近年テレビや雑誌などで話題の、低温調理器。
去年から続くステイホーム期間にも人気が高まり、たくさんの人が気になっている調理家電のひとつです。
購入を検討していても「BONIQ(ボニーク)は怪しいの?」とBONIQ(ボニーク)を使用している方の口コミや評判も気になるところですよね。
本記事では、低温調理器の中でも大人気BONIQ(ボニーク)についてまとめてみました。
基本情報から実際BONIQ(ボニーク)を使用している方の口コミ、またお料理の例も挙げてご紹介しています。
みなさんも、ご家庭でジューシーなステーキやローストビーフを作って、家族でおうち期間を楽しみましょう!
低温調理器BONIQ(ボニーク)とは?特徴やおすすめポイント
低温調理器の中でも有名な「BONIQ(ボニーク)」はどんな特徴があるのでしょうか?
まずはBONIQ(ボニーク)の基本情報を知っていきましょう。
さらに低温調理器を使用するメリットを複数上げてみました。
- 食材のうまみを逃がさない
- 失敗しない
- 火を使わないので安心・安全
- ダイエットや筋トレ食にも
それでは、BONIQ(ボニーク)が気になっている方は最後までご覧ください♪
基本情報
昨年からのコロナ禍で外食を自粛している方や、おうち時間で料理をはじめたりした方も増えたため、自宅でお店のようなお料理を作ることのできる調理家電のひとつ、低温調理器が注目されています。
私の友人も先日BONIQを購入して、おうち時間で低温調理を楽しんでいるという話を聞きました。
私の周りでも低温調理器の愛用者も多いです。
BONIQ(ボニーク)の販売元
BONIQを販売している、株式会社 葉山社中は、輸入や広告代理業・ソフトウェアサービスの販売などを行っている会社です。
2017年4月に「低温調理を日本人の食習慣にすることを目指す」と葉山社中が、低温調理器のクラウドファンディングをはじめました。
変換プラグ不要、日本語の取扱説明書が同封されているBONIQは、クラウドファンディングでも爆発的に売れました。
2017年には初代BONIQ、2019年にはBONIQ Pro、2020年はBONIQ 2.0を販売しています。
公式サイトでは入荷待ちになってしまう事もあるほど大変人気な低温調理器です。
食品のうまみを逃がさない
例えば、お肉などをフライパンなどの調理器具を使用して調理した場合、どうしても肉汁があふれ出てしまうもの。
あふれ出た肉汁にはうまみ成分がたくさん入っています。捨ててしまうのはもったいない!おいしさを閉じ込めて調理しましょう。
BONIQで調理すれば、素材のうまみが凝縮されたお料理を作ることが出来ます。
いつものハンバーグも加熱方法を変えるだけで、ぐんとお店の味にアップグレードされます!
BONIQさえご家庭に1台あれば、スーパーで買ってきた食材でも思わず唸ってしまうぐらい、おいしいお料理を食卓に出すことができちゃいます。
失敗しない
鍋に水を入れて、時間や温度を設定。食材を入れてあとは仕上がりを待つだけ。
取扱説明書の記載通りにセットすれば、誰でも上手に調理ができます。
私は料理する時に火の入り具合が心配で、お肉や揚げ物をする際には黒くなる一歩手前まで加熱してしまいます。
おいしいお肉が台無しと分かっているものの不安が勝り今の調理方法にたどり着いてしまいました。
私のように「火の入り具合が心配!」といった人に向けての加熱表もあるので、どんな方でも使い勝手が良いように作られている素晴らしい調理家電です!
レシピが豊富で調理がラク
BONIQ公式レシピサイトには750タイトル以上のレシピがあるので、お料理にも困りません。
また、ハンバーグを焼いた後の油のついたフライパンや、角煮を作った後の鍋を洗わなくて良い点も非常に楽です。
鍋にこびりついたあの汚れは落とすことに一苦労。
低温調理器の場合袋に入れて調理をするので、本当に後片付けがラクになりますよ。
火を使わないので安心・安全
長時間ガスコンロの前で立って調理しなくてもOK。
セットしてあとは仕上がりを待つ、という段階にしてしまえば、あとはこっちのもの。
BONIQの仕上がりを待っている時間に他のお料理を作ることもできます。
コンロが占領されなくて嬉しいです。
ダイエットや筋トレ食にも
私は万年ダイエッターなのですが、サラダチキンを作るだけでも手間がかかり調理することが億劫になってしまっていました。
買ってくるとなかなかコストが高かったりするところが悩みどころ。
自宅に1台BONIQがあれば、スーパーで安売りのムネ肉やササミを買って来さえすれば、高たんぱく低カロリーなお料理を一気に調理することができます。
しっとりジューシーなお肉が作れて最高です!しかも経済的!ジムのインストラクターさんも愛用しているという話を聞いたこともあります。
コロナ禍でボディラインが気になっている方も多いと思います。
低温調理器を購入した際は是非ヘルシーメニューにもトライしてみてくださいね。
低温調理器BONIQ(ボニーク)のおすすめ機種
葉山社中から販売されているBONIQは、2021年現在まで3モデルが発売されています。
- BONIQ
- BONIQ Pro
- BONIQ 2.0
それぞれの機種はどう違うのか、見た目や特徴を確認していきましょう。
初代BONIQ(ボニーク)
初代のBONIQです。初代のモデルなので、2.0やProと大きく見た目が違いますよね。
機能も防水やWi-Fi非対応の非常にシンプルなモデルです。
現在は公式ホームページからは購入できませんが、販売店などで運良く初代BONIQに出会えた際には、お値段をチェック!
現行モデルより価格が安かった場合は、はじめの1台として購入を検討しても良いでしょう。
BONIQ Pro(ボニーク プロ)
アルミ素材のPro。飲食店で使用する場合にOKなモデルはこちらのみです。
1200WとBONIQシリーズの中で一番パワーがあります。
アルミがシックな雰囲気なので、出しっぱなしにしても非常におしゃれですよね。
コスモブラック・ノーブルシルバーの2カラーが発売されています。
頑丈でハイパワーモデルを選びたい方はProを選ぶべし。
さらに店舗で利用したい場合にも1年保証が付くので、飲食店の方も安心して使用することができます。
Pro以外のモデルは業務用での保証は対象外になるので注意をしてください。
BONIQ 2.0(ボニーク 2.0)
2020年に発売されたフラッグシップモデル。
Proは1200W、2.0は1000Wとパワーの違いはあるものの、ご家庭で使うには買って後悔のない1台。
初期BONIQよりスタイリッシュなデザインになりました。Proはアルミボディでしたが、2.0にはプラスチックが採用されています。
本体カラーはヘイズブラック・ミスティホワイトの2色から選べます。どちらのお色もおしゃれなので、インテリア映えもします。
この機種は丸洗いができるので非常に衛生的!メーカー保証も1年ついている為、安心して使用することができます。
さらに詳しく知りたい場合はこちら(BONIQ2.0とProの違いを価格性能で比較!使い方やレシピも!)をご覧ください。
BONIQの機能別スペック比較一覧表
BONIQ3機種のまとめでした。違いを一覧表でも確認してみてください。
BONIQ | BONIQ Pro | BONIQ 2.0 | |
電力 | 800W | 1200W | 1000W |
サイズ(mm) | 370×100×110 | 310×50×100 | 310×50×100 |
重さ | 1.2kg | 1.0kg | 1.0kg |
防水 | – | 〇 | 〇 |
マグネット有無 | – | 〇 | 〇 |
コード | 1.5m | 1.5m | 1.5m |
スマホ連動 | – | 〇 | 〇 |
保証 | 1年 | 1年(飲食店使用OK) | 1年 |
低温調理器BONIQ(ボニーク)が怪しいと言われる理由はなぜ?
「葉山社中」「BONIQ」は2017年に一気に有名になったので「BONIQは何か怪しい商品?」との声が挙がっています。
家電は信頼したものを購入したいですよね、今回BONIQが怪しいと言われる理由について調査しましたので、その謎を解明していきましょう。
BONIQの販売元の羽田社長が怪しいと疑われる訳
結論、葉山社中は、平成28年に設立された国内のメーカーで決して「怪しい」会社ではありません。
元々家電製品を取り扱っている会社ではなく、全く違うインターネット関連のサービスを販売している会社です。
会社設立後約1年で、低温調理器をクラウドファンディングでスタートさせたことで羽田社長が「怪しい」と感じた方がいるのかもしれません。
現在はMakuakeやKibidangoなどのクラウドファンディングサイトは出てきていますが、クラウドファンディングに馴染みがない方も多くいらっしゃることからネガティブな話が浮上したのではないかと推測されます。
結論、BONIQ(ボニーク)は怪しいのか
葉山社中や、BONIQについて時間をかけてリサーチしましたが、決して製品自体に不備があるような、怪しい会社・商品ではありません。
「買ってすぐにトラブルが起きたらどうしよう」とお考えのあなたも、BONIQ本体に保証が付いているので安心です!
私は家電量販店で働いておりましたが、お客様が家電を選ぶ上で重要視されることの一つが「ブランド力」でした。
葉山社中は、ここ数年間で低温調理器を日本でも使用しやすいように工夫し製作をしてきた会社です。
「怪しい」と言われる理由は、新規参入や、クラウドファンディング取り入れたため反発が起きたりしたことが原因と考えました。
低温調理器BONIQ(ボニーク)の使用者の口コミ評判
調理家電は使ってみないと分からないので、買う時に躊躇ってしまいがち。
今回は実際にBONIQを使った事のある方にアンケートを取ってみました。
BONIQ Proの口コミ評判
飲食店などでも使用できるBONIQ Proの口コミをご紹介いたします。
BONIQ 2.0の口コミ評判
一般家庭で多く使用されているBONIQ 2.0の口コミも見てみましょう!
低温調理器BONIQとANOVAの比較
ANOVAは、BONIQと似た形状の筒状の低温調理器です。低温調理器と言えばANOVAを連想するぐらい有名メーカーです。
まずはANOVAのスペックをご覧ください。
ANOVA
サイズ | 320×80×130 |
重さ | 0.8kg |
電源コード | 70cm |
防水 | 〇 |
アプリ対応 | 〇 |
Wi-Fi | 〇 |
ANOVAと比較したメリット
取扱説明書が日本語で、読みやすい
ANOVAは日本語の説明書が付いていません。調べたりする必要があるので取り扱いに慣れるまで難しい、という点があります。
一方、BONIQは日本語の取扱説明書がある!低温調理器を使用する上では大切なポイント。
はじめて低温調理器を使用する方には、日本で使用されることを想定したBONIQを選ぶことをおすすめします!
変換プラグ不要
ANOVAはプラグが日本製ではないので、変換プラグが必要です。
ホームセンターや家電量販店などで販売されておりますが、変換プラグを買い足さないといけない点はやはりイマイチ。
BONIQはコンセントにさしてそのまま使用できるので、すぐに使えてラクです。
ANOVAと比較したデメリット
老舗メーカー、ANOVA
ANOVAは2014年から低温調理器を販売している老舗メーカー。歴史があるので信頼して使用しているユーザーが多いです。
一方BONIQは2017年からクラウドファンディングで販売されたので、2021年で発売されてからおおよそ4年となります。BONIQのこれからにも期待です!
毎日使うものだからこそ、大きさや重量が気になる
ANOVAは本体が1kg未満と軽量。わずか0.7kg!コンパクトなボディから、引き出しに収納しても簡単に出し入れ可能。
キッチン家電は増えると収納場所に困るので、場所を取りたくない方には重宝されています。
BONIQはANOVAと比較すると少し重量があるのですが、ほんのわずかな差なので気にならなければBONIQを購入してもOKです!
低温調理器に向いている人・向いていない人
フライパンやお鍋を使用するよりもコツが必要な低温調理器。
決して価格が安いわけではないので、新しく挑戦するには勇気が必要と思っていらっしゃる方も多くいます。
低温調理器に向いている人、不向きな人にご自身を当てはめてみてください。
向いている人
大家族・ホームパーティーが好きな人にも
低温調理器で作るとおいしい鶏ハムやローストビーフなどは、正直スーパーマーケットやお総菜屋さんで買ってくることもできます。
しかし、作り立てが食べられる上に量が豊富にできるのは低温調理器がある家庭ならでは。
一度食べたらお店の味のようでびっくりされる方も多くいらっしゃいます。
たくさんの量が作れて経済的なのは、とてもうれしいですよね。
ダイエッターにもおすすめ!
公式レシピサイトには、低カロリーかつ高たんぱくメニューが豊富にあります。
こちらも、自分で作る方が絶対安い!
コンビニエンスストアで買うサラダチキンは100gで200円以上しますが、一方スーパーなどで販売されている鶏むね肉は比較安く手に入るので、経済的です。
私は万年ダイエッターなのですが「鶏むね肉が安い!」と意気込んで食材を買ってくるものの、実際自宅の鍋でサラダチキンを作るのはなかなか面倒で、ついついコンビニエンスストアで買ってきてしまうことが多かったです。
向いていない人
レシピを見てのお料理が苦手な人
慣れていないうちに「だいたいこんな感じでいいかな」という感覚で作ってしまうと、失敗してしまったり、最悪の場合食中毒の原因になってしまうことも。
低温調理器は、レシピにを参考にして調理を進められる方に向いています。
料理を時短したい方
じっくりと火を入れていく調理方法を採用している低温調理器。
その特性上ぱぱっとお料理を済ませたい方には不向きです。
パスタなど簡単なものを作る上では良いかもしれませんが、せっかく1台購入するのであればいろんなお料理に使用していただきたいです。
食中毒は大丈夫?
低温調理器を使用する際は、忠実に設定温度や時間を厳守しましょう!
誤った設定をすると、食中毒の原因となってしまいます。
しっかり手を洗い調理器具や袋の清潔に
食中毒の原因のひとつは、人の手に触れた雑菌が引き起こすことがあります。
必ず手を綺麗に洗うことから始めてください。
また、まな板や調理袋も綺麗な状態のものを使用しましょう。
期限の切れた食材を使用してはダメ!
「昨日までの消費期限の食材だったけどいいかな?」といった考えは絶対にNG!
低温調理の際は特に衛生面は気を付けなければなりません。
食材の消費期限は厳守しましょう。
レシピを厳守
普段レシピ本を見ずに料理をする方も、加熱基準表で温度や加熱時間を確認しましょう!
引用元:https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf
特に魚・豚肉・鶏肉などは生で食べると危険です。温度や厚みには十分気を付けて調理を進めてください。
低温調理器BONIQ(ボニーク)で作れるレシピ
みなさんは低温調理をしたお料理といえば、どんなものを想像しますか?
肉厚のステーキやローストビーフなどのお肉料理を想像する方が多いのではないでしょうか。
冒頭でもBONIQ公式レシピついてに少しだけ触れましたが、豊富なレシピの中にはお肉以外にも、いろんな食材の調理方法が掲載されています。
- ステーキ
- サーモンの刺身
- カルボナーラ
BONIQでどんな料理が作れるのか、ほんの一部をチェックしてみましょう♪
ステーキ
低温調理器が手に入ったら、迷わず豪華に牛肉を調理しましょう!
軽く塩をふったお肉を袋に入れて、温度設定をしたBONIQに投入!あとは焼き目をつけるだけで完成。
溢れ出した肉汁でグレービーソースを作っても最高においしいです。
個人的には、お肉の味が最高においしいのでシンプルに塩で食べるのがおすすめ♪
BONIQを使ってステーキを作ると、まるでレストランのお味に。うまみが凝縮されたジューシーなステーキが完成します!
サーモンの刺身
タイトルを見て、「刺身?」と思った方、多いと思います。
実は低温調理するだけでお刺身独特のくさみが取れるのです。
子供から大人までみんな好きですよね、サーモン。
サーモンはマリネやカリフォルニアロールにするとパーティーメニューがより一層華やかになります。
塩をかけて袋に密封し、温度設定したお鍋に入れます。指定の時間で調理が終わり次第、氷水でぎゅっと冷やせば完成。
このひと手間でおいしすぎるサーモンのお刺身が完成します。是非お試しあれ!
カルボナーラ
私も何度も何度も失敗してきた、カルボナーラソース。
低温調理器は一定の温度をキープできるからこそ卵が固まることはありません!
卵黄・チーズ・黒コショウを入れて、あとはBONIQにお任せ。
45℃で10分未満で完成しちゃう簡単さ。ソースができたら、あとはソテーした入れたい具材と混ぜれば完成。
BONIQを使えば、不器用さんでも分量をしっかり計測、加熱してしまえばOK。手作りカルボナーラで失敗することはもうありません。
≫他にも低温調理器で作れるレシピはこちら(【超簡単】低温調理器レシピ集!鶏肉や豚肉・野菜や魚卵など食材別おすすめ一覧!)で紹介しています。
まとめ
今回は低温調理器BONIQ(ボニーク)のご紹介です。最後にまとめをご覧ください。
はじめて低温調理器を検討している方におすすめ!
おいしいものを食べたい!そんなグルメな方やダイエッターまで虜になってしまうBONIQ。
レシピ通りに作れば、おうちでお店のようなジューシーなステーキ、しっとりした鶏ハムがいつでも作れちゃいます♪
ステイホーム時代の救世主です。
安心の国内メーカー!
国内メーカーであれば、日本で使われることを想定されているので
コンセントも変換プラグを使用せず、日本語のレシピ本があるのは初めての方にもうれしいポイント。
使用方法に慣れてきたら、公式レシピブックからレシピを探すのも楽しいですよ!
機種に悩んだらBONIQ 2.0を買うべし!
初期のBONIQと2.0を比べると、防水機能やWi-Fiが搭載、さらにワット数が大きくなっていることもあり、扱いやすく調理しやすい状態にグレードアップしています。
Proは飲食店向けにも作られているので、ご家庭で使用することを想定しているのであれば、BONIQ2.0を選ぶと良いでしょう。