- 不用品回収もしてくれる引っ越し業者の特徴がわかる
- 引っ越し業者以外の不用品回収方法がわかる
- 引っ越し業者と不用品回収業者のメリット・デメリットがわかる
引っ越しの時に粗大ごみを一気に全部捨てたいと考える人も多いですよね。
自治体や民間と様々な方法がありますが、最近では不用品回収もしてくれる引っ越し業者も増えています。
まとめて片付けてくれるならかなり楽だし利用してみたいですが、業者ごとでどんな特徴があるのでしょうか。
今回は、不用品回収と引っ越しが同時に行える引っ越し業者のなかでも人気の8社の特徴や料金を比較し、引っ越し業者以外の粗大ゴミ処分方法などを紹介します。
引っ越しに向けて粗大ゴミを処分したいけどどうすればよいか悩んでいる方は要チェックな内容です。
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不用品回収もしてくれる引っ越し業者を徹底比較!
<ポイント>
- 不用品回収可能な引っ越し業者の料金相場は単身で約28,000~38,000円
- ヤマト以外の業者は家電リサイクル法対象品にも対応している
- アーク、サカイ、ハート、アップルはものによっては買取りも可能
アーク引越センター | アリさんマークの引越し社 | サカイ引越しセンター | ハート引越しセンター | 日通 | アップル引越し | ヤマト | ファミリー引越しセンター | |
対応品目 |
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※ヤマトホームコンビニエンスで購入したもの限定 |
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料金目安(単身) | 29,000~43,000円 | 30,000~45,000円 | 35,000~50,000円 | 26,000~35,000円 | 28,000~49,000円 | 20,000~40,000円 | 30,000~43,000円 | 27,000円 |
特徴 |
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※2021年5月でサービス終了 |
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まずは不用品回収可能な引っ越し業者の特徴をそれぞれ紹介します。
エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機は家電リサイクル法に基づき、リサイクル券を持った専門業者による処分が必須です。
どの引っ越し業者も家電4品目に対応していて、家具や生活雑貨などの無料回収もしてくれます。
アーク、サカイ、アップルはものによっては買取りも可能です。
費用については閑散期と繁忙期で料金が変わるほか、運搬するものの内容や量によっても変動するため、見積りや問い合わせで事前によく確認しましょう。
アーク引越センター
アーク引越センターは、家電と一部の不用品回収を行っている引っ越し業者です。
費用相場は単身で29,000~43,000円、3人世帯で53,000~90,000円程度になっています。
その一方で総額1,200万円までの手厚い保証がついていることや、段ボールやカバーなど引っ越しに必要なものを一式提供してくれるのは魅力になります。
家電4品目回収・不用品回収に対応
アーク引越センターでは、家電4品目の有料回収と不用品の回収に対応しています。
リサイクル券に対応しているので、エアコン、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機は有料で回収可能です。
また書籍やCD、洋服などは段ボール5箱分まで無料で集荷・査定を行って状態の良いものは買取りしてくれます。
弾かなくなったピアノについても高価買取を行っているため、処分したい方は電話で相談してください。
アリさんマークの引越し社
アリさんマークの引越社では家電4品目が回収できる引っ越し業者です。
費用相場は単身で30,000~45,000円、3人家族で64,000~100,000円くらいになります。
自分で作業するかわりに費用を抑えられる経済パックや、荷造りから荷ほどきまでやってくれるフルパックなど料金設定が幅広いです。
引っ越し安心マークを取得した安全性の高い業者で梱包グッズも充実しています。
家電4品目回収に対応
アリさんマークの引越社の回収品については家電4品目限定です。
エアコン、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機は有料で回収してもらえます。
ちなみにアリさんマークの引越社では、引っ越し当日でも引き取り可能なので、連絡し忘れてしまった場合でも安心です。
サカイ引越しセンター
サカイ引越センターは家電回収と不用品回収ができる引っ越し業者になります。
費用相場は単身で35,000円~50,000円で、3人家族では70,000円~110,000円です。
引っ越し業者のなかでも老舗で利用者数が多く、作業件数は7年連続日本一を記録しています。
豊富な料金プランと電気工事、車両の運搬などサービス面がかなり充実しているところも人気の秘訣です。
家電4品目回収・不用品買取に対応
サカイ引越センターでは家電4品目の回収のほか、不用品買取りにも力を入れています。
エアコン、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機は有料で回収可能です。
また独自の不用品買取りサービスを展開していて家具・家電はもちろん、生活雑貨や洋服、ブランド品、楽器、お酒、おもちゃ、ゲーム機器など幅広く取り扱っています。
宅配買取りを利用する場合、宅配キットが全て提供され、送料、査定料、買取り金振込手数料などの費用もすべて無料です。
ネットでの査定も行っており、専用フォームに必要事項と画像を添付すればすぐに対応してくれます。
ハート引越しセンター
ハート引越センターは生活雑貨も回収してくれる引っ越し業者です。
費用は単身で26,000円~35,000円、3人世帯で50,000円~90,000円になっています。
ハート引越センターも引っ越し安心マークがある安全な業者です。
また段ボール以外にもハンガーボックスやプチプチなど引っ越しに必要なグッズをサービスで提供してくれます。
家電4品目回収・不用品回収に対応
ハート引越センターでは家電4品目と不用品の回収可能です。
エアコン、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機は有料で引き取ってくれます。
またハート引越センターでは「ハードガレージ」というリサイクルショップを運営していて状態の良い家具や家電なども無料で処分できるんですよ。
購入から5年以内で目立った傷のない家具、PESマークのある家電、購入から3年以内で動作に問題のないパソコンなどが対象になります。
日通
日通も不用品回収を行っている引っ越し業者の一つです。
費用相場は単身で28,000円~49,000円、3人家族で65,000円~100,000円になります。
洗濯機の取り付け、段ボールの回収、そして家具の解体も行ってくれるのは嬉しいポイントです。
引っ越し安心マークもついていて、利用者の評価も高くなっています。
家電4品目回収・不用品回収に対応
日通では家電4品目と不用品回収もOKです。
生活ごみは回収不可ですが、エアコン、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機のほか、机やソファなどの家具も引っ越しの時に一緒に処分してくれます。
利用する時には事前申し込みが必須で一部地域では対応していないので、利用する際は注意してくださいね。
アップル引越し
アップル引越センターは家具や家電回収可能な引っ越し業者です。
費用相場は単身で20,000円~40,000円、3人家族で47,000~86,000円程度でキャンセル料は無料になっています。
アップル引越センターは洗濯機の取り付けや段ボール回収なども行ってくれる点が良いです。
ネットで細かい見積りを作ってくれるところもメリットになります。
家具や家電の回収が可能
アップル引越センターは幅広い家具や家電の回収が可能です。
リサイクル業者と提携しているため、一般的な生活家電や家具はほとんど引き取りOKで、ものによっては買取りもできます。
首都圏のみ展開している業者になりますが、買取りしてほしいものがあるならアップル引越センターを利用するのもおすすめです。
ヤマト
クロネコヤマト引越センターも一時期まで不用品回収を行っていました。
費用相場は単身が30,000円~43,000円、3人世帯で65,000円~95,000円です。
ヤマトでは「家具家電レンタル×単身引越サービス」というプランがあり、最低限の必要品のみ引っ越して家具や家電はレンタルできるプランがあります。
また梱包が完了したものから優先して発送できるサービスもあるのは運送会社ならではですね。
不用品買取を廃止
ヤマトではヤマトホームコンビニエンスという自社ブランドの家電や家具限定で回収や買取りを行っていました。
しかし2021年5月をもって不用品回収サービスは終了していて、現在は利用不可です。
ファミリー引越しセンター
ファミリー引越センターも不用品回収可能な引っ越し業者になります。
費用相場は単身で27,000円程度、3人家族で80,000円程度です。
トランクルームの貸し出しをしていて、建て替えや引っ越し時など使わないものを一定期間預かってくれます。
荷造りに使う段ボールや布団ケースなども提供してくれたり、有料が多いとされるドラム式洗濯機の設置も無料です。
家電4品目回収・不用品回収に対応
ファミリー引越センターは、家電4品目回収・不用品回収に対応しています。
エアコン、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機はもちろん、紙類(雑誌・新聞紙・ダンボール他)、鉄製品金庫なども引き取り可能です。
平日は10%割引も起用されてさらにお得に利用できます。
引越し業者以外の回収方法
<ポイント>
- 自治体の粗大ごみ回収は費用は安いが時間と手間がかかる
- 希望者がいれば知人や友人に譲るのもアリ
- 条件をクリアした家具や家電はリサイクルショップの出張買取も利用可能
- 時間に余裕があり状態の良いならフリマアプリやネットオークションで売れる可能性もある
- 粗大ゴミが多い場合や時間と手間を抑えたいなら不用品回収業者がおススメ
引っ越し業者以外の回収方法も紹介します。
どの方法も特徴がありますが引っ越し前でも時間に余裕があるなら自治体やリサイクルショップ、ネットを使うのもアリです。
引っ越しまで時間がない方や処分したいものが多いなら不用品回収業者を検討するのもおススメになります。
自治体の粗大ゴミ回収を利用する
業者以外の回収方法としてまず挙げられるのが、自治体による回収です。
民間に比べて安い費用で安全に処分できます。
ただし、事前申し込みが必要なうえに込み合っていることが多く、連絡から回収まで1週間から2週間はかかることが多いです。
粗大ごみのサイズ基準と手数料の相場
多くの自治体では、一辺の長さが30cm以上のものは粗大ゴミとして扱っています。
料金は品目やサイズによって変わり、自治体よりも引っ越し業者の方が割高です。
引っ越し業者 | 自治体 | |
ベッド | 3,700円~5,000円 | 1,000円~2,000円 |
ソファ | 3,000円~7,000円 | 2,000円 |
テレビ | 3,000円~7,000円 | 2,000円~3,000円 |
テーブル | 3,000円~7,000円 | 300円~1,000円 |
たんす | 3,000円~8,000円 | 300円~2,500円 |
自治体の粗大ゴミは指定場所へ持ち込みすると無料から半額程度まで割引が適用されます。
引っ越し業者に依頼すると運搬や解体など無駄な手間は全て省くことができます。
処分も引っ越し当日に一括しておまかせできるなどサービス面はかなり充実しているところはメリットです。
自治体で回収できない品目
自治体では以下のようなものは粗大ゴミとして回収できません。
<自治体が回収できない粗大ゴミ>
- 長さがおおむね180cmを超えるもの
- 家電リサイクル法対象4品(エアコン、テレビ、洗濯機、冷蔵庫)
- パソコン
- 自動車、オートバイ
- ピアノ
- 耐火用金庫
- 消火器、ガスボンベ類 など
これらは別途手続きが必要だったり、自治体ではなく家電量販店など別の場所での回収が必要です。
自治体への申し込み方法と流れ
自治体で粗大ごみ回収をする場合は以下のような流れで申し込みます。
<自治体の粗大ゴミ処分方法>
- 処分したいゴミの高さ、横幅、奥行きを採寸する
- 各自治体の粗大ゴミ回収受付窓口に電話する
- 引き取ってほしい品物と希望日を伝える
- 回収日の朝8時までに指定場所へ粗大ゴミを持って行く
持ち込みの場合も同じような流れになりますが、使用できる車両に指定があったり、1回あたりの持ち込み個数に制限がある自治体もあるので事前に確認することが大切です。
リサイクルショップに持ちこむ
未使用品や使用感があまりないものはリサイクルショップで買い取ってもらうこともできます。
かなり安い値段での取引にはなるものの費用を抑えられますし、取扱説明書や保証書が残っていれば高値がつくものもあるんですよ。
店舗によっては回収サービスも行っているため、値段がつかなかった場合でも家に持ち帰る面倒もありません。
またリサイクルショップによっては自宅まで出張買取をしてくれるところもあるのでおすすめです。
出張買取に対応しているリサイクルショップの例
買取出張してくれるリサイクルショップではだいたいのところが製造または購入から7年以内の家具や家電の買取をしています。
中には値段がつかなかったものを回収してくれるところもあり、以下のリサイクルショップは代表的なお店として人気が高いです。
ハードオフ | 2ndストリート | トレジャーファクトリー | |
対応品目 |
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※いずれも縦横奥行の三辺が350cm以内のもの限定 |
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料金目安 | 出張費は無料 | 依頼費用、キャンセル費用無料 | 出張費、依頼費、キャンセル費などすべて無料 |
特徴 |
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リサイクルショップを利用する際の参考にしてくださいね。
知人に譲る
知人や友人に欲しいという人がいるなら譲ってしまうのも簡単に処分できる方法です。
面識のある人なら個人情報などのトラブルも起こりにくく、安心して取引できます。
相手に取りに来てもらえば、送料もかからず処分できて相手とのコミュニケーションにもなるので一石二鳥ですね。
フリマアプリ・オークションに出品
まだ使えそうな家具や家電はフリマアプリやオークションサイトに出品することで楽に処分できます。
フリマアプリなら自分で金額が決められますし、オークションサイトはものによっては思わぬ高値が付くことも意外と多いです。
システム利用料が多少かかりますが、送料については購入者負担すれば余計な出費をださずに買い取ってもらえます。
最近では名前や住所などを公開しなくても取引出るので安全です。
売りたい家具や家電の使用年数や使用感など情報を細かく記載し、目立つ傷や汚れは事前に公開したうえで出品するとトラブルなく済みます。
ただし買い手がつくまでに時間がかかったり、ブランド品以外の品物は予想以上に安価で落札されて赤字になるケースも多いので要注意です。
代表的なオークションサイト・フリマアプリの例
代表的なオークションサイト、フリマアプリでは、出品したいものの情報とスタート価格を決めて出品すれば手続き完了になります。
取引が成立したら指定の宛先に発送し、購入者が無事に商品を受け取るだけです。
代表的なサイトは以下の3つになります。
ヤフオク | メルカリ | ラクマ | |
料金 | 手数料:販売価格の10%
出品取消手数料:550円 |
手数料:販売価格の10%
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販売手数料:6%
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特徴 |
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ヤフオクはオークションサイトなので、スタート価格から希望者が入札して最終価格が決まるシステムです。
ブランド家具やマニア向けの商品はヤフオクで出すと高値がつきやすくなります。
ちなみにどのサイトでも手数料が発生し、落札価格の数%を引かれた額が振り込まれる仕組みです。
メルカリとラクマはフリーマーケットと同じなので自分で価格設定を行います。
不用品回収業者を利用する
不用品回収業者にお願いするのもかなりおススメです。
自治体のような手間や時間も取りませんし、引っ越し業者やリサイクルショップのようにゴミのや量に制限がかかっていることもほぼありません。
料金は自治体よりは高いですが引っ越し業者と大差はなく作業もすべて行ってくれるうえに即日対応もしてくれるなどサービス面も充実しているんですよ。
ほとんどのゴミが回収出来る
不用品回収業者ならほとんどのゴミが回収できます。
自治体が回収できないようなものも基本的に処分してくれますし、オークションやリサイクルショップに出せないような状態の悪い家具・家電もOKです。
ただし生ごみや液体系のごみについては腐敗するなどの理由から処分はほとんどの業者が対応していません。
即日対応も可能
不用品回収業者は即日対応も可能です。
自治体や引っ越し業者、リサイクルショップの出張買取は事前の申し込みや予約が必須ですし、ネットサイトは出品から落札・購入まで時間がかかります。
不用品回収業者なら土日・祝日はもちろん、急な引っ越しなど回収してほしい日に突然依頼してもすぐに対応してくれるので便利です。
費用相場
不用品回収業者を利用する時の費用は、部屋のサイズやゴミの量などでかなり変わってきます。
1Rサイズの部屋で家具や家電を一式引き取ってもらう場合、基本料金、人件費、車両代、処分費を含めて約5万円が相場です。
不用品回収業者の料金設定は1点ごとの回収と、トラックのサイズごとにより詰め放題パックの2種類あります。
1点ごとの回収では以下のような料金が一般的です。
種 類 | 費 用 |
ベッド | 3,000~6,000円 |
自転車 | 6,000~8,000円 |
ソファ | 2,000~12,000円 |
テレビ | 2,000~5,000円 |
布団 | 1,000~3,000円 |
ノコギリ | 1,000円 |
冷蔵庫 | 5,000~10,000円 |
マットレス | 7,000~9,000円 |
電子レンジ | 500~2,000円 |
洗濯機 | 5,000~8,000円 |
プリンター | 1,000~3,000円 |
机 | 3,000~10,000円 |
パソコン | 本体:1,000~4,000円、モニター:500~3,000円、ノートPC:500~2,000円 |
衣装ケース | 500~1,000円 |
カーペット | 2,000~5,000円 |
タンス | 3,000~10,000円 |
品目にもよりますが自治体と比べると若干高くはなります。
また詰め放題を利用した場合の費用相場は以下の通りです。
サイズ | 料金 |
軽トラ | 25,000円~40,000円 |
1.5tトラック | 42,000円~60,000円 |
2tトラック | 50,000円~80,000円 |
1R程度の広さの家具や家電一式であれば軽トラで対応できます。
2DKくらいの広めの部屋の粗大ゴミ回収になると2tトラックサイズが一般的です。
詰め放題の場合は人件費や車両費が料金の中に含まれていることが多いですが、なかには追加料金と称して高額請求してくる悪徳業者もいるので注意しましょう。
「無料回収」と称して街中を巡回している不用品回収業者は、不当な料金請求や不法投棄などを行う違法業者である可能性がとても高いので、絶対に利用しないでください。
優良業者はしつこい勧誘は一切行わず、連絡先を明示し領収書の発行してくれるのが特徴です。
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【引越し時の不用品回収】引っ越し業者と不用品回収業者の徹底比較!
<ポイント>
- 費用は単品だと大差ないが間取り別だと不用品回収業者の方が安い
- 引っ越し業者は手間がかからないが回収品の制限や即日対応してくれないことが多い
- 不用品回収業者は回収品目が多く日程など柔軟に対応するが悪徳業者など注意が必要
引っ越し業者 | 不用品回収業者 | |
価格相場 | 1K:55,000円~ | 1K:30,000円~ |
メリット |
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デメリット |
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引っ越し業者と不用品回収業者には費用をはじめそれぞれ特徴があります。
ここからは両者の価格相場の比較やメリット・デメリットについて解説するのでぜひ参考にしてくださいね。
引越し業者と不用品回収業者の価格相場比較
引っ越し業者と不用品回収業者の価格相場について品目別から見てみましょう。
引っ越し業者 | 不用品回収業者 | |
ベッド | 3,700円~5,000円 | 3,000円~6,000円 |
ソファ | 3,000円~7,000円 | 2,000~12,000円 |
テレビ | 3,000円~7,000円 | 2,000~5,000円 |
テーブル | 3,000円~7,000円 | 1,000円~3,000円 |
たんす | 3,000円~8,000円 | 3,000円~10,000円 |
単品回収になると、不用品回収業者は回収費と人件費がセットになるためものによっては高くなる場合もあります。
引っ越し業者と不用品回収業者の間取り別の費用相場はこんな感じです。
間取り | 引っ越し業者 | 不用品回収業者 |
1R、1K | 5,5000円~ | 30,000円~ |
1DK、1LDK | 80,000円~ | 50,000円~ |
2DK、2LDK | 130,000円~ | 90,000円~ |
3DK、3LDK | 200,000円~ | 170,000円~ |
4DK以上 | 350,000円~ | 240,000円~ |
どちらを利用する時にも生活環境や不用品の量、不用品の状態によって値段がかなり前後します。
引っ越し業者は引っ越しがメインになっているため1~2点程度であれば費用が抑えられますが、家具や家電一式を回収するなら不用品回収業者の方がお得です。
引っ越し業者に不用品回収を依頼するメリット
引っ越し業者の不用品回収を依頼するメリットは費用や手間が抑えられるところが大きいです。
申込みや手続きなどの手間が最大限省けるので、作業する時間がない方にとって便利なサービスになります。
冷蔵庫や電子レンジなど生活家電を中心に引っ越し直前まで使いたいものを利用できるのも引っ越し業者の不用品回収サービスならではの利点です。
引っ越し業者に不用品回収を依頼するデメリット
引っ越し業者に不用品回収を依頼する場合はデメリットもあります。
あくまで引っ越し業務がメインとなり単品回収が主なので品目が増えると費用が高くなりやすいですし、回収できるものは一部の家具や家電など限られている業者が大半です。
不用品回収に対応している業者自体が少ないので、引っ越しが増える3~5月を中心に業者選びが難しい場合もあります。
不用品回収業者に不用品回収を依頼するメリット
一方で不用品回収業者を利用すると引っ越し業者とは違ったメリットが多いです。
詰め放題プランなどを使うと人件費や車両費などを含めても全体的な費用は引っ越し業者よりも安く抑えることができます。
また作業日当日になってから追加で回収してほしいゴミが出てきた時でもすぐ対応してくれる業者が多いです。
ハウスクリーニングなども同時に行うこともできるサービスもあるので明け渡し前に部屋を一気にきれいにしたいという人にも合っています。
不用品回収業者に不用品回収を依頼するデメリット
不用品回収業者に依頼する時はデメリットは2つです。
当日の作業の手間はほとんどありませんが、事前の申し込みや業者とのやり取りがあったり、回収費用などがかさみます。
また高額請求してくる悪徳業者もいるので、業者選びは慎重に行ってくださいね。
まとめ
<まとめ>
- 引っ越し業者の中には家電4品目を中心に家具や家電の回収・買取り可能なところもある
- 引っ越し業者以外では自治体、ネット、不用品回収業者でも処分できる
- 引っ越し業者の不用品回収は費用が割高で回収品に制限があるものの手間は省ける
- 不用品回収業者は手続きは必要だが安いコストで大量の荷物を一気に処分できる
引っ越し時の粗大ゴミ処分は本当に面倒なことですが、いつかは必ずやってきます。
不用品回収できる引っ越し業者は条件さえあえば面倒な手続きや手間を最低限に抑えられます。
ただかなり状態の良いものだったり、捨てたいゴミがたくさんあったりする場合は、不用品回収業者などを利用するのも良い方法です。
引っ越し業者や不用品回収業者を上手に利用して、快適な新生活を迎えましょう。
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