除湿機が欲しいけど「ハイブリッドって何?」「除湿器ならやっぱりハイブリッドが良いの?」と悩みますよね。
そんな除湿機を選ぶ際に、誰もが抱く知ってそうで知らない除湿機に関する解説と一人暮らし向けの小型軽量でコンパクトな安いおすすめのハイブリッド除湿機を紹介していきます。
\各おすすめ除湿機情報は下記からジャンプできます/
一人暮らしにも◎コンパクトな小型ハイブリッド式除湿機おすすめランキング8選 | 多機能&高性能にこだわるハイブリッド式除湿機おすすめランキング3選 |
比較的低価格な安いハイブリッド式除湿機おすすめランキング3選 | タンクが大容量のハイブリッド式除湿機おすすめランキング3選 |
【番外編】コンプレッサー&デシカント|除湿機おすすめランキング6選 | おすすめハイブリッド式除湿機の商品比較一覧表 |
除湿方式は大きく分けて3つ!
除湿機を知る際に、最も基本になる最重要事項は「除湿方式の基礎知識」になります。
引用元:Amazon
ここでは、この除湿方式について、以下のポイントを確認していきましょう。
- 電気代が安くて梅雨~夏向けのコンプレッサー式
- 安定した除湿能力と静音性の高いデシカント式
- 省エネ&年中部屋干し!いいとこ取りのハイブリッド式
- ハイブリッド式除湿機のデメリット
電気代が安くて梅雨~夏向けのコンプレッサー式
結論として、コンプレッサー式除湿機のメリットは「デシカント式よりも電気代が安い」と言う点のみです。
デメリットは、空気を冷やして摘出した結露水を排出させることで除湿しているので、冬場は不向きです。
さらに、コンプレッサーの運転音もデシカント式よりも大きいなど、コンプレッサーを搭載していること自体にコストや高圧容器信頼性や寿命等の弱点があります。
それらの理由の根底にあるのは、コンプレッサー式除湿は、空気が冷えると空気中の水分が出現する「結露」を利用していることが根本原因だからです。
冷却はコンプレッサーに流れる冷媒をコンプレッサーが圧縮することで空気を冷やします。
次に、空気を冷やすことで空気中の水分を結露させて水分を取り除く方式であり、エアコンの除湿と同じです。
除湿システムの全体の流れとしては、最初に室内の空気を除湿機が吸い込みます。
その後、その吸い込んだ室内空気に含まれる水分を「コンプレッサー」で除去し、除去した水分がタンクに貯まっていきます。
最後に、その水分が無くなった乾いた空気を部屋に戻している流れになります。
安定した除湿能力と静音性の高いデシカント式
デシカント式のメリットは、構造が簡単で軽量コンパクトな上に、運転音も静かで、電気代と排出する風が高温以外は確実にコンプレッサー式よりも有利です。
デメリットは、ヒーターの電気代が高い所と吐き出す空気が高温になる点だけです。
しかし、結局のところ、電気代が高いと言う最大の弱点が、大型除湿機にはコンプレッサー式が主流になってしまう重要な要因になります。
夏場は冷やして除湿するコンプレッサー式の方が向いていますが、ヒーターを使ったデシカント式は低温時でも除湿能力が優れているため、冬でも除湿能力が確保できて衣類乾燥に適しています。
重要ですので繰り返しますが、デシカント式のデメリットは、ヒーターの電気代が高いこととヒータの排熱による室内温度上昇が大きくなることです。
逆に言えば、実はヒーターのデメリット以外、デシカント式にはデメリットがないのがメリットです。
よって、デシカント式はヒーター機能が低電力で排熱抑制可能な改良がされればベスト商品で、その観点からすれば、実は大きな可能性を秘めたのがデシカント式の除湿機ですが、その加熱方式の電気代を克服するのが至難の業だと言えます。
省エネ&年中部屋干し!いいとこ取りのハイブリッド式
ハイブリッド式の除湿機は、コンプレッサー式とデシカント式のいい所を併せ持った除湿機です。
おさらいしますと、コンプレッサー式のメリットは、デシカント式よりも電気代が安いところです。
次に、デシカント式のメリットは、除湿能力が安定していると所と構造が簡素で軽量なところです。
以上より、コンプレッサー式とデシカント式を合体させたハイブリット式除湿機のメリットは以下になります。
電気代を安くしたい場合、コンプレッサー式を使用します。
除湿能力を確保したい時は、デシカント式を使用します。
以上の様に、お互いの得意な所を選択して使用することが出来るのが、ハイブリッド式除湿機の最大メリットになります。
コンプレッサー式とデシカント式の両方を備えたハイブリッド式は、デシカント式のデメリットだった高い電気代や排出する高温空気を、コンプレッサー式で改善して、双方のメリットを兼ね備えた最強の除湿機と言えます。
ハイブリッド式除湿機のデメリット
結論から言いますと、ハイブリッド式除湿機は、性能面でパーフェクトであり、デメリットなしです。
しかし、ハイブリッドと言うシステムには、どうしても避けられない共通している不変のデメリットがあります。
それは双方のいいとこ取りは出来ても、結局、二つのシステムを搭載しているので、部品点数が増えて高価になる点です。
上記の理由として、性能面では、二つのシステムを合体させたハイブリッドのいいとこ取り効果はメリットが多いと言えます。
その反面、当然、本来なら一つでも良かったシステムに二つのシステムを合体させているので、製品サイズが大きくなります。
そして、重量も重くなり、構造も複雑になり、結果として、性能や使い勝手以外のコストや故障面で不利になります。
よって、性能を優先した反動の複雑さゆえにハイブリッド式除湿機の購入時は、大きさやコストや耐久面で妥協が必要です。
ハイブリッド式除湿機の選び方
ハイブリッド式除湿機については、前述の説明によって、二つの除湿方式(電気代の安いコンプレッサー式と除湿能力が安定しているデシカント式)を兼ね備えた除湿機であることを理解してもらえたと思います。
ここからは、このハイブリッド除湿機を選ぶ際に重要な以下の各項目を確認していくこととします。
- 除湿能力で選ぶ
- タンク容量で選ぶ
- 設置場所で選ぶ
- 便利機能で選ぶ
- 予算で選ぶ
以上、それではハイブリッド除湿器を選ぶ際の各項目におけるポイントを説明していきます。
除湿能力で選ぶ
除湿機を選ぶ際、その除湿能力は大事です。
せっかく購入した除湿機が能力不足で、除湿が不十分な状況になってしまっては、元も子もありません。
なので、先ずは除湿機の能力に問題がないのかを確認していく必要があります。
それでは、除湿能力はどのように確認して行けば良いのかについて解説していきます。
除湿能力は、1日に何リットルの水分を取り除くかを□L/日と表記し、この数値□が大きい方が能力が高くなります。
又、除湿能力と共に、実使用時除湿の目安として、除湿可能面積も併記されることもあります。
例えば、除湿能力6L/日の除湿可能面積の目安は8畳(木造8畳)と記載されますので、実用上の参考になります。
この除湿能力と除湿可能面積の関係性は、概ね下記を基本的な目安と覚えておいて下さい。
【除湿能力10L/日=除湿可能面積の木造13畳程度】
尚、木造を代表としているのは、木造家屋が最も気密性が悪いからです。
プレハブや鉄筋コンクリートは木造よりも高気密なので、木造の能力がカバーできれば問題有りません。
タンク容量で選ぶ
除湿機を選ぶ際、その除湿能力は大事ですと前述しましたが、同時に、タンク容量も重要になります。
結論は、出来る限りタンクは大容量が良いです。
理由は、除湿能力が十分でも、除湿した水を貯めるタンクが小さかったら、直ぐに満水になって停止します。
これでは、せっかくの除湿能力も意味がありません。
よって、除湿能力と同時にチェックする必要があるのが、タンク容量になります。
ちなみに、デシカント式はコンプレッサー式の半分以下の重量です。
確かなのは、寝ている時や長時間の外出をする場合は、大容量のタンクが良いです。
設置場所で選ぶ
結論は、除湿機は「閉め切った状態で使用すること」「風が通る距離を確保すること」が必要になります。
その根拠は、どこでも便利に使える除湿機ですが、設置場所には多くの制約があり、購入時には必ず設置場所に関する注意事項を知っておく必要があり、知らないまま注意事項を守らず使用すると性能不足や故障の原因となるからです。
具体的には、最初に除湿機は、家族や一人暮らし等、ユーザーが暮らす空間に適した能力の商品を探して下さい。
あとは、除湿機を使用する際、使用環境は閉め切った空間での使用を推奨しています。
理由は、運転中に窓や扉を開いていると、外気によって室内の温度が大きく変わるからです。
室温が多く変化すると、結果として、除湿時間に大きく影響することが予想されます。
そのため、除湿機の使用状態は「閉め切った状態で使用すること」が基本になります。
設置場所は、風が通らないと温度上昇で故障する為、壁や家具等の近くで使用する時は距離の確保が必要になります。
便利機能で選ぶ
さて、ここでは除湿機の定番便利機能を紹介していきます。
今回紹介する便利機能として「温度検知・湿度検知・冷風・空気清浄・防カビ・自動停止・連続排水・除菌・内部乾燥・タイマー」と言ったものがあり、各概要を解説していきます。
温度センサー機能
室内や洗濯物の温度を検知するもので、一定の温度で運転を制御します。
湿度センサーとの組み合わせで、自動運転停止機能や、除湿と送風を切り換える機能を備えた製品もあります。
湿度センサー機能
室内や洗濯物の湿度を検知するもので、一定の湿度で運転を制御します。
カビ抑制に効果があるほか、赤外線センサーできめ細かく検知してたくさんの洗濯物を乾燥したり、衣類が乾燥したら自動で運転を停止できる機能を備えた製品もあります。
冷風機能
空気を冷やして結露させるコンプレッサー式の場合、冷風機能があります。風呂上がりなど風にあたって涼む時に便利です。
しかし、背後からは温風が出てしまうため、室内全体の気温は低くならないので注意願います。
空気清浄機能
空気清浄フィルターやウイルス抑制機能を搭載したり、除菌・脱臭をする製品もあります。
空気清浄機の購入も検討しているなら、両方に対応している製品も有力な選択肢になるでしょう。
防カビ機能
製品内部のカビ発生を防止・ブロックする機能です。
例えば、三菱電機のコンプレッサー式除湿機では、低湿度環境を一定時間保つことで、カビの発生や繁殖を抑える「部屋サラリモード」や、浴室に最適な「浴室カビガード」を搭載しています。
自動停止機能
除湿機を切り忘れても、洗濯物が乾いたかどうかを検知して自動的に停止してくれる機能です。
また一般的に殆どの除湿機では、貯水タンクの容量が満タンになると、自動停止する機能もあります。
排水ノンストップ機能
ホースを繋ぐことで水をタンクに貯めず、連続排水が可能ですが、当然、排水先は必要です。
どうしても屋外に排水できない場合は、大きめのタンクを用意してそこに貯水するという方法もあります。
除菌機能
除菌機能を備えたモデルで、部屋干しの際に発生する嫌なにおいの素となる菌を除去する製品が多いです。
例えば、シャープの除湿機は、狭いスペースでの部屋干しに適したコンパクトな衣類乾燥除湿機として、部屋干し衣類の臭いを「プラズマクラスターイオン」で抑制する機能が搭載されています。
内部乾燥機能
本体内部に残った湿気、水滴を乾燥させる機能で、運転後や長期間使わずにしまっておく際に活躍する機能です。
実例でパナソニックの場合、独自のイオン空気清浄機能ナノイーXによる内部乾燥機能やエコナビカラッとセンサーによる省エネ乾燥機能を搭載しています。
タイマー機能
タイマー搭載モデルも標準機能として多くの商品にラインアップされており、このタイマーを使えば止め忘れの心配は不要です。
例えば、ハイブリッド式除湿機をほぼ独占しているパナソニックの場合、切タイマーと言うボタンが有り、ボタンを押す度に2、4、6時間の3モードが切り替え選択可能で、タンクが満水になっても切タイマーのカウント継続が優先されます。
予算で選ぶ
ハイブリッド式除湿機を予算で選ぶ場合の結論は、必然的に「パナソニック商品群から選択」となります。
その理由は、複数のハイブリッド式除湿機を有するメーカーは「パナソニックしか無い」からです。
ハイブリッド除湿器は前述の通り、コンプレッサー式とデシカント式の除湿を採用しており、高価商品です。
パナソニック以外のメーカーは、安価な小能力がデシカント式、大能力はコンプレッサー式に区分されています。
本当に価格だけで除湿機を選ぶのであれば、電気代が高くなりますが、デシカント式除湿機のみに絞るべきです。
どうしても電気代も抑えたいからハイブリッド式と言う方は、旧機種の価格帯も調査してみてください。
一人暮らしにも◎コンパクトな小型ハイブリッド式除湿機おすすめランキング8選
ここからは、実際のコンパクトなハイブリッド式除湿機おすすめランキングです。
主に、価格.comや楽天やAmazonと言った有名なサイトの人気ランキングを参考にして、以下にまとめました。
第8位 パナソニックF-YHTX90
パナソニックの新ハイブリッド構成を採用した洗濯物の真下にも設置できるコンパクト設計の衣類乾燥除湿機です。
イオン空気清浄機「ナノイー X」を搭載し、部屋干し臭のもととなる菌を除菌し、部屋干し臭を抑制します。
「部屋ケア」「衣類ケア」「寝具ケア」モードを搭載しているため、衣類乾燥以外にも活用できます。
小型軽量コンパクトで、一人暮らし向けとして最適なハイブリッド式除湿機です。
第7位 パナソニックF-YHTX200
第6位 パナソニックF-YHSX120
第5位 パナソニックF-YHUX120
第4位 シャープCV-NH140
第3位 パナソニックF-YHUX200
パナソニックのハイブリッド除湿機の中で最大容量商品で第7位の最新型になります。
2021年9月末時点において、店頭参考価格帯:¥75,000 以上ですが、人気商品で価格は上昇傾向にあります。
この商品は、パナソニックの最新ハイブリッド除湿機F-YHUX90/120/200の3機種の内、最大容量の200タイプになります。
ハイブリッド式としては最大能力のため、その能力の高さを利用して、衣類乾燥時間は業界No.1を誇っています。
第2位 パナソニックF-YHUX90
パナソニックで人気の第3位商品の一人暮らし向け能力縮小型で、第8位商品に衣類乾燥「冬モード」が追加された最新モデルです。
旧型同様、小型軽量コンパクトで、一人暮らし向けとして最適なハイブリッド式の最新除湿機です。
2021年9月末時点で店頭参考価格帯:¥43,800 以上ですが、こちらも人気商品のため、価格下落はない傾向です。
第1位 パナソニックF-YC120HUX
パナソニック製ナノイーX搭載の衣類乾燥除湿機で、木造13畳(鉄筋25畳)対応のイチ押し中型サイズ商品です。
実は本商品ですが、大人気の第5位商品F-YHUX120と同じで、特別販売ルート違いで機種名を変更しただけの穴場商品なので、店頭参考価格帯¥48,800 は、日々変動していますが、現時点で正規ルートの第5位商品より安価のため、知っておくとお得な機種です。
多機能&高性能にこだわるハイブリッド式除湿機おすすめランキング3選
ここからは前述のハイブリッド式除湿機の中で、特に、多機能や高性能に特化した3商品を紹介します。
結果としては、パナソニックとシャープですが、除湿機は除湿機能だけで十分なのに、空気清浄機や冷風などの付加機能があって少し嬉しくなったり、更に多くの付加機能を求めてしまうのは、狭い島国に住む日本人の性(サガ)なのかもしれません。
メーカー | 機種名 | サイズ・重量 | 主な機能特長 | ||
パナソニック | F-YHUX120 | 22.5X37X58.3cm、13.9kg | ・イオン空気清浄機「ナノイーX」による内部乾燥機能 | ・ツインルーパー、風向上下左右自由ワイド送風、梅雨モード、冬モードなどの各種快適運転搭載 | ・エコナビとカラッとセンサーによる省エネ乾燥 |
シャープ | CV-NH140 | 23.5X36.5X64.5cm、15.0㎏ | ・衣類乾燥モードによる部屋干しサポート | ・「プラズマクラスター25000」で衣類のニオイを消臭する「衣類消臭」機能付き | ・衣類乾燥運転時のプラズマクラスターイオン放出による生乾き臭の防止にお役立ち |
パナソニック | F-YHUX200 | 29.6X37.8X66.2cm、17.4㎏ | ・イオン空気清浄機「ナノイーX」による内部乾燥機能 | ・ツインルーパー、風向上下左右自由ワイド送風、梅雨モード、冬モードなどの各種快適運転搭載 | ・エコナビとカラッとセンサーによる省エネ乾燥
・大量の洗濯物も年中カラッと衣類乾燥スピード業界NO.1 |
3位 ハイブリッド式除湿機のトップメーカー パナソニック F-YHUX120
最初に紹介する多機能で高性能なハイブリッド除湿機は、パナソニック中型容量対応の衣類乾燥除湿機 F-YHUX120です。
空気清浄機ナノイーXによる内部乾燥、ツインルーバーや各種快適運転モード、エコナビやカラッとセンサーによる省エネ乾燥などの機能が特長です。
2位 空気清浄機に定評のあるシャープCV-NH140
多機能で高性能な2位はシャープの「プラズマクラスター25000」を搭載したハイブリッド式の衣類乾燥除湿機CV-NH140です。
特徴のある機能は、衣類乾燥で部屋干しサポート、プラズマクラスター25000で衣類消臭と生乾き臭の抑制などがあります。
1位 ハイブリッド式で最大の除湿能力があるパナソニック F-YHUX200
多機能で高性能オススメ1位は現在のハイブリッド除湿機で最大容量商品になるパナソニック最新機種F-YHUX200です。
本商品は、パナソニックの空気清浄機ナノイーXによる内部乾燥で清潔な空気を保ち、ツインルーバーや各種快適運転モード、エコナビやカラッとセンサーによる省エネ乾燥、大量の洗濯物も1年中カラッと衣類乾燥スピード業界NO.1などの機能が特長です。
比較的低価格な安いハイブリッド式除湿機おすすめランキング3選
次に安価なハイブリット式の除湿機についてまとました。
結果は、コンプレッサーとデシカントを併用しつつ、安価に商品化出来るメーカーは限られており、先ほどのランキングと同じになってしまいましたが、人気のあるハイブリッド式除湿機の商品群はパナソニックの独占市場で価格は高止まりでした。
3位 コスパが良く空気清浄機に定評のあるシャープCV-NH140
2位 ちょうどいい中型サイズのハイブリッド式除湿機 パナソニック F-YHUX120
2番目におすすめの安価なハイブリッド除湿機は、人気のパナソニック除湿機F-YHUX120で、鉄筋25畳対応商品です。
ですが、安くても4~5万円はしますので、そもそもハイブリッド式で安価追求は間違っていると気づきます。
どうしても数千円の安価な除湿機を求める方は、デシカント式を購入して、不足分を買い足して下さい。
残念ながらコンプレッサー式とデシカント式のいいとこ取りで安価は虫が良すぎると断言します。
この商品の特徴としては、パナソニックの最新ハイブリッド除湿機F-YHUX90/120/200において、小さな90、大きな200に対して、その中間的存在として中容量120がラインアップしています。
例えば、小型でコンパクトな90では除湿能力不足し、大型200では大きすぎて邪魔なんて方には、この中容量120が最適です。
1位 ハイブリッド式で最もコンパクトなパナソニックF-YHUX90
堂々のおすすめ最安値ハイブリッド除湿機はパナソニックF-YHUX90がコスパ最強です。
小型軽量コンパクトで、一人暮らし向けとして最適なハイブリッド式除湿機の最新機種です。
価格.comで最新38,000円程度でしたが、4万以下のハイブリッド除湿機はこれしかありません。
でも技術を要するコンプレッサーは高価なので、この値段で売れてもメーカーは薄利でしょう。
とりあえず、これを買って試して、能力不足分は買い足していくのも良いかもしれません。
タンクが大容量のハイブリッド式除湿機おすすめランキング3選
タンク容量が大きい除湿機は、三菱電機やコロナなどにもありましたが、よく見ると全てコンプレッサー式でした。
デシカント式のヒーター搭載で大能力は、ヒーター電気代が高過ぎて実用化出来ないと推定します。
よって、コンプレッサー式とデシカント式を兼ね備えたハイブリッド式除湿機の大容量はパナソニックとシャープになります。
そのハイブリッド除湿機から大容量タンク商品を以下に2選、ハイブリッド以外からも最大容量商品を1選しました。
メーカー | 機種名 | サイズ、重量 | タンク容量 | 除湿方式 | その他 |
三菱電機 | MJ-PV250SX | 22.5X37X58.3cm、
13.9kg |
5.5L | コンプレッサー式 | 業界最大タンク |
シャープ | CV-NH140 | 23.5X36.5X64.5cm、
15.0㎏ |
3.6L | ハイブリッド(コンプレッサー+デシカント)式 | パナソニック以外のハイブリッドで唯一の除湿機 |
パナソニック | F-YHUX200 | 29.6X37.8X66.2cm、
17.4㎏ |
5.0L | ハイブリッド(コンプレッサー+デシカント)式 | ハイブリッドで最大タンク |
最大タンクと業界最大の除湿能力にこだわるコンプレッサー式除湿機の三菱電機MJ-PV250SX
2021年9月時点、家庭用で最大のタンク容量除湿機は「三菱電機のコンプレッサー式除湿機MJ-PV250SX」です。
本商品の国内最大5.5Lタンク機種は、鉄筋で最大62畳の除湿が可能で、もはや家庭用と言うよりは業務用です。
2位 パナソニック商品群に唯一対抗できるシャープの大型ハイブリッド式除湿機CV-NH140
ハイブリッド式除湿機で比較的大型のタンク商品は、シャープのハイブリッド除湿機CV-NH140です。
本商品の3.6Lタンクは鉄筋28畳の除湿が可能なので、除湿機としては比較的大きな空間を除湿することができます。
1位 大容量で乾燥時間は業界トップのパナソニック F-YHUX200
結果として、パナソニックF-YHUX200が「家庭用ハイブリッド式除湿機の最大タンク商品」で、本商品の5.0Lタンクは鉄筋43畳の除湿が可能です。
尚、これ以上の大型タンクは三菱電機から商品化されていますが、コンプレッサー式のみの除湿機になり、冬場のコンプレッサー除湿能力低下(ハイブリッドはデシカント式でカバー)や騒音等、コンプレッサー式特有の問題は抱えたままです。
【番外編】コンプレッサー&デシカント|除湿機おすすめランキング6選
番外編として、主要除湿機メーカー各社の特長を列挙して、下記にまとめました。
情報源としては、楽天市場、Amazon、価格.comなどの有名サイトの人気ランキングを参考にしています。
除湿機メーカー | コロナ | 三菱電機 | シャープ | アイリスオーヤマ | パナソニック(デシカント) | パナソニック(ハイブリッド) |
各社の特長
(ハイブリッドはシャープとパナソニックのみ) |
コンプレッサー式のみで中小型品が主力 | コンプレッサー式のみで大容量が得意 | コンプレッサー式小型容量が主力だが、ハイブリッドが1機種あり! | コンプレッサー式とデシカント式の各々中小型容量でラインナップ | パナソニック小型除湿機はデシカント式 | 中大型除湿機はハイブリッド式を採用 |
第6位 安価な中小容量型コンプレッサー式除湿機を商品ラインナップするコロナ CD-H1821
サイズ | 20.2X36.5X57.0cm |
重量 | 12.5kg |
対応畳数 | 鉄骨45畳、木造23畳 |
タンク容量 | 4.5L |
消費電力 | 9.7~610W |
運転音 | 39~49dB |
上記はコロナの除湿機の中で、最大除湿能力品CD-H1821を代表に記載しました。
コロナの除湿機ラインナップはコンプレッサー式で、比較的大型の除湿機になります。
ラインナップ数は中小型容量で8商品あり、除湿機メーカーの中では多い部類に入ります。
第5位 最大タンクと最大除湿能力は断固死守するコンプレッサー式の 三菱電機 MJ-PV250SX
サイズ | 29.9X41.0X63.0cm |
重量 | 17.9kg |
対応畳数 | 鉄骨62畳、木造31畳 |
タンク容量 | 5.5Lは業界ナンバー1 |
消費電力 | 125~415W |
運転音 | 34~49dB |
特長的なのは、上記機種MJ-PV250SXのタンク容量5.5Lが業界最大級である点で、三菱電機は大型容量主体の除湿機です。
三菱電機の除湿機は4機種のみで、全てコンプレッサー式除湿機なのでコンパクトではなく、インバータ搭載で電気代は予想以上に安いのですが、条件が全て常温なので、冬場の能力低下時や騒音などが不明瞭、且つ、大容量ゆえの製品大型化で重量が約18kgもあり、もはや家庭用と言うよりも大きな面積を対象とした特殊な除湿用途や業務用に適した製品群と言えます。
第4位 空気清浄機に定評のある大容量に対応した シャープ CV-NH140
第3位 手頃なコンプレッサー式とデシカント式除湿機をラインナップする アイリスオーヤマ IJC-H140
アイリスオーヤマの除湿機は、中容量コンプレッサー式2機種と小容量デシカント式2機種が棲み分けされています。
他の家電でもそうですが、やはり既存のコモディティ商品を低価格で提供してくれるメーカーとは言えます。
但し、なかなか簡単には真似できない複雑なハイブリッド式の除湿機はありませんでしたが、アイリスオーヤマでは、夏場はコンプレッサー式、冬場はデシカント式の除湿機をすすめており、各々の製品を別々に購入すれば、確かにハイブリッドになっています。
それぞれ安価なら、そういうやり方もあるのだと、ハイブリッド式がベスト商品と言う思い込みも少し考え直しました。
第2位 補助的役割を果たすコンパクトなデシカント式除湿機 パナソニック F-YZUX60
ここからはパナソニック除湿機のラインナップで、上記はデシカント式除湿機F-YZUX60を紹介します。
ここで驚いたのは、パナソニック製除湿機はハイブリッド式3機種とデシカント式2機種の5機種のみで、他社が主力とするコンプレッサー式機種がないことです。
コンプレッサー式に注ぐリソースをハイブリッド式に集中させた無駄のない特徴ある企業戦略と言えます。
第1位 ハイブリッド式除湿機の王様 パナソニック F-YHUX90/120/200
パナソニックの最新ハイブリッド機種については、鉄筋16/25/43畳対応でF-YHUX90/120/200があり、ハイブリッド式除湿機のラインナップの多さは断トツで業界トップです。
特に上記写真のF-YHUX90は、小型軽量コンパクトで、一人暮らし向けとして最適なハイブリッド式除湿機の最新モデルです。
また、こうして各社の除湿機を調査してみると、改めて思うのが「ハイブリッド式除湿機はパナソニックの独占市場」でした。
おすすめハイブリッド式除湿機の商品比較一覧表
さて、今までハイブリッド式を中心とした除湿機の、おすすめランキングをご紹介してきました。
ここで、前述で紹介した内容をまとめて、下記の一覧表にまとめましたので、参考までに比較をしてみましょう!
コンパクト小型ハイブリッド式除湿機
メーカー | パナソニック | シャープ | パナソニック(ハイブリッド最新機種) | |||||
機種名 | F-YHTX90 | F-YHTX200 | F-YHSX120 | F-YHUX120 | CV-NH140 | F-YHUX200 | F-YHUX90 | F-YC120HUX |
サイズ(cm) | 25X47X33.5 | 29.6X37.8X66.2 | 22.5X37X58.3 | ← | 23.5X36.5X64.5 | 29.6X37.8X66.2 | 25X47X33.5 | 22.5X37X58.3 |
重量(kg) | 10.5 | 17.4 | 13.9 | ← | 15 | 17.4 | 10.5 | 13.9 |
畳数(鉄骨) | 15 | 43 | 25 | ← | 28 | 43 | 15 | 25 |
タンク容量 | 2.4L | 5.0L | 3.2L | ← | 3.6L | 5.0L | 2.4L | 3.2L |
上の表より、ハイブリッド式除湿機はパナソニックF-YHUX90/120/200がおすすめになります。
上の表にもありますが、同じ型名でも販売ルートや仕様はほとんど同じの旧モデルもあるので、探してみても良いでしょう。
また、F-YHUX90は小型軽量コンパクトで、一人暮らし向けとして、最もおすすめなハイブリッド式除湿機の最新機種です。
多機能&高性能ハイブリッド式除湿機
メーカーと機種名 | パナソニック F-YHUX120 | シャープ CV-NH140 | パナソニック F-YC120HUX |
機能特長 | ・イオン空気清浄機「ナノイーX」による内部乾燥機能
・ツインルーパー、風向上下左右自由、約165cmワイド送風、梅雨モード、冬モード、快適運転(部屋モード、衣類モード、クローゼットモード、ケアキープ)搭載 ・エコナビ及びカラッとセンサー搭載による省エネ乾燥 |
・衣類乾燥モードによる部屋干しサポートと「プラズマクラスター25000」で衣類のニオイを消臭する「衣類消臭」機能付き
・衣類乾燥運転時のプラズマクラスターイオン放出による生乾き臭の防止にお役立ち |
・イオン空気清浄機「ナノイーX」による内部乾燥機能
・ツインルーパー、風向上下左右自由、約165cmワイド送風、梅雨モード、冬モード、快適運転(部屋モード、衣類モード、クローゼットモード、ケアキープ)搭載 ・エコナビ及びカラッとセンサー搭載による省エネ乾燥 ・大量の洗濯物も1年中カラッと衣類乾燥スピード業界NO.1 |
上表の結果より、多機能・高性能の観点から見ると、ハイブリッド式除湿機はパナソニックF-YHUX200がおすすめになります。
そもそもハイブリッド式除湿機は、パナソニック商品群とシャープ1機種のみですので、それらの中から今回の結果を参考にして、最適な商品を選択すると良いでしょう。
低価格な安いハイブリッド式除湿機
メーカーと機種名 | シャープ CV-NH140 | パナソニック F-YHUX120 | パナソニック F-YHUX90 |
最安値(価格.com) | 50,543円 | 45,700円 | 38,184円 |
同様に、前述の低価格な安いハイブリッド式除湿機の1選~3選を比較しやすいように上の表に一覧でまとめました。
この結果より、最安値のハイブリッド式除湿機はパナソニックF-YHUX90であることが分かりました。
この商品はハイブリッド式の中で最も小型軽量コンパクトで、現状、一人暮らし向けとして最適な最新モデルです。
大容量ハイブリッド式除湿機
メーカーと機種名 | 三菱電機 | シャープ CV-NH140 | パナソニック F-YHUX200 |
タンク容量 | 5.5L(コンプレッサー式) | 3.6L(ハイブリッド) | 5.0L(ハイブリッド) |
さらに同様に、前述の大容量ハイブリッド1選~3選を比較しやすいように上の表に一覧でまとめました。
結果として、大容量のハイブリッドが2機種のみだったので、1機種はコンプレッサー式から選定して、三菱電機製が最大であることが分かりましたが、パナソニックのハイブリッド除湿機F-YHUX200でも十分大きなタンク容量であることも分かりました。
ハイブリッド式除湿機の人気メーカー
ここでは、ハイブリッド式除湿機の人気メーカを列挙し、各社の特長と代表的なハイブリッド式除湿機を紹介します。
尚、本記事の情報源としては、楽天市場、Amazon、価格.comや各メーカーなどのサイト情報を参考にしています。
パナソニック
- 特徴:除湿機はハイブリッド式とデシカント式のみで、他社が主力としているコンプレッサー式の除湿機がないこと。
- 強み:ハイブリッド式の商品ラインナップの充実具合が業界断トツであること。
特にF-YHUX90は小型軽量コンパクトで、一人暮らし向けとして最適なハイブリッド式除湿機の最新モデルであること。
シャープ
- 特徴:ハイブリッド式の除湿機が1機種のみであること。(現状唯一のパナソニック製ハイブリッド対抗機種)
- 強み:低外気時は能力が落ちるコンプレッサー式の除湿機ラインナップは業界トップであること。
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマにはハイブリッド式がありませんでした。
ですが、それ以外のアイリスオーヤマの除湿機の組み合わせで、ハイブリッド同様の効果を生み出す内容が、アイリスオーヤマのホームページにあったので、その点を踏まえたアイリスオーヤマ製除湿機の「特長と強み」を説明します。
- 特徴:パナソニックとシャープ以外の他社同様、アイリスオーヤマの除湿方式はコンプレッサー式とデシカント式の機種に明確に区分されていて、各々のメリットがPRされていました。
- 強み:アイリスオーヤマの除湿機は競合他社と比較して、コンプレッサー式で2機種、デシカント式で2機種のみで、機種数は少ないのですが、小型でコンパクトで安い商品を提供するアイリスオーヤマの企業努力風土があり、その傾向は除湿機にも表れていました。
つまり、アイリスオーヤマの夏場に強いコンプレッサー式除湿機とアイリスオーヤマの冬場に強いデシカント式除湿機は、他社と比較して、小型でコンパクトで安いのです。
あえて、小型でコンパクトな安い商品の提供努力を行うアイリスオーヤマは、夏場に強いコンプレッサー式と冬場に強いデシカント式の各々を個別にアイリスオーヤマとして製品販売して、複数のアイリスオーヤマ製品で、1年中ハイブリッド並みの効果のある除湿機の使い方の推奨を、アイリスオーヤマの除湿機における企業方針としているのです。
それもこれも、やはり小型でコンパクトな安い除湿機を提供することができるアイリスオーヤマだからこそ出来ることなのだと思います。
まとめ
今回の記事「一人暮らし向けコンパクトな小型ハイブリッド除湿機おすすめランキング」では、
- 除湿方式は大きく分けて3つ!
- ハイブリッド式除湿機の選び方
- 一人暮らしにも◎コンパクトな小型ハイブリッド式除湿機おすすめランキング8選
- 多機能&高性能にこだわるハイブリッド式除湿機おすすめランキング3選
- 比較的低価格な安いハイブリッド式除湿機おすすめランキング3選
- タンクが大容量のハイブリッド式除湿機おすすめランキング3選
- 【番外編】コンプレッサー&デシカント|除湿機おすすめランキング6選
- おすすめハイブリッド式除湿機の商品比較一覧表
- ハイブリッド式除湿機の人気メーカー
と言った内容について、まとめていきました。
ここで、小型軽量コンパクトな一人暮らし向けハイブリッド式の除湿機を新規購入する際のポイントを最終確認します!
1.除湿能力の確認
本記事の主目的である「小型軽量コンパクトな一人暮らし向けハイブリッド式除湿機」に最も該当する機種となると、やはり、パナソニックF-YHUX90になります。この機種の除湿対応畳数は鉄骨15畳、木造8畳に対応ですので、一人暮らしの方の部屋なら十分対応可能な除湿能力と言えます。
2.タンク容量の確認
同じく、パナソニックF-YHUX90のタンク容量2.4L(重量約10kg)ですので、一人暮らしの方なら特に問題ない仕様です。
3.設置場所の確認
パナソニックF-YHUX90は、もともと一人暮らしでも使えるように、洗濯物の真下にも設置できるコンパクト設計の衣類乾燥除湿機であるため、その設置場所には問題はないと考えます。
4.便利機能の確認
パナソニックF-YHUX90であれば、上位の大能力機種同様、便利機能そのものは空気清浄機ナノイーXや快適運転や内部乾燥などを標準で搭載しているので、心配無用です。
5.予算の確認
最後に予算ですが、今回の調査では、パナソニックF-YHUX90は4万円弱の値段であり、ハイブリッド式除湿機の最安値機種でしたので、一人暮らしの方で、この予算で問題なければ、購入をおすすめします。
尚、本文でも記載しましたが、予算が合わないなどの問題が生じた場合、アイリスオーヤマなどの安いメーカーで、夏場はコンプレッサー式除湿機を、冬場はデシカント式除湿機を各々購入するのも名案ですので、ご検討ください。
以上、本記事「一人暮らし向けコンパクトな小型ハイブリッド除湿機おすすめランキング【2022】」で紹介しました機種が少しでも、皆様のお役に立てれば幸いです。
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