冬になると次第に空気が乾燥してきて、加湿器が欲しくなりますよね。
しかし、加湿器は超音波式やスチーム式、気化式、ハイブリッド式などたくさんの種類があります。
そしてアロマオイルに対応しているかどうか、インテリアとしておしゃれかどうかなど気になることもたくさんありますよね。
本記事では加湿器選びに悩んでいる方に向けて、2022年最新の超音波式やスチーム式、気化式などすべてのおすすめ加湿器ランキングをご紹介します!
\各おすすめ加湿器は下記からジャンプできます/
タンク大きめ加湿器おすすめ | おしゃれな加湿器おすすめ | コンパクトな加湿器おすすめ |
デスクワークにおすすめ加湿器 | 赤ちゃんにおすすめ加湿器 | ペットボトル式加湿器おすすめ |
加湿器の特徴とは?
加湿器を使うことによる効果はどのようなものがあるのでしょうか。
加湿器のメリットとデメリットをまとめました。
<メリット>
- ウイルスや花粉の飛散を抑制できる
- のどが潤うことで免疫力を維持できる
- 肌や髪が乾燥しにくくなる
- 静電気を抑えることができる
- アロマオイルなどを楽しむことができる
- 体感温度が高くなり、身体が冷えにくい
<デメリット>
- 加湿しすぎに注意が必要
- 定期的にお手入れが必要
加湿器のメリット
加湿器を使うことで得られるメリットを詳しく解説します。
ウイルスや花粉を抑制できる
部屋の湿度が低いとウイルスは活性化します。そのため、部屋の湿度を上げることでウイルスの活性を抑えることができます。
また、湿度が高くなることで花粉が水分を含んで重くなるので、空気中を漂いにくくなります。
加湿器を導入することでインフルエンザや花粉症などの対策になるでしょう。
のどが潤うことで免疫力を維持できる
のどが乾燥するとウイルスや菌に対する抵抗力が下がってしまいます。
湿度を上げてのどを潤すことで風邪などを未然に防ぎましょう。
ハイグレードな加湿器になると喉に良い湿度に自動で調節してくれるものもあります。
肌や髪が乾燥しにくくなる
湿度が40%より低くなると、肌の水分が蒸発しやすくなってヒリヒリしたりトラブルが起きやすくなります。
冬の屋外の湿度は平均50~60%です。意外に高く思われるかもしれませんが、屋外は暖房器具を使って気温をあげるので湿度はそれに従って下がっていきます。
そのため、冬の屋内では特に加湿器の必要性が高いです。
静電気を抑えることができる
空気が乾燥すると、普段水の分子で覆われているものから水の分子がとれてしまって放電がされるために静電気が起きます。
静電気は湿度が80%でも起きる場合があるため、加湿器でも完全に防ぐことはできませんが、ある程度防ぐことができます。
セーターを着るたびにバチバチするのが嫌な人はぜひ加湿器を使いましょう。
アロマオイルなどを楽しむことができる
加湿器の中にはアロマオイルやアロマウォーターに対応している加湿器もあります。
アロマ対応加湿器には、アロマオイルかアロマウォーターが使用できるもの、もしくはどちらも使用できるものがあります。
通常の加湿器にアロマオイル(特に精油)を垂らすと故障の原因になるのでアロマ対応の加湿器を使いましょう。
また、加湿器の中には加湿器専用のものを使用しなくてはいけないものもあるので購入時には注意しましょう。
体感温度が高くなり、身体が冷えにくい
冬にエアコンで28度に設定しても夏より寒く感じることはありませんか?
それはお部屋の湿度が低いことに関係があります。
加湿器で湿度を上げると乾燥しにくいだけでなく、体感温度があがるという性質があります。
そのため、室温25℃で湿度30%の場合と室温25℃で湿度50%の場合では湿度50%の場合の方が体感温度が高くなります。
寒い冬も、加湿器を上手に使って暖かく過ごしましょう。
加湿器のデメリット
加湿器を使う上でのデメリットを解説します。
加湿しすぎに注意が必要
冬場は特に部屋の中と部屋の外との温度差が生じやすいので、窓際では結露が発生しやすくなっています。
部屋の温度が高く、部屋の外の温度が低いときだけでなく部屋の湿度が高いともっと結露が起きやすいです。
また、空気は温度が低いほど含める水蒸気の量が少なくなります。
そのため、気温が低いときに加湿しすぎると余分な水蒸気が水滴となり、カビの原因になります。
しかし、肌やのどの乾燥を防ぎ免疫力を維持するために適度な湿度は必要です。
過度な加湿は控えて冬場は窓際などの結露の対策をするとよいでしょう。
定期的にお手入れが必要
加湿器は水を取り扱う都合上、水垢が生じたり雑菌が繁殖したりしやすい家電です。
お手入れ不足になると加湿器内部でカビが発生し、雑菌だらけの水蒸気を出す機械になってしまいます。
そのため、加湿器による健康被害を防ぐのに定期的なお手入れが欠かせません。
お手入れ方法は加湿器の種類によって異なりますので、お手入れが簡単にできるかどうかも購入する上でのポイントといえるでしょう。
加湿器の種類と仕組みを解説!
加湿器を購入する際に注目してほしいポイントはいくつかありますが、その中でも特に重要なのは加湿の方式です。
加湿の方式は加湿器によって異なり、それぞれ電気代、お手入れのしやすさ、加湿器の値段などに違いがあります。
<加湿器の種類>
- 超音波式
- スチーム式(加熱式)
- 気化式
- ハイブリッド式(気化式・加熱気化式)
加湿の方式を知る事で、より自分にあった加湿器を選ぶことができますよ。
加湿の方式には4種類あるのでそれぞれまとめました。
超音波式
超音波で水を振動させて発生した霧を、内蔵の扇風機(ファン)で空気中に放出することで加湿する方式です。
<メリット>
- 比較的簡単なつくりなので価格が安い
- ヒーターを使用しないので電気代が安い
- 小さくて場所を取らないものが多い
- アロマオイルと併用できるものが多い
- 目に見える蒸気に温かみがある
- デザインやメーカーが豊富
<デメリット>
- 水滴が大きいため、近くのものが濡れやすい
- 水垢が発生して、雑菌が繁殖しやすい
- 毎日お手入れが必要
超音波式加湿器は比較的本体価格が安くて、電気代が安いのが特徴です。
また、他の加湿方式に比べるといろいろなデザインの加湿器があります。
さらに、アロマオイルやアロマウォーターに対応している機種が多く、香りに熱を加えないので香りを劣化させる心配がありません。
費用を安く抑えたい方や、小さな加湿器が欲しい方にはおすすめです。
ただ、水タンクに雑菌が繁殖しやすいため毎日お手入れが必要な機種が多いです。
そのため、お手入れの構造が簡単なものを選ぶのも大切ですね。
スチーム式(加熱式)
やかんのように水を加熱して、水蒸気を発生させる仕組みです。
<メリット>
- 水を沸騰させるから衛生的
- 大量の蒸気で素早く加湿できる
- アロマオイルと併用できるものが多い
- 目に見える蒸気に温かみがある
<デメリット>
- 水滴が大きいため、周りの物が濡れやすい
- 電気代が高い
- アロマオイルが劣化する場合もある
- 高温のスチームを出すので、やけどに注意
- 吹き出し口に水道水のカルキが固まりやすい
とにかく加湿量が多いのですぐに湿度を上げ、衛生的に加湿をしたい人におすすめです。
蒸気が立ち昇るのを見るのは温かみがあり、視覚的にリラックス効果もあります。
実際に、蒸気の温度も高いので部屋の温度が下がりにくいです。
ただし水蒸気の粒が大きく湿った空気が広がりにくいという特性があるので、機種によっては広いお部屋には不向きです。
また、吹き出し口にはミネラルやカルキが付着しやすいので定期的にお手入れが必要です。
さらに電気代がダントツで高いので、毎日長時間使いたい方は注意してください。
気化式
水を含んだフィルターに風を当てることによって、水を気化させて加湿をする仕組みです。
<メリット>
- ヒーターを使用しないので電気代が安い
- 衛生的な加湿
- 水の粒子が小さい
- 安全性が高い
<デメリット>
- ファンを高速で回転させるので音が出る
- スチーム式やハイブリッド式に比べると加湿能力が劣る
安全性が高く、小さなお子様がいる方や衛生的に加湿したい方におすすめです。
加湿スピードは少し遅いですが、水蒸気の粒が小さいのでお部屋の対流に乗りやすいため、広いお部屋を加湿するのに向いています。
また電気代が圧倒的に安く、1時間当たりの電気料金は1円を下回るものがほとんどです。
さらに、水蒸気がマイクロレベルに小さいので、雑菌がくっついて飛ばされることがないため衛生的に加湿することができます。
音がでるというデメリットがありますが、メーカーの努力によってほとんど気にならないことが多いです。
ハイブリッド式(気化式・加熱気化式)
水を含んだフィルターに温風を当てることによって、水を気化させて加湿をする仕組みです。
<メリット>
- 気化式より素早く加湿できる
- 衛生的な加湿
- 水の粒子が小さい
- 安全性が高い
<デメリット>
- 気化式にヒーターを搭載しているので本体価格が高い
- ファンを高速で回転させるので音が出る
加湿能力の高さと安全性を両立しており、小さなお子様がいる方や広いお部屋を加湿したい方におすすめです。
気化式に比べると加湿スピードが速い代わりに電気代が高いという特徴があります。
しかし、多くのハイブリッド加湿器は十分な湿度になるとエコモードに切り替わり電気代を抑えることができます。
本体価格が比較的高いですが、様々な面で高性能な機体が多いです。
特にタンクやフィルターに抗菌処理がされていることが多いためより衛生的な加湿が期待できます。
音がでるというデメリットがありますが、メーカーの努力によってほとんど気にならないことが多いです。
加湿方式まとめ
4つの加湿方式の比較を表にまとめましたので購入の参考にしてください。
加湿方式 | 加湿量 | 加湿の広さ | お手入れ | 電気代 | 安全性 | 衛生面 | 静音性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
超音波式 | 高い | 狭い | こまめに必要 | 安い | 周りが濡れる | 雑菌が出やすい | ほぼ無音 |
スチーム式 | 高い | 狭い | 定期的に必要 | 高い | やけどに注意 | 衛生的 | ほぼ無音 |
気化式 | ふつう | 広い | 定期的に必要 | 安い | 安全 | 衛生的 | 音が出る |
ハイブリッド式 | 高い | 広い | 定期的に必要 | 高い | 安全 | 衛生的 | 音が出る |
加湿器の選び方のポイント
加湿器は、高いものでも大きすぎて邪魔になったりお部屋に対して加湿能力が十分過ぎる場合があります。
一方で、安いものでもお部屋にぴったりのサイズだったり、アロマオイルが使えたりしてお気に入りのものが見つかるかもしれません。
価格、お手入れのしやすさ、大きさ、安全性、加湿能力、電気代、見た目など注目するポイントはたくさんあります。
そのため、ご自身にとって一番重要な点を見極めて購入することがとても大切です。
適度な加湿能力
加湿器はお部屋に合わせて適度な加湿能力のものを選ぶのが大切です。
加湿器には適用畳数が決められていて、部屋に対して適用畳数が足りない加湿器を選んでしまうと加湿効率が悪くなります。
反対に、小さなお部屋に適用畳数の広い大きな加湿器を置いてもオーバースペックですよね。
そのためお部屋にあった適用畳数の加湿器を選ぶのが好ましいです。
お手入れのしやすさ
加湿器によってはお手入れの仕方がタンクの振り洗いだったり、拭き掃除だったりとさまざまです。
そのため自分が簡単だと思う手入れの加湿器を選びましょう。
機種によりますが大体の傾向としては、超音波式やスチーム式のお手入れより気化式やハイブリッド式のお手入れの方が簡単です。
インテリアに合うデザイン
メーカーによって加湿器のデザインはさまざまです。
特に、超音波加湿器は様々なメーカーがおしゃれなデザインの加湿器を販売しています。
ハイブリッド式や気化式の加湿器は大きくて高級感のあるデザインの商品が多いです。
性能と見た目の両方でお気に入りのものを見つけたいですね。
その他の便利機能
加湿だけでなく、さまざまな機能を備えた加湿器も販売されています。
アロマオイルに対応
対応する加湿器にアロマオイルを垂らしてアロマの効果を楽しめるモデルもあります。
特に超音波式加湿器やスチーム式加湿器に備わっていることが多いです。
空気清浄機能やイオンなどの放出機能つき
気化式やハイブリッド式などは、空気清浄機能が搭載されていてイオンなどを放出する機能がついている場合があります。
代表的な例でいうと、SHARPの「プラズマクラスター」やPanasonicの「ナノイー」「ジアイーノ」などがあります。
タイマー機能や湿度調節機能
就寝時や起床時など、お好きなタイミングで加湿を始めたり、止めたりすることができます。
また、機種によっては自動で適切な湿度に調節してくれる機能があって便利です。
チャイルドロック
お子様のいたずら防止にあれば便利な機能です。
特にスチーム式は熱い蒸気が噴き出るので、この機能がついているのか確認したいですね。
加湿器のおすすめ人気メーカー
ここからはおすすめの加湿器をご紹介します。
まずは、加湿器を販売しているおすすめ人気メーカーの解説です。
どのメーカーにするか悩んでいる方は以下のメーカーを参考にしてください。
<おすすめ加湿器メーカー>
- ニトリ(NITORI)
- ダイニチ(Dainichi)
- シャープ(SHARP)
- ブルーノ(BRUNO)
- 象印(ZOUJIRUSHI)
ニトリ(NITORI)
ニトリの加湿器の特徴はなんといっても価格の安さが魅力です。
販売している加湿器は主に2種類で「超音波式」と「スチーム式」があります。
また、アロマオイルに対応している商品も多く、アロマオイル自体もニトリで販売しています。
除菌効果のあるアロマオイルも売っているので衛生的にアロマを楽しむことが出来ますよ。
手軽に加湿器を利用したい方にはぜひおすすめです。
ニトリの加湿器の代表的なモデルは「NI ウルーレ」です。
ダイニチ(Dainichi)
ダイニチは主に、ハイブリッド式の加湿器を販売しています。
ダイニチの加湿器の魅力は性能の高さです。
加湿能力の高さはもちろんですが、他に静音性とお手入れのしやすさが挙げられます。
特に静音性は他社と比べても優れていて、気化式やハイブリッド式の中では業界最高水準の静かさをもっています。
また、トレーの使い捨てを採用しており、6か月に一度トレーを交換するだけでよいのでお手入れがとても楽です。
ダイニチの加湿器の代表的なモデルはミディアムクラスの「HD-RX521」です。
加湿方式 | ハイブリッド式(加熱気化式) |
適用床面積(約) | 木造和室:8.5畳/12㎡ プレハブ洋室:14畳/23㎡ |
加湿量(約) | 500mL/h |
1時間あたりの電気代 | 強:約4.4円
eco:約0.1円 |
タンク容量(約) | 5.0L |
サイズ | 幅12.0cm×奥行17.5cm×高さ31.8cm |
運転音 | 13~30dB |
連続加湿時間 | 10.0時間 |
シャープ(SHARP)
シャープの加湿器のおすすめポイントは、「プラズマクラスター」と給水のしやすさです。
主に採用している加湿方式はハイブリッド式や気化式です。
シャープといえばプラズマクラスターですが、加湿器にも備わっています。
プラズマクラスターは浮遊カビ菌やウイルスの除去、タバコなどの匂いや静電気を抑えてくれる働きがあります。
また、加湿器の機種によっては「どっちも給水」に対応しており、上から直接水を注いだりトレーを外して注いだりすることができるので便利です。
シャープの加湿器の代表的なモデルは「HV-P55」です。
ブルーノ(BRUNO)
ブルーノの加湿器の魅力はデザイン性と種類の豊富さ、独特の加湿方式です。
加湿方式は主に超音波式、ハイブリッド式、自然気化式を採用しています。
ブルーノのハイブリッド式は加熱気化式ではなく超音波とスチーム式のハイブリッドです。
熱を加えた水で加湿するため、ただの超音波式の加湿器より衛生的に加湿することができます。
自然気化式は、特殊な素材の器に水を入れて加湿する方法で、電源無しで利用できるのでいつでもどこでも手軽に加湿できるのが魅力です。
ブルーノの加湿器の代表的なモデルは「COLUMN MIST」です。
象印(ZOJIRUSHI)
象印の加湿器の特徴は見た目と使い方が電気ポットと同じというところです。
そのため、加湿器の操作方法やお手入れの仕方がいまいち分からないお年寄りの方でも、電気ポットを使い慣れた方は直感的に使うことができます。
採用している加湿方式はスチーム方式で、給水はポットのように上のフタを開けて注水します。
スチーム方式は安全性に疑問がありますが、象印の加湿器はチャイルドロック、蓋の開閉ロック、転倒湯もれ防止構造といった「トリプル安心設計」のため安全性バッチリです。
また空だき防止にランプとブザーによる給水のお知らせ機能もあります。
象印の加湿器の代表的なモデルは「EE-DC35」です。
加湿器おすすめメーカー比較
上記のおすすめメーカーを比較して表にしました。
メーカー | 加湿方式 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
ニトリ | ・超音波式
・スチーム式 ・自然気化式 |
・価格が安い
・アロマオイル対応 ・手軽に使いたい人におすすめ ・机におけるサイズ |
・こまめな手入れが必要
・大きな部屋には向いていない |
ダイニチ | ・ハイブリッド式
・気化式(ecoモード時) |
・静音性が高い
・加湿性能が高い ・お手入れが楽 ・衛生的 ・安全性が高い ・広い空間に対応 |
・価格が高い
・機体が大きい |
SHARP | ・ハイブリッド方式
・気化式(ecoモード時) |
・プラズマクラスター搭載
・加湿性能が高い ・給水しやすい ・衛生的 ・安全性が高い ・広い空間に対応 |
・価格が高い
・機体が大きい |
BRUNO | ・超音波式
・スチーム式 ・超音波ハイブリッド式 ・自然気化式 |
・おしゃれでかわいい
・アロマオイル対応 ・手軽に使いたい人におすすめ ・小型サイズもある |
・こまめな手入れが必要
|
象印 | ・スチーム式 | ・衛生的
・安全に配慮された設計 ・湯気を冷ましてくれる |
・電気代が高い
|
タンク大きめ|リビングにおすすめの加湿器8選
ここでは、タンクが大きめでリビングに置くのにぴったりな加湿器をランキング形式でご紹介します。
<ランキングの基準>
- タンクの容量が大型であること
- 加湿量や加湿スピードが広い空間に適していること
- リビングに適したおしゃれなデザインであること
1位 ハイブリッド式|ダイニチ HD-RX900A
2位 ハイブリッド式|ダイニチ・HD-LX1220
タンク大きめのおすすめ加湿器第2位はダイニチのハイグレートモデル「HD-LX1220」です。
1位で紹介した「HD-RXシリーズ」の上位モデルですが、2位にした理由はあまりに高性能なので、お部屋によってはHD-RXシリーズで十分だからです。
おすすめポイントは30畳以上の広い部屋でもあっという間に加湿できる1200mL/hというパワフルな加湿能力とその強力な性能に似合わない静音性です。
気化式や加熱気化式は運転時にファンの音がするのですが、このHD-LXシリーズは最大でも34dB(ささやき声くらい)という静かさです。
パワフルな分標準モードの電気代が高めですが、ecoモード時の電気代は毎時0.6円ととても経済的です。
しかも、すぐに快適な湿度になるので、実際はecoモードでの運転時間の方が長いのではないでしょうか。
そしてecoモードでも600mL/hと普通の加湿器よりもむしろ高い加湿性能なので、湿度を維持するには全く問題ありません。
また、スマートリモコンに対応していて外出先からでもスマホで簡単に運転操作を行うことができます。自分が帰る時間に合わせて加湿を始めることができるのは便利ですよね。
家庭用加湿器ではおそらく最高クラスの性能をもっているので、より高性能な加湿器が欲しい方にはぜひおすすめです!
3位 気化式|Panasonic・FE-KXU07
タンク大きめのおすすめ加湿器第3位はPanasonicの「FE-KXU07」です。
Panasonicの加湿器のおすすめポイントは加湿スピードと電気代の安さ、ナノイー放出機能、給水のしやすさです。
加湿方式は気化式を採用しているため、水の粒子が小さく20畳弱の広いお部屋でも部屋の隅々まで加湿してくれます。
また一般的に、気化式は加熱気化式より部屋全体の加湿スピードが劣りますが、独自の「DCモーター」を搭載しており加湿スピードが速いです。
そのため、気化式の加湿速度の遅さを克服しており、加湿スピードと電気代の安さを両立している加湿器です。
さらにPanasonic独自のナノイー機能を備えていて、加湿にくわえてさらにお肌のうるおいを保つことができます。
電気代を安く抑えたいけど、衛生的な加湿がしたい方や広いお部屋を加湿したい方におすすめの加湿器です。
4位 スチーム式|MITSUBISHI・SHE120VD
タンク大きめのおすすめ加湿器第4位は三菱の「SHE120VD」です。
三菱「ルーミスト」のスチーム式モデルです。
こちらは加湿量が多い点とやけどの心配がない点、アロマトレイがついている点がおすすめポイントです。
まず加湿量は1200mL/hなのでたっぷり蒸気をだして加湿してくれます。タンクは水が5L洋室和室共に適用床面積が20畳以上に対応しています。
5位 ハイブリッド式|SHARP・HV-P75
タンク大きめのおすすめ加湿器第5位はSHARPの「HV-P75」です。
HV-P75のおすすめポイントは安定した加湿量と気化式に切り替えたときの電気代の安さ、プラズマクラスター放出機能、給水のしやすさです。
加湿方式はハイブリッド式なので適用床面積が広く、洋室なら20畳以上のお部屋でも十分に加湿することが可能です。
また、お部屋が十分な湿度になったら気化式に切り替えることで大幅に電気代を節約できるのが便利です。給水口も上についており、簡単に注水できるところもいいですね。
さらに、プラズマクラスターを放出する機能もついており、浮遊カビ菌やウイルスの除去、タバコなどの匂いや静電気を抑えてくれる働きがあります。
そのため、多機能な加湿器が欲しい方にはぜひおすすめです。
6位 スチーム式|YAMAZEN・KSFN-150
7位 超音波式|BRUNO ・JET MIST
8位 ハイブリッド式|アイリスオーヤマ・KHV-700RA
タンク大きめなおすすめ加湿器比較一覧
オススメランキングで解説した加湿器のメリット、デメリットを比較して表にしました。
メーカー | 商品名 | 特長 |
---|---|---|
ダイニチ | HD-RX900A | ・加湿量は860mL/h
・タンク容量6.3L ・トップの静音性 ・性能に対するコスパ◎ |
ダイニチ | HD-LX1220 | ・加湿量は1200mL/h
・タンク容量7L ・トップの静音性 ・スマートフォンで操作できる |
Panasonic | FE-KXU07 | ・加湿量は700mL/h
・タンク容量4.2L ・気化式だけど加湿スピードが速い ・電気代が安い ・ナノイーがついている |
MITSUBISHI | SHE120VD | ・加湿量は1200mL/h
・タンク容量10L ・アロマに対応 ・電気代高い |
SHARP | HV-P75 | ・加湿量は750mL/h
・タンク容量4L ・プラズマクラスターがついている |
YAMAZEN | KSF-N150 | ・加湿量は1500mL/h
・タンク容量15L ・電気代高い |
BRUNO | JET MIST | ・加湿量は800mL/h
・タンク容量4L ・吹き出し口を変えられる ・おしゃれ |
アイリスオーヤマ | KHV-700RA | ・加湿量は700mL/h
・タンク容量5L ・ハイブリッド式の中ではコスパ〇 ・イオンが出せる |
おしゃれ|インテリアに映えるおすすめの加湿器5選
ここでは、おしゃれでインテリアにしてもぴったりな加湿器をランキング形式でご紹介します。
<ランキングの判断基準>
- デザインが優れていること
- 加湿性能やアロマ対応など機能的にも優れていること
- 一人暮らしなどでも使える大きさであること
1位 オブジェとして使えます!フランフラン・ストラ
2位 おしゃれな有機ELパネル!BALMUDA・Rain
3位 薪ストーブがモチーフ!BRUNO・CALM MIST
4位 最強の超音波加湿器!cado・STEM 630i
おしゃれなおすすめ加湿器第4位はcadoの「STEM630i」です。
STEM630iのおすすめポイントは、機能的に優れたデザイン性と衛生的な加湿、お手入れのしやすさ、アロマに対応している点です。
まず目を引くのが煙突のようなデザインで、高い位置から蒸気を出すことによって空気の対流を利用し、効率よく加湿することができます。
高さ約85cmありますが、直径自体は27cmと細く場所をとらないため一人暮らしの方にもおすすめです。
加湿方法は超音波式で目に見える蒸気を楽しむことができます。
また、超音波式は衛生面や水道水のカルシウムによって白い粉が発生することが問題ですが、この加湿器は水槽内に抗菌プレートを使用しています。
そのため、水槽に水道水を注ぐだけでカビや細菌を99.9%以上除菌することができ、フィルターカートリッジによって白い粉を99%以上抑制してくれます。
給水は上部から注ぐタイプなので楽々と注水できるうえに、タンク内に角が泣くなめらかなのでキレイに拭きやすい構造です。
専用のフローラルウォーターを使用することで加湿とともに良い香りを楽しむことができるのも魅力です。
本体価格は決して安くありませんが、超音波式の弱点をすべて克服した加湿器なので蒸気を楽しみたい人や他にはない機能的なデザインが好きな方にはとてもおすすめです。
5位 ウッド調がかわいい!THREEUP・フォグミスト HF-T2152
おしゃれなおすすめ加湿器比較一覧
オススメランキングで解説した加湿器の特長、メリット、デメリットを比較して表にしました。
メーカー | 商品名 | 特長 |
---|---|---|
Francfranc | ストラ | ・加湿量240mL/h
・本体価格が安い ・アロマ対応 |
BALMUDA | Rain | ・加湿量600mL/h
・有機ELパネル ・浮遊菌を除菌 ・上から注水 |
BRUNO | CALM MIST | ・加湿量500mL/h
・独特なデザイン ・アロマ対応 |
cado | STEM 630i | ・加湿量600mL/h
・水を除菌できる ・専用アロマ対応 ・上から注水 |
THREEUP | フォグミスト | ・加湿量220mL/h
・本体価格が安い ・アロマ対応 ・上から注水 |
コンパクト|一人暮らし&寝室におすすめの加湿器4選
ここでは、コンパクトで一人暮らしや寝室に置くのにぴったりな加湿器をランキング形式でご紹介します。
<ランキングの判断基準>
- 小型で枕元に置けたり、持ち運びが楽な大きさであること
- 静音性が高いこと
- アロマの香りやライトでリラックスできる
1位 ランプみたいでかわいい!BRUNO・LAMP MIST
2位 コスパ最強加湿器!ニトリ・NI ウルーレ
3位 丸くてかわいい!フランフラン・ムー
4位 炎が揺れてる?!スタドラフォーム・Ben
一人暮らしや寝室におすすめな加湿器比較一覧
オススメランキングで解説した加湿器の特長、メリット、デメリットを比較して表にしました。
メーカー | 商品名 | 特長 |
---|---|---|
BRUNO | LAMP MIST | ・加湿量120mL/h
・ライトにできる ・アロマ対応 |
ニトリ | NI ウルーレ | ・加湿量180mL/h(±20%)
・ライトにできる ・アロマ対応 |
Francfranc | ムー | ・加湿量70mL/h
・ライトにできる ・アロマ対応 |
スタドラフォーム | Ben | ・加湿量200mL/h
・揺らぐ炎のような演出 ・アロマ対応 |
卓上|デスクワークにおすすめの加湿器4選
ここでは、コードレスやUSBで充電できるオフィスに置くのにぴったりな加湿器をランキング形式でご紹介します。
<ランキングの判断基準>
- 小型でオフィスや枕元に置けたり、持ち運びが楽な大きさであること
- 静音性が高いこと
- コードレスで充電方法が手軽であること
- アロマオイルに対応している
1位 パステルカラーがかわいい!ブルーノ・キューブミスト
2位 超高級ミニ加湿器!cado・ステムポータブル
3位 加湿器界最小?THREEUP・プチミスト
4位 デスクに置いても違和感なし!フランフラン・ コーヒー
デスクワークにおすすめ加湿器比較一覧
オススメランキングで解説した加湿器の特長、メリット、デメリットを比較して表にしました。
メーカー | 商品名 | 特長 |
---|---|---|
BRUNO | CUBE MIST | ・加湿量30mL/h
・コードレス ・USB充電 ・幅8.0cm×奥行8.0cm×高さ13.4cm |
cado | STEM Portable | ・加湿量30mL/h
・コードレス ・USB充電 ・直径6.6cm×高さ21cm |
THREEUP | プチミスト | ・加湿量30mL/h
・コードレス ・USB充電 ・幅7.1cm×奥行3.2cm×高さ8.7cm |
フランフラン | コーヒー | ・加湿量記載なし
・コードレス ・USB充電 ・幅9.0cm×奥行9.0cm×高さ13.0cm |
空気清浄機能など|赤ちゃんにも安心の加湿器3選
ここでは、空気清浄機能など赤ちゃんや小さなお子様、ペットがいる家庭にぴったりな加湿器をランキング形式でご紹介します。
<ランキングの判断基準>
- 安全機能が備わっていること
- 寝室でも使えるよう静音性が高いこと
- 空気清浄機能や脱臭機能がついている
1位 かしこいAIにおまかせ!SHARP・KI-LX75
2位 空気清浄機といえば!ダイキン・MCK40X
3位 超強力な脱臭機能!Panasonic・F-MV2300
赤ちゃんも安心なおすすめ加湿器比較一覧
オススメランキングで解説した加湿器の特長、メリット、デメリットを比較して表にしました。
メーカー | 商品名 | 特長 |
---|---|---|
SHARP | KI-LX75 | ・加湿量880mL/h
・AI搭載 ・静音性◎ ・除菌◎ ・集じん◎ ・脱臭〇 |
ダイキン | MCK40X | ・加湿量400mL/h
・静音性◎ ・除菌◎ ・集じん◎ ・脱臭◎ |
Panasonic | F-MV2300 | ・加湿量430mL/h
・静音性◎ ・除菌◎ ・集じん〇 ・脱臭◎ |
気になる加湿器についての質問(FAQ)
ここでは加湿器に関するよくある質問についてまとめました。
・ペットボトル式の加湿器とは?
・気化式の加湿器は危険?
・加湿器をいつも清潔に保つには?
ペットボトル式の加湿器とは?
ペットボトル式加湿器とは、飲み終わってキレイに洗ったペットボトルを利用する加湿器のことです。
空になったペットボトルに水を入れて加湿器を差し込むことタイプや、小型の加湿器にペットボトルをセットするタイプがあります。
加湿器自体は小型で持ち運びが簡単なので、あとはペットボトルさえあればどこでも加湿できるところが魅力です。
ここではおすすめのペットボトル加湿器をいくつかご紹介しますね。
<おすすめの基準>
- デザインが良いこと
- 使いやすいこと
THREEUP パーソナル加湿器「NAGOMI」
TOPLAND ペットボトル加湿器「MOVE」
YAMAZEN ペットボトル式加湿器「KP-C057」
気化式の加湿器は危険?
気化式の加湿器は全く危険ではありません。
加湿器で起きる健康上のトラブルは主に2つの原因があります。
- お手入れ不足による雑菌の繁殖
- 吹き出し口からの高温のスチームによるやけど
お手入れ不足による雑菌の繁殖
まず、水タンクなどのお手入れ不足により雑菌が繁殖した場合、汚れた水が水蒸気となってお部屋に広がってしまいます。
これは特に超音波式の加湿器に起こりやすいので、超音波式の加湿器を使うときはお手入れを欠かさないようにしましょう。
一方で気化式の加湿器は、雑菌が水の粒子にくっつけないほど小さな粒子になるので、雑菌が水蒸気と一緒に広がることはありません。(お手入れ不要という意味ではありません)
吹き出し口からの高温のスチームによるやけど
高温スチームが発生するのはスチーム式の加湿器です。気化式では高温のスチームは発生しないので心配ありません。
しかし、スチーム式の加湿器を販売しているメーカーも安全に配慮している場合が多いです。
そのため、スチーム式の加湿器を買うときには吹き出し口の蒸気は何℃になるのか確認したうえで購入しましょう。
加湿器をいつも清潔に保つには?
加湿器をいつも清潔に保つのに必要な要素は主に2つの要素が関係しています。
<加湿器を清潔に保つ要素>
- 加湿方式
- 定期的なお手入れ
加湿方式
まず清潔な加湿方式ですが、超音波式以外のスチーム式、気化式、ハイブリッド式は比較的清潔な加湿ができます。
この3つの加湿方式は加湿のシステムや水蒸気の特性により、雑菌が発生しにくくなっています。
では、超音波式では清潔な加湿方法ではないのかというと、そうではありません。
実際には超音波式は特にお手入れの回数が多くなるというだけで、他の加湿方式もお手入れは必ず必要です。
しかし超音波式は、お手頃な価格やアロマを楽しむのに向いているといったメリットがある反面、清潔な加湿をするためにこまめなお手入れが必要な加湿方式です。
こまめなお手入れをしっかりすることで超音波式加湿器でも衛生的な加湿ができますよ!
定期的なお手入れ
もう一つ大切なのは、定期的なお手入れです。
しかし、お手入れの構造が複雑だと面倒くさくなってしまいます。
そのため、お手入れが簡単ということは加湿器を選ぶうえで重要な要素です。
例えば水を入れ替える際に振り洗いするだけでOKなものやタンクが広口で手を入れて洗いやすかったり、中が曲線の構造で拭きやすいなどご自分が継続できそうなものを選ぶといいですね。
また気化式やハイブリッド式はフィルターを通して加湿するので、時間が経つとフィルターが汚れてしまいます。
定期的にクエン酸液につけるなどお手入れを欠かさないようにしましょう。
まとめ
最後に加湿器を選ぶコツをもう一度おさらいしましょう。
<加湿器選びのコツ>
- 自分の目的や用途に適した加湿量
- 自分がいいなと思う加湿方式
- お手入れのしやすさ
- 大きさやデザイン
- 価格
- アロマや空気清浄機能などのオプション
加湿器を選ぶうえで最も大切なのは、目的や用途に応じた加湿量の決定です。
リビングで使うなら畳数に対応した機種を選び、オフィスで使うなら小さな範囲で十分ですよね。
自分にあった加湿器が選べないと、加湿量が少なくて結局もう一台加湿器を買うことになってしまったり、逆に加湿量が多すぎてカビや結露の原因になってしまったりします。
また、加湿方式によって加湿量や電気代、お手入れのしやすさ、アロマオイルに対応しているかどうかが変わってくるので自分が必要だと思う要素を見極めて決めましょう。
加湿器には様々な機能やデザインのものがあります。その中で自分のお気に入りのものを見つけるのは難しいと思いますが、本記事がその一助になればうれしいです。
自分にあった加湿器を手に入れて乾燥する季節を乗り越えましょう!
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