夏の家電と言えば…扇風機、エアコンなどいろいろありますよね。
でも最近は、サーキュレーターという名前もよく耳にするようになりました。
形や大きさは違うものの、プロペラのような羽が回って風を出すという点では同じようなものに見える扇風機とサーキュレーターですが、それぞれどんな用途に使うのでしょうか?
どっちかがあれば足りる?それともどっちも必要?
この記事では、サーキュレーターと扇風機の違いや、どっちを買えばいいの?という疑問点について解説していきたいと思います。
サーキュレーターと扇風機は用途に違いがある!
形は似ている扇風機とサーキュレーターですが、実はその使用用途に違いがあるのです。
まずはそれぞれの用途を理解し、自分の使用目的に合っているのはどちらなのかを判断するために、以下の3点について学んでいきましょう。
- サーキュレーターと扇風機の違いとは
- サーキュレーターの効果やメリットとは
- 結局、サーキュレーターと扇風機はどっちを買うべき?
サーキュレーターと扇風機の違いとは
2つの違いはその使用用途と目的にあります。
扇風機を使うときの目的は、風にあたって涼むことですので、人が風にあたることを想定しています。
一方サーキュレーターはというと、お部屋の空気を混ぜて撹拌し、循環させることを目的としていますので、もともとは人があたるという想定はありません。
つまり、扇風機は、人が当たって気持ちのいい風を作るようにできていて、サーキュレーターはお部屋内の空気をしっかりと循環させるための、強く、力のある風を作り出すようにできています。
羽根の直径も、扇風機は大きく、サーキュレーターは小さいので、扇風機の風は太くて柔らかい風になりますし、サーキュレーターは細くて強い風になります。
とはいえ、最近は扇風機のような機能を兼ね備えたサーキュレーターや、サーキュレーターのように使用できる扇風機も増えているので、そのあたりの内容はこの記事の後半の方で詳しくご紹介していきます。
サーキュレーターの効果やメリットとは
ここではサーキュレーターのメリットを3つご紹介します。
メリット①エアコンや暖房器具と併用で電気代を節約
夏の冷房時は冷たい空気が床付近の下の方にたまりがちです。
特に広いお部屋の場合、その溜まった冷気を攪拌してお部屋全体の温度ムラを無くすことにより、エアコンの設定温度を上げても快適になれば、大幅な電気代の節約につながります。
一方、冬の暖房時には温かい空気が天井付近にたまりがちになり、人がいる床付近が寒く感じられます。
ここでもサーキュレーターを使うことによって、天井付近の暖まった空気を攪拌して床付近との温度ムラをなくし、暖房の設定温度を下げることができれば、大幅な節約につながるというわけです。
具体的にどのくらいの節約になるかについては、この記事の後の項目で解説していきます。
メリット②洗濯物の乾燥にも
洗濯物の乾燥はどのようにしていますか?
部屋干し、外に干す、浴室暖房で乾燥、除湿器を使うなど、さまざまな方法がありますが、最近は部屋干しのご家庭が多いのではないでしょうか?
そうなると困るのが梅雨の時期に洗濯物が乾かない、そして乾かないことによる生乾き臭問題です。
そもそも洗濯物が速く乾くために必要なのは、風を当てながら乾かすことだと言われています。
サーキュレーターの風は強く力のある風ですので、洗濯物にしっかり風を当てることによって速く乾かすことができます。
メリット③部屋になじむインテリアにも
扇風機というと形は決まりきったものばかりですが、サーキュレーターはその点が少し違います。
木目調のものだったり、レトロな色のものだったりと、デザインの種類が多様でお部屋の雰囲気に合わせて選べるのもその魅力の一つです。
高さがあまりないタイプがほとんどなので、コロンとした丸っこいデザインなのも可愛らしく、置いていてオシャレなのもサーキュレーターならではのメリットですね。
結局、サーキュレーターと扇風機はどっちを買うべき?
ズバリ、一年を通して多用途に使いたいならサーキュレーターがおすすめです。
上記でご紹介したように、サーキュレーターにはさまざまな用途で使えるというメリットがあります。
衣類乾燥はもちろんですが、エアコンと併用する場合には冷房時にも暖房時にも使えるので、一年中使うことができます。
特にエアコンと併用する場合には、扇風機の風の強さでは温度ムラのある空気をしっかりと攪拌することはできません。
それをするにはサーキュレーター特有の直線的な強い風の方が向いています。
一方、夏だけの使用で、風に当たって涼むだけの用途にしか使わない方には扇風機がおすすめです。
扇風機はサーキュレーターに比べてより静かなものも多く、風の吹き出し部分の高さを高くできるものもありますので、就寝時にエアコンをつけるのはちょっと苦手という方、ベッドで寝ていてある程度高さが無いと風がうまく当たらないという方はサーキュレーターよりも扇風機の方が向いていると言えるでしょう。
正しく使わないと意味がない!サーキュレーターの使い方や置き方
冷房、暖房、換気のそれぞれのシーンで、空気の温度の性質による効果的な置き方や使い方があります。
それを知らずにただ置いただけではもったいないのです!
ここでは、より効果的に使うための使い方と置き方について、それぞれのシーンごとに解説していきます。
冷房使用時のサーキュレーターの使い方&置き方
エアコンの冷房運転時にサーキュレーターを併用する時は、2種類の置き方があります。
1つ目の置き方は、床に対して水平に風が出るような向きで、
かつエアコンの風の吹き出し口にサーキュレーターの背を向ける置き方です。
そうすることによってエアコンから出た冷気をサーキュレーターが効率よく吸い込み、お部屋全体に冷たい空気をいきわたらせることができます。
この置き方はお部屋に障害物などがあまりない場合に有効です。
2つ目の置き方は、エアコンの風の吹き出し口にサーキュレーターの正面を向ける置き方です。
エアコンから出る冷気に直接サーキュレーターからの風を当てることで、冷気を攪拌させ、お部屋全体に冷気をいきわたらせることができます。
家具や障害物がある場合はこちらの置き方が有効です。
暖房使用時のサーキュレーターの使い方&置き方
エアコンの暖房運転時にサーキュレーターを併用する時も2種類の置き方があります。
1つ目の置き方は、お部屋の角からエアコンの風の吹き出し口に向けて対角線上に風を出すように置く置き方です。
暖かい空気は上に上がる性質があるので、どうしても天井付近に溜まりがちになります。
そこでエアコンから一番遠い対角線上の床付近の空気を吸い込みつつ、吹き出す風を上に向けることで上の方に溜まった暖かい空気を攪拌して下におろすことでお部屋全体を暖めます。
2つ目の置き方は、天井(真上)に向けて置く置き方です。
こちらも天井付近に溜まった暖かい空気を攪拌させ、下におろす効果があります。
家具やコンセントの位置関係によって対角線上に置けない場合にはこちらの置き方で設置するのがおすすめです。
換気時のサーキュレーターの使い方&置き方
部屋の換気をしたいときは、サーキュレーターを開けた窓に向かって風が出るように置きます。
空気を循環させようと思うと上下左右の首振りで運転しがちですが、お部屋の中の溜まっている空気を外へ流すには、一直線に窓に向けて運転させるのが効率的なのだそうです。
空気の出ていった分だけ入ってくる性質を利用して、強制的に空気を外へ送り出すことで、新しい空気をお部屋に取り込むことができます。
一人暮らしでもサーキュレーターを使った方がいい?
扇風機よりも場所を取らないサーキュレーターは、一人暮らしにもおすすめの家電です。
上記にもあったとおり、メリットがたくさんあります。
一人暮らしでももちろん電気代はなるべく安く抑えるたいですし、洗濯物も部屋干しになることが多いでしょう。
せっかくの一人暮らしの自分だけの空間に、インテリアもこだわりたい方も多いと思います。
その点でも、扇風機よりもオシャレにお部屋を演出することができるサーキュレーターは一台あるとすごく便利なのではないでしょうか?
サーキュレーターと扇風機の電気代の違い
では、実際扇風機やサーキュレーターの電気代はどのくらいなのでしょうか。
具体的な数字で比較していきたいと思います。
- 扇風機の電気代
- サーキュレーターの電気代
- エアコンと扇風機・サーキュレーター併用の電気代
扇風機の電気代
最近の扇風機はモーターの種類の違いで2種類に分かれます。
1つはDC扇風機、もう1つはAC扇風機です。
DCモーターというモーターが使われているDC扇風機は音が静かで、消費電力が少なく電気代が安いという特徴があります。
それを踏まえての電気代ですが、
- DC扇風機の電気代は1時間あたり約0.1~0.5円程です。
- AC扇風機の電気代は1時間あたり約0.8~1.1円程です。
仮に、AC扇風機を毎日8時間、1か月間使用したとすると、最大で270円程になります。
サーキュレーターの電気代
サーキュレーターも扇風機と同様にDCサーキュレーターとACサーキュレーターがあります。(後程の項目で詳しく解説しています)
DCモーターのタイプはACモーターのタイプよりも電気代が安いです。
実際の電気代は、モデルや適応畳数、モーターの強さにもよりますが、
- DCサーキュレーターの電気代は1時間あたり約0.7円程です。(24畳用で算出)
- ACサーキュレーターの電気代は1時間あたり約1円程です。(18畳用で算出)
仮に、ACサーキュレーターを毎日8時間、1か月間使用したとすると、最大で250円程になります。
エアコンと扇風機・サーキュレーター併用の電気代
1時間あたりのエアコンの電気代は、消費電力(W)×電気代単価(円/Wh)で表すことができます。
主に木造8畳~鉄筋12畳用のエアコンで計算すると、
800(W)×0.027(円/Wh)=21.6(円)
となります。
扇風機やサーキュレーターを併用した場合、どちらの場合も1時間あたり約1円増えることになります。
エアコンの方はというと、冷房の設定温度を1℃上げると約13%の節電になるといわれていますので、1時間あたり約2.8円の節約になります。
つまり、扇風機やサーキュレーターとの併用の分と差し引きすると、約1.8円の節約になります。
ただしこれは併用によって設定温度を1℃上げた場合ですので、空気の攪拌の効果により、2℃や3℃上げられた場合は、もっと節約になるということです。
モデルにもよりますが、扇風機とサーキュレーターとで電気代の差はほぼ無いので、空気の攪拌という点で効果がより高いサーキュレーターの方が、設定温度をより上げることができると考えられますので、トータルで考えるとサーキュレーターの方が電気代の節約には効果的と言えそうです。
サーキュレーターの選び方のコツ
サーキュレーターが多用途で1台あるととても便利な家電だと分かったところで、自分の用途に合ったものを選ぶ時のポイントはどんなところをチェックすればいいのでしょうか?
ここからは、実際に購入する時に商品を選ぶためのチェックポイントをご紹介していきます。
チェックポイントは以下のとおりです。
- 風力の強さをチェック
- 静音モードの有無をチェック
- モーターの種類をチェック
- 便利機能をチェック
風力の強さをチェック
まずはサーキュレーターを置きたいお部屋の広さを把握しましょう。
サーキュレーターには適応畳数や到達距離などの仕様が記載されていますが、自分が置きたいお部屋の大きさよりも一回り大きめのパワーを持ったものを選ぶことをおすすめします。
お部屋の広さに対して小さめのものにしてしまうと、空気の循環に物足りなさを感じてしまう可能性があります。
特に大きめのお部屋でも使えるようなものは、風量の調節が細かくできるようになっているものが多いので、大きめのものを買っても、少し弱く調節することが可能です。
また、お店に行って購入できる場合は、展示品で実際に風力を確認することが可能かと思いますので、それぞれの商品の風力の違いを実際に体感して決めるのもいいと思います。
静音モードの有無をチェック
サーキュレーターは風が強いために風切り音やモーター音がうるさく感じることがあります。
先ほどもご紹介したように、衣類乾燥の他にもエアコンとの併用など、いろんな場面で使うことができるため、静音モードがあるとより便利です。
例えば、人がいないお部屋で衣類乾燥に使う場合は風力を強くして使い、リビングでエアコンと併用する時にはテレビの音の邪魔にならないように静音モードを使用するなどの使い方ができます。
想定している使用用途によっては、この静音モードがあるかないかも選ぶ際の大きなポイントになるのではないでしょうか?
モーターの種類をチェック
上記でも少し紹介しましたが、サーキュレーターのモーターには「DCモーター」と「ACモーター」の2種類があります。
DCモーターは音が静かで、消費電力が小さいため電気代が安く、風量の調節が比較的細かくできるのが特徴です。
どちらかというと適応畳数が大きめの製品に使われていることが多く、価格もACモーターのものよりも高めですが、音が静かなのでよりさまざまな場面で使えることと、風量調節が細かくできるため、扇風機のように人が風にあたって涼む用途で使う際にも風が強すぎて不快ということがありません。
一方、ACモーターはDCモーターよりも比較的価格が安いことが特徴です。
具体的には、DCモーターのサーキュレーターの価格が約8000円くらいからなのに対して、ACモーターのサーキュレーターの価格は約3000円くらいから販売されています。
初めてサーキュレーターを購入する方や、衣類乾燥のみに使うなど多用途に使う予定がない方におすすめです。
便利機能をチェック
最近のサーキュレーターにはさまざまな便利機能が搭載されています。
ここで、ついているとより便利に使える機能についてご紹介していきます。
首振り(左右のみ・上下左右)
お部屋の空気を強制的に循環させる用途では首振りをしない方がいい場合もありますが、衣類乾燥など、広範囲に風を当てる必要がある場合には首振り機能は必須です。
また、扇風機としてもお使いになりたい場合にも、首振りがあった方がより快適に使えます。
中には、上下左右、ランダムに動いて風を送ることができるモデルもありますので、お部屋全体の空気を攪拌させ温度ムラを無くすのにはとても便利な機能になります。
リモコン付き
こちらも扇風機としての使い方をする場合にとても便利な機能です。
また、広めのリビングでエアコンと併用している場合には、お部屋の端の方にサーキュレーターを配置することが多いので、遠い所にあるサーキュレーターを操作しに行くのは大変です。
そんな時にリモコンがあれば、いちいち立ってサーキュレーターのそばに行かなくても風量調節や運転切り替えをすることができます。
切タイマー
切タイマーは、不在時の衣類乾燥でサーキュレーターを使う方に特におすすめの機能です。
在宅時は洗濯物の乾き具合を見て運転を停止することができますが、「お仕事に行っている間に乾燥させたい」という方も多いと思います。
そういう時にこの切タイマーがあれば、予め2時間や4時間で停止されるように設定ができるので、無駄に運転することなくより効率的に使用することができます。
おすすめサーキュレーター4選!
以上の内容を踏まえて、価格、性能、デザインなどを総合して、おすすめのサーキュレーターをピックアップしてみました。
これからご購入される予定の方はぜひ参考にしてみてください。
おすすめサーキュレーター4選・比較一覧表 | ||||||||
商品 | メーカー | 価格 (amazon調べ) |
サイズ
(幅×奥行×高さ) |
モーター | 首振り | 角度調整 | 風量調整 | その他の機能・特徴 |
PCF-SDC15T | アイリスオーヤマ | 10,300円 | 21.0×21.0×29.0cm | DC | 上下左右 | 上下65°、左右60°・90°・120° | 10段階 | DCモーターではお手頃価格でとにかく多用途に使える |
PCF-MKM15 | アイリスオーヤマ | 2,660円 | 24.1×17.7×28.6cm | AC | 左右 | 上下22.5°~90°
左右65° |
3段階 | コスパ良しのエントリーモデル
シンプルデザイン |
A02A-WK | バルミューダ | 23,095円 | 32.0×23.0×34.0cm | DC | なし
|
手動で
下-10°~上110°の範囲で変更可能 |
3段階 | 脱臭機能
Battery&Dock(別売)と組み合わせてコードレスで使える シンプルデザイン |
KSF-DC151T | アイリスオーヤマ | 17,800円 | 幅約24×奥行約24×高さ約60 | DC | 上下左右 | 上下は非公表
左右60°・90°・120° |
10段階 | 扇風機としても使える万能型
ポールを外すとコンパクトタイプに早変わり |
多用途に使えるDCモーターモデル
多用途で使いたい方におすすめなのが、アイリスオーヤマのPCF-SDC15T。
サーキュレーターと言えばアイリスオーヤマと言っても過言ではないくらい、種類も豊富でコスパの良いものが揃っていますが、その中でも機能面・デザイン・価格の全てにおいてちょうどいいモデルだと思います。
適応畳数24畳と風力もしっかりあって、衣類乾燥のモードまでついているので、冷暖房との併用はもちろん、衣類乾燥もこなしてくれて、DCモーターで低コストな優れものです。
コスパ最強のエントリーモデル
サーキュレーターを初めて買う方やちょっと使ってみたいという方におすすめなのが、アイリスオーヤマのPCF-MKM15。魅力的なのが、この低価格なのに左右首振り付きという点です。
どんなお部屋にも合いそうなシンプルで可愛らしいデザインもポイントが高いです。
カラーバリエーションもあるようですので、気になった方は是非チェックしてみてください。
別売のバッテリーと組み合わせてコードレスでも使える
オーブントースターやリビング扇で有名なバルミューダから、オシャレなサーキュレーターも販売されています。
本物の良いものが欲しいという方におすすめなのが、このGreenFan C2(A02A-WK)です。
自然界の風を再現するグリーンファンテクノロジーにより、いつまでも浴び続けたくなる心地よさを実現しています。
高さはないものの、扇風機としての使用も可能なサーキュレーターです。
脱臭機能も有り、別売の専用バッテリーがあればポータブルでも使用できるので、好きな場所で、心地よい快適な風を浴びることができる、最高に贅沢なサーキュレーターです。
サーキュレーターと扇風機の両方を兼ね備えた万能タイプ
サーキュレーターを買うか扇風機を買うか迷っている方に特におすすめしたいのが、アイリスオーヤマのKSF-DC151Tです。
こちらは少し背の高いサーキュレーターになっていますが、ポールを外すことによって約37cmのコンパクトなサーキュレーターに形を変えることができます。
また、サーキュレーターを扇風機として使う時には風が強すぎることがありますが、このサーキュレーターなら、DCモーター搭載で10段階の細かい風量調節可能なため、扇風機としても快適に使うことができます。
おすすめリビング扇4選!
次は、夏しか使わないという方向けにリビング扇のご紹介です。
価格、性能、デザインなどを総合して、おすすめのリビング扇をピックアップしてみました。
これからご購入される予定の方はぜひ参考にしてみてください。
おすすめリビング扇4選 比較一覧表 | ||||||||
商品 | メーカー | 価格 (amazon調べ) |
サイズ
(幅×奥行×高さ) |
モーター | 首振り | 角度調整 | 風量調整 | その他の機能・特徴 |
PJ-N3DS | シャープ | 21,499円 | 37.0×37.0×84.5〜111.0cm | DC | 左右 | 上50°(手動)
下21°(手動) 左右50・70・90° |
32段階 |
ネイチャーウイングの羽根でだるさ感や手足の冷えすぎを抑制 プラズマクラスター搭載 |
HEF-DH2000C | 日立 | 20,364円 | 37.1×36.0×81.0~110.0cm | DC | 左右 | 上90°(手動)
下10°(手動) 左右45・70・90° |
8段階 | 温度センサー搭載
組み立て不要 こっち向いてボタン |
HEF-AL300C | 日立 | 9,547円 | 37.1×37.1×73.5~95.0cm | AC | 左右 | 上20°(手動)
下10°(手動) 左右75° 左右の手動調整は20°ずつ |
4段階 | 離れていても見やすいスタンド表示部
でかボタンで操作しやすい |
SF-C211 | siroca | 12,800円 | 28.0×28.0×54.0~68.0cm | DC | 上下左右 | 上下50・100°
左右:30・75・120° |
8段階 | 3D立体首振り搭載でサーキュレーターとしても使える
シンプルデザイン |
だるさ感や手足の冷えすぎを抑制してくれる快適扇風機
シャープの扇風機は蝶の羽根を応用したネイチャーウイングにより、快適感を高める、ムラの少ないなめらかな風を届けることができる唯一の扇風機です。
これにより、扇風機の風によるだるさ感の抑制と手足の冷え過ぎを抑える効果が期待できるそうです。
さらにプラズマクラスターの機能も搭載しているので、空気の浄化と衣類の脱臭などの機能もあります。
組み立ていらずの高機能DC扇風機
日立の扇風機は、なんといってもうちわであおいだ時のような自然で優しい「うちわ風」が特徴です。
リモコンには「こっち向いてボタン」が搭載されており、首振りを止めたあとに向きがずれてしまってもリモコンでの操作で簡単に向いてほしい方向に風を向けることができます。
また、組み立て不要で箱から出してすぐ使えるのも便利なポイントです。
さらに「温度センサー」により室温を感知し、「つよめ」「よわめ」の2つのモードで自動的に風量を切り替える機能もあります。
使いやすさ重視のスタンダードモデル
ACモーターの扇風機でありながらも、こちらの扇風機にも「うちわ風」が搭載されており快適に使うことができます。
また、スタンドのポール部分に現在の状態(風量やモード)が表示されるので、遠くからでも見やすいのが特徴です。
扇風機とサーキュレーターの両方を兼ね備えた万能タイプ!
最近家電業界で注目度の高いメーカーであるsirocaの扇風機です。
小ぶりで可愛らしくシンプルなデザインなのでどんなお部屋にも違和感なく置くことができます。
サーキュレーターの機能もあり、3Dの首振り付きなので、サーキュレーターとしても使いたいけど主に扇風機として使いたい方や、デザイン性の高い扇風機が欲しいという方には特におすすめです。
関連記事:コスパ抜群!安い扇風機おすすめランキング【2021】激安のお店や時期も調査!
まとめ
この記事では、サーキュレーターと扇風機の違いやサーキュレーターの効果的な使い方などについて解説しました。
今回の記事の内容をおさらいしてみましょう。
まずはじめに、サーキュレーターと扇風機の違いは次のとおりです。
サーキュレーター
- 使用用途:お部屋の空気を混ぜて撹拌し、循環させること
- 作る風:お部屋内の空気をしっかりと循環させるための、強く、力のある風を作り出す
扇風機
- 使用用途:人が風にあたって涼むこと
- 作る風:人が当たって気持ちのいい風を作る
サーキュレーターを使うメリットは以下の3つです。
- メリット①エアコンや暖房器具と併用で電気代を節約できる
- メリット②洗濯物の乾燥にも有効
- メリット③部屋になじむオシャレなインテリアにもなる
サーキュレーターをより効果的に使うための、シーンごとの置き方は以下のとおりです。
冷房使用時
- ①床に対して水平に風が出るような向きで、かつエアコンの風の吹き出し口にサーキュレーターの背を向ける
- ②エアコンの風の吹き出し口にサーキュレーターの正面を向ける
暖房使用時
- ①お部屋の角からエアコンの風の吹き出し口に向けて対角線上に風を出すように置く
- ②天井(真上)に向けて置く
換気時
- 開けた窓に向かって風が出るように置く
サーキュレーターを選ぶ時のポイントになる点は以下のとおりです。
- 風力の強さ
- 静音モードの有無
- モーターの種類(ACモーターかDCモーターか)
- 便利機能(首振り、リモコン、タイマーなど)の有無
こうしてみるとサーキュレーターが1台あると本当に多用途で便利で万能な家電かなと思います。
扇風機の購入を検討中の方も、サーキュレーターの購入を検討中の方も、最近はどちらの機能も兼ね備えた機種も増えていますので、それぞれの生活スタイルに合わせてご自分の使用用途に合ったものを探してみてくださいね。
この記事が、皆さんのサーキュレーター・扇風機選びのお役に立てれば幸いです。
ぜひ素敵な家電と一緒に、快適に夏を乗り切りましょう。
扇風機のおすすめを知りたい人はこちら(【2021】扇風機のおすすめ人気ランキング!静かで涼しいのはDCモーターモデル!)もご覧ください。
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