公認会計士は国家資格であり、難易度が高い資格試験です。
独学での合格は難しく、公認会計士合格を目指すのであれば公認会計士の予備校・通信講座を活用することをおすすめします。
そこで今回は、公認会計士の予備校・通信講座おすすめランキングとして、費用が安いか、合格率などを比較していきます。
公認会計士の予備校・通信講座の選び方も紹介するので、自分に合った講座を見つけましょう!

公認会計士の予備校・通信講座おすすめランキング15選
まずは公認会計士の予備校・通信講座のおすすめランキングを紹介します。
費用が安いか、合格率、教材の特徴などを簡単に表にて比較しました。
※表は横スクロールできます。
クレアール (通信講座) |
CAP (通信講座・予備校) |
資格の大原 (通信講座・予備校) |
LEC東京リーガルマインド (通信講座・予備校) |
TAC (通信講座・予備校) |
資格試験のFIN (通信講座) |
|
費用 | 1.5年合格全力投球コース 初学者対象 379,600円 (割引価格) |
【通信】2年スタンダードコース 680,000円 |
【Web通信】2024年合格 2年初学者合格コース 760,000円 |
短答合格コース 278,000円 |
【Web通信】2年L本科生 760,000円 (割引価格) |
総合入門コース 272,000円 |
カリキュラム | ▪短答式試験/最大3回 ▪論文式試験/最大2回 ▪計算力育成期間 ▪短答式試験対応講座 ▪論文式試験対策講座 |
▪短答2回対応 ▪簿記3級・2級の教材付与 ▪デジタル教材 |
▪Webライブ講義 ▪短答対策期 ▪短答式試験 ▪論文対策期 ▪論文式試験 |
▪短答入門講座 ▪短答入門答練 ▪短答上級講座 ▪短答計算力ブリッジ講座 ▪短答ポイントアップ答練 |
▪入門基礎マスター講義 ▪上級講義 ▪論文答練 ▪全国公開模試 |
▪講義動画 ▪問題集 |
合格率 | ー | 35% (2021年度510人合格) |
合格者399名 (2020年度) |
ー | 合格者占有率38.9% (2006~2020年度) |
ー |
教材の特徴 | 合格必要得点範囲に絞っている | 図や表が豊富で見やすく整理しやすい | 講義担当講師が分析・作成で使いやすい | 1年目に短答合格 2年目に論文合格を目指す |
合格に必要な部分を集約 | 1冊で受講できるALLinONEテキスト |
動画講義 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
校舎 | 東京・水道橋に本館あり | 水道橋・早稲田・新宿・日吉・梅田 | 全国48校 | 全国52校 | 全国36校 | ー |
サポート | ▪担任制 ▪質問対応 ▪学習ガイダンス ▪自習室利用可 ▪添削指導 |
▪質問対応 ▪個別面談 ▪自習室解放 ▪添削指導 |
▪質問対応 ▪個別面談 ▪担任システム ▪自習室・教室解放 ▪採点・添削 |
▪質問対応 ▪相談 ▪添削指導 |
▪質問対応 ▪相談 ▪自習室解放 ▪就職サポート ▪添削指導(通学のみ) |
▪質問対応 ▪採点・添削 |
返金制度 | 一発合格で5,000円分の図書カード | 上級コースのみ合格時返金有 | ー | 合格時50,000円のお祝い金 | 成績上位合格者祝賀金 | ー |
公式サイト |
※費用は全て税込みです。
公認会計士の予備校・通信講座の費用や特徴などをもう少し詳しく紹介していきます。
第1位:クレアール(通信講座)
引用元:クレアーレ公認会計士
※表は横スクロールできます。
費用 | 1.5年合格全力投球コース 初学者対象 379,600円(割引価格) |
カリキュラム | ▪短答式試験/最大3回
▪論文式試験/最大2回 ▪計算力育成期間/短答式試験対応講座/論文式試験対策講座 |
合格率 | ー |
教材の特徴 | 合格必要得点範囲に絞っている |
動画講義 | 〇 |
校舎 | 東京・水道橋に本館あり |
サポート | ▪担任制 ▪質問対応 ▪学習ガイダンス ▪自習室利用可 ▪添削指導 |
返金制度 | 一発合格で5,000円分の図書カード |
クレアールの公認会計士の通信講座は、非常識合格法という独自の勉強方法を取り入れています。
試験範囲をあらかじめ分析して、必要な知識だけを身に付ける勉強方法を採用しています。
そのため、公認会計士の合格に効率良く合格することに期待ができるというメリットがあります。
また、勉強時間と勉強期間が短縮できるため、なかなか勉強の時間が取れない社会人にもおすすめの通信講座です。
さらに、「公認会計士講座電話学習相談」を利用すれば専門のスタッフに相談でき、アドバイスがもらえるため、モチベーションを維持しながら進めることも可能です。
クレアールの口コミ評判

第2位:CPA(通信講座・予備校)
引用元:CPA公認会計士
※表は横スクロールできます。
費用 | 【通信】2年スタンダードコース 680,000円 |
カリキュラム | ▪短答2回対応 ▪簿記3級・2級の教材付与 ▪デジタル教材 |
合格率 | 35%(2021年度510人合格) |
教材の特徴 | 図や表が豊富で見やすく整理しやすい |
動画講義 | 〇 |
校舎 | 水道橋・早稲田・新宿・日吉・梅田 |
サポート | ▪質問対応 ▪個別面談 ▪自習室解放 ▪添削指導 |
返金制度 | 上級コースのみ合格時返金有 |
CPAは公認会計士に特化している予備校・通信講座です。
2021年度は合格者数510名・合格率35%と、多くの公認会計士を輩出しています。
公認会計士初学者でも安心して学べる3つの学習形態が用意されており、自分に合った学習方法で進めていくことが可能です。
また、CPAはテキストに掲載された豊富な図・表・イラストなどを用いて、イメージと結論の定着を図ります。
考えられたポイントや論点に沿って無理なく、効率良く勉強を進めることが可能です。
さらに、全教科複数の講師で万全サポートしてくれ、直接質問ができる環境が整っています。
CPAは無駄な学習時間を削減し、効率的に学習をすすめることも可能です。
CPAの口コミ評判

もしCPAを受講していなかったら今からもう1年勉強する事になっていたと思うので、合格出来たのはCPAの先生方のおかげだと思います。
本当にありましたございました。
料理人という全くの異業種からの転身で、なかなか成績が伸びずに何度も何度も挫折しましたが、諦めなくて良かったです。

松本先生も他予備校からの移籍組の先生なのかな??
とにかく講義が明快で分かりやすい☺︎
第3位:資格の大原(通信講座・予備校)
引用元:資格の大原公認会計士
※表は横スクロールできます。
費用 | 【Web通信】2024年合格2年初学者合格コース 760,000円 |
カリキュラム | ▪Webライブ講義 ▪短答対策期 ▪短答式試験 ▪論文対策期 ▪論文式試験 |
合格率 | 合格者399名(2020年度) |
教材の特徴 | 講義担当講師が分析・作成で使いやすい |
動画講義 | 〇 |
校舎 | 全国48校 |
サポート | ▪質問対応 ▪個別面談 ▪担任システム ▪自習室・教室解放 ▪採点・添削 |
返金制度 | ー |
資格の大原は「一発合格主義」をモットーに、高い合格実績に裏付けられたプロ講師による学習指導が自慢です。
オリジナルテキストと短答合格ツールが特に優秀で、公認会計士合格に必要な内容が全て含まれています。
また、常勤講師体制のサポートが整っており、いつでもどこでも講師に質問することができ、不安や疑問をすぐに解決することができます。
公認会計士の試験勉強はかなりの時間を確保する必要があり、一人で学習を進めるにはモチベーションを維持する必要があります。
モチベーションが下がりそうな時でも、講師の人にすぐに損談できるため、学習効率がよく、無駄がなく勉強を進めることも可能です。
個別の映像授業を選択した場合でも、収録した講義ではありますが、マンツーマン指導のような感覚で勉強を進められます。
資格の大原の口コミ評判

第4位:LEC東京リーガルマインド(通信講座・予備校)
※表は横スクロールできます。
費用 | 短答合格コース 278,000円 |
カリキュラム | ▪短答入門講座 ▪短答入門答練 ▪短答上級講座 ▪短答計算力ブリッジ講座 ▪短答ポイントアップ答練 |
合格率 | ー |
教材の特徴 | 1年目に短答合格、2年目に論文合格を目指す |
動画講義 | 〇 |
校舎 | 全国52校 |
サポート | ▪質問対応 ▪相談 ▪添削指導 |
返金制度 | 合格時50,000円のお祝い金 |
LEC東京リーガルマインドは「1年目に短答合格、2年目に論文合格」と考えており、合格への道のりがスムーズな点が特徴です。
費用は一切無駄のないスマート価格で、公認会計士を目指そうとする人にとって、価格面でもバックアップしてくれます。
受講形態はDVD、Web、音声DL、スマホなど複数の受講形態があり、自分の好きな方法で学習を進めることも可能です。
また、スタートから試験まで一貫してサポートする「科目別専門講師制」でサポートも充実しています。
公認会計士の知見がなく、これから勉強を始めようと考える人にもおすすめとなっています。
LEC東京リーガルマインドの口コミ評判

会計士試験の管理会計といえば池辺先生が有名ですが、レックには二ノ宮先生という天才がいます。めちゃくちゃ授業わかりやすい上に人柄も良いです。
しかも経営学の授業も兼任していて、わかりやすい上にレジュメ最強です✨
第5位:TAC(通信講座・予備校)
引用元:TAC公認会計士
※表は横スクロールできます。
費用 | 【Web通信】2年L本科生 760,000円(割引価格) |
カリキュラム | ▪入門基礎マスター講義 ▪上級講義 ▪論文答練 ▪全国公開模試 |
合格率 | 合格者占有率38.9%(2006~2020年度) |
教材の特徴 | 合格に必要な部分を集約 |
動画講義 | 〇 |
校舎 | 全国36校 |
サポート | ▪質問対応 ▪相談 ▪自習室解放 ▪就職サポート ▪添削指導(通学のみ) |
返金制度 | 成績上位合格者祝賀金 |
TACの公認会計士の通信講座は初学者・受験経験者・試験合格者の3つのコースに分かれています。
初学者向けのコースでは、安心のロングコースとなっており、学校や仕事と両立しながら合格を目指せるコースとなっています。
講師自らの経験に基づいた最新の試験傾向に対応した講義内容で、講師の経験に基づいた試験対策が可能です。
また、教材の満足度は89.2%と非常に高く、無駄なく効率的な学習・受験生の立場に寄り添った使いやすい教材が特徴です。
さらに、ただ合格を目指すだけでなく、公認会計士の試験に合格した後の就職サポートも充実しているため、自信を持って就職活動に臨むことが可能です。
TACの口コミ評判

日本公認会計士試験対策のTACのテキスト(基礎)は要点がまとめられてて分かりやすいと思いますよ。テキスト自体は薄いので網羅的に学習しやすく、重要な基礎知識がしっかり入っているので入門に最適じゃないでしょうか。
第6位:資格試験のFIN(通信講座)
引用元:資格のFIN公認会計士
※表は横スクロールできます。
費用 | 総合入門コース 272,000円 |
カリキュラム | ▪講義動画 ▪問題集 |
合格率 | ー |
教材の特徴 | 1冊で受講できるALLinONEテキスト |
動画講義 | 〇 |
校舎 | ー |
サポート | ▪質問対応 ▪採点・添削 |
返金制度 | ー |
資格試験のFINの公認会計士講座は、元TAC講師が創設した簿記・税理士・公認会計士対策ができるのが特徴です。
料金も他通信講座と比べると比較的安く、価格重視の人にもおすすめの通信講座です。
ただ料金が安いだけでなく、充実した講義を受けることも可能です。
また、教材は全てフルカラーとなっており、初学者でも効率良く学べる点が資格試験のFINのメリットと言えるでしょう。
資格試験のFINの口コミ評判
ユーキャンは公認会計士の通信講座が無い
公認会計士合格を目指そうとする人の中には、真っ先に資格通信講座大手であるユーキャンの名前を思い浮かべる人も多いと思います。
しかし、現在残念ながらユーキャンでは公認会計士の通信講座はありません。
通信講座で公認会計士合格を目指すなら、他の通信講座を選ぶことをおすすめします。
公認会計士の予備校・通信講座を徹底比較!
ここからは費用や合格率などの様々な観点から、おすすめの公認会計士の予備校・通信講座を比較していきます。
- お金がない!費用が安い予備校・通信講座
- 合格率で予備校・通信講座を比較
- 社会人や大学生におすすめの予備校・通信講座
- 大阪や福岡など地域でおすすめの予備校
1つずつ確認して、ぴったりの予備校・通信講座を見つけましょう。
お金がない!費用が安い予備校・通信講座
まずは、お金がない人におすすめの費用が安い予備校・通信講座を紹介します。
※表は横スクロールできます。
講座会社 | 費用 | |
1位 | 資格の学校FIN | 2023年合格目標 総合入門コース 272,000円 |
2位 | LEC | 短答合格コース<春生> 278,000円 |
3位 | クレアール | 2023年合格目標 1.5年合格全力投球コース 379,600円(割引適用) |
4位 | CPA | 【通信】2年スタンダードコース(短答2回対応) 680,000円 |
5位 | 資格の大原 | 【Web通信】1.5年スプリング初学者合格コース 730,000円 |
6位 | TAC | 【Web通信】2年L本科生 760,000円(割引適用) |
※費用は全て税込み
公認会計士の予備校・通信講座で費用が一番安いのは「資格の学校FIN」でした。
基本的に予備校に通うよりも、通信講座の方が講座費用が安い傾向にあります。
【LECの講座費用について】
LECの学習方法は「1年目に短答合格、2年目に論文合格を目指す」としています。
そのため、公認会計士初学者は短答式試験合格を目指す講座しかありませんでした。
他講座会社との比較条件と合わせると、LECの2022年論文合格コースの費用は268,000円で、LECの短答式論文式の講座費用を合わせると546,000円になります。
合格率で予備校・通信講座を比較
次に、公認会計士の予備校・通信講座の合格率を比較してみましょう。
※表は横スクロールできます。
合格率 | |
クレアール | ー |
CAP | カリキュラム修了者合格率35% 2021年度510人合格 |
資格の大原 | 2020年399人合格 |
LEC東京リーガルマインド | ー |
TAC | 2006~2020年度合格者占有率38.9% 2021年度289人合格 |
資格試験のFIN | ー |
公認会計士講座の合格率が公表されていなかったり、どのように合格率を算出しているか異なる為、比較するのはとても難しいです。
合格者数が多くても母数がわからなければ、何とも言えません。
資格の大原は合格者数の公表をしていますが、過去5年、全国総合成績1位の合格者を輩出している実績があります。
TACでは最年少合格者を2020年から2年連続輩出しています。
公認会計士講座は合格率だけで決めるのではなく、テキストや講義の解りやすさ、サポート内容を確認することがおすすめです。
社会人や大学生におすすめの予備校・通信講座
時間が無い社会人や大学生には、通信講座であるクレアールがおすすめです。
クレアールの公認会計士通信講座は、「合格必要得点配点範囲」に絞ったテキストとカリキュラムが用いられています。
勉強範囲を定めているため、効率良く、短時間で勉強することが可能です。
また、クレアールは完全通信制なので、スマホやタブレットでいつでもどこでも動画講義を視聴できます。
通勤・通学などの移動時間、隙間時間でも公認会計士の勉強を進められるため、忙しい社会人や大学生にもおすすめの公認会計士通信講座です。
大阪や福岡など地域でおすすめの予備校
大阪や福岡などの地域でおすすめの予備校はLEC東京リーガルマインドです。
LEC東京リーガルマインドは全国に52校の校舎を展開しており、大阪に3校、福岡に1校あります。
今回紹介した公認会計士講座を取り扱っている予備校の中では、最多数となっています。
公認会計士の予備校・通信講座の選び方
ここからは公認会計士の予備校・通信講座の選び方について詳しく解説していきます。
公認会計士の予備校・通信講座を選ぶポイントは、以下の5つです。
①いつから勉強する?いつ合格したいかを決める
②初心者は初学者コースを選ぶ
③費用の相場を把握する
④サポート体制をチェック
⑤予備校・通信講座のスケジュールを確認する
1つずつ詳しく解説していきます。
①いつから勉強する?いつ合格したいかを決める
公認会計士の予備校・通信講座を選ぶ際、まずはいつ合格したいのか目標を明確にすることをおすすめします。
公認会計士の予備校・通信講座は基本的に、1年~2年以上かけて合格を目指す講座が多いです。
1年で合格したいのか、2年以上かけてじっくり勉強して確実に合格したいのか、どちらか決めましょう。
②初心者は初学者コースを選ぶ
初めて公認会計士の勉強をする人は、必ず初学者コースを選びましょう。
公認会計士の予備校・通信講座では、主に初学者向け・学習経験者向け・有資格者向けの3つに分かれていることが多いです。
公認会計士の知識が全くない人がいきなり初学者向け以外のコースを選んでしまうと、基本的な部分が分からずに挫折してしまうこともあるため注意が必要です。
③費用の相場を把握する
公認会計士の予備校・通信講座を選ぶ際、費用の相場を把握しておくこともおすすめします。
公認会計士の予備校・通信講座の相場費用は28万円~84万円と幅が広いため、自分の予算に合わせて選ぶことも大切です。
しかし、ただ費用が安ければいいといわけではなく、通信講座を利用する目的はあくまでも公認会計士の試験合格です。
自分の予算内で、公認会計士の試験合格が目指せる予備校・通信講座を見つけることをおすすめします。
④サポート体制をチェック
公認会計士の予備校・通信講座を選ぶ際、サポート体制もチェックすることもおすすめします。
公認会計士の難易度は難しいため、モチベーション維持できるサポートがある予備校または、通信講座を選びましょう。
質疑応答が無料か回数制限はなしか、試験合格から就職活動まで一貫したサポートがあるのか、添削指導はあるのかなど、通信講座によってもサポート体制が異なります。
公認会計士に合格するには、サポート体制を確認することも忘れないようにしましょう。
⑤予備校・通信講座のスケジュールを確認する
公認会計士の予備校・通信講座を選ぶ際、勉強スケジュールの確認することもおすすめです。
予備校・通信講座が定めている勉強スケジュールと自分のスケジュールを把握したうえで、自分に合った予備校・通信講座を選ばないと、思う様に勉強が進まないことも考えられます。
特に、一発合格を目指している人は、効率良く学習することが重要となるため、予備校・通信講座のスケジュールは必ず確認するようにしてください。
独学と通信講座どちらがおすすめ?
公認会計士に合格するには、独学よりも通信講座がおすすめです。
公認会計士合格を目指すのであれば、独学ではとても難しいです。
ここでは、独学と通信講座のメリットデメリットなどを紹介します。
- 独学のメリットデメリット
- 通信講座のメリットデメリット
- 社会人や大学生でも合格は可能?
独学のメリットデメリット
独学のメリットは2つ、デメリットは4つです。
独学はテキスト代のみで費用が安いことは確かですが、テキスト選びは難しく、試験対策もできないため、市販のテキストだけで公認会計士合格は難しいです。
また、公認会計士に合格するには勉強スケジュールも非常に大切です。
自分のペースで勉強できるというメリットも、好きな時に勉強することはできますが、勉強スケジュールも自分で決めて、管理する必要があります。
公認会計士を独学で勉強する場合、メリットよりもデメリットの方が明らかに大く、効率良く勉強のがとても難しいため、公認会計士の独学はおすすめしません。
また、公認会計士の試験内容は毎年変わり、講師でも公認会計士の出題問題を絞ることが難しいため、公認会計士初心者が出題問題を絞ることは不可能です。
公認会計士の独学での勉強法や費用なども確認することをおすすめします。
通信講座のメリットデメリット
通信講座のメリットは3つ、デメリット1つです。
独学でデメリットだった点が、通信講座ではメリットになっています。
公認会計士の通信講座は、公認会計士合格に必要なテキストや講義動画、サポートが揃っており、独学よりも合格率高いです。
予め勉強スケジュールも立てられており、万が一遅れが出た場合も、サポートとして定期的に個別相談できる通信講座もあるため、自分にあったスケジュールを組みなおしてくれます。
解らないところは質問できるというのも通信講座の大きなメリットです。
通信講座唯一のデメリットである「費用がかかる」については、独学でも、テキストが理解しづらかったり、試験対策するために市販のテキストを買い漁るため、そこまで費用は変わりません。
公認会計士はただでさえ難しい資格試験です。
せっかく公認会計士合格を目指すのであれば、独学で同じ期間勉強するよりも、効率よく勉強でき、合格率が高い通信講座の方がおすすめです。
社会人や大学生でも合格は可能?
社会人は仕事、大学生は仕事や学校が忙しく、なかなか勉強時間を確保できないことも多いでしょう。
勉強時間がなかなか確保できないのであれば、効率良く勉強することが大切です。
予備校・通信講座を活用すれば、通勤・通学などの隙間時間でも効率良く勉強を進められ、合格も不可能ではありません。
公認会計士の概要と注意点
公認会計士の概要と注意点について紹介します。
- 合格率と受験資格
- 勉強時間は4000時間以上が必要
- 合格点と合格ライン
- 2022年の試験日程
合格率と受験資格
公認会計士試験の受験資格はありません。
公認会計士の令和3年度の合格率と、平成28年~令和3年までの平均合格率を簡単に確認してみましょう。
※表は横スクロールできます。
令和3年度 | 平成28年~令和3年 平均合格率 |
|
全体合格率 | 9.6% | 10.58% |
短答式試験合格率 | 14.6% (第Ⅱ回) |
11.65% |
論文式試験合格率 | 38.7% | 36.73% |
平均合格率よりも合格率が高い年もあれば、低い年もあります。
しかし、公認会計士は国家資格の中でも合格率が低く、難易度が高い資格であることがわかります。
公認会計士の合格率については、もう少し詳しく確認することをおすすめします。
勉強時間は4000時間以上が必要
公認会計士に合格するためには、4000時間以上の勉強が必要とされています。
仮に毎日5時間勉強した場合、最低でも2年以上かかります。
そのため、公認会計士試験は数年勉強する覚悟と、効率よく勉強する必要があります。
また、公認会計士の勉強時間は科目によっても異なるため、しっかりスケジュールを組む必要があります。
合格点と合格ライン
公認会計士の試験の合格点は、短答式・論文式でそれぞれに設けられています。
【公認会計士短答式の合格基準】
- 1科目でも満点の40%に満たない科目があると不合格
- 総点数の70%を基準として公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率
【公認会計士論文式の合格基準】
- 1科目でも満点の40%に満たない科目があると不合格
- 総点数の60%を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率
「1科目でも満点の40%に満たない科目があると不合格」という合格基準はどちらの試験にも共通しています。
2022年の試験日程
2022年公認会計士試験の日程は以下になります。
※表は横スクロールできます。
試験期日 | 受験願書受付期間 | |
第Ⅰ回短答式試験 | 2021年12月12日 | 2021年8月27日~9月10日
※インターネット出願は2021年9月16日まで |
第Ⅱ回短答式試験 | 2022年5月29日 | 2022年2月1日~2月18日
※インターネット出願は2022年2月24日まで |
論文式試験 | ー | 2022年8月19日~8月21日 |
まとめ
今回は、公認会計士の予備校・通信講座のおすすめランキングとして、費用が安いか、合格率などを比較してきました。
公認会計士の難易度は高く、独学のメリットデメリットを見ても、独学での勉強はおすすめしません。
公認会計士の合格を目指すのであれば、効率的に勉強ができ、合格率も高い予備校・通信講座を活用して勉強を進めることをおすすめします。
それぞれの予備校・通信講座によっても特徴や料金、サポート体制が異なるため、しっかり比較し、自分に合った講座を選びましょう!
※表は横スクロールできます。
クレアール (通信講座) |
CAP (通信講座・予備校) |
資格の大原 (通信講座・予備校) |
LEC東京リーガルマインド (通信講座・予備校) |
TAC (通信講座・予備校) |
資格試験のFIN (通信講座) |
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費用 | 1.5年合格全力投球コース 初学者対象 379,600円 (割引価格) |
【通信】2年スタンダードコース 680,000円 |
【Web通信】2024年合格 2年初学者合格コース 760,000円 |
短答合格コース 278,000円 |
【Web通信】2年L本科生 760,000円 (割引価格) |
総合入門コース 272,000円 |
カリキュラム | ▪短答式試験/最大3回 ▪論文式試験/最大2回 ▪計算力育成期間 ▪短答式試験対応講座 ▪論文式試験対策講座 |
▪短答2回対応 ▪簿記3級・2級の教材付与 ▪デジタル教材 |
▪Webライブ講義 ▪短答対策期 ▪短答式試験 ▪論文対策期 ▪論文式試験 |
▪短答入門講座 ▪短答入門答練 ▪短答上級講座 ▪短答計算力ブリッジ講座 ▪短答ポイントアップ答練 |
▪入門基礎マスター講義 ▪上級講義 ▪論文答練 ▪全国公開模試 |
▪講義動画 ▪問題集 |
合格率 | ー | 35% (2021年度510人合格) |
合格者399名 (2020年度) |
ー | 合格者占有率38.9% (2006~2020年度) |
ー |
教材の特徴 | 合格必要得点範囲に絞っている | 図や表が豊富で見やすく整理しやすい | 講義担当講師が分析・作成で使いやすい | 1年目に短答合格 2年目に論文合格を目指す |
合格に必要な部分を集約 | 1冊で受講できるALLinONEテキスト |
動画講義 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
校舎 | 東京・水道橋に本館あり | 水道橋・早稲田・新宿・日吉・梅田 | 全国48校 | 全国52校 | 全国36校 | ー |
サポート | ▪担任制 ▪質問対応 ▪学習ガイダンス ▪自習室利用可 ▪添削指導 |
▪質問対応 ▪個別面談 ▪自習室解放 ▪添削指導 |
▪質問対応 ▪個別面談 ▪担任システム ▪自習室・教室解放 ▪採点・添削 |
▪質問対応 ▪相談 ▪添削指導 |
▪質問対応 ▪相談 ▪自習室解放 ▪就職サポート ▪添削指導(通学のみ) |
▪質問対応 ▪採点・添削 |
返金制度 | 一発合格で5,000円分の図書カード | 上級コースのみ合格時返金有 | ー | 合格時50,000円のお祝い金 | 成績上位合格者祝賀金 | ー |
公式サイト |
※費用は全て税込みです。
無事に合格しました‼️㊗️
論文の結果が手応えなさすぎて、合格発表までハラハラでした。
社会人×ゴッパチでも合格できるという前例に加われて良かった。
クレアールありがとう🎉