今回は、「弁理士おすすめの通信講座10選!初学者と経験者別ランキングで紹介」ということでお伝えしていきます。
この記事では、弁理士の資格取得を目指す方や既存の知識を深めたい方向けに、通信講座の選び方とおすすめコースを紹介。
初学者と経験者を対象にしたランキングを掲載し、最新の情報を提供しています。適切な通信講座を選ぶ際の指針となる記事となっております。
弁理士おすすめ通信講座ランキング5選【初学者】
それでは、初学者向けの『弁理士おすすめ通信講座ランキング5選』ということで下記表に詳細をお伝えしていきます。
→スクロールできます
予備校名 | LEC東京リーガルマインド | TAC | アガルートアカデミー | LEC東京リーガルマインド | スタンディング |
画像 | 引用元:LEC東京リーガルマインド公式サイト | 引用元:TAC公式サイト | 引用元:アガルート公式サイト | 引用元:LEC東京リーガルマインド公式サイト | 引用元:スタンディング公式サイト |
講座名 | LEC1年合格ベーシックコースWIDE | TAC[2026年合格目標]2年本科生 | アガルート[2024年合格目標]総合カリキュラム(民法オプションあり) | LEC2025年向け スマート攻略コース | スタディング基礎・短答・論文 総合コース[2025年度試験対応] |
教材 | 入門テキスト
短答テキスト(短答アドヴァンス) 講師オリジナルレジュメ 他 |
テキスト
デジタル教材 |
テキスト | 入門テキスト
短答テキスト(短答アドヴァンス) 講師オリジナルレジュメ 他 |
ビデオ・音声
WEBテキスト スマート問題集 セレクト過去問題集 |
費用 | 455,000円〜(税込) | ¥341,000-〜(税込) | 191,800円(税込)〜 | 198,000円(税込) | 99,000円(税込) |
期間 | 1年 | 2年 | 1年 | 1年 | 1年 |
(2024年1月22日現在)→スクロールできます
1位:LEC1年合格ベーシックコースWIDE
『LEC1年合格ベーシックコースWIDE』をポイントを簡単にまとめてみました!
「1年合格ベーシックコースWIDE」は、LECの実績豊かな「1年合格ベーシックコース」をベースにしていますが、新たに幅広い知識を獲得し、早期に復習や問題演習に焦点を当てるカリキュラムとして設計されています。
このコースは、ただ合格するだけでなく、上位合格を目指す学習を提供しています。
1年合格ベーシックコースWIDEの魅力は、各法域について詳細に学び始めるのではなく、最初に概論から始め、重要な条文についても基本的な理解を築くアプローチです。
テキストである「短答アドヴァンス(非売品)」は、合格を支えてきた多くの成功事例に基づく実用的なテキストで、短答式試験への合格をサポートします。
また、一発合格を果たした卒業生によると、テキストが条文ごとに重要なポイントや裁判例、関連の過去問をまとめており、効果的な学習をサポートしているなどと声も上がっており、特に短答アドヴァンステキストの評判が良いそうです。
しっかりと学習すれば、短答本試験で出題される問題の8割程度に対応できるという自信を感じたなどの声も上がっているそうです。
「1年合格ベーシックコースWIDE」の受講生には、クラス専任チューターとの無料相談サービスが提供されます。
日頃の学習の不安や悩みなども、学校側から毎月の相談スケジュールも全月末までには通知されるそうなので、ご予約などすれば自分の予定に合わせて気軽に相談できるフォロー体制も整っているので、安心です。
通信講座:455,000円〜(税込)
通信講座+提携校通学:499,000円〜(税込)
1年で合格するためには、知的財産法の中でも最も重要な部分を習得する必要があります。
法体系と中核となる制度を徹底的に理解し、堅固な基盤を築くことは、短期間での合格において極めて重要です。
このコースでは、ますます重要になる「入門エッセンシャル講座」で、知的財産法の核心部分を学びます。
パワーポイントを活用して、視覚的な理解を助けるサポートを提供しています。
さらに、LECでは『三回転学習法』と呼んでいる弁理士試験に必要な学習領域をカバーするために、
入門コンプリート講座⇒論文WIDE講座⇒短答WIDE講座
という段階を進むことで、異なる視点から3回転学習を行い、学習効果を最大化します。
- 新たに幅広い知識を深めたい方
- 早期に復習をしたり、問題演習に重きをおきたい方
- ただ合格するのみではなく、上位合格を目指したい方
【佐藤 卓也LEC専任講師】
多数の合格者を輩出してきた佐藤講師は、弁理士試験受験会の生きる伝説といわれているそうです。
テキスト「短答アドヴァンス」の生みの親でもあります。
近年の弁理士試験は法改正の嵐です。そして最もその影響を受けるのは、条文の理解を試す短答試験ではないでしょうか。
このような試験動向の中では、特に時間のない社会人受験生の場合、まずは短答試験を突破し免除を勝ち取るというのも、一つの試験戦略と言えるでしょう。
本コースでは、弁理士試験に関わるテーマを、試験では「条文のどこを、どのように問われているか」を意識して拾いあげ、学習していきます。
確実に、そして着実に短答試験に合格したいという方は、是非、本コースをご検討ください。引用元:LEC東京リーガルマインド公式サイト
口コミ・評判
1年合格ベーシックコースWIDEは、いきなり各法域について、まんべんなく詳細なところまで学習するのではなく、最初は概論から入り、重要な条文について、なんとなくの理解をすることができる点が非常に魅力的でした。引用元:LEC東京リーガルマインド公式サイト
\もっとよく知る/
2位:TAC[2026年合格目標]2年本科生
引用元:資格の学校TAC 公式サイト
次に、資格の学校TACの『TAC2年本科生』について、ご紹介していきます。
1年目には短答試験に専念し合格、2年目には論文試験に集中して合格と計画的に合格を目指す教育プログラムです。
各合格目標の年度ごとに、「基本講義(逐条編)」を受講することができるため、知識の再確認だけでなく、最新の試験傾向や法改正情報もアップデートできます。
もしもの場合に備えて、「短答無料再受講制度」が提供されており、2025年の短答試験に合格できない場合でも、2026年の合格目標に向けて基本講義(逐条編)、短答応用答練、短答的中答練、短答式全国公開模試を無料で受講できるので、2年目の短答試験対策も安心です。
TACは、本試験の出題傾向と対策について徹底的に分析する教材スタッフが揃っております。
この教材スタッフは、過去の本試験の出題内容や今後の出題予想について研究しており情熱を込めてテキスト教材を制作しています。
そして、完成した教材は複数回のチェックを経て、高精度の教材となっております。
カリキュラムに含まれるテキストや教材、そして今回的中した模試は、オリジナルの問題で構成されており、出題範囲も、本試験の幅広い内容を十分にカバーしているため、内容の網羅性にも問題ありません。
的中率の高さは、TACの信頼性の証、高い的中率と包括性が揃ったTAC以外の教材は不要かもしれません。
- 基本講義テキスト(逐条編)特許法/実用新案法 1冊
- 基本講義テキスト(逐条編)意匠法/商標法 1冊
- 基本講義(論文編) 基本講義テキスト(論文編)1冊
- 論文基礎答練 論文基礎答練 問題・解答解説冊子 全3回分
- 論文応用答練 論文応用答練 問題・解答解説冊子 全9回分
- 論文的中答練 論文的中答練 問題・解答解説冊子 全6回分
- 論文式全国公開模試 論文式全国公開模試 問題・解答解説冊子 全2回分
短答無料再受講制度(2年本科生限定サポート)
万が一の場合、短答対策講座は2回受講できます。2年間で合格を目指す2年本科生は、最初の目標として2024年の短答式試験合格を設定しています。
しかしながら、万が一2025年に不合格となった場合でも、2026年の合格目標である「基本講義(逐条編)条約・不著」と「短答答練パック(短答応用答練・短答的中答練・短答式全国公開模試)」を無料で受講できます。
Webスクーリング
担当講師が定期的にウェブ上にてサポートしてくれます。
問題演習を通じて、自身の弱点を克服できるサポートプログラムとなっており、このサービスは、すべての受講形態に適用されます。
デジタル教材
TAC弁理士講座は、受講生の皆さまに対する新たなサービスとして、“デジタル教材アプリ”の提供を実施しております。
これにより、従来のテキスト教材に付け加え、デジタル教材ならではの利便性を組み込むことで、学習をより効率的かつ効果的に進めることが可能となります。
- 検索機能にて調べたい単語をすばやく探すことができます。検索結果一覧から、即座に目を引くページにアクセスできるため、キーワードベースの広範な学習にも大いに役立ちます。さらに、ワードによる検索だけでなく、目次機能も備えており、目次を通じて瞬時に必要な項目を参照することも可能です。
- アノテーション(注記・注釈)機能しおりやマーカー機能に加え、メモや図形の描画も行えます。マーカーや図形の描画、しおりなどはブックマーク機能で簡単に一覧表示でき、一覧から必要なページに迅速にアクセスできるようになっています。
- オフライン接続可能アプリ版を使用すると、一度ダウンロードした教材データはオフラインで閲覧可能ですインターネットに接続できない場所や外出先でも、接続の心配なくデジタル教材を利用できます。
Webフォロー[標準装備]
隙間時間にもしっかり活用できるように下記Webフォローが充実しております。
- 対象受講形態:全受講形態
- 教室講座を収録した講義を繰り返し何度も視聴可能。
スクーリング[無料・予約不要・回数制限35回まで]
本科生をお申し込みの通信講座受講生の方は、スクーリングを35回までの回数制限はありますが、無料・予約不要、ライブで講義を受けることができます。
【Web通信講座】
通常受講料:¥451,000
▼▼▼▼▼
春の早割キャンペーンPart1にて
¥341,000 + 入会金 ¥10,000
- 学習する時間や労力を極力減らして、現状の生活を継続しながら資格を取りたい方
- 免除制度を活用し、1年目に担当合格に集中、2年目に論文合格を目指し、長期に無理なく合格を目指したい方
TACでは、実務経験豊富な講師陣による合格への徹底サポートを提供し、講師は実務経験に基づく知識を活かし、わかりやすい講義を行うだけでなく、効果的な伝え方にも注力しています。
また、学習方法のアドバイスや学習サポートも提供し、合格に向けてプロの支援を行っています。
【小松 純講師】
合格には効率的な学習と正しいアプローチが不可欠。
TACの基本講義は弁理士試験の基礎知識を効率的に学び、最短距離で合格へ導きますので、受験生は無駄な時間や背伸びを避け、足元をしっかり確認することが成功の鍵です。
試験に合格したいなら、TACのサポートを活用しましょう。引用元:資格の学校TAC 公式サイト
【齋藤 晶子 講師】
弁理士試験では条文の理解が重要。
講義は条文を中心に展開し、知識を集約し、断片的な暗記ではなく、具体的な事例や判例と結びつけ、幅広く深めます。
最善の方法を提供しますので、合格へ導くために笑顔で苦難を乗り越えましょう!引用元:資格の学校TAC 公式サイト
口コミ・評判
「2022年合格目標 2年本科生受講 ストレート合格」
「2020年合格目標 2年本科生受講 ストレート合格」
「2020年合格目標 2年本科生受講 ストレート合格」
\もっとよく知る/
3位:アガルート[2025年合格目標]総合カリキュラム(民法オプションあり)
引用元:アガルートアカデミー公式サイト
アガルートアカデミーは、2015年に開講したオンラインによる講義の配信を中心とした資格予備校です。
今回は、そのアガルートアカデミーの『アガルート[2025年合格目標]総合カリキュラム(民法オプションあり)』をご紹介していきます。
- 効率よく学習できるカリキュラム
- 講師オリジナルのスペシャルなテキスト
- ベテランプロ講師によるわかりやすい講義
- 業界最安値の受講料に挑戦!
- 選択科目対策
1:効率よく学習できるカリキュラム
アガルートアカデミーの講座とカリキュラムは、講師陣と教材制作のプロフェッショナルが過去の短答式試験や論文式試験の傾向を徹底的に分析し、合格に必要な情報を効率的に学習できるよう計画されています。
この結果、インプット学習で知識を吸収する一方で、問題演習を通じて知識を確実に定着させるアウトプット学習がカリキュラムの中心となっています。
2:講師オリジナルのスペシャルなテキスト
テキストは下記で詳しく紹介しているので、そちらをご覧ください。
3:ベテランプロ講師によるわかりやすい講義
当講義の講師陣は、長年にわたり弁理士試験の指導経験が豊富なベテランが多い。
特に、丸野悟史講師はこのカリキュラムの主要な講座を担当し、司法試験と弁理士試験の両方に合格し、実務でも優れた法的スキルを持っています。
彼の講義は知識の習得だけでなく、論文式試験で必要な法的思考力を養うことにも重きを置いております。
4:低料金の受講料
アガルートアカデミーは、主にオンライン講義を提供していることもあり、教室の運営に関連する賃料や人件費などを大幅に削減しているそうです。
このため、比較的低料金を提供できているようです。
一方で、合格に必要な教材には削減せず、フルカラーのテキストなど、他の予備校や通信講座よりも充実した教育を提供してくれております。
5:選択科目対策
時間を節約したい選択科目であるが、民法は広範な内容で、知識の習得自体が難しい。
アガルートの選択科目対策では、弁理士試験における民法の論文対策に焦点を当て、必要かつ充実した情報を提供してくれます。
論文対策では、簡潔で効果的な回答方法を示し、自信を持って取り組めるようサポートしてくれるそうです。
講師オリジナルのスペシャルなテキスト
当講義のテキストは、すべて講師自身によるオリジナルです。
弁理士試験の専門家が必要な知識を厳密に選び、最新の法改正にも対応しました。
総合講義100のテキストはフルカラーで、視覚的な理解を助けるために多くの図表を含んでいます。
これにより、楽しみながら効果的に学習が進められます。
音声ダウンロード
ダウンロードした音声は、進捗率、8倍速までの倍速視聴ができ、それぞれのライフスタイルに合わせて音声学習が可能です。
アガルートアカデミー講義動画のしおり機能
直前期の学習にも最適な機能「しおり機能」が講義動画には実装されております。
お気に入り登録やマイページなどの機能は当然ながら、自分の弱点や覚えたいところなど、気になるところをすぐに探し出せる便利な機能が充実しています。
- 知的財産の専門家としてキャリアアップを考えている方
- 弁理士試験を短期間で合格したい方
- 重要なトピックを詳しく解説した講師による専門テキストで効率的に学びたい方
- できるだけ少ない費用で勉強に取り組みたい方
【丸野悟史 講師】
一生ものの武器を一緒に作り上げましょう
私の指導におけるモットーは,割り切らない・妥協しないということです。
受験のためという理由で割り切った考え方はせずに,判例法理を中心とした合格後も使える法理論をお伝えするとともに,法的思考力を身に付けていただけるような指導を心がけます。
試験合格はもちろん,その後に開かれている世界においても通用するような 【一生ものの武器】 を一緒に作り上げていけるような指導を行っていきたいと思います。引用元:アガルートアカデミー 公式サイト
【石井良和 講師】
勉強時間が取れない方へ,効率的な勉強法を伝えたい
弁理士試験は,合格率も低く,難関な資格と言われています。
また,弁理士を目指す方は,働きながら試験勉強をなさっている方がほとんどで,なかなか思うように勉強時間が取れず,悩んでいる方が多いと思います。
そこで,細かい時間を繋いで効率よく学習できるような教材を提供するとともに,効率的な勉強方法を皆様に伝えていきたいと思っています。引用元:アガルートアカデミー 公式サイト
【渥美雅大 講師】
「なるほど,これなら答案が書ける」と思えるような講座を目指します
民法は,選択科目であるにもかかわらず,その範囲が広く論文対策も大変だと感じる受験生の方も多いでしょう。
そこで,過去問の分析を通して,弁理士試験における民法の論文対策として必要不可欠な範囲の基礎知識を,論文対策に直結するような形で分かりやすくインプットできる講座,どんな受験生の方でも「なるほど,これなら答案が書ける」と思えるような講座を目指していきたいと思います。
一緒に合格を目指してがんばっていきましょう!引用元:アガルートアカデミー 公式サイト
口コミ・評判
趣旨や理由付けが、原理原則に立ち返った所から説明がされていて、理解しながら読み進める事ができました。
論文過去問題集は非常に分かりやすく重宝しました。
ありがとうございました。引用元:アガルートアカデミー 公式サイト
\もっとよく知る/
4位:LEC2025年向け スマート攻略コース
LECは、東京都千代田区神保町に司法試験の受験指導機関として株式会社東京リーガルマインド(LEC)創立。
LECの使命は、『生産性の高い人材の育成と、これを管理する経営管理者の養成』とした資格予備校です。
今回は、そのLECの『2025年向けスマート攻略コース』をご紹介していきます。
「スマート攻略コース」は、スマート戦略コースは時間の効率を最大限に引き出し、頻繁に問われる試験の要点に焦点を当て、効果的な試験対策を実現するプログラムです。
【スマート攻略コース】
- スタートアップ講座
- 入門講座
- 論文書き方講座
- プライマリー四法攻略講座
- セカンダリー四法攻略講座
- 短答ポイント攻略講座
- 下三法攻略講座
さまざまな工夫で効率的に知識を定着し幾多の合格を支えてきたテキストです。
スマート攻略コースで配布されたLEC・馬場先生オリジナルの「短答これ問」が短答対策に最も役に立ったと合格者からも評判。
年別の過去問題集は販売されておりますが、「短答これ問」の優れているところは、「1つの条文、その下にその条文に関連する過去問の枝」という順番で、全ての条文についてこれが繰り返されています。
1枝1枝の根拠条文が異なるため、知識がばらけがちになりそうですが、この「短答これ問」テキストにより最短で合格へ導いてくれます。
専門フォロースタッフによるチューター講義
『教えてチューター講義』という専門スタッフの講義はもちろん、教材など問題点をすぐ解決するフォーロー体制が専門スタッフによりバックアップされます。
集中して学習できる環境
受講生専用の自習室を準備しており、そのほかにWebブース・ロッカーの利用を可能で、自宅で集中して勉強することが苦手な方には、おすすめの環境です。
【2025年スマート攻略コース】
通信Web+音声DL 一般価格
423,000円(税込)
その他
インプット+アウトプット一括お申込み価格(55,000円もお得!)
368,000円(税込)
2024年4月末までの早期スタート割引(さらに、10万円OFF!)
268,000円(税込)
- とにかく、忙しい方「スマート攻略コースの講座時間は1回60分!」通勤、昼休み、帰宅後など、生活に合わせてスキマ時間に受講できます。早聴きや続き再生、ダウンロードなどの便利機能もあり、ストレスなく学習できます。どこでも受講が可能です。
- ロープライス「Web通信によるコスト削減とリーズナブルな価格」通学やDVD受講はできませんが、その分を価格に反映しています。1時間あたりの受講料は1,100円とリーズナブルで、クロマキー合成を使用した躍動感あふれる講義映像でWeb通信でも安心して受講できます。
- 安心の無料サポート講座通信講座以外で、月に1回馬場講師による特別進捗アドバイスと受験情報を提供する学習コンパス講座があります。学習ペースやスケジュールは毎月調整可能で、必要な情報だけを届けてくれます。独りで不安を感じずに一緒に試験対策を進めることができます。
馬場 信幸 (LEC専任講師)
弁理士試験合格に必要なこと。
もちろん一番必要なのは、皆さんの「合格したい!」という強い気持ちです。
そして、その次に必要なこと。
それは、「合格するために正しい行動をとる」ことです。
特に秋からの短期合格を目指すのであれば、より効率的な学習が必要です。
そこで本コースでは、まず基礎力セットアップ講座で知識の基礎をしっかり作っていただきます。
その作られた知識を、今度は短答解法修得講座で、手続の流れにしたがって整理していただきます。
四法も横断的に一気に学習することで、効率よく学習内容を最適化し、短期で合格レベルに到達することができるのです。
大変そうに感じますが、はっきり言って勉強は大変です。
しかし、大変さの中には楽しさもあります。
また、楽しくなければ勉強は続きません。
本コースで楽しく、一気に最終合格を目指しましょう。引用元:LEC東京リーガルマインド 公式サイト
口コミ・評判
単に興味本位で勉強をするのではなく、「試験に合格すること」を意識すること、「弁理士としてどのように考えるべきか」という観点を大切にしつつ、単に答えを覚えるべき問題については、割り切って暗記をすること、とご指導いただきました。
試験での重要度に応じて、効率よく勉強することができました。引用元:LEC東京リーガルマインド 公式サイト
「まず制度・規定のイメージをつかんでもらう」ということを重要視なさっていて、講義では図をふんだんに使用し、例え話を交えて説明してくださいました。
また、説明一辺倒ではなく、時たま雑談を交えて、面白い動きを入れながら、緩急をつけてお話してくださったので、飽きずに楽しく勉強することができました。引用元:LEC東京リーガルマインド 公式サイト
\もっとよく知る/
5位:スタディング基礎・短答・論文 総合コース[2025年度試験対応]
引用元:「スタディング」 公式サイト
次に、『スタンディング基礎・短答・論文 総合コース[2025年度試験対応]』の講座に関してご紹介していきますね。
■基礎/短答講座(動画/音声講座:標準版・1.5倍速版・2倍速版)
本講座では条文や手続きの流れを強調し、動画で内容を確認できます。
本よりも動画で学ぶと内容をイメージしやすく、覚えやすく、慣れてきたら倍速で繰り返し学び、短期間で記憶が定着します。
通常速版だけでなく1.5倍速、2倍速版もあります。
・WEBテキスト
動画/音声講座を基に、解法テクニックや試験対策の補足情報を加えたオンラインテキストです。
その後の復習や問題練習後にパソコンやスマートフォンで参照可能で、印刷・製本はありません。
・スマート問題集
基礎/短答講座の内容を確実に覚えるためのオンライン問題集。
通勤時間などのスキマ時間で一問一答形式の演習が可能で、重要なポイントを確実に覚えられます。
各講座終了後に対応する単元の問題が提供され、本試験の過去問を基に必須の知識が重点的に出題されます。
問題後にはわかりやすい解説があり、スタディングマイページには成績が記録され進捗が把握できます。
・セレクト過去問集
近年の弁理士試験の短答式重要過去問を厳選し、わかりやすく丁寧な解説が特徴のオンライン問題集。
合格者が解ける問題に焦点を当て、確実に解く力を養い、堅実な基礎力を身につけることが合格への近道と考えます。
問題を繰り返し解き、解説を読むことで、試験問題へのアプローチ方法と解法をマスターできます。
時間が限られている方や既存の解説が難解と感じる方、試験直前の効果的な対策にお勧めの講座です。
■短答解法講座(動画/音声講座:標準版・1.5倍速版・2倍速版)
本講座では、基礎/短答講座で身につけた知識を活かし、短答式本試験でのスコア向上を目指すコースです。
実際の過去問を使用し、「解法のテクニック」「覚え方」「周辺知識」「事例問題への対応」などを中心に学習できます。
・セレクト過去問集(短答解法講座)
基礎/短答講座と同様に、近年の弁理士試験の短答式で重要な過去問を厳選したオンライン問題集です。分かりやすく、丁寧な解説が特長です。
短答解法講座で学んだ各枝の検討方法や試験での頻出事項、理解しやすく覚えるべき知識、事例分析の検討パターンなどを、関連する類題を通して実践的に学習します。
■論文対策講座(動画/音声講座:標準版・1.5倍速版・2倍速版)
本講座では、オリジナル問題全30問(特許法・実用新案法:10問、意匠法:10問、商標法:10問)は本試験型で、伊藤先生が「論文対策講座」で学んだ「15の出題パターン」に基づき解説します。
解説講義では、模範答案に加え、多くの受験生が犯しがちなミスや不合格例も取り上げ、単に論点の解説に留まらず、「答案作成のノウハウ」も詳しく解説します(採点基準シート付)。
合格を分けるポイントや修正すべき箇所を明確に示すため、自分の答案を自己採点することで書き方の改善が可能です。
自己採点方式でありながら、書き方の矯正ノウハウが充実しており、通学が難しい方や答練会の締切に縛られず自分のペースでスキルアップしたい方に適しています。
マルチデバイス対応
動画講義はもちろん、WEBテキストもスマート問題集も全てマルチデバイス対応です。iOS、Androidのどちらも利用可能。外出時にはスマートフォンやタブレット、自宅では画面が大きいPCを選択することができます。
学習フロー
ガイドに従って学習する機能で、最適な順番で進められます。悩むことなく、動画講座後に基礎問題から過去問解法、実践的な問題まで、最も効果的な順序で学習できます。
学習レポート
スタディングでは、学習時間と進捗が自動的にまとめられ、グラフや数値で表示されます。これにより、毎日の学習が可視化され、モチベーション向上と学習習慣の形成に寄与します。
マイノート機能
講義や問題解答中に気になる情報やメモをマイノートに記録できます。自動同期機能により、どんなデバイスでもアクセス可能。個人用デジタルノートで学習を効率的に進めましょう。
AI検索機能
キーワード検索で最適な学習コンテンツを表示する機能。機械学習を活用し、関連性や受講者の評価からスコアリングして上位に表示されます。
最新!!AI問題復習
AIが自分が解いた問題の成績に基づいて復習スケジュールを自動設定し、問題を効率的に提供する「AI問題復習」。手動でのカスタムモードも利用可能で、個別条件に合わせた復習ができます。
勉強仲間機能
試験勉強のモチベーション維持には、仲間の励ましや刺激が重要。資格取得では勉強習慣が合格に影響し、勉強仲間がいると合格しやすくなる特長があります。
学習Q&Aサービス
スタディングの学習内容に関する質問ができるオンラインサービス。初学者でも安心して学習でき、1チケットで1問質問可能です。
弁理士 基礎・短答・論文 総合コース[2025年度試験対応]
▶︎ 99,000円(税込)〜
- 初めて弁理士試験の勉強をする方
- 短答式試験が苦手な方
- 論文の成績が伸び悩んでいる方
- 短答式・論文式両方の対策をしたい方
- 割安な価格で受講したい方
スタディング弁理士講座
主任講師:伊藤 隆治
どうやれば動画講義だけでも添削と同じか、それ以上の効果を出せるか、徹底的に考えて従来の3倍の準備をしました。
私は、従来型の答案練習会では、模範答案や受験生が書いた優秀答案を取り上げて講義をしても、受験生の多くの方は、「どの論点を拾えばいいのか」や「論述の正確性」にばかりに意識が向いているように感じておりました。
また、答案添削においても、答案一枚に対してごく限られた時間でつけざるを得ないコメントでは、書き方を直すお手本を示すことが難しく、どこまで効果があるのか、疑問を禁じえませんでした。
そこで、この講座では、ひと工夫もふた工夫も趣向を凝らして、「模範答案」に加えて、講師書下ろしの「不合格答案」と詳細な「採点基準シート」も用意しました。
「採点者の目」と「真似るべき書き方」を身につけ、自己採点とその後の書き直しが効果的に行えるように。
講義では、「採点基準シート」を使って採点ワークを一緒に体験していただくことで、「模範答案」と「不合格答案」について、内容の差ではなく、書き方の差(内容の差ではなく)に気づいていただき、答案を見る目が自然と身につくことを目指しています。
採点者の「答案を見る目」が身につけば、たとえ自己採点であったとしてもご自分の答案を客観的に採点・評価し、改善すべき書き方が分かるようになります。
そして、「優秀答案」の書き方を真似するようにご自分の答案を書き直してください。「学ぶ」とは「まねぶ」(真似る)から転じた言葉だという説もあります。
是非、様々な工夫を凝らした本講座で「合格答案の書き方」を効率よく学んでいただきたいと思います。
引用元:「スタディング」 公式サイト
口コミ・評判
\もっとよく知る/
弁理士おすすめ通信講座ランキング5選【経験者】
それでは、経験者向けの『弁理士おすすめ通信講座ランキング5選』【経験者】ということで下記表に詳細をお伝えしていきます。
→スクロールできます
予備校名 | LEC東京リーガルマインド | TAC | アガルートアカデミー | TAC | スタンディング |
画像 | 引用元:LEC東京リーガルマインド公式サイト | 引用元:TAC公式サイト | 引用元:アガルート公式サイト | 引用元:TAC 公式サイト | 引用元:スタンディング公式サイト |
講座名 | LEC2023年向け論文スタンダード答練パック ベースアップPLUS | TAC上級論文本科生 | アガルート総合講義100 | TAC短答答練パック | スタディング 論文対策コース[2023年度試験対応] |
教材 | 教材やテキストは、ウェブ公開されておりません。 | 教材専門スタッフによる、オリジナルのテキストや教材、答練、模試。 | 多くの図表を取り入れたフルカラーテキスト3冊 | ・短答応用答練
・短答的中答練 ・短答式全国公開模試 |
・論文対策講座の動画・音声 ・テキスト ・パターン別練習問題 ・論文演習問題など |
費用 | 170,000円(税込)〜 | ¥145,200円(税込)〜 | 118,800円(税込)〜 | 79,200円(税込)〜 | 49,500円(税込) |
期間 | 7ヶ月間 | 8ヶ月間 | 1年間 | 8ヶ月間 | 1年間 |
(2024年1月20日現在)→スクロールできます
順に、おすすめ講座の詳細をお伝えしていきます。
1位:LEC2024年向け 論文答練パック ベースアップPLUS
それでは、学習レベルに合わせた答練とベースアップ講座で論文得点力を底上げする『論文答練パック ベースアップPLUS』について、詳しくお伝えしていきます。
論文答練パック ベースアップPLUS
秋から始める答練
3つの論文等練を学習レベルに合わせて構成
論文上級答練パック
▶︎ 受験経験のある方は、本試験後のスキルを直前期まで向上させることができます
論文スタンダード答練パック
▶︎ 学習中の方は、直前期に向けてスキルを向上させることができます
論文基礎答練パック
▶︎ 論文に苦手意識を持っている方は、基礎知識の確認をしながらスキルを向上させることができます
【注目ポイント】
7ヶ月間の中断なしの答練演習
▶︎ 10月から本試験直前期の4月まで、3つの答練で連続して演習を行います。中断なしの7ヶ月間です。
最大9倍の問題量
▶︎ 3つの答練で解く問題数は最大36問です。本試験の出題数が4問であることを考慮すると、演習量は最大9倍にもなります。
ベースアップ講座
▶︎ 弱点となりやすい2つの分野を短期間で強化して、得点力アップを目指します!
審査基準攻略講座
▶︎広がりがちな審査基準の指針を理解します。底知れない審査基準から試験で求められる要点だけを厳選し、最新の内容を組み込んだ講座となります。
判例論点攻略講座
▶︎100の判例を迅速にマスターすることを目指します。膨大な判例から試験で出題されるポイントだけを厳選。短期間で応用力を向上させる講座となります。
教材やテキストは、ウェブ公開されておりません。
論文答練フルオンライン化
これにより、論文提出から添削までがオンラインでスピーディに完結できるようになりました。
もちろん、オフラインでの提出でも可能です。
論文スタンダード答練パックベースアップPLUS(全28回)▶︎ 170,000円(税込)
- 知識の定着を確認しながら答練で経験値を積みたい方
- 本試験レベルの問題に立ち向かえる実力を段階的、かつ着実に積みたい方
- 多くの答練により、さまざまな論点に触れ、本試験に備えたい方
- イレギュラーな問題にも負けない対応力ある実力をつけたい方
宮口 聡 LEC専任講師
慶應義塾大学理工学部応用化学科卒業。大手防犯機器メーカー技術開発部門および知財部勤務を経て、現在、宮口特許事務所所長。
LECでの講師歴は24年。
入門講座、論文基礎力完成講座、短答基礎力完成講座をはじめとする初学者向け講座から、「短答エミネント講座」「論文トリニティ講座」「論文上級答練」「LゼミSpecial」などの学習経験者向け講座を歴任。LECリーガルマインド公式サイト
口コミ・評判
論文本試験では、同じ問題は出ないので、問われたことがない論点が一定数出ます。
従って、本番で知らない問題が出ても、この答練で練習しておけば、パニックにならずに対応できるようになると思います。
また、弁理士受験生の大多数は、この答練を受講しています。
従って、この答練で出た論点を知っておけば、他の受験生から遅れをとることはないと思います。
逆に、この答練で出た論点を知らなければ、かなり不利になってしまうと思います。
これらの理由から、この答練の受講を決めました。引用元:LEC東京リーガルマインド公式サイト
LECの答練を選んだ理由は、受験者数が多いことです。
この試験が偏差値採点の相対評価である以上、受験生のほとんどが受けている答練で出された論点は、本試験で必ず書かなければならず、書けないと、即不合格に直結すると考えます。
したがって、この答練を受講することは、合格のために必須と考えました。
また、受験生が集まる場で、厳密に時間内に答案を作成する練習も必要と考えました。
特に、わからない論点が出た場合にどう対応するか、緊張の中、一点でも多く点を稼ぐためにどう足掻くかの練習も大切と考えました。
以上の理由から、本講座を受講します。何卒よろしくお願いいたします。引用元:LEC東京リーガルマインド公式サイト
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2位:TAC上級論文本科生
引用元:「資格の学校TAC」公式サイト
受験経験者専用の論文対策専用コース。論文上級講義で知識の再確認しながら、同時並行で段階的に実力を形成できる論文答練で得点力を養いながら、短期間で論文突破を目指していく講座となっております。
それでは下記にて詳細をご紹介します。
論文上級講義 全8回
講義詳細
特許法・実用新案法 4回
意匠法 2回
商標法 2回
講義内容
▶︎論文式試験に出題されるテーマを厳選したテキストを使用し、重要論点だけに絞った講義です。
論文アプローチ答練 全8回
講義詳細
特許法・実用新案法 4回
意匠法 2回
商標法 2回
講義内容
▶︎基礎知識が事例問題で対応できるかを確認する答練です。教室講座では、答練のみの実施となります。
論文応用答練 全9回
講義詳細
特許法・実用新案法 3回
意匠法 3回
商標法 3回
講義内容
▶︎出題者の意図や記載すべき内容の判断、結論までの筋道など合格に必要な論述力を養う答練です。
論文的中答練 全6回
講義詳細
特許法・実用新案法 2回
意匠法 2回
商標法 2回
講義内容
▶︎高いレベルを想定した問題を出題します。本試験以上の負荷をかけることで総仕上げを行う答練です。
論文式全国公開模試 全2回
実施内容
▶︎論文式試験と同一形式、同一内容で実施する全国公開模試です。詳細な解答・解説冊子に加え、Web解説講義もついています。
論文上級講義: 論文上級講義テキスト 論文要点集 1冊
論文アプローチ答練: 論文アプローチ答練 問題・解答解説冊子 全8回分
論文応用答練: 論文応用答練 問題・解答解説冊子 全9回分
論文的中答練: 論文的中答練 問題・解答解説冊子 全6回分
論文式全国公開模試: 論文式全国公開模試 問題・解答解説冊子 全2回分
高い的中率と網羅性!TAC以外の教材は不要です。
TACには、本試験の出題傾向と対策を徹底的に分析している教材スタッフが存在します。
日夜、本試験でどのように出題されたか、今後どのように出題されるかを研究している専門集団です。
TACの教材はこれらのスタッフが心を込めて制作します。
また、完成した教材は複数回のチェックを経て、高い精度を持つものに仕上がります。
カリキュラムに組み込まれたテキストや教材、そして先行的な的中例に挙げた答練、模試は全てオリジナルの予想問題です。
出題範囲も、本試験を十分にカバーしているため、網羅性にも問題がありません。
的中率の高さはTACの信頼性の証です。
フォロー体制として、様々なサポートプログラムが準備されております。
Webフォロー[無料]
オンラインで教室講座を録画し、何度でも視聴可能で、隙間時間も有効活用できます。
Webサポート
TAC講師陣が受講生をWeb上で定期的に皆様をサポートします。学習上の不安や疑問を解消するサポートプログラムです。
※これらのサポートに関しては、無料・予約不要・回数制限35回にて、スクーリングや通信講座でもライブで講義が受けることができます。
再受講受講料 ▶︎145,200円
- 論文対策のインプットとアウトプットをバランスよく学習したい方
- 論文上級講座にて論点や重要ポイントを集中的に学習したい方
- 予想問題を多く学習したい方
【小松 純 講師】
足元をしっかりと確認する!
長年勉強しても合格しない受験生は、試験とは関係のないことに時間をかけています。また不合格者は、背伸びをしすぎている勉強をしています。これでは試験に合格できません。弁理士試験に合格するには、足元をしっかりと確認して勉強しなければいけません。
効率的に学習します!
TACが提供する基本講義(逐条編)は、弁理士試験に必要な基本的知識を習得する講座です。本講座は短答と論文に共通で問われる工業所有権法についてまとめて学習する点に特徴があります。より効率的に学習していきましょう。
私が最短距離で合格させます!
弁理士試験の受験を決意したら、是非ともTACの本科生を受講してください。私が最終合格への最短距離をご案内いたします。引用元:「資格の学校 TAC」公式サイト
口コミ・評判
何よりも、論文答練を繰り返し行うことができたのが非常に良かったと感じています。
論文アプローチ答練〜論文応用答練〜論文的中答練と、少しずつ問題の質、量ともにレベルアップすることで、無理なく演習に取り組むことができ、論文式試験そのものに慣れることができました。
論文的中答練に至っては、本番想定よりも難易度の高い問題にチャレンジすることができたため、かなり自信をつけることができたと感じています。引用元:「資格の学校 TAC」公式サイト
逐条テキストの解説講義と平行して短答の答練が行われたこと、および逐条テキストの解説講義が終わってすぐの12月に論文講座が始まったことがとてもよかったです。
条文の知識を詰め込みながら短答試験を見据えて知識を整理できたため、早い段階から短答試験に向けた勉強方法を自分の中で確立できました。
また、12月の段階で論文試験の勉強に着手し始めることができたことで、短答試験直後にスムーズに論文試験の勉強に移行できました。
このカリキュラムのおかげで、短答試験、論文試験を同年に合格することができたと思います。引用元:「資格の学校 TAC」公式サイト
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3位:アガルート総合講義100
こちらの講座は、法律の学習経験があるが知識に不安がある方はもちろん、法律の学習経験がない方でも100時間以下で、必須4科目について合格をできる知識を習得します。
それでは、下記にて詳細をご紹介します。
この講座は、全体の概要を理解しながら、合格に不可欠な知識を着実に築き上げ、法律の学習経験がない方や、不安を感じる方が最終的に必要な知識を100時間以下で身につけることを目指すものです。
入門・初級・基礎の講座に属しますが、弁理士試験での最終合格に不可欠な知識を総合的なカリキュラムになっております。
法律の基礎知識 | 約7時間 |
特許法・実用新案法 | 約46時間 |
意匠法 | 約15時間 |
商標法 | 約22時間 |
合計 | 約90時間 |
(2024年2月3日現在)
教材の特徴
テキストは3冊で必要な情報が濃縮。
アガルート総合講義100のテキストは、丸野講師が弁理士試験の論文式試験過去問、短答式試験過去問を徹底的に解析し、試験で出題される事柄に焦点を当て、テキストを新たに執筆されたものです。
このテキストを理解すれば、自然と試験頻出の知識が身につくでしょう。
イラストや図表を豊富に活用し、とても見やすいテキスト
本講座のテキストは、全ページがフルカラーで構成されています。
弁理士試験で必要な法律の知識、理工系の知識、複雑な判例の事例を整理することは難しいため、イラストや関係図を多く取り入れ、理解しやすいテキストに仕上げています。
意味や使い方、類語をわかりやすく解説した問題により効率よく学習
テキストの巻末には、章ごとに、短答過去問を中心とする正誤判定方式の練習問題を載せています。
特定の分野について学習した後にこれらの巻末問題に取り組むことで、インプットした知識が試験でどのように問われるかを確認できます。
また、巻末問題を通して演習することで、知識のインプットが不足している箇所を明確にし、特に重要な復習が求められる部分が浮かび上がります。
巻末問題を繰り返し解くことで、効果的な復習ができ、アウトプットを通じてインプットを確実なものにすることができます。
Facebookグループを活用した質問対応
各講座ごとに受講生向けのFacebookグループを設けており、講師に対して講義内容などを質問できる制度があります。個人的なやり取りと比較して、他の受講生との質疑応答を共有することにより安心して学習することができます。
Googleフォームを活用した質問対応
Facebookグループのみならず、Googleフォームを活用して質疑応答も随時行なっております。場所や時間を遠慮することなく、疑問を解決することができます。
総合講義100 ▶︎ 118,800円(税込)
- 知的財産に特化したキャリアアップを考えている方
- 短期間で弁理士試験に合格したい方
- 標的とされやすいポイントを徹底的に調査した講師による新規執筆テキストで効率的に学びたい方
- できるだけ費用を抑えて学習したい方
講師:丸野悟史
私の指導におけるモットーは,割り切らない・妥協しないということです。
受験のためという理由で割り切った考え方はせずに,判例法理を中心とした合格後も使える法理論をお伝えするとともに,法的思考力を身に付けていただけるような指導を心がけます。
予備試験や司法試験に合格するためにはテクニックが必要であるなどといわれることもありますが,テクニックにばかり目がくらんで物事の本質を見失うようなことがあってはなりません。
その意味で,「受験上のテクニック」というものは,特にお伝えするつもりもありません。
ただ,法律の考え方を突き詰めていったとき,答案に何をどのように表現していくべきかというのは,自ずと見えてきます。
ですので,法律の考え方に根差した答案作成技術というものはお伝えしていきたいと思います。
私の指導では,時には「頭の体操」などと称して難題を投げかけますので,予備試験や司法試験との関係ではオーバーワークともなるかもしれません。
しかし,そのような一見すれば遠回りとも思えるような道を通ってこそ盤石な法的思考力が鍛えられ,それは予備試験や司法試験に必ず活きてきます。
人よりも頭を使う努力は積んでいただきますが,司法試験はもちろん,その後に開かれている世界においても通用するような「一生ものの武器」を一緒に作り上げていけるような指導を行っていきたいと思います。
あえて手厳しい指導をさせていただきますが,予備試験や司法試験の合格はもちろんのこと,その後実務に出た後のことまで考えながら,一緒に合格を目指していきましょう。引用元:「アガルートアカデミー」公式サイト
口コミ・評判
趣旨や理由付けが、原理原則に立ち返った所から説明がされていて、理解しながら読み進める事ができました。
論文過去問題集は非常に分かりやすく重宝しました。
ありがとうございました。引用元:「アガルートアカデミー」公式サイト
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4位:TAC短答答練パック
引用元:資格の学校 TAC 公式サイト
短答答練で段階的に実力をつけ得点力を養い、本試験突破を目指す短答専用のコース。
それでは、下記にて詳細をご紹介します。
短答応用答練 全6回
講義内容:短答式試験と同レベルの問題を各科目ごとに実施する答練です。
(講義回数)
特許法・実用新案法 2回
意匠法 1回
商標法 1回
条 約 1回
不正競争防止法・著作権法 1回
短答的中答練 全4回
講義内容:出題範囲を全科目にし、多種多様な出題形式を取り入れた答練です。
(講義回数)
本試験に則した総合形式 全4回
短答式全国公開模試 全3回
実施内容:短答式試験と同一形式、同一内容で実施する全国公開模試です。詳細な解答・解説冊子に加え、Web解説講義もついています。
実施回数:全3回
・短答応用答練 ▶︎短答応用答練 問題・解答解説冊子 全6回分
・短答的中答練 ▶︎短答的中答練 問題・解答解説冊子 全4回分
・短答式全国公開模試 ▶︎短答式全国公開模試 問題・解答解説冊子 全3回分
Webフォロー[無料]
・適用受講形態:全受講形態
・教室講座が収録された講義を何度もリピートして視聴可能です。
Web通信講座 ▶︎79,200円
(税込)〜 プラス 入会金¥10,000
- 本試験で的中する多くの演習問題を学習したい方
- 2024年の短答式試験合格を目指す方
- 基本的な知識があり、短答演習を直前期より積極的に行いたい方
【齋藤 晶子 講師】
条文を軸に講義をします!
弁理士試験とは、シンプルに条文の知識や理解を問われます。私の講義では、その条文の知識や理解の完成度を上げることに軸をおきます。
同類項をグルーピングし、知識を集約します!
さらに、知識の断片的丸暗記ではなく、「具体的な事例の活用法」や「判例の解釈」などとリンクさせ幅広く深く展開していきます。
最善の方法を提供し続け、合格へと導きます!
どんなときも笑顔を絶やさすことなく、苦難を乗り越えていけば必ず勝利の女神が微笑みます。合格街道をまっしぐらに邁進していきましょう。引用元:「資格の学校 TAC」公式サイト
口コミ・評判
1回の受講で多くの問題数に触れることができることは非常によかったです!
受講内容としては、前半は問題を解き、後半は講義でした。
この講座は過去問以外の問題にも触れることができ、且つ1回の受講で多くの問題数に触れることができることは非常によかったです。
近年の試験傾向では、過去問を解いただけでは合格ができるとは限らないため、短答答練は私にとっては自信に繋がりました。引用元:資格の学校 TAC 公式サイト
やっと、長いトンネルのような迷路のような受験生活が終わりました。
試験勉強を開始したころは、漠然と非正規社員から抜け出すことが目標で、合格したら文系の弁理士として活躍しようと考えていました。
しかし、ご縁あってか、コロナ期に入り、理系の会社に正社員として採用され、化学分野に興味を持つようになりました。
将来は医薬関連を専門分野とする弁理士になることが目標です。引用元:資格の学校 TAC 公式サイト
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5位:スタディング論文対策コース[2024年度試験対応]
引用元:スタディング
「論文対策講座」で合格答案の書き方のルールと各科目で出題されるパターンへの対応法を、「論文問題演習」で実際に答案を書きながら合格答案を書くためのノウハウ・スキルを実践的に習得します。
それでは、下記にて詳細をご紹介します。
論文対策講座(動画/音声)
計47回 合計約17時間
パターン別練習問題
例題/練習問題/模範答案
計90問
特許法・実用新案法(15問×2回)、意匠法(15問×2回)、商標法(15問×2回)
論文問題演習(動画/音声)
計30回 合計約30時間
採点ワーク教材
本試験型問題
模範答案
不合格答案
採点基準シート
計30問
特許法・実用新案法(10問)、意匠法(10問)、商標法(10問)
全30問に「解説講義」、「模範解答」、「不合格答案」、「採点基準シート」付
テキスト
▶︎動画/音声講座を基に試験対策に有益な情報や解法テクニックを付加したオンライン版テキスト。
パソコン等での参照が便利で、問題練習後や復習時に利用可能。
スマートフォンやタブレットでいつでもアクセス可能。冊子の印刷・製本は提供されず、オンラインのみでの提要となります。
スタディング弁理士講座では、弁理士試験合格者に対し、合格お祝い金として10,000円を提供。該当コースを購入し、条件を満たすと確実に受け取れます。
弁理士 論文対策コース[2024年度試験対応] ▶︎ ¥49,500(税込)
- 初めて論文式試験の勉強をする方
- 論文式試験が苦手な方
- 論文式試験に短期間で合格したい方
- 割安な価格で受講したい方
スタディング弁理士講座
主任講師:伊藤 隆治
(伊藤講師からのメッセージ)
どうやれば動画講義だけでも添削と同じか、それ以上の効果を出せるか、徹底的に考えて従来の3倍の準備をしました。
私は、従来型の答案練習会では、模範答案や受験生が書いた優秀答案を取り上げて講義をしても、受験生の多くの方は、「どの論点を拾えばいいのか」や「論述の正確性」にばかりに意識が向いているように感じておりました。
また、答案添削においても、答案一枚に対してごく限られた時間でつけざるを得ないコメントでは、書き方を直すお手本を示すことが難しく、どこまで効果があるのか、疑問を禁じえませんでした。
そこで、この講座では、ひと工夫もふた工夫も趣向を凝らして、「模範答案」に加えて、講師書下ろしの「不合格答案」と詳細な「採点基準表」も用意しました。
「採点者の目」と「真似るべき書き方」を身につけ、自己採点とその後の書き直しが効果的に行えるように。
講義では、「採点基準表」を使って採点ワークを一緒に体験していただくことで、「模範答案」と「不合格答案」について、内容の差ではなく、書き方の差(内容の差ではなく)に気づいていただき、答案を見る目が自然と身につくことを目指しています。
採点者の「答案を見る目」が身につけば、たとえ自己採点であったとしてもご自分の答案を客観的に採点・評価し、改善すべき書き方が分かるようになります。
そして、「優秀答案」の書き方を真似するようにご自分の答案を書き直してください。「学ぶ」とは「まねぶ」(真似る)から転じた言葉だという説もあります。
是非、様々な工夫を凝らした本講座で「合格答案の書き方」を効率よく学んでいただきたいと思います。引用元:スタディング 公式サイト
口コミ・評判
弁理士を本格的に目指すようになるまでは、法律を学ぶ機会が一切なかったので、まずは入門書としてスタディングのスタートアップテキストを購入させていただき、そのテキストを一通り読んだ後、講座の受講を開始しました。
スタディングは、法律初心者である私にとって条文の解説がわかりやすかった点がとてもよく、入門編として活用したのは正解でした。
いきなり難しい参考書や専門書を読んでいたら、挫折していたかと思います。
スタディングでは、条文の基礎知識を大いに身に付けることができたため、特に短答対策で大いに役に立ちました。引用元:スタディング 公式サイト
講義を受けるまでは、自分の中で書き方を整理出来ていなかったので、書き方のフォーマット化を出来たことで、頭を整理できました。
そして、演習問題の解説を通じて、条文の理解や書き方の理解を深めることができたと思っています。引用元:スタディング 公式サイト
\もっとよく知る/
弁理士試験対策に通信講座がおすすめな理由
通信講座は合格率の低さや時間の制約が厳しい弁理士試験において、働きながらでも効率的かつ柔軟に学習できるため、弁理士試験対策において有益であると言えます。
弁理士試験は受験資格がない
弁理士試験の受験には年齢、学歴、国籍などの制約は一切ありません。
受験資格に関する制限があるかもしれないと考える方もいるかもしれませんが、実際にはどなたでも弁理士試験を受験でき、広く多くの人々にとってのチャンスが用意されている試験です。
弁理士試験は難易度が高い
弁理士試験の平均合格率が10%未満であり、合格率がとても低く、合格者の平均受験回数も4回以上となっております。
弁理士になるための勉強時間
弁理士の合格には約3,000時間もの膨大な勉強時間が必要とされております。
3000時間というと、毎日3時間勉強して約1000日、1日10時間勉強しても300日かかる計算です。
独学で勉強するのは困難であり、隙間時間を使って効率よく勉強するには、通信講座などのカリキュラムに沿った勉強効率が良いと思われます。
弁理士講座の予備校が近くにない
弁理士の予備校は首都圏を中心に、都市部がほとんど。
近くに通学できるスクールがなく、講座費用もかかる上に通学に時間や費用もかかることはデメリットとなります。
弁理士試験に独学が厳しい理由
弁理士試験の合格を独学で目指す場合、専業での勉強には1日8時間から1年半にわたり5〜6時間の勉強時間の確保が必要であり、これは多くの人にとって難しい課題になってしまいます。
使い慣れていない用語が頻出する
弁理士の学習に必要な条文には法律用語や独特な表現が含まれており、初心者が単独で理解するのは難しいと言えます。
条文の解説書を利用する手段もありますが、疑問が生じた場合に相談できる相手がいないと、学習効果が著しく低下します。
なお、疑問がないと思わずに誤った理解をしてしまった場合がより深刻です。
誤解が積み重なり一度整理されると、後で修正するのは非常に手間がかかります。
さらに、弁理士試験では単なる条文の知識だけでなく、その条文を具体的な事例に応用するスキルも求められますが、これを独学で身につけるのはかなり難しいと言えるでしょう。
条文の応用力は実践的で技術的な要素が重要です。
通信講座なら、講師や他の受講者との対話、問題演習と採点者からのフィードバックを通じて効率的に身につけることができ、疑問が生じた時にも、すぐに相談できるおすすめの勉強法です。
論文試験の評価が難しい
特許庁のウェブページには、論文式試験の過去問に関する論点が公開されていますが、詳細な採点基準は明示されていません。
「どのような内容を記述すれば合格するのか?」や「自分の回答と何が異なるのか?」を自力で把握するのは事実上難しいです。
市販の過去問集には模範解答がついていますが、それを参照しても、自分の回答が具体的にどのように評価されるのかは不透明です。
自己学習だけではなく、他者に自分の回答を採点してもらうことで、徐々に採点基準が理解されるようになります。
難しい論文の評価に関しても、通信講座に参加している方との比較、参考にすることにより、自分の論文の評価を把握できることが、大変おすすめな理由となります。
テキストや問題集が圧倒的に少ない
弁理士試験のテキストや問題集は種類が少なく、数もあまり多くありません。
他の資格試験に比べて弁理士試験の受験者数は比較的少なく、そのうち独学者は尚更稀少なので、これはやむを得ない状況かもしれません。
「こんな参考書が欲しい」と思っても、なかなか望むものが見つからないのが実情です。
一方で、通信講座の弁理士講座で使われる教材には、講師のオリジナルテキストなどがあり、非常にバリエーションが豊富です。
ただし、これらのテキストは通常、単品での販売は行われていないことがほとんどです。
継続していく事が難しい
上記でも述べたように勉強時間がかなり必要で最終的な合格までは数年は覚悟が必要。
やる気を保つのも、独学だと難しく効率の良い学習が必要とされております。
弁理士試験は、短答式試験、論文式試験(必須科目、選択科目)、口述式試験から成り立っており、それぞれの試験に適した勉強計画が必要です。
試験当日に最高の学力を発揮するためには、計画的な学習が欠かせません。
たとえば、短答式試験が終わった後に論文式試験の準備をゼロから始めるのは時間的に厳しいです。
勉強時間の捻出、勉強計画を立てるという上で、継続することが困難となっていくようです。
通信講座では、講師、一緒に学習する仲間がいることにより、常に何らかの刺激を受けながら学習し継続できることがおすすめの理由でもあります。
弁理士試験合格から登録までの流れ
弁理士になるためには、まず日本弁理士会に登録する必要があります。
弁理士の業務は、弁理士法によって規定された独占業務です。
そのため、弁理士業務を行うには、特許庁に弁理士登録番号を登録するとともに、日本弁理士会から発行される必要があります。
また、弁理士の職印である弁理士印なども特許庁に登録する必要があります。
1.弁理士試験に合格
弁理士になるためには、毎年1回行われる弁理士試験に合格し、弁理士登録をする必要があります。
弁理士試験は5月に1次試験の短答式、7月に2次試験の論文式、10月に3次試験の口述式が実施され、論文式試験は短答式試験に合格した者、口述試験は論文式試験に合格した者に対して実施されます。
2.実務修習
必須の実務修習は容易ではありません。
難関試験に合格しても、徹底的に学習しなければ弁理士登録はできません。
さらに、まとまった時間が要される点も困難です。
集合研修は主に東京・大阪・名古屋で行われ、1~2月に5~9日間・約27時間が必要ですし、移動や日程の調整も簡単ではありません。
e-ラーニング研修では視聴中に逐次問題が出され、正解を尋ねられるため、動画をスキップせずにじっくり見続ける必要があり、この点でも集中力が求められます。
3.日本弁理士会へ登録
登録は、必要書類(弁理士登録申請書・届出書,勤務証明書,履歴書,誓約書,登録後の会費納付方法について,銀行振り込み等の写し貼付(振り込みの場合)を日本弁理士会に提出して行います。
日本弁理士会が正式に受理すれば登録が完了します。
弁理士の仕事内容と年収は?
弁理士資格を取得する際に、年収が気になる人も多いでしょう。
弁理士の年収は、所属する会社やポジションによって変動することがよくあります。
ここでは、弁理士の仕事内容と年収に関することをお伝えしていきます。
弁理士の仕事内容
弁理士の主な業務は、法人企業や個人事業者の依頼に基づき、特許庁に新しい発明品の知的財産権を申請することや、特許権の侵害に関する知的財産権の争いを解決することです。
知的財産権のうち、特許権、実用新案権、意匠権及び商標権の4つを「産業財産権」といい、特許庁が所管しています。
具体的には、産業財産権の獲得、産業財産権の紛争解決、コンサルティング業務の3つがあります。
(産業財産権の獲得)
知的財産は、新技術や製品のオリジナリティを保護する「特許」や、製品デザインに関連する「意匠」、ロゴマークなどに関連する「商標」、製品の形状や構造、組み合わせに関する「実用新案」などがあります。
これらの知的財産(産業財産)を発明者が保護するには、特許庁への申請が不可欠です。
ただし、権利を得るための手続きは複雑であり、申請から権利獲得までのプロセスには高度な専門知識が必要です。
なぜなら、提出された知的財産が本当に独自かどうかや、権利を認めるべきかどうかを客観的に徹底的に評価する必要があるからです。
弁理士は、企業や個人からの依頼を受けて、知的財産権を確保するために必要な書類作成や問題解決に取り組みます。
発明者側に有利な権利を取得できるよう支援し、特許庁への知的財産権の申請を行うことは、法律上弁理士の専門業務とされています。
(産業財産権の紛争解決)
知的財産権(産業財産権)を特許庁に申請し、登録されていても、権利者の許可なしに企業や個人が使用する事例はよく見られます。
知的財産権の範囲は複雑に定められているため、当事者が無断で使用している意識がなくても、知的財産権を侵害していることがあるのです。
こうした場合、企業同士、または企業と個人、あるいは個人同士の間で、知的財産をめぐる紛争が生じることがあります。
紛争が起きた場合、その解決に関わるのが弁理士です。
紛争解決の手段には、当事者間の交渉や法廷での決着など<があります。
特に近年では、日本企業と海外企業との間での紛争が増加しており、弁理士には外国語による交渉能力も求められるようになっています。
(コンサルティング業務)
弁理士は知的財産のエキスパートとして、持つ法的知識と技術的知識を駆使して、知的財産に関するコンサルティングサービスを提供できます。
法人企業では、自社が開発した先端技術を保護し、持続的な利益を確保することが一般的です。
弁理士は、どのように知的財産を保護し、収益を生み出していくかを戦略的に考え、企業に提案します。
「知的財産コンサルタント」とも呼ばれ、弁理士の活動の一部です。
弁理士の年収
弁理士の平均年収は、約700〜750万円と言われています。
通常の正社員の平均年収は約430万円なので、弁理士の年収は通常の正社員よりかなり高いことが分かります。
ただし、勤務先や個人のスキルによって弁理士の年収は大きく変動することが一般的です。
弁理士になるだけで、必ずしも年収が700〜750万円になるとは限りません。
弁理士の将来性
上記で記載したように弁理士の年収は、特許事務所のポジションや働き方によって変動します。
高額な年収を得られる場合もある一方で、働き方を見直さないと年収が改善しづらいこともよくあります。
年収を増やすための弁理士の方法には、以下のようなものがあります。
- 個人事業や法人企業を設立する
- 特定分野の知識を深める
- 特許事務所で昇進を遂げる
資格を取得して活動することにより、多様性が十分にあることがわかります。
まとめ
弁理士の業務内容としては、産業財産権の獲得、産業財産権の紛争解決、また企業向けのコンサルティング業務などが主にあります。
弁理士は、独立して事業を始めることができる専門家ですが、一般的には経験を積むために初めは勤務弁理士として働くことが一般的です。
勤務先は、特許事務所であったり企業の法務部や知財部などです。
他人が見逃しているような予期せぬ問題を見つけ出し、それを指摘することが得意な人などは、弁理士業務に向いていると言えます。
自分に自信がある方は、知的財産分野に飛び込み、弁理士の資格を目指してみることも良いかもしれませんね。
仕事が忙しく、勉強時間の確保が難しかったため、2年本科生を選んでよかったです!
2年本科生はまず体系編で各法域の概観を理解することができました。
この時点から枝別過去問題集を並行して解くことを推奨していただき、それを実際に行うことで、早いうちからインプット⇔アウトプットを繰り返すことができたのがよかったです。引用元:資格の学校TAC 公式サイト