgくらいになる事もあります。
そのためアウトドア用のバックパックで体にフィットしたタイプがオススメです。
体力がある方ならそれ以上重量があってもいいですが、慣れないキャンプでの帰りの事も考えるとバックパックには上記の重量くらいがいいでしょう。
ソロキャンプには40L以上がおすすめ
バックパック1つでソロキャンプに必要な道具を持っていく為に、容量(リットル)は40L以上のものがいいでしょう。
ですが、大きすぎても疲れてしまうので注意が必要です。
バックパックに加え、キャリーなども使う場合には、25L程度のバックパックでも問題はないでしょう。
初心者ソロキャンプにおすすめのパックパック
リュック自体が軽量で収納力高く、メインの口が大きいのでギアが入れやすくなっています。
シンプルな作りで見た目もスッキリとしていて、レインカバーも付属するので急な雨にも安心です。
ソロキャンプに便利なおすすめキャリー
キャンプの移動時にバックパック(リュック)だけでも大丈夫ですが、重量があるためかなり疲れてしまいます。
そこであると便利なのが「アウトドアワゴン(キャリー)」です。
ソロキャンパーが電車で移動する時の重宝しますし、車だったとしても車からサイトまでの移動が楽になります。
キャリーワゴンのオススメポイントは折りたたみが出来ることです。
コスパ抜群で折りたたみも出来るバンドック製キャリーカート。
1000円台と安いのでキャリーを使ってみたい人には手が出しやすい事が魅力です。
【パッキング術】上手にまとめる3つのポイント
キャンプをする前には荷造りが必要になってきますが、バックパックなどに入れる順番を間違えると、いざという時に設営で手間取る事になってしますます。
ここでは事前にやっていくべきパッキング(荷詰め)のポイントを紹介します。
使用頻度でパッキングする場所を決定
バックパックなどのパッキングは、まず後で使うものから入れていきます。
そして、先に使う物を最後に入れすぐに取り出せる様にしましょう。
バックパックの底には設営が終わった後に出せば良い調理用品や寝袋などをいれ、逆に取り出しやすい上の方にはグランドシートや壊れやすいランタンなどをいれます。
キャンプサイトに到着したらとりあえず荷物を置くと思いますが、そんな時にレジャーシートなどがあれば一時的に荷物を置くことが出来るので出しやすい場所にいれておくと便利です。
重いものはキャリーやキャスター付きケースに
テントなど重量やある物に関しては、キャリーに積んでおいた方がオススメです。
基本的には大型のギアはキャリーへ、小物などはバックパックなどに入れておくといいでしょう。
特に電車+徒歩の人は重いものをまとめてキャリーにすることで負荷を減らすことができます。
キャンプを開始してからも、炊事場までの荷物移動の際などに利用することもできるので、一つあると非常に便利です。
使用タイミングで小分けすると便利
ギア以外のパッキングに関しては、設営・火起こし・調理・就寝など役割別にまとめておくと後々便利なってきます。
その場合に、ポーチやジップロック、タッパーなどを使うとコンパクトに収納もでき、見つけやすくなります。
全て出してしまうと片付けが大変になるので、使用するシーンになったらそのアイテムが入っているポーチを取り出すようにしましょう。
使い終わったらまたポーチにしまっておくようにすれば、すぐに片付けてキャンプ場を後にすることができます。
収納する時は、片付ける時のこともイメージしておくと流れがスムーズになりますよ。
キャンプ道具をコンパクトに収納する便利アイテム
バックパックなどにパッキングをする時に便利なのが、ポーチなどの収納グッズです。
100均でもいろんな物が売っていますが、キャンプに特化している商品は耐久度や、痒い所に手が届く便利なもの多いです。
ここではキャンプに役立つ道具の収納アイテムを紹介します。
機能性重視!コスパ最強の便利収納アイテム
見た目は小さなポーチですが、Lサイズのメスティンを収納可能でメスティンの中に調味料やカトラリーを入れれば調理用品をまとめる事ができます。
一見ハードケースですが、中板が入っていってペグやハンマーを入れても問題ありません。
他にも使い方は人それぞれなので、自分合った使い方ができます。
100均商品で揃える便利収納アイテム
最近では100円ショップでもキャンプ用品が手に入るようになってきました。
メスティンやグリルパンなどもありますがここでは100均で買える収納グッズを紹介します。
収納アイテムといっても、最初から収納用品として販売しているものである必要はありません。
パスタ用のタッパーに調味料やカトラリーなどを入れれば、リュックなどのデッドスペースを作ることなく収納が可能になり、万が一調味料がこぼれてもタッパーなので安心です。
さらにセリアのモンターニュシリーズのパックケースは、小物整理にはもってこい!
サイズやカラーも豊富なので、使い分ければ蓋を閉めても中身を把握することができます。
他にもナイフや焚き火グッズなど項目ごとに分けるとスピーディーに設営が進むのでオススメです。
おしゃれさ重視!有名ブランドの便利収納アイテム
高級ブランドのスノーピーク製ソフトケースコンテナは、価格はするものの持っていれば気分がアガること間違いなし。
1.8kg も重量があるスチール製ボックス。
アンモボックス とは軍事用の弾薬などを入れるための箱の事で、絶対に湿気などから守らなければいけないので防水かつ頑丈。
この無骨なビジュアルは他にはない魅力で、サバイバル寄りのソロキャンプを目指す方にはオススメな収納アイテムです。
ソロキャンプを楽しむために
ソロキャンプではマナーやルールは当然守らないといけませんが、基本全てが自由です。
ファミリーキャンプやグループキャンプでは、自分勝手に好きなことが出来ないので自由に好きなことを好きなだけ出来るのがソロキャンプの最大の魅力。
初めてのキャンプで分からない事もあったりするでしょうが、アンケートにもあったように不自由さを楽しむのもキャンプの魅力。
そこも楽しむくらいの心づもりでいるといいと思います。
そのためにも、キャンプ道具は自分に合ったものを選び、事前に設営のやり方や天気予報など情報を集めて本番に挑むようにしましょう。
思わず読み込んでしまいました。ほとんどをアマゾンに登録したような次第です。非常時の参考にもなるリストで勉強になりました。有難うございました。