【比較】扇風機とエアコン1時間の電気代高いのは?併用と節約のコツも!

「扇風機とエアコンの電気代ってどれくらい違うの?」「一番効果的な電気代節約術は?」といったことは皆、気になるものです。

そこで本記事では、扇風機とエアコンの電気代の違いを明確にすると共に、エアコン開発に従事する筆者が、凝り固まった空調業界では決して本音で話せない中で、現在、実用的に考えられる最も効果的な電気代節約術についても提案していきます。

本記事を読んで、電気代節約に関する知識を身に着けて、少しでも実際の電気代節約につなげてもらえれば幸いです。

目次

扇風機とエアコンの電気代比較!1時間の電気代高いのは?

最初に、扇風機とエアコンの電気代の違いを確認していきますが、それが分かったところで、その違いを電気代節約に活用出来なければ意味がありません。

あくまで電気代節約を最大目標にした観点から、以下の項目について解説と確認をしていきます。

  • 1時間のエアコン電気代
  • 1時間の扇風機電気代
  • 1人暮らしの場合の電気代を比較
  • 4人家族の場合の電気代を比較

ここで扇風機とエアコンの1時間の電気代比較を行うと言っても、多くの方はある程度の察しがついていると思われ、皆さんが事前に予想している通りですが、結論から言ってしまえば、圧倒的に「扇風機よりエアコンの方が電気代は高い」です。

本記事で、その理由やそれらを理解した上で、併用効果や節電・節約術などについても、追加で説明していきます。

1時間のエアコン電気代

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一口にエアコンと言っても、その部屋の広さやエアコンの能力22(6畳用)、25(8畳用)、28(10畳用)と言った条件によって、消費電力が違います。

よって、電気代は1時間1kWで30円(これも最後に記載しますが電力会社で差があり要注意)だとしたら、例えば、6畳用22クラスでは約400W、8畳用25クラスで約500W、10畳28クラスで約600Wと言った具合なので、以下のような結果になります。

22~28(6~10畳用): 400~600W÷1000×1時間(1h)×30円で 1時間のエアコン電気代は15±3円

1時間の扇風機電気代

白いテーブルの上の白い机のファン

扇風機もその電力はさまざまで関連サイト(※)を見てみると、ファンを回すモータが直流なのか交流なのかなど、色々な違いが有るようです。

(※)例えば下記2サイトから、その結果を参照引用します。

スマートでんきコラム

新電力比較サイト

この結果から分かることは、結果だけを抜粋すれば、扇風機の消費電力はファンモータによって決まり、モータがACモータが約40Wで1時間約1円に対して、最近流行りのDCモータにすれば約20Wで1時間約0.5円になると言うよくあるPR内容です。

確かに割合だけを見ると半分になるので凄いことが分かりますが、これは割合表現の怖い所でもあります。

 

もともと扇風機は消費電力が低くて電気代も安いので、それが半減してもほぼゼロがもっとゼロに近くなったゼロ極限レベルのことで、そもそも家庭の電気代の内訳ベスト10にも入らない扇風機の消費電力や電気代は語るに値しないのです。

それよりも、常に家庭の電気代トップに位置するエアコンを何とかすべきなので、そのために扇風機を併用するのも良いと言うだけなのが、電気代節約における扇風機の実態です。

この扇風機の省エネ検証結果自体は筆者も面白いと感じますし、モータの省エネを語らせたら、それだけでもいくらでも記事が書けますが、実際の所、扇風機モータの省エネをいくら論じたところで、それはエアコンと比較した家庭内全体の省エネ観点から言えば「木を見て森を見ず」と断言します。

 

読者の皆さんが、もしも時給1万円と1000円のアルバイトがあったら、どちらに力を注ぎますか?

(実際はそのアルバイト内容にもよるとは思いますが、普通に考えたら時給の高い方を優先すると思います。)

今回、家庭の電気代を節約したいと言う最大の目標を設定し、その原因の半分程度がエアコンと言うことは周知の事実であるため、もはや扇風機の電力にリソースを注ぐ必要性は無意味で、同じ労力を注ぐのであれば、やはり圧倒的に電気代の高いエアコンに革命を起こすべきなのです。見直すべきはカネ食い虫のエアコンそのものなのです。

 

皆さんは、もうすぐある定期試験範囲で、まだまだ沢山やる科目があるのに、得点の少ない漢字(ここで言う扇風機の省エネモータ)だけを完璧に集中して勉強しますか?

(要領よく、優先順位を付けてポイントを抑えることが、家庭全体の省エネ対策には最も重要なのです。)

つまり、小型モータ数Wの電気代だけに注目した省エネに関する専門的な所は、エアコンの室外機圧縮機との差があまりにも大きいので、重箱の隅を突く話になるため、とりあえず扇風機同士の違いについては置いておいて、覚えていて欲しい一般的な概念だけ言えば、エアコンの10分の1の消費電力が扇風機の電力40~60Wで、エアコンが支配的な家庭の消費電力において、扇風機の消費電力は無視出来る電気代のレベルなのです。

正直、扇風機の電気代は安いので、聞いたかも程度で忘れて下さい。エアコンを何とかしましょう!

よって、1時間の扇風機の電気代は下記の通りとなりました。エアコンとは比べものになりません。

扇風機(標準): 40~60W÷1000×1時間(1h)×30円で 1時間の扇風機電気代は1.5±0.3

1人暮らしの場合の電気代を比較

ここで、家族構成による違いも調べてみました。先ずは、1人暮らしを想定した場合のエアコンと扇風機の電気代を比較です。

設定は「1人暮らしの方がワンルームマンションで、エアコンと扇風機を使用した時の電気代」として、部屋の広さとエアコン製品が8畳条件で、1kWh30円とし、扇風機は標準品を使用した場合で計算します。

エアコンの消費電力は約500Wで、1時間の電気代は、約500W÷1kW×30円=約15円です。

扇風機の消費電力は約40Wで、1時間の電気代は、約40W÷1kW×30円=約1.2円で、合計15+1.2=16.2円です。

やはり圧倒的にエアコンの電気代の方が高いですね。

4人家族の場合の電気代を比較

次に、4人暮らしを想定した場合のエアコンと扇風機の電気代を比較です。

リビングの広さは14畳、6畳の子供部屋が2つと8畳の寝室の設定で、今まで通り、電気の使用料は1kWh30円として、各部屋毎に広さに適した能力のエアコンが設置されており、扇風機も標準品を各部屋に1台あると仮定し計算します。

14畳用エアコンの消費電力は1400W、8畳エアコンの消費電力は500W、6畳エアコンの消費電力は400W。

全エアコンを1時間使ったときの電気代は、42円(14畳用)+15円(8畳用)+12円×2(6畳用×2台)=81円。

扇風機の消費電力は、4部屋ともに40Wで、扇風機4台を1時間使った場合の電気代は、1.2円×4台=4.8円、合計81+4.8=85.8円

やはり家族が増えるとエアコンの台数も増えるので、一人暮らしの16.2円よりもさらにエアコンの電気代が上がります。

よって、4人家族の方が1人暮らしの場合よりも更に電気代の差が拡大することが確認できました。

扇風機とエアコンの電気代を節約するコツ!

次に、扇風機とエアコンの各々の電気代を節約するコツについて、以下の2項目で解説していきます。

特にエアコンの電気代の節約に関しては、本文で最も筆者が最新情報として、おすすめの節約術と商品を紹介します。

  • 扇風機の電気代を節約するコツ
  • エアコンの電気代を節約するコツ

扇風機の電気代を節約するコツ

扇風機にも電気代を節約する方法はたくさんあります。

よくあるのが、先にも記載しましたが、扇風機の羽根を回すモータが直流なのか、交流なのかであり、最新モデルで直流モータの方が節約できることは多くのサイトで紹介されているので割愛します。

 

今回はエアコンと扇風機の電気代を比較していますが、エアコンに対する扇風機の省エネに関して言えば、大差がない五十歩百歩の世界になっており、もはや扇風機の電気代にいくら気を使っても、1日の電気代にしても数円レベルで、これに気を使うくらいなら、もっと大局、つまり、根本的なエアコンの変更にトライした方が電気代節約は効果的で良いと筆者は考えており、その詳細内容については、次の「エアコンの電気代を節約するコツ」で記載します。

思い切った結論だけ言えば、扇風機の電気代節約に関しては、エアコンより圧倒的に少ない電気代なので、丈夫で便利なら何でも良く、気にしないで下さい。

それより、家庭の電気代で最も高いエアコンに根本的なメスを入れることに注力しましょう!

≫扇風機のおすすめはこちら(【2021】扇風機のおすすめ人気ランキング!静かで涼しいのはDCモーターモデル!)をご覧ください。

エアコンの電気代を節約するコツ

エアコンの電気代を節安術やコツを紹介します。そもそもなんですが、扇風機とエアコンが全く違うのは、誰でも分かります。

扇風機は、モータに羽根が付いて回しているだけですので冷やすことはできません。

これに対して、エアコンは空気を冷やします。

なぜエアコンは冷えるのでしょうか?

それは冷媒を使った冷熱サイクルを利用しているからですが、その話をすると、専門的過ぎて長くなってしまうので、今回は要点のみお話しします。

覚えて欲しいのは、エアコンの性能が良い方が良い(つまり消費電力が低い省エネエアコン)と言うことと、エアコンの消費電力の大半がコンプレッサと呼ばれる室外機にある冷媒を圧縮する機器に依存しているので、この室外機の圧縮機が電気代に大きく影響しています。よって、ここを何とかせなアカンのです。

これを大手エアコンメーカーに任せていると、今あるエアコンベースで小出しに変更して来るので、大きな改善は望めません。

じゃ、一体どうすりゃいいのさ?そう思いますよね。それをやってきたのがやっぱりこのメーカーだった訳です。

既にご存じの方も居るとは思いますが、今回オススメの省エネ活用商品は「アイリスオーヤマのポータブルクーラーです。

代表機種IPA-2202Gで、従来の据え付け型エアコンにとっては、(見てみぬふりしていますが)かなりの脅威になります。

今までの発想とは全く違う部屋全体を冷やすのではありません。冷やしたい人だけを冷やすのです。

よって、根本的に無駄な電気代がかかりません。強いて問題があるとすれば、能力の問題ですが、これについては、まだまだなので、今後の改善商品に期待したいです。

いずれにせよ、まさにもう無駄に空間全体を冷やしまくる据え付けのエアコンの時代が終わったと感じたおすすめ商品です。

これから新しくエアコンを検討している方、若しくは、買い替えを検討している方や引っ越しが激しい方々に是非検討して欲しいのと、無駄な空間を冷やさなくて良いメリットの他にも、据え付け関連に掛かる工賃や手間暇も馬鹿になりませんし、従来型据え付けエアコンが根本的に抱えている明白な弱点である移動出来ないと言う課題もこれで解決出来ます。

扇風機とエアコンの併用で節電効果!

つづいて、扇風機とエアコンの併用による節電効果、及び、エアコンにはサーキュレータもおすすめと言うことで、各々の節電効果に関して、下記2項目にまとめて解説していきます。

  • 扇風機とエアコン併用で節電効果になる理由とコツ
  • エアコンにはサーキュレーターもおすすめ

扇風機とエアコン併用で節電効果になる理由とコツ

ここでは、扇風機とエアコンを併用すると節電になる効果の理由とそのコツをご紹介します。

電気代が節約できる扇風機の上手な活用方法とエアコンの電気代の節約術は、やっぱりエアコン次第です。

一般的に、冷房の設定温度は、1℃上げることで電気代が約10%下がるので、扇風機をうまく併用すると、風の流れが出来ることで体感温度も下がり、設定温度を上げることが可能になります。

先ずエアコンの設定温度を2℃下げた場合の電気料金を考えますが、先ほどの1人暮らしの場合だと、1時間15円でした。

エアコンの設定温度を2℃下げた時に20%コストダウンと考えると12円です。

これに、扇風機の電気代1.2円を足すと13.2円となり、エアコンの電気代は、扇風機を併用すると15-13.2=1.8円の節約可能です。

同様に4人家族の場合でも計算すると、1時間のエアコン電気代81円ー16.2円(電気代の20%)+4.8円(扇風機4台)=69.6円。

扇風機を併用した場合のエアコンの電気代は、併用前後で1時間85.8-69.6=16.2円節約できます。

以上より、エアコンと扇風機の併用による節約効果は、独り暮らしで▲1.8円が、4人家族では▲16.2円ですから、エアコンの台数が多い家族の方が効果があることが分かります。

エアコンにはサーキュレーターもおすすめ

エアコンにはサーキュレーターの併用も効果的です。ここではサーキュレーターについての説明と扇風機との違いを説明します。

サーキュレータは、モータとファンから成るその構造が扇風機に類似しています。

しかし、その機能は全く違います。サーキュレータは、風を遠くまで集中的に動かそうとするいわゆる風の撹拌機であるのに対して、扇風機はあくまで人に風を当てるものなので、幅広い範囲に優しく風が吹きます。

よって、構成部品は似ていても、吐き出すための羽根や吐き出し口の構造に違いがあり、部屋の空気を攪拌させると言う意味では、扇風機よりもサーキュレータの方がエアコンとの併用に向いていると言えます。

詳しくはこちら(サーキュレーターだけで扇風機はいらない!?どっちを買うべき?違いや意味ない説についても)をご覧ください。

 

それでは、実際に1点サーキュレーターを紹介します。アイリスオーヤマのサーキュレーターです。

コンパクトでパワフルなサーキュレーター、風量調整(3段階)と縦方向の角度調整(正面から上90度、下20度まで)可能、35dB以下の静かな運転音の静音モード搭載、パワフルな送風モードで部屋の中の空気を循環させて、エアコン運転効率を向上させることにより電気代節約に貢献します。

部屋の中の空気を循環させる役目は当然のこと、浴室乾燥室などでの洗濯物を乾燥させるための空気循環、隣の部屋などへの空気の送風など、その使い道は多彩です。

電気代の前に今の電気料金プランは合ってますか?

さて最後に電力会社についてお話しします。

今まで、省エネ節約術について説明してきましたが、それもこれも全て1時間当たりの電気代がいくらかで決まっていました。

本来ここが一番重要なんですよね。これを決めるのは電力会社次第です。

昔は、地域ごとに電力会社は独占されていましたが、今では電力会社も自由に選べる時代で、電気代の基本になる1kWh消費コスト以前に、現在様々な電力会社があって、電力会社を見直すことで根本から電気代を安くすることも可能です。

本当はここが一番効果があるかもしれません。一度皆さんも見直してみてはいかがでしょうか?

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