例年の暑い夏や、洗濯物を乾かす時に欠かせない扇風機。
扇風機は毎年使うものですが、どうお掃除をすれば良いかイマイチ分からないといった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事は扇風機・タワー型扇風機の簡単な掃除方法をまとめました。
さらに、面倒な掃除が楽になる、ほこりがつきにくくなる小技や、お掃除が便利になるおすすめグッズもご紹介しております。
この記事を読めば、扇風機のお掃除の工程が分かりお手入れが楽しくなるはず。是非最後までご覧ください。
【簡単】面倒な扇風機掃除のやり方
扇風機の掃除って、なんだか面倒だと思っていませんか?
お掃除が面倒で思わず掃除する頻度が低くなってしまうと、扇風機の本来のパワーを発揮できないのでお手入れは必ずしましょう。
- 扇風機の分解を開始
- 扇風機のお掃除を開始
- ホコリが付きにくくなる小技
- 扇風機の組み立て
この4項目を網羅すれば、お掃除も簡単に楽しくできるはずです。それでは掃除方法を一緒に見ていきましょう!
①扇風機の分解を開始
扇風機を掃除する時には、汚れても良い、スペースのとれる場所で作業をはじめてください。
床の汚れが気になる方は、新聞紙など不要な紙を引くのも良し。新聞は広げて、必要であればガムテープなどで張り合わせてください。
そして、掃除の作業をはじめる前には、必ずコンセントを抜いてください。コンセントを抜かずに作業をしてしまうと大変危険です!
コンセントを抜いたら、水洗いをしたいパーツを取り外しましょう。分解しないと細かな汚れまで取れないので思い切ってやってみましょう!
近年では前後の網や羽根部分は取り外しも楽な機種が多いです。
取り外し方が分からない場合は、取扱説明書を参考にパーツを取り外してみてくださいね。
②扇風機のお掃除を開始
まずはじめに、表面についた汚れを落としましょう。掃除機にカバーとプロペラを当てると楽です。
大まかな汚れが落ちたその後には、乾いた布などで表面をからぶきしておきましょう。
大まかな汚れがある程度取れたら、カバーとプロペラに付いた細かい汚れを落とすために、中性洗剤を使って洗います。
水で洗うと扇風機についていた汚れがかなり落ちるのが分かるはずです!
すすぎ終わったら、日陰などに置きしっかりと乾かしてください。
③ほこりがつきにくくなる小技
扇風機を使用していると、すぐにほこりなどの汚れが溜まってしまいますよね。
こまめに掃除するとお掃除は面倒になってしまう派の方は、「ほこりがつきにくくなる小技」があるといいな、とお考えの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、扇風機本体にほこりが付きにくくなる小技があるのです。
- 静電気防止スプレーをふきかける
- 柔軟剤を使う
ほこりがつきにくくなる本体にするには、こういった小技があります。
あらかじめケアしておけば、分解しない気軽なお手入れ方法でもキレイさをキープしやすくなります。それではひとつずつコツを見ていきましょう!
静電気防止スプレーをふきかける
静電気防止スプレーを吹きかけるだけで、ほこりがつきにくくなります。
しゅっと吹きかけるだけなので、誰でも簡単に使用することができるスプレー。
扇風機のお掃除以外にも、冬場の衣服の静電気対策にも使用できるので一石二鳥です。
セーター、スカート、車のシートにも吹きかけることができます。
柔軟剤を使う
柔軟剤をうすめずに、雑巾に吸い込ませて軽くなでるとほこりがつきにくくなります。
扇風機本体にコーティングをするようなイメージで、ほんのり塗っていきましょう。ここで、おすすめの柔軟剤を3点ご紹介いたします♪
サラヤから販売されている、ヤシノミブランドの柔軟剤。
植物由来で香料や着色料などは無添加なので、誰でも安心して使うことができます。香料が苦手な方におすすめです。
SHIROのサボンは、非常に人気の高い香りのひとつ。
誰もがいい香り!と思ってしまうような清潔感のある石鹸のような、ふんわり良い香り。
私が長年使用しているランドリンの柔軟剤です!我が家はファブリックミストやルームディフューザーもこの香りです。
ベルガモットやジュニパーベリーの香り。甘くなく、ふわっといい香りがするので男女ともに使える柔軟剤です。
④扇風機の組み立て
しっかりと乾かしたら、分解した扇風機を元に戻してください。
組み立て方が分からない場合取扱説明書を参考に組み立てましょう!
部品が外れないようにしっかりと組み立てることを心がけてくださいね。
扇風機のモーター掃除のやり方
分解しないと分からないモーター部分は、扇風機の後ろのカバーの奥にあります。
※この画像のネジで止まっている部分の奥がモーターです。
モーターの部分にも汚れがたまっているので、頻度は低くなってしまってもお手入れをすることを心掛けてください。
②モーターカバー&内部を掃除
モーターに覆いかぶさっているカバーを取り外したら作業スタート。
モーターカバーは水を使って洗い流し、完全に乾かす。モーターの中の汚れもしっかりと取り除きます。
③扇風機部分の組み立て
汚れを取り除き、モーターカバーが乾いたら取り付けて完成!
この時にも、使用中に外れたりすると大変危険なので、しっかりとパーツをはめ込んで元通りになるように、取り付けましょう。
分解できないタワー型扇風機掃除のやり方
次は、タワー型扇風機のお掃除の仕方を確認していきましょう。タワー型の場合、カバーやプロペラがないので分解できません。
分解しないようなモデルでも、きれいにお掃除ができる方法がありますので、紹介していきます。
①本体を濡れ雑巾で拭く
濡らしてよくしぼった雑巾で、扇風機本体の汚れを拭き取りましょう。
雑巾はしっかりとしぼってから使用してください、濡れすぎたものを使うのはNG。
案外見えない汚れがついているので、しっかりとふき取り掃除をすることを心掛けてください。
②吸気口のほこりを掃除機で吸う
扇風機の吸気口の汚れを取るには、掃除機のノズルブラシがあるととても便利!吸い込むだけで綺麗になります。
穴に入り込んでしまった細かい汚れは、つまようじを使うとスムーズに取れますので試してみてくださいね。
扇風機掃除Q&A
扇風機のお掃除についてよく疑問に思われる事をまとめてみました。
- 扇風機の掃除って水洗いは必要ないの?
- 扇風機の掃除頻度はどれぐらい?
- 扇風機掃除に役立つグッズは?
- サーキュレーターの掃除も同じ方法で大丈夫?
上記4項目について、確認しておきましょう!
Q.扇風機の掃除って水洗いは必要ないの?
A.定期的に水洗いすることをおすすめします。
毎回水洗いをする必要はありませんが、汚れが溜まってきた場合には、水で洗うとさらに綺麗になるのでおすすめです。
特にキッチン付近で使用している場合、調理中の油を吸収して汚れてしまうこともあるので、こういった場合には水洗いが効果的。
汚れをそのままにしておくと本体が十分な効果を発揮しないので、しっかりと水洗いで掃除しましょう!
普段は分解しない状況で、本体を布でさっとからぶきするだけでも良いでしょう。
Q.扇風機の掃除頻度はどれぐらい?
A.シーズン中は、月に1回はお掃除をすることを心掛けて。
使用場所や使用頻度によって汚れ方が違うので、気になった時にお手入れをするのがベスト。
シーズン中はこまめに分解しない状態で、布や雑巾などで拭いたりしておくと良いでしょう。
目安としては、使用頻度が高い時には最低、月に1回はお手入れすることをおすすめします。
さらに、オフシーズンは扇風機を収納してしまう、といった方は少し面倒かもしれませんが押し入れに入れてしまう前に必ずお掃除をしておきましょう。
Q.扇風機掃除に役立つグッズは?
ここからは、扇風機掃除に役立つグッズのご紹介です!
- ハンディモップ
- ぞうきん
- 扇風機クリーナー
- お掃除手袋
- マスク
それでは順番に見ていきましょう。
主婦の味方、クイックルハンディ。クイックルハンディがあれば雑巾をださなくてもささっと簡単にお掃除ができます。
ふわふわのヘッドで、細かい汚れにもアプローチ。汚れたら付け替え用も販売されているので、本当に便利。
扇風機以外にも使用ができるので一家に一台あるととても便利です。個人的に、お掃除が楽しくしてくれるアイテムのひとつです。
マイクロファイバーの雑巾は家庭に1つあると便利!扇風機のお掃除にも非常に使えます。
知名度が高い「激落ちくん」シリーズのマイクロファイバーぞうきんが使いやすい!
空拭きでも水拭きでも綺麗に仕上げてくれます。サイズも使い勝手が良い大きさなので、かなり便利。
本体の前面や背面の細かい隙間の汚れにアプローチしてくれることはもちろん、羽根の部分まで汚れがすっきり落ちる優れものです。
持ちやすいので、誰でも簡単にお掃除ができます。綺麗になるのでやみつきになってしまうかもしれません♪
テレビや雑誌などで特集される、人気の高いおそうじ手袋です。細かい汚れまできれいにお掃除ができるので活用できます。
おそうじ手部栗には、極細繊維ミクロスターを採用。普通のクリーナークロスよりも細かい繊維が汚れにアプローチしてくれます。
カラーはグリーンとピンク2種類が販売中。サイズはフリーサイズなので、男性も女性も安心して使用できます。
ほこりが溜まっている場合、汚れを吸い込まないようマスクをしてお掃除しましょう!
ユニ・チャームのマスクは「全方位フィット構造」で隙間を作らないので安心してお手入れをすることができます!
ぴたっとフィットしますが、息苦しくならないように設計されています。
Q.サーキュレーターの掃除も同じ方法で大丈夫?
A.基本的に同じ掃除方法でOK!
扇風機とは違い、空気を循環させる目的で使用する、サーキュレーターに関しても基本的には同じ掃除方法でOK。
こまめにハンディモップや雑巾を使って拭き取ったり、時間がある時やオフシーズンに入る前は入念にお手入れをしましょう。
サーキュレーターの部品の取り外し方が不安な方は、付属の取扱説明書をしっかり見て確認しておくとGOOD!
簡単掃除で涼しく快適な夏を
扇風機のお掃除は、案外誰でも簡単にできることがお分かりいただけましたでしょうか。
それでは最後に記事のおさらいを含めて、扇風機のお掃除方法を確認していきましょう!
「なんとなく掃除は面倒」と思っていたあなたも、今後簡単なお掃除方法をマスターして、きれいな扇風機をキープし快適に過ごしましょうね。
扇風機のお掃除
扇風機のお掃除は案外簡単。分解をして、表面についた汚れをさっと取る。そこから中性洗剤を使用し水洗いをして、日陰で乾かして組み立てる。
※水で濡らしても良い商品かどうかは、取扱説明書などを読んで確認してください!
タワー型扇風機のお掃除
濡らしてよく絞った雑巾で本体を拭いたら、吸気口のほこりを掃除機を使って吸い取ってください。
細かい汚れはつまようじなどを使えば簡単にきれいにすることができます。
ほこりがつきにくくなる工夫も
せっかくきれいにしても、シーズン中はほこりが付いてしまうと、お掃除の頻度も上がり面倒になってしまいますよね。
柔軟剤でコーティングしたり、静電気防止スプレーを使用すればほこりがつきにくくなるのでぜひお試しください!
シーズン中は月に1回掃除&たまに水拭き掃除を心掛けて
お掃除をしていないと汚れが溜まって扇風機の能力を発揮できない場合も。
シーズン中は使用頻度関係なく、月に1回はお掃除をすることをおすすめします。そして、たまに水拭きを掃除をして綺麗をキープしましょう!
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