電源不要でストーブに置くだけで効率よく周りを暖かくできるストーブファンは、寒い季節やキャンプに欠かせないアイテムです!
でも、いざ買おうとすると類似商品が多くてどれを買うか悩んでいたり、外国製ばかりで日本製のストーブファンが見つからなくて困っていませんか?
本記事ではキャンプで使える小型なものやインテリアとしても使えるおしゃれなもの、安全性に優れた日本製のおすすめストーブファンをご紹介します!
\各おすすめの空気清浄機は下記からジャンプできます/
小型でおすすめストーブファン | 安いおすすめストーブファン |
おしゃれなおすすめストーブファン | 日本製のおすすめストーブファン |
ストーブファンとは?
ストーブファンは、石油ストーブや薪ストーブなどの天板に置くとファンが回って、暖かい空気を部屋中に広げてくれるアイテムです。
電源不要なので、キャンプなどの屋外で使えるのが一番の特徴です!
ここではストーブファンの動力や使うことで得られるメリットについて解説します!
- ストーブファンの動く原理
- メリット
- 注意点
ストーブファンの動く原理
ストーブファンに電源はなく、ストーブの天板の熱を利用してファンを回転させます。
ストーブファンの真ん中の部分には、ペルチェ素子という冷却と加熱を制御する部品が入っていて、温度差が発生すると1~3ワットの弱い電気が発生するようになっています。
ストーブファンを熱源に置くと、熱に近い部分と遠い部分ができますが、そのときに温度差が発生するので電気が発生してファンが回るという仕組みです。
この発電の仕組みのことは「ゼーベック熱発電」といいます。
電源を使わずに発電できるので、ストーブファンのことをエコファンとも呼びます。
また上部と下部で温度差が発生しやすいように、ストーブファンの上部は熱を逃がしやすいように設計されています。
多くのストーブファンで、ファンの後ろに大きな金属の飾りがついているのは、空気にふれる面積を増やして熱を逃がしやすくしているからなんですね。
メリット
ストーブファンを使用することで得られるメリットは次のようなものがあります。
- 室内を効率的に暖める
- エコに繋がる
- キャンプや薪ストーブに使える
- インテリアとして使える
室内を効率的に暖める
一般的に石油ストーブや薪ストーブは熱源の近くはすぐ暖まりますが、暖かい空気は上にたまっていくので部屋全体が暖まるのには時間がかかります。
そのため、部屋全体を暖めるには上にたまった暖かい空気をかき混ぜる必要があります。
ストーブファンを使うことで、空気の流れをつくることができるので暖かい空気が下に降りてきて、効率的に部屋の中を暖めることができます。
エコに繋がる
ストーブファン無しだと部屋を暖めるスピードが遅いので、設定温度を上げたり火力を上げたりして必然的に多くの燃料を消費することになります。
ストーブファンを使えば、ストーブの火力を高めなくても十分に部屋を暖かくすることができるので燃料費を節約することができます。
またストーブファンは、一般的に部屋の空気の循環に使われるサーキュレーターなどと違って電源がいらないので、電気代の節約にもなります。
キャンプや薪ストーブに使える
ストーブファンは電源がいらないので、屋外でも手軽に使うことができます。そのため秋や冬のキャンプで使うのがおすすめです。
キャンプ中にテント内でストーブを使うと暖かい空気が上にたまってしまいテントが劣化してしまう場合がありますが、ストーブファンを使って暖かい空気を降ろすことによりテントを長持ちさせることができます。
また、ストーブファンはサーキュレーターと違ってほぼ無音で動くので、秋冬のキャンプや薪ストーブがある暮らしの穏やかで静かな雰囲気を損なうことがありません。
設置もストーブの天板に置くだけなので、余計な手間もリソースも使わずに、しっかり足元まで暖かくしてくれます。
インテリアとして使える
ストーブファンの魅力として、見た目がおしゃれな製品が多い点が挙げられます。
ブレードの数や形状、飾りの形などがいろいろあるので自分の気に入ったものを選ぶことができます。
電源がいらずに自動で回りだすのも不思議で楽しいですし、ストーブの炎のゆらぎやファンがゆっくり回るのを見ているだけで穏やかな気持ちになれます。
注意点
ストーブファンにはいくつか気を付ける点があります。
- 使用中は触らない
- 耐熱温度に注意
- 上部が熱くならないストーブには使用できない
使用中は触らない
ストーブファンは熱伝導率の良いアルミ合金などで出来ているので、熱いストーブに置くとすぐに本体が熱くなります。
そのため、ストーブの上に置いたら触るのはやめておきましょう。持ち手も金属である場合が多いので、どうしても運ぶ際には耐熱の軍手などをして絶対にやけどをしないように気を付けてください。
ファンが回りだす温度は大体50~80℃なので、ファンが回りだしたらかなり熱を持っていると思った方が良いです。
耐熱温度に注意
すべてのストーブファンには安全に使用できる温度が決まっています。最高温度の大体の目安は350℃前後です。これを超えてしまうと故障につながるので気を付けましょう。
最高温度を超えてしまわないようにするには、サーモメーターを使うか、時々休ませながら使うのがおすすめです。
特にサーモメーターは購入時におまけで付いてくる商品もあるのでよく確認しましょう。危険な温度かどうかが一目瞭然なので、なるべくあった方が良いです。
またお使いのストーブによっては置く場所に気を付けましょう。薪ストーブなどは熱源に近い中心部分に置くと熱くなりすぎてしまうので、端の方に置くなど工夫が必要です。
上部が熱くならないストーブには使用できない
ストーブファンが効率よく回るには200℃くらいの熱が必要なので、必ず天板が熱くなるタイプのストーブを使いましょう。
石油ファンヒーターなどは上部が熱くならないので使えません。トヨトミのストーブやフジカハイペット、アルパカストーブなどは屋外のキャンプで使えるため、相性が良くておすすめです。
ストーブファンの選び方
ストーブファンを選ぶときの基準は次のようなものがあります。
- 羽(ブレード)の枚数・大きさで選ぶ
- 加熱保護機能で選ぶ
- 価格で選ぶ
- ストーブに合うもので選ぶ
羽(ブレード)の枚数・大きさで選ぶ
ストーブファンは大体2~6枚のブレードがついていますが、ブレードの数で風量などはほとんど変わりません。
一応、ブレードの数が多いほど風がなめらかになり、ブレードの数が少ないと回転数が増えるという特徴があります。
しかし扇風機などと比べると、元々の風量や回転数が少ないので、体感ではほとんど変わらないでしょう。
そのため、ブレードの数や大きさは見た目の好みで選んでしまってOKです!
過熱保護機能で選ぶ
ストーブファンには、耐えられる最高温度が決まっているので、熱くなりすぎないように過熱保護機能がついている商品がほとんどです。
過熱保護機能というのは、ある一定の温度(250~300℃くらい)になるとストーブファンの底がせり上がって、台座がストーブに直接触れないようにする機能です。
この機能があると、ストーブファンの温度の上昇をゆるやかにすることができます。ただ、ストーブが熱すぎると加熱保護機能があっても、最高温度を超えてしまうことがあるので気を付けましょう。
今回ご紹介する商品はすべて加熱保護機能がついているものを選んだので安心してくださいね。
価格で選ぶ
ストーブファンの価格帯はさまざまです。低価格帯のものは3000~5000円くらいで、高いものは25000円くらいするものもあります。
ただ、高いものでも低価格帯に比べ特別高性能というわけではなく、見た目の選択肢が多かったり耐久性が向上しているくらいの差しかありません。
ブランドや見た目にこだわりがない方は3000~5000円くらいの価格帯で十分な性能のものが買えます。
何故かというと、低価格帯の製品は外国製が多いのですが、モーターに日本製の高性能な部品を使っている製品が多いからです。
3000~5000円でお持ちのストーブの性能を向上させられるので、もう1つストーブを増やしたりするよりもコスパが良いため、ぜひ一度ストーブファンを試してみてください。
もちろん高価なストーブファンでしか得られない質感やデザイン、丈夫さもあるのでご自分が欲しいものを選びましょう。
ストーブに合うもので選ぶ
ストーブファンを使うときには、ストーブの天板部分の大きさにストーブファンの幅と奥行きが収まることと、温度が300℃ほどに保たれていることが重要になります。
そのため、ストーブファンを買う際にはお持ちのストーブの天板サイズと天板がどれくらい熱くなるか確認しましょう。
例として、人気の日本製石油ストーブを比べてみました。
<フジカハイペット(KSP-229-21C-J2R型)> 天板が直径30cmほどで温度は200~300℃前後
<トヨトミ(RL-251)> 天板が直径30cm弱で温度は200~300℃前後
このように一般的な石油ストーブなら問題なく使えることがわかります。
キャンプに使うような小さめのストーブの場合は、特にストーブファンの大きさに気を付けましょう。
ストーブによっては天板がでこぼこした模様がついていることがあって回転時にカタカタ音が鳴るケースもあるので気を付けてください。
また、薪ストーブは火力にばらつきがあるので、温度計で火加減を調節しながら使いましょう。
Amazonで人気なAonbysを紹介!
AonbysとはAmazonでベストセラーにも選ばれたストーブファンの人気メーカーです。
ここでは、どうしてAonvysが売れているのか解説します!
- Anobysストーブファンの魅力
- 他社との違い
Aonbysストーブファンの魅力
他社との違い
Aonbysのストーブファンの他社との違いは、日本製や北欧製のストーブファンに比べて価格が安くAmazonでの評価が高いことが挙げられます。
<レビュー①>
うちは天井が高く、こちらを使用せずにストーブをつけると、上へ上へ熱が逃げて足元がスースー。
今年はこのファンのおかげで、上へ逃げる熱が四方に散り、少しの時間で足元まで暖かくなりました。
このようにファンが白くなりますが拭けばきれいになります。耐久性には少し不安がありますが、このお値段ならせめて2,3年使えれば、また次もリピ買いすると思います。
私だけではなく家族も暖かいと言っているので、間違いないです。
カタカタ音は、点け始めと消したての1分くらいするかもです。
うちが使ってるトヨトミのストーブは天板が平らでないので、もしかすると音はそれも関係あるのかな?
でもほんのちょっとのことなので、気になりません。
<レビュー②>
トヨトミのレインボーストーブの上に置いて使っています。
各社色々あって迷いました。家で使っていますが、隣の部屋に風を送って温めています。
温風を対流させて、ひんやりを防ぐ感じです。落したりしなければ大丈夫と思います。
<レビュー③>
11月のキャンプで使用。最初はこれって必要?と半信半疑でしたが、
外気5℃でもテント内はぬくぬく。ファンのおかげで中が早く暖まり、風がこちらに吹くのでなかなか快適でした。
引用:Amazon
このように、暖かい空気を部屋全体に広がったというレビューが多いため、ストーブを使っても部屋の一部しか暖かくならないことに悩んでいる方はぜひストーブファンを使ってみてください。
また、屋外で使えるストーブにも置けて足元まで温めてくれるので、秋冬の体が冷えるキャンプのお供にぜひおすすめです!
目的別おすすめストーブファンランキング13選
ここでは、つぎの目的別におすすめのストーブファンをご紹介します!
- 小型でコンパクトなおすすめストーブファン
- 安いおすすめストーブファン
- おしゃれなおすすめストーブファン
- 日本製のおすすめストーブファン
小型でコンパクトなおすすめストーブファン3選
キャンプなど屋外で使うときや小さめのストーブに置くときには、ストーブファンも小さめの方が安全に使うことができます。
そのため、ここでは秋冬のキャンプにぴったりな比較的小さくて軽いストーブファンをご紹介します!
<おすすめの基準>
- 高さが20cm以下
- 重さが700g以下
1位:3枚羽で小さめ!ELASHY・ストーブファン
小型でコンパクトなおすすめストーブファン1位はELASHYのストーブファンです。
ELASHYのストーブファンのおすすめポイントはキャンプでも持ち運びしやすい大きさです。
現在販売されているストーブファンの中でも最小クラスで、1辺が12.5cmと小さくて軽いため運びやすいのが特徴です。
2位:稼働温度が早めの40℃!Codify・ストーブファン二代
3位:重さ600g以下!YOCILO・ストーブファン
小型でコンパクトなおすすめストーブファン比較一覧
メーカー | 平均価格 | サイズ(高さ×幅×奥行) | 最高温度 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
ELASHY | 3,099円 | 12.5×12.5×12.5cm | 350℃ |
|
Codify | 4,999円 | 19.8×17.7×13.4cm | 400℃ |
|
YOCILO | 3,780円 | 13×13×10cm | 340℃ |
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安いおすすめストーブファン4選
ストーブファンは熱効率を最大限生かすために欠かせないアイテムですが、ブランドによっては値段が高めです。
ここではお求めやすい価格のストーブファンをご紹介します!
また、安いだけでなくレビューの評価が高く性能の良い製品を厳選しました。
<おすすめの基準>
- 価格が5000円以下
- レビューの評価が高い
1位:Amazonで高評価!Aonbys・ストーブファン
2位:やけどやケガ防止に!Grmoei・保護カバー付きストーブファン
3位:1年間保証付き!Snople・ストーブファン
4位:大きめが欲しい方に!HAWCAFU・6ブレード熱式ストーブファン
安いおすすめストーブファン比較一覧
メーカー | 平均価格 | サイズ(高さ×幅×奥行) | 最高温度 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
Aonbys | 3,999円 | 21.4×18.2×13cm | 400℃ |
|
Grmoei | 4,980円 | 25.2×23.4×16cm | 350℃ |
|
Snople | 3,699円 | 25.0×12.5×11.0cm | 345℃ |
|
HAWCAFU | 4,299円 | 28.2×23.2×13cm | 350℃ |
|
おしゃれなおすすめストーブファン3選
ストーブファンは機能的な面を重視する一方で、インテリアなどお部屋の雰囲気づくりにも重要な役割があります。
ここでは高級ブランドやおしゃれなストーブファンをご紹介します!
<おすすめの基準>
高級ブランドや独特なデザイン性があること
1位:元祖エコファンブランド!カフラモ・エコファンウルトラエアー800JP
2位:クリスマスにぴったり!JIGUOOR・ストーブファン
薪ストーブ専門の企業!ダッチウエストジャパン・SF800N
おしゃれなおすすめストーブファン比較一覧
メーカー | 平均価格 | サイズ(高さ×幅×奥行) | 最高温度 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
カフラモ | 15,000円 | 22.3×14.1×10.2cm | 345℃ |
|
JIGUOOR | 4,999円 | 20.6×16.9×12.9cm | 350℃ |
|
ダッチウエストジャパン | 12,689円 | 21×16×12cm | 記載なし |
|
日本製のおすすめストーブファン3選
ストーブファンは似たような製品が多く、どれを買えばいいか迷ってしまいますよね。
また、外国製のストーブファンだと安全性や性能に不安がある方は日本製のストーブファンがおすすめです。
そこで、ここでは安心安全な日本製のストーブファンをご紹介します!
<おすすめの基準>
- 日本の企業が製造している
- 安全性が高い
1位:デザイン豊富で首振り機能も!アントビー・ゼーベックストーブファン
2位:最軽量で安定の性能!日本電興・ND-SEF01
3位:安全性ばっちり!ホンマ製作所・ガード付きストーブファン
日本製のおすすめストーブファン比較一覧
メーカー | 平均価格 | サイズ(高さ×幅×奥行) | 最高温度 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
アントビー | 7,999円※H/Iモデルは8999円 | 20.4×18×11.9cm※Aモデルの場合 | 350℃ |
※Iモデルのみ
|
日本電興 | 5,480円 | 19.8×18×10cm | 350℃ |
|
ホンマ製作所 | 14,600円 | 18×17×11cm | 320℃ |
|
ストーブファンの疑問Q&A
ここではストーブファンの耐久性や長持ちさせる方法、ファンが回らない時の対処法などストーブファンを使う際のよくある質問をまとめました。
ストーブファンの耐久性は?
ストーブファンが故障してしてしまう大きな原因は耐熱性が関係しています。
そのため、耐久性が心配な方は耐熱温度の高いものや加熱保護機能がついているものを使用しましょう。
しかし、ほとんどのストーブファンは大体300~400℃が耐えられる温度の限界です。そのため、ストーブファンの耐久性より使い方を気を付けるほうが良いでしょう。
過熱を防ぐには、ストーブの天板の温度管理が重要なのでサーモメーターで温度をこまめにチェックしましょう。サーモメーター付きの商品も多いのでぜひ確認してみてください。
温度計がない方は、何時間かおきにストーブファンを休ませることで長持ちさせることができるでしょう。
ストーブファンが回らない時の対処法が知りたい!
ストーブファンが回らない原因は2つです。
- 温度が低すぎる
- 本体が壊れている
まず、ストーブファンは熱源を利用して回転するので、十分に熱くなったストーブの天板に置かなければ動きません。
天板の熱くならない石油ファンヒーターなどでは使えないので、石油ストーブや薪ストーブ、暖炉を使いましょう。
また、何度も使っていると熱で本体が変形してしまう場合があります。そのため、最高温度を超えないように気を付けながら使ってください。
上記の原因以外で、初めて使った際に動かない場合は初期不良の可能性があるので、購入元へ問い合わせをしてください。
商品の中には保証がついているものもあるので、初めて使う方で使用に不安がある方は保証付きのものを選びましょう。
特に日本製のストーブファンは保証が厚いので、壊れたときのメーカーとのやり取りのしやすさを考えると最初から日本製のストーブファンを買うのもおすすめです。
まとめ
お気に入りのストーブファンは見つかったでしょうか?
ストーブファンは特に安めの価格帯だと似たような商品が多く、どれを選ぶか悩んでしまうことが多いと思います。
それでも、見た目や価格、キャンプ用、自分のストーブで使えるかなどの選ぶ基準を持っておくと、購入するときの迷いが減ると思います。
今回ご紹介した商品はどれもおすすめですが、まだ迷っている方に特におすすめなのは、初めて買うなら安くて機能性の高いAnobysのストーブファン、インテリアとしても使いたいならデザインが豊富なアントビーのゼーベックストーブファンがおすすめです!
一度使うとそのポカポカ効果に手放せなくなること間違いなしなので、ぜひお気に入りのストーブファンが見つかればうれしいです。
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