キャンプを行う上で、外せない必須アイテム・シュラフ。
布団がわりの寝袋だからと、ただ寝ることができればいいというわけではありません。
寝袋選びに失敗するとキャンプを嫌になってしまうきっかけにもなりかねないのです。
そこで今回は
- 初心者でも失敗しないソロキャンプシュラフの選び方
- 2021年のシュラフ人気ランキング
- 100人アンケート!先輩キャンパーおすすめのシュラフ
- 寝袋と一緒に揃えたいグッズ
をご紹介します。
これを読めばもうシュラフ選びに頭を悩ませることはありませんので、ぜひ最後までご覧ください。
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初心者が失敗しないソロキャンプシュラフの選び方
初心者が最初に選ぶべきソロキャンプ用のシュラフとはどういったものなのでしょうか?
シュラフ(寝袋)をの選び方は、4つのポイントを抑えることが大切です。
1.形状
寝袋には大きく分けてマミー型と封筒型があります。
最近では手足を出して人型に変形できるタイプも出てきているようです。
2.中身の素材
ダウンと化繊の2種類があります。
サイズ、重さ、暖かさ、洗濯できるかどうかなどに関わってきます。
3.耐久温度
快適温度と最低使用温度という2つの温度表示があります。
購入するときは快適温度をチェックするようにします。
4.コスパ
自分が出せる予算の中で、必要な機能が揃っているものを選びます。
最初から様々な機能が揃っている高級品を買う必要はなく、自分の目的と照らし合わせることが大切です。
キャンプの必須アイテムであるシュラフは睡眠の質に大きく影響を与えるため、キャンプライフを快適に過ごすためには非常に重要なギアです。
いい睡眠をとることができないと疲れが残ってしまいキャンプを楽しむどころではなくなってしまいます。
一度買ったらしばらくは使い続けることになりますし、シュラフ選びを失敗しないためにも慎重になってしまう人も多いのではないでしょうか。
様々なメーカーからたくさんの種類が販売されているので余計に悩んでしまうと思いますが、そんな時には上記4つのポイントを基準に選んでみてください。
2021年シュラフ人気ランキング【100人アンケート】
それでは早速、おすすめのシュラフランキングをご紹介します。
今回は100人の先輩キャンパーにアンケートを実施し、2021年時点でおすすめしたいシュラフをお伺いしました。
その結果から
- 人気のシュラフTOP3
- 愛用シュラフメーカー
- メーカー別おすすめシュラフ
- 形別おすすめシュラフ
- 素材別おすすめシュラフ
- 季節別おすすめシュラフ
- デザインが可愛いシュラフ
- 寝心地バツグンシュラフ
- 洗えるシュラフ
- ファミリー向けシュラフ
をご紹介します。
人気シュラフランキングTOP3【2022年】
まずは先輩キャンパー100人が選んだ、人気のシュラフランキングTOP3です。

モンベルのダウンハガーは全体的に支持を得ていました。
中でも人気だったこちらの商品は、バランスが取れたオールシーズンタイプで価格もなんとか手が出る範囲という人が多いようでした。
ダウンハガーシリーズは種類が多く、時期や用途に合わせて使い分けをする猛者もいるようですよ。

NANGAは熱狂的なファンも多く、NANGA製品であれば間違いない!というおすすめコメントをくれる方も。
収納性も高いのでコンパクトに持ち運べる上、保湿性が高いのに蒸れないという理想的なシュラフです。

1位に続きモンベルのダウンハガーシリーズから900がランクイン。
おすすめポイントは軽量で持ち運びやすく、使用可能温度が-16度とかなり保温性が高いところで、冬キャンプに行く方におすすめです。
キャンパー愛用シュラフの人気メーカー
シュラフを探そうと思うと、予想以上にメーカーがあって驚く方も多いのではないでしょうか。
初心者でも耳にしたことがあるメーカーから、初めて聞くブランドまであるため、果たしてどれを選んでいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、先輩100人が絶大な信頼を寄せるシュラフ(キャンプ)メーカーを調査しました。
1941年に滋賀県で設立されたお布団屋さんがスタートの国内ブランド。
キャンパー達の中では知る人ぞ知るメーカーで、圧倒的信頼を置けるシュラフを取り扱っています。
1975年に大阪府で設立したキャンプメーカー。
テントやシュラフだけでなく、普段使いができるバックパックやダウンジャケットなどでも多くの人に愛用されています。
1900年頃にアメリカで設立されたキャンプ用品メーカー。
初心者でも耳にしたことがあるほどに、キャンプメーカーの代名詞といっても過言ではない大手ブランドです。
意外なことに、TOP1は国内メーカーが独占しましたが、どちらも信頼が置ける品質という点で多くの票を集めたようです。
もしどこがいいかわからないという人は、こちらのメーカーからシュラフを選んでみてはいかがでしょうか。
メーカー別おすすめシュラフ
アンケートでも多くのメーカーのシュラフが挙げられましたが、キャンプに慣れてくると自分の好きなメーカーやブランドが出てくるものです。
そこで、次はそれぞれのメーカー別でおすすめを紹介したいきたいと思います。
今回は
- モンベル
- NANGA
- コールマン
- イスカ
- ロゴス
- スノーピーク
6つの人気メーカー別でおすすめシュラフをご紹介します。
モンベル

人気のシュラフにランクインしたダウンハガーに次いで、おすすめの声が多かったバロウバッグ。
こちらも軽量で持ち運びに優れている商品です。
NANGA(ナンガ)

NANGA(ナンガ)の人気シュラフオーロラシリーズから600DXは、カバーなしでもオールシーズン使える耐久温度と軽量・コンパクトな作りが人気。
ナンガはメーカーが永久保証をつけているだけあって、長年使ってもダウンの偏りなどが出ずに使えると先輩たちはおすすめしています。
少しお高い商品ではありますが、これからキャンプを趣味にするのであれば、丈夫な作り&永久保証は魅力的ですよね。
コールマン

こちらはコールマンのスタイリッシュな封筒型シュラフで、シンプルな作りということもあり片付けがとにかく楽というご意見がありました。
春・夏・秋と使える寝袋で、広げれば敷き布団のように使うことができます。
イスカ

-6℃の冬キャンプでも暖かく眠ることができたという、保温性抜群のダウンシュラフです。
それでいてコンパクトになるので、キャンプツーリングを楽しむ方にも愛用者が多いようです。
価格は少し高めですが、オールシーズン使えるものなので初期投資としては損はしなさそうです。
ロゴス

ロゴスといえばこの柄のワンポールテントを想像する方も多いのではないでしょうか?
大人気シリーズナバホの寝袋はテント同様デザインが高く、遊牧民のような暖かさと可愛らしさを兼ね備えているので、女性におすすめです。
スノーピーク

こちらのセパレートオフトンワイドは【日本の布団文化】をテーマに作られているため、 シュラフは芋虫のように筒の中に人の体が入るのが通常だが、こちらのsnowpeak製シュラフは、【かけ布団】と【敷き布団】に分かれているため暑い時は【かけ布団】だけに、寒い時は【敷き布団】を装着して使用し、 季節に合わせた温度調整ができるシュラフのため、キャンプ初心者の方にこそ使用をオススメしたい シュラフです。
熱狂的なファンの多いスノーピークのオフトンワイドは、オフトンと入っているだけあってまるで日本の布団を想像させるような寝袋。
掛け布団と敷き布団を離すことができるので、シーズンに合わせて使い分けができます。
色々と迷ってしまう初心者には、非常にありがたいデザインですね。
形別おすすめシュラフ
シュラフには大きく3つの形があります。
主に使用されているのがマミー型と封筒型、その2種類から手足を出して人型シュラフに変形できるものも出てきているようです。
ここでは
- マミー型
- 封筒型
- 人型
それぞれの形で、おすすめのシュラフをご紹介します。
マミー型シュラフ

ホークギアのマミー型シュラフは5,000円以下という安さでありながら、使用可能温度は-15度とかなり寒い中でも十分に使うことができます。
素材が化繊なのでダウンに比べて少し重さがありますが、それでも1.6kgなので気にならない程度です。
封筒型シュラフ

こちらのサハラ・封筒型シュラフは、デジタル迷彩柄ということでサバイバル好きな方には好まれるデザインかもしれません。
厚みもしっかりあり-15度まで対応可能なこちらのシュラフは、なんと価格が4,000円台とかなりお得。
最初は手が出しやす値段で探しているのであれば、こちらもチェックしておくといいかもしれません。
動ける人型シュラフ
封筒型のシュラフから手足を出して動くことができるというこちらの寝袋は、どうしても寒いという人には価格もお安いのでおすすめです。
ただし、火元の近くには近寄らないようにご注意を。
中身の素材別おすすめシュラフ(寝袋)
シュラフの中みの素材は、大きく二つに分かれます。
ということでこちらの章では
- ダウンシュラフ
- 化繊シュラフ
と、中身の素材別おすすめシュラフ(寝袋)をご紹介いたします。
コンパクトなダウンシュラフ
ダウンシュラフの中でもコンパクトに小さく収納できるのは、NANGA(ナンガ)の350DXです。
3シーズン使えるシュラフでありながら、収納するとφ13×25cmまで小さく畳めます。
コスパ最強!化繊寝袋
ノンブランドのこちらのシュラフは価格が2,000円以下とかなりの激安な上、3.5シーズン使える優秀なシュラフです。
今後キャンプを続けるかまだ自信がないときには、ほぼオールシーズン使えるこちらの寝袋はかなりコスパがいいのでおすすめです。
季節別おすすめシュラフ(寝袋)
先にも書きましたが、シュラフには耐久温度というものが設定されているので、キャンプをする時期・キャンプ地によってときには寝袋を使い分けなければなりません。
そこでこの章では
- 冬用最強シュラフ
- 夏用シュラフ
- 3シーズンシュラフ
- オールシーズンシュラフ
のおすすめをご紹介します。
おすすめの冬用最強シュラフ
冬用の最強シュラフといえば、イスカのこちらの寝袋です。
特に登山キャンプをする人は夜間かなり冷え込み、通常の冬を想定しただけのシュラフでは命の危険もあることも。
-30℃まで耐えられる冬用最強シュラフを用意しておくと安心です。
夏用シュラフは不要?
夏は暑いのに、本当にシュラフは必要なんでしょうか?
普段の生活ですら、夏はほとんど布団を使わないという人にとっては、寝袋なんていらないと思われる方も多いと思います。
結論から言いますと、キャンプ地によっては夏でもシュラフがあった方がいいといえます。
実際に、夏はマットにタオルケットだけでも十分という人も多いですが、山キャンプをするときは気温差が激しいので夏用シュラフがあると便利です。
そこでおすすめなのがこちらのシュラフ。
NANGA(ナンガ)の人気シュラフオーロラシリーズと並びおすすめする声が多かったこちらの商品は、ダウンシュラフにも関わらずかなりお安く購入できます。
夏用シュラフで6月から8月頃に使うのにおすすめのシュラフです。
薄手で500g以下という軽量な作りなので、夏キャンプに予備として持っていっても邪魔になりません。
少し肌寒い季節には、こちらのシュラフに毛布などを重ねて使えば問題なく快適に使うことができます。
3シーズンシュラフ
真夏はタオルケットで対応することを考えれば、実質全てのシーズンに対応できてしまうのが3シーズンシュラフ。
実際に愛用しているキャンパーからは、保温性・肌触り・コンパクトに収納できる点などから初心者の方にもオススメ!とのコメントをいただきました。
シュラフから足を出して捲り上げることができ、人型シュラフのように使うこともできます。
オールシーズンシュラフ
コールマンのマルチレイヤースリーピングバッグは、何層にもなっているので、季節によって調整が可能です。
布団の様な寝心地、ゆとりがあるので中で動いても窮屈に感じないという意見もありました。
他のシュラフはジッパーの開閉で調整したりというものが多い中、パーツを分離させて使えるというのは便利ですね。
おしゃれすぎるかわいいシュラフ
おしゃれで可愛いシュラフ・ロゴスの寝袋は、テントとデザインを揃えればインスタ映えにもなるくらいデザイン性が高いです。
どことなくインディアンのようなデザインが、自然とともに楽しむキャンプにぴったりの一品!
寝心地バツグンと口コミ殺到のシュラフ
こちらの二つは、アンケートでも寝心地がかなりいいというコメントが多かった商品です。
記事自体の肌触りもさることながら、スノーピークはお布団の形というのが安心感を与える一因にもなっているようです。
自宅で洗える寝袋おすすめ3選
寝袋をキャンプで使うと内側は湿気がこもってしまいますし、野外で使用するということもあり汚れが気になります。
できればこまめに洗濯をしたいですよね。
ダウンシュラフは洗濯機で洗濯をしてダメにしてしまったという話もよく耳にしますから、しっかりと洗濯表示は事前にチェックしておいた方が安心です。
そこで、洗濯機で洗濯できるシュラフを3つご紹介したいと思います。
NANGA(ナンガ)シリーズは、ダウンでも化繊でもほとんどのシュラフが洗濯機での洗濯可能と記載されています。
さらに、メーカーが永久保証をつけているので、こちらも安心ですね。
軽量な上に-14度まで耐久できる優れものでありながら、価格もかなりお安い商品です。
ホワイトシークの封筒型シュラフは、価格もお安く非常に使いやすい寝袋です。
高い寝袋を洗濯機で洗うことに躊躇するという方には、ちょうどいい価格帯だと思われます。
ファミリーキャンプにおすすめのシュラフ
ここではファミリーキャンプで使えるおすすめのシュラフをご紹介します。
お子様のシュラフを別で用意するのか、大人と一緒に寝るようにするのか、それによって選ぶ寝袋は変わってきます。
- 2人用・連結できるシュラフ
- 子供用シュラフ
それぞれのおすすめシュラフをご紹介しますので、ご予算と目的に応じて選んでみてください。
2人用&連結できるシュラフ
人気のコールマンが出している連結できるシュラフです。
両サイドを合わせることで、2人でもゆったりと使えるサイズになりますし、もちろんそれぞれ分けて使うこともできるので無駄がありません。
夏場は完全に展開してしまって広々として敷き布団にすれば、タオルケットをかけて家族4人が寝ることができます。
子供用シュラフ
口コミでは、身長160cmで使用した場合キツキツで、155cm以下くらいの人が使いやすいと記載されていました。
また大人用のシュラフだと厚手だったり重かったりと子供が扱うのは大変ですが、こちらの商品は薄手なので子供1人だけでも片付けができます。
子供はキャンプ場でお手伝いをしたがりますから、自分のシュラフを自分で扱えるのは魅力的ですね。
ただ、サイズが結構小さいので、成長期のお子さんがいるご家庭は注意が必要です。
シュラフと一緒に揃えたいアイテム
シュラフを様々ご紹介してきましたが、ここでは合わせて揃えておきたい便利アイテムをご紹介します。
もちろんシュラフだけでも大丈夫ではありますが、以下のアイテムがあるとより快適な睡眠を得ることができます。
- シュラフカバー
- シュラフ用インナーシーツ
- シュラフ用マット
それぞれのアイテムがどうして必要なのか、またそれぞれのおすすめ商品をご紹介していますので参考にしてくださいね。
シュラフカバー
シュラフカバーは、シュラフの外側に装着します。
目的は大きく2つ。
カバーをすることでシュラフとの間に空間ができ、それにより保温性が上がると言われているようです。
たった2度ですが、冬場などは非常に大きな差になります。
さらに寝袋が濡れてしまうと温度が下がってしまうので、それを防ぐ目的もあります。
どうしても朝露などでついてしまいますが、カバーをしておくことでシュラフが濡れるのを防ぐことができるのです。
シュラフでしっかりと耐久温度を確保していれば、カバーはそこまでお金をかけなくてもいいと思います。
低価格で使い勝手がいいのがこちらの商品。
コンパクトに持ち運びができるのは非常に重要なポイントですね。
シュラフ用インナーシーツ
シュラフ用インナーシーツは、必須アイテムでしょうか?
結論から言うと、シュラフ用のインナーシーツは、寝袋の中の快適性を保つために購入をおすすめします。
どうしても寝袋の中は暑くなり汗をかいたりして湿気っぽくなってしまいがち。
インナーシーツの素材は肌触りもいいですが、吸水速乾の素材が使われていることが多く、シュラフの中の快適性を保ってくれます。
つまり、ベッドに敷くシーツと同じ役割です。
特に汗っかきの人は、インナーシーツを持っておいたほうがいいかもしれません。
ネイチャーハイクのインナーシーツは、安い割に伸縮性や吸水性にも優れていて、マストバイと謳う人も多いようです。
隙間をなくすためにフィット感を強めると窮屈に感じることもありますが、こちらの商品は柔らかく伸びてくれるので苦痛を感じません。
シュラフ用マット
シュラフ用のマットは、底冷えを防ぐために重要な役割を果たしています。
地面に直接寝袋を置くと地面からは冷気が伝わってきますし、人の体温は地面を伝わって逃げていってしまいます。
そのため、寒い時期のキャンプの時には必須アイテムと言えます。
キャプテンスタッグは国内メーカーで、良質な商品でありながらお手頃価格という魅力的なメーカーです。
その中でもこちらのマットはベストセラーになっており、アマゾンでも群を抜いて多くの人に評価されている商品です。
どのマットにしていいか悩んでいる人は、こちらを選んでおけば間違いありません。
おすすめ寝袋で快適なキャンプライフを
シュラフ(寝袋)はキャンプをする上で非常に重要な役割を持っています。
実際に私も、山の寒さを甘く見て失敗した経験がありますが、足先が冷えて夜も寝付けずに翌日まで疲れを引きづることになってしまいました。
最初にしっかりとシュラフ選びをすることで、これからのキャンプライフが大きく変わってくるはずです。
ぜひ今回ご紹介したおすすめ寝袋を参考にしてみてください。
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