公認会計士は独学で合格は無理?おすすめテキストやスケジュールを紹介!

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公認会計士は独学で合格を狙えるのでしょうか。

国家資格の中でも、最難関の部類に入る公認会計士。

独学で公認会計士の合格を狙うのは、無理に近いのが現状です。

しかし、公認会計士の独学者用に公認会計士のテキストも流通していますし、独学で目指す方は少ないですが一定数いることも確かです。

そこで今回は、公認会計士は独学では無理なのか、公認会計士独学におすすめのテキスト、スケジュールや勉強方法を解説いたします。

公認会計士を独学で目指すのは無謀に近いため、本気で合格を目指したいのであれば、費用もリーズナブルでサポート体制も整った公認会計士の通信講座がおすすめです。

目次

公認会計士は独学では無理?無謀?

公認会計士は数ある国家資格の中でも最難関と言われているため、公認会計士の通信講座などで勉強するのが一般的です。

ここでは、公認会計士の独学がどれくらい難しいのか解説してきます。

  • 公認会計士の独学での合格率は約9%
  • 合格には4,000時間もの勉強時間が必要

公認会計士の独学での合格率は約9%

公認会計士の合格率は約10%ですが、その中でも独学で合格した人は約9%です。

仮に公認会計士合格者が10人いれば、独学者は1人いるかいないかという割合になります。

公認会計士に合格している約91%の人は、通信講座か予備校で勉強しています。

公認会計士の合格率からも、公認会計士の難易度が非常に高いことが分かります。

合格には4,000時間もの勉強時間が必要

公認会計士は4,000時間以上もの勉強時間が必要だと言われています。

この4,000時間という数字は、公認会計士の通信講座などで謳っている学習時間なので、独学の場合、更に勉強時間が必要になります。

社会人で働きながら独学で勉強する場合、まとまった時間を確保するのはとても難しいでしょう。

さらに、公認会計士の勉強時間は科目によっても大きく異なる為、しっかり勉強スケジュールを組む必要があります。

独学で勉強するメリットデメリット

公認会計士は基本的に、公認会計士の通信講座などで、学習カリキュラムに沿って勉強するのが一般的です。

しかし中には、公認会計士を独学で勉強しようと考える人もいるでしょう。

もちろん公認会計士を独学で勉強するメリットもありますが、デメリットの方が多いため、少ないメリットを取るよりも合格率を上げる方が重要です。

ここからは、公認会計士を独学で勉強する場合のメリット2つ、デメリット5つについて紹介していきます。

【独学のメリット】
①コストを抑えられる
②自分のペースで勉強ができる

【独学のデメリット】
①独学で理解するのが困難
②市販のテキストが少ない
③スケジュール管理が難しい
④法改正への対応が難しい
⑤試験範囲が広すぎる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット①コストを抑えられる

公認会計士を独学で勉強する最大のメリットは、コストを抑えられることです。

通信講座や予備校の場合、それなりに費用が掛かります。

独学の場合、最低限のテキストのみ購入すれば、比較的安く抑えることが可能です。

ただし、順調に学習を進めていかなければ、テキストの買い直しや覚えなおし等が発生してしまうため、費用が高くなる可能性があります。

メリット②自分のペースで勉強ができる

公認会計士を独学で勉強するメリット2つ目は、自分のペースで勉強ができることです。

通学スクールだと予め組まれているカリキュラムに沿って進んでいきますが、独学の場合は自分の好きな時に、好きなペース配分で勉強をすすめることができます。

仕事が早く終わる日や週末にまとめてなど、自分の予定を崩さずに勉強できるのはメリットでしょう。

また、既に簿記の知識がある方であれば、基礎の部分を省略して勉強を進めることができます。

しかし、自分で好きにペース配分できる=学習スケジュールをうまく組まないと、勉強時間が全然足りなくなってしまうという大きなデメリットがあります。

デメリット①独学で理解するのが困難

公認会計士を独学で勉強するデメリット1つ目は、理解をするのが困難で、知識の習得に時間がかかってしまうところです。

不明点を聞けない環境というのが、最大のデメリットになります。

学習内容がとても難しいものが多く、テキストを何度も読み返してもなかなか理解できないこともあります。

「解らない→勉強が進まない→モチベーション低下」という負のループに入ってしまう人も多くいます。

無駄に時間がかかったり、曖昧なまま勉強を進めてしまい、結果的に合格できない状況に陥ってしまいます。

デメリット②市販のテキストが少ない

公認会計士を独学で勉強するデメリット2つ目は、市販のテキストが少ないことです。

公認会計士は難易度が高いため、独学で勉強する人が少なく、市販のテキストが豊富に流通していない現状があります。

また、数少ないテキストの中から、自分が解りやすいテキストを探しだすだけでも時間の無駄です。

公認会計士の通信講座や予備校で配布されているテキストの方が、効率的に学習できる工夫がされているため、市販テキストよりも優秀です。

デメリット③スケジュール管理が難しい

公認会計士を独学で勉強するデメリット3つ目は、スケジュール管理をするのが難しいことです。

公認会計士の合格には学習スケジュールの管理が非常に大切です。

独学で勉強する場合、1人で膨大な勉強範囲の学習スケジュールを長期間に亘って管理し、それに沿って勉強していかなければいけません。

解らないところが出てきたりすると聞ける環境がないため、自分で調べて解決するため、学習スケジュール通りに勉強を進めることが困難になります。

その結果、モチベーションが下がってしまって挫折してしまう方もいらっしゃいます。

デメリット④法改正への対応が難しい

公認会計士を独学で勉強するデメリット4つ目は、法改正への対応が難しいことです。

企業法・租税法など、公認会計士の試験では選択科目として出題されますが、法改正が頻繁に行われます。

また、改正部分が出題されるケースが多いため、どこが新しい情報なのかを理解しておく必要があります。

場合によっては、テキストの買いなおしが必要になる可能性もあります。

公認会計士の勉強2年目だと、覚えなおしも発生します。

公認会計士の通信講座や予備校であれば、講師が教えてくれますが、独学者の場合、随時自分で調べて覚えなおす必要があります。

デメリット⑤試験範囲が広すぎる

公認会計士を独学で勉強するデメリット5つ目は、試験範囲が広すぎることです。

公認会計士の短答式試験は4科目、論文式試験は5科目あります。

  • 短答式試験科目
    企業法・管理会計論・監査論・財務会計論
  • 論文式試験科目
    監査論・租税法・会計学・企業法・選択科目(経営学・経済学・民法・統計学から1科目)

公認会計士・監査審査会で毎年「公認会計士試験の出題範囲の要旨について」と各科目の出題範囲が公開されますが、そこでの出題範囲も膨大です。

公認会計士の通信講座や予備校であれば、各講師陣が対策を練って、最短・かつ効率的な学習カリキュラムを組んでくれます。

独学の場合は学習ノウハウがないため、効率的な学習方法が組めません。

よって、独学の場合、通信講座や予備校を受講するよりも多くの時間が必要になってしまいます。

公認会計士の独学テキストの選び方

ここからは公認会計士を独学で勉強する場合のテキストの選び方について解説していきます。

独学のテキストの選び方のポイントは2つ。

①試験範囲を網羅しているか
②最新版のテキストであるか

それぞれ確認していきましょう。

①試験範囲を網羅しているか

公認会計士の独学テキストは、公認会計士の試験範囲の重要な論点をきちんと網羅していることが絶対条件になります。

試験範囲を網羅するには、かなりの量のテキスト本の購入する必要があります。

②最新版のテキストであるか

公認会計士を独学で勉強するには、最新版のテキストを利用しましょう。

法改正等が頻繁に起こるため、古い年度のものや中古で購入したものを利用すると、変更点がどこなのか調べて訂正しなければいけません。

時間もかかるため、必ず最新版のテキストを利用するようにしましょう。

公認会計士の独学におすすめのテキスト本【2022年版】

公認会計士の独学におすすめのテキスト本を表にまとめました。

テキスト本の総額、どのようなテキスト本なのかも解説してきます。

※表は横スクロールできます。

教材名 販売リンク 価格(税込)
【簿記2・3級】
よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記3級 Amazon
楽天市場
2,200円
よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト日商簿記2級 商業簿記 Amazon
楽天市場
2,640円
よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト日商簿記2級 工業簿記 Amazon
楽天市場
2,200円
短答科目テキストセット
テキスト 短答科目セット 2022年合格目標(東京CPA) 公式サイト 88,000円
財務会計論
公認会計士 短答式試験対策シリーズ ベーシック問題集 財務会計論 計算問題編 Amazon
楽天市場
1,540円
大原の公認会計士受験シリーズ 短答式対策 財務会計論(計算) Amazon
楽天市場
2,200円
短答対策問題集 財務会計論(理論) (東京CPA) 公式サイト 11,800円
公認会計士試験 財務会計論 会計基準 早まくり条文別問題集(TAC出版) Amazon
2,640円
公認会計士試験用参考法令基準集(会計学) Amazon
楽天市場
2,100円
公認会計士 新トレーニングシリーズ 財務会計論 計算編5 連結会計・包括利益編 Amazon
楽天市場
3,300円
公認会計士 新トレーニングシリーズ 財務会計論 計算編7 企業結合会計編 Amazon
楽天市場
2,640円
論文対策集 財務会計論(理論)(東京CPA) 公式サイト 20,000円
管理会計論
短答対策問題集 管理会計論(東京CPA) 公式サイト 11,800円
公認会計士 短答式試験対策シリーズ ベーシック問題集 管理会計論(TAC出版) Amazon
1,980円
大原の公認会計士受験シリーズ 短答式対策 管理会計論(資格の大原) Amazon
楽天市場
2,200円
論文対策集 管理会計論(理論)(東京CPA) 公式サイト 20,000円
公認会計士 新トレーニングシリーズ 管理会計論3 総合問題 製品原価計算編 Amazon
2,200円
公認会計士 新トレーニングシリーズ 管理会計論4 総合問題 管理会計編 Amazon
2,200円
監査論
短答対策問題集 監査論(東京CPA) 公式サイト 11,800円
公認会計士試験用参考法令基準集(監査論) Amazon
楽天市場
2,100円
論文対策集 監査論(東京CPA) 公式サイト 20,000円
企業法
公認会計士試験短答式 企業法【理論科目 集中トレーニング】 Amazon
3,960円
企業法 早まくり肢別問題集(TAC出版) Amazon
2,200円
論文対策集 企業法(東京CPA) 公式サイト 20,000円
公認会計士試験用参考法令基準集(企業法) Amazon
楽天市場
3,300円
租税法
テキスト 租税法(東京CPA) 公式サイト 5,000円
計算コンプリートトレーニング(東京CPA) 公式サイト 20,000円
租税法 論文対策集(東京CPA) 公式サイト 11,000円
公認会計士試験用参考法令基準集(租税法) Amazon
楽天市場
1,900円
統計学
統計学入門 (基礎統計学Ⅰ) Amazon
楽天市場
3,080円
日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集 Amazon
楽天市場
1,980円
演習 統計学キャンパス・ゼミ Amazon
2,266円
【過去問題集】
公認会計士試験 短答式試験 過去問題集 Amazon
楽天市場
3,080円
公認会計士試験 論文式試験 必修科目 過去問題集 Amazon
楽天市場
5,060円
公認会計士試験 論文式試験 選択科目 過去問題集 Amazon
楽天市場
4,180円
合計 302,546円

公認会計士の独学におすすめのテキストを全て購入すると、ざっと約30万円になります。

この他にも、独学だからこそ別途模試なども受けた方が良いですし、電卓も公認会計士用のものを購入した方が良いので、独学の費用は40万円ぐらいと思っておくのがいいでしょう。

公認会計士の通信講座によっては30万円切っている講座もあるため、独学よりも通信講座の方がコストが安い可能性もあります。

簿記2,3級のおすすめテキスト【TAC】

簿記2,3級におすすめのテキストは、公認会計士の通信講座と通学講座を行っている資格の学校TACが出版している「よくわかる簿記シリーズ」のテキストです。

公認会計士を独学で勉強する場合、簿記2級くらいの知識が下準備として必要になります

よくわかる簿記シリーズは、資格の学校TACでも利用されている公式教材テキストです。

2級、3級でそれぞれ「合格テキスト」「合格トレーニング」「合格するための本試験問題集」の3冊が出版されており、さらに2級は「商業簿記」と「工業簿記」に分かれています。

テキストやトレーニング問題集など全て合わせると、全部で8冊必要となります。

「合格テキスト」では、イラストや表が豊富に利用されており、2・3ヶ月を目安に学習スケジュールを組むことができます。

テキストの中で「ここがPOINT」で重要点が解りやすく解説されており、「基本例題」ですぐアウトプットができるようになっているので、知識が身についているのかすぐにチェックすることができます。

「合格トレーニング」では、本格的なアウトプットを繰り返し問題を解いていき、出題頻度に基づき、重要度を★マークで各問題に表示されております。

合格するための本試験問題集では簿記試験の傾向・対策をすることができます。

公認会計士や税理士など「合格のその先」へチャレンジできる会計力が身につくテキスト集です。

財務会計論のおすすめのテキスト【東京CPA・TACなど】

CPAの予備校のテキストが表などで解りやすく、また解説も詳しくされているためおすすめです。

出題される可能性がある論点がすべて網羅されていますし、出題頻度もわかるようになっています。

公認会計士を独学で勉強をするのであれば、TACの財務会計論計算問題集もぜひ買っておきたい1冊です。

本試験で確実に得点できなければならない論点だけ絞り込んであるので、短答式試験対策を本格的にするにはおすすめです。

管理会計論のおすすめのテキスト【東京CPA・TACなど】

会計管理論もCPAの予備校のテキストがおすすめです。

独学者でもわかりやすい工夫がされており、合格ノウハウが詰まった一冊になっています。

あわせて問題集もセットで買うと、インプットとアウトプットもスムーズに進めることができます。

TACの財務会計論計算問題集同様、短答式試験対策にぜひ利用したい一冊になっています。

本試験で確実に点を取らなくてはならないところのみまとめているテキストのためおすすめです。

2022年5月に新版が出る予定となっており、新たに問題数も追加されています。

監査論のおすすめテキスト【東京CPA】

監査論もCPAのテキストが解りやすくおすすめです。

図・表や具体例などを豊富にのせて『監査の全体像と各論点との関連』『論点間の繋がりや時系列』が見て、イメージができるようになっています。

企業法のおすすめテキスト【東京CPA・TAC】

CPAのテキストは条文の立法趣旨を図や表、また具体例などを使って解りやすく掲載されています。

また、短答と論文で出題頻度が高いものにはA、低いものにはCを振ってあるため、どれを確実に点を取れるようにするべきかわかるようになっているためおすすめです。

TACの早まくり肢別問題集は合格者のアンケートを基に、条文を重視した問題集になっています。

問題文を分解・整理し、端的な問いかけに、〇か×かで答えていく問題集です。

この問題集をやりこむことで「どこが間違っているのか」「どう解説されていれば正しいのか」が冒頭に明記されているため、文中の怪しい文言を嗅ぎ分ける力が養われます。

租税法のおすすめテキスト【東京CPA】

CPAの予備校のテキストが表などで解りやすく、理論的背景や覚え方についてまでしっかり解説されており、理解しやすくなっています。

計算方法などもしっかりと抑えることができるようになるため、租税法で合格点を狙いたい方や効率的に学習したい方におすすめです。

統計論のおすすめテキスト

統計学のテキストは他にもたくさん流通されていますが、統計学の定番テキスト「統計学入門 (基礎統計学Ⅰ)」はおすすめで、ロングセラーにもなっています。

文科と理科両方の学生向けのテキストのため、統計的なものの考え方の基礎をやさしく・解りやすく解説されています。

豊富な実際例を用いつつ、図表を多くとり入れているため、視覚的にもわかりやすくなっています。

このテキストだけで範囲をすべてカバーできる一冊です。

過去問のおすすめテキスト

TACの短答式試験過去問題集は直近3回分が収載されています。

試験の形式をほぼ再現したうえで、TAC精鋭講師陣による的確な解説を見開き構成で作成されているため、見やすく取り組みやすいです。

過去問のおすすめテキスト

TACの論文式試験過去問題集は直近3回分が収載されています。

試験の形式をほぼ再現したうえで、TAC精鋭講師陣による的確な解説を見開き構成で作成されているため、見やすく取り組みやすいです。

出題分析表がついており、ラストスパートに向けて公認会計士試験合格の確認ができる一冊になっています。

予備校のテキストや問題集だけ買う方法も!

予備校のテキストや問題集は解りやすく、問題集とリンクされていることが多いので独学におすすめテキストです。

また、各社講師陣が最新の試験傾向を徹底分析していて、テキストにも反映されています。

公認会計士の独学に一番おすすめなテキストが、CPAで販売されている、「テキスト 短答科目セット【2022年合格目標】」です。

合格するための要点が絞られており、頻繁に出題されるところには「A」、あまり出題されないものには「C」と重要度が表記されています。

CPAのテキストは単体でも購入できるので、1教科だけ購入して独学で勉強できるか実際やってみるという事も可能です。

2022年5月28日で単科商品の販売が終了になるため注意が必要です。

公認会計士の独学におすすめのスケジュールと勉強法

公認会計士を独学で目指すのであれば、勉強スケージュルの立て方や勉強法がとても大切です。

ここからは、公認会計士の独学におすすめのスケジュールや勉強法について解説してきます。

  • 独学は何から始めればいい?
  • 勉強期間とスケジュール
  • 科目ごとの時間配分が重要
  • 大学生・社会人の勉強時間の目安

1つずつ確認していきましょう。

独学は何から始めればいい?

独学を始めるのであれば、まずは以下32を確認しましょう。

  • 現在の状況を把握
  • 使用するテキスト

まったくの初学者であれば、簿記3級から会計学を学んで、スタート地点である簿記2級を目指せるくらいの知識を習得する必要があります。

使用するテキストもWEBの試し読み機能等を利用して、自分の読みやすい・解りやすいものを利用しましょう。

勉強期間とスケジュール

公認会計士を独学で勉強するのであれば、まず1日に勉強できる時間、週何時間ほど勉強時間に充てられるか算出する事から始めましょう。

そうすると逆算して、何年度の試験にチャレンジするのかをスケジュールを決めることができます。

しかし、会社員や学生、子育て中となると、1日も欠かさず毎日勉強時間を確保するのはなかなか難しく、無理なスケジュールはモチベーションの低下に繋がってしまいます。

自分の現状などを把握し、モチベーションが下がらないように無理のないスケジュールを立ててることが大切です。

また、スケジュールを立てたらそのままにはせず、1ヶ月~3ヶ月毎にスケジュールと学習状況がずれていないか等を確認して、見直ししましょう。

科目ごとの時間配分が重要

公認会計士は試験範囲が広いので、時間配分通りに勉強を進めることが重要になります。

【勉強時間の割合】

  • 財務会計論(計算)19.7%
  • 財務会計論(理論)18.4%
  • 租税法13.9%
  • 企業法13.7%
  • 監査論13.2%
  • 管理会計論12.2%
  • 選択科目8.9%

勉強時間が最も多い科目は「財務会計論」ですが、短答式と論文式の両方に出題され、配点も高くなっているため、しっかり勉強時間を確保しましょう。

また選択科目は「経営学」を選ぶのがおすすめです。

経営学は他の選択科目に比べて必要な勉強時間が少なく、また合格後にもっとも役に立つ知識のため、多くの受験生が選択しています。

大学生・社会人の勉強時間の目安

大学生なのか、社会人なのかによって勉強時間の目安はもちろん変わってきます。

それぞれ一般的な目安勉強期間を紹介します。

公認会計士の勉強に専念できるのであれば、合格までの勉強時間の目安は1年~1年半ほどとなっています。

アルバイトや学業で、公認会計士試験に専念できない大学生の場合の勉強時間の目安は1年半~2年ほどと言われています。

社会人の場合はまとまった勉強時間を確保するのが難しいため、合格までの勉強時間の目安は大体2年~3年と言われています。

自分の生活環境に合わせて勉強時間を設定することが大切です。

独学と通信講座と予備校どれがおすすめ?

合格率を上げたいのであれば公認会計士の通信講座がおすすめです。

予備校が一番合格率が高いですが、費用対効果を考えると一番おすすめなのは通信講座です。

通信講座は予備校よりも費用は安く、講義動画の充実していることから予備校と同様に講義を受けることができます。

ここからは、なぜ公認会計士は独学よりも通信講座が良いのか紹介していきます。

  • 独学と通信講座と予備校の費用を比較
  • 通信講座のメリットデメリット

独学と通信講座と予備校の費用を比較

「独学で教材をそろえた場合」と「通信講座の場合」と「予備校に通う場合」の費用を表にまとめました。

※表は横スクロールできます。

学習方法 費用 サポート 詳細
独学 300,000円 ×
CPA(通学) 2年スタンダードコース(短答2回対応) 2023年12月短答⇒2024年8月論文合格 760,000円 テキスト・WEB教材有・上級コースで合格者返金制度有
クレアール(通信) 1.5年合格全力投球コース 初学者対象 Web通信 520,000円 テキスト・WEB講義・各種割引有
LEC東京リーガルマインド(通信) 2023短答合格コース 278,000円 テキスト・WEB講義・各種割引有
資格試験のFIN(通信) 総合入門コース 272,000円 テキスト・WEB講義

やはり通学講座の費用は独学と比べてとても高額となりました。

通信講座にもよりますが、独学と費用差はそこまでなく、通信講座の方が安い講座もあることが分かります。

また、独学よりも通信講座の方がメリットがたくさんあるため、費用に差がなければ通信講座で勉強することをおすすめします。

合格できなければ割引制度や延長制度がある通信講座もあるため、金銭的な負担も少なくなります。

公認会計士の合格を狙うのであれば、公認会計士の通信講座がおすすめです。

通信講座のメリットデメリット

公認会計の勉強は独学よりも通信講座がおすすめですが、実際に通信講座のメリットとデメリットを紹介します。

通信講座のメリットは6つ、デメリット1つです。

【通信講座のメリット】
①合格するための効率の良い教材が揃っている
②隙間時間に勉強できる
③勉強スケジュールの管理をしてくれる
④テキストではわかりにくい点を講義動画で確認できる
⑤不明点を質問や相談できる
⑥法改正にも対応できる

【通信講座のデメリット】
①費用がかかる

独学ではデメリットだった項目が、通信講座では全てメリットとなっています。

通信講座は、公認会計士に合格するための教材やカリキュラム、サポートが充実しています。

独学よりも多少費用がかかる通信講座もありますが、講義動画は初心者でも理解しやすく、不明点を聞くことで安心して勉強を進めることができます。

また、通勤や通学などの隙間時間でも勉強しやすいように工夫されているのも通信講座ならでは。

独学で費用を抑えて頑張って勉強しても、公認会計士に合格できなければ意味がないので、確実に合格率が上がる勉強方法を選ぶことをおすすめします。

公認会計士の通信講座の中には独学と費用差がない講座もあり、中には、合格すると受講費用が返金になる通信講座もあります。

公認会計士の通信講座は多数あるため、比較をして自分にあった講座を選ぶことをおすすめします。

まとめ

今回は、公認会計士は独学では無理なのか、独学におすすめのテキストなどを紹介してきました。

公認会計士は市販テキストも少なく、独学で合格を目指すのは無理に等しいほどの難関資格です。

そのため、公認会計士の合格を目指すなら通信講座がおすすめです。

独学のメリットである「都合の良い時間に学習できる」点はそのままに、通信講座によっては独学と費用は変わらず受講でき、独学でのデメリットを解消することができます。

公認会計士の合格のために練られた学習カリキュラムやノウハウ、無制限の質問や解りやすい学習教材で効率的に勉強を進めることができます。

確実に合格を目指すので合格者が利用している、公認会計士の通信講座がおすすめです。

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