司法書士試験の平均勉強時間は?最短合格を目指す勉強法も解説!

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司法書士試験は科目数も多く、非常に難易度が高いため、合格するまでに3年ほどかかる試験と言われています。

司法書士は膨大な勉強時間が必要となりますが、最短合格を目指すには各科目の勉強時間と勉強法を把握することが非常に大切です。

各科目の勉強法を確認することにより、勉強効率が良くなり、勉強時間の短縮にも繋がります。

そこで今回は、司法書士試験の勉強時間や勉強法などについて紹介します。

その他、難関国家資格と比較した勉強時間、司法書士試験の特徴や概要もまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

また、最短で司法書士試験の合格を目指すのであれば、司法書士の通信講座を選択するのもおすすめです。

目次

司法書士合格に必要な平均勉強時間は3000時間以上

司法書士試験の合格に必要な勉強時間は、3000時間が目安と言われています。

3000時間という数字は、司法書士の予備校や通信講座講座で提示されている時間のため、独学の場合は倍以上必要となります。

また司法書士の予備校や通信講座、受講するカリキュラム、学習に向き合える時間によって勉強時間も異なります。

ここからは、司法書士の勉強時間について、下記項目に沿って解説していきます。

  • 司法書士は科目が多く出題範囲が広い
  • 科目別の難易度と勉強時間
  • 一日3時間の勉強時間で合格まで何年かかる?
  • 最短一年で合格するためには?
  • 社会人で働きながら一発合格は無理?

司法書士は科目が多く出題範囲が広い

なぜ、司法書士試験の学習時間は長いのでしょうか?

司法書士試験の特徴である、科目数の多さにあります。

司法書士は全部で11科目あり、出題数の多い科目を「主要科目」、出題数の少ない科目を「マイナー科目」と言います。

【主要科目 … 4科目】

  • 民法
  • 不動産登記法
  • 商法会社法
  • 商業登記法

【マイナー科目 … 7科目】

  • 憲法
  • 刑法
  • 民事訴訟法
  • 民事執行法
  • 民事保全法
  • 供託法
  • 司法書士法

科目数が多ければ勉強範囲も広く、出題範囲も必然と広くなります。

科目別の難易度と勉強時間

司法書士の勉強時間は3000時間以上必要とされていますが、科目別の勉強時間と難易度などを確認してみましょう。

※表は横スクロールできます。

勉強時間
(目安)
配点 難易度 試験方式
民法 720時間 60点 ★★★★★ 多肢択一式20問
不動産登記法 513時間 48点 ★★★★★ 多肢択一式16問
不動産登記法 375時間 35点 ★★★★★ 記述式1問
商法会社法 288時間 27点 ★★★★★ 多肢択一式9問
商業登記法 258時間 24点 ★★★★★ 多肢択一式8問
商業登記法 375時間 35点 ★★★★★ 記述式1問
憲法 96時間 9点 ★★★ 多肢択一式3問
刑法 96時間 9点 ★★★★ 多肢択一式3問
民事訴訟法 162時間 15点 ★★★ 多肢択一式7問
民事執行法 33時間 3点 ★★★
民事保全法 33時間 3点 ★★★
司法書士法 33時間 3点 ★★★ 多肢択一式1問
供託法 96時間 9点 ★★★ 多肢択一式3問

上記の表は一例なので、勉強時間は個人の知識量などによって異なります。

不動産登記法と商業登記法は多肢択一式の筆記試験の他に、記述式の試験でも出題されます。

司法書士は勉強するべき科目も多く、出題範囲も広いため、勉強を効率的に進めなければならないため、とても難しい試験といえます。

一日3時間の勉強時間で合格まで何年かかる?

司法書士試験の勉強時間を一日3時間行うとすると、2年7ヶ月ほど必要となります。(総勉強時間を3000時間とした場合)

司法書士の勉強を1日に1~8時間勉強した場合の、勉強期間の目安を表にまとめました。

※表は横スクロールできます。

勉強時間/1日 勉強期間(目安)
1時間 8年
2時間 4年
3時間 2年9ヶ月
4時間 2年
5時間 1年7ヶ月
6時間 1年5ヶ月
7時間 1年2ヶ月
8時間 1年

司法書士合格に必要な勉強時間を3000時間とした場合で算出。

司法書士合格を2年で目指すなら、1日最低4時間の勉強時間が必要となります。

何年で合格するかも重視したいポイントですが、一日何時間、司法書士の勉強時間に充てることができるか考えることも重要です。

最短一年で合格するためには?

司法書士を最短一年で合格するには以下の3つが大切です。

【最短一年で合格するためのポイント】

  • 学習計画をしっかり立てる
  • アウトプットを重点的に行う
  • 勉強時間をしっかり確保する

司法書士の試験日から逆算し、「1日何時間勉強するのか」「勉強する科目の順番」「いつまでに何を行うかなど」など、細かく決めておく必要があります。

司法書士試験は勉強範囲が広いため、予め勉強スケジュールを決めておかなければ、全ての範囲を勉強するのは難しいです。

また、司法書士の勉強はインプットで多くの法知識を取り入れるよりも、アウトプットが重要と言われています。

1問でも多く問題集や過去問を解いて、問題の解き方を身に着け、知識の定着を計る必要があります。

しかし、司法書士を最短一年で合格するためには、一日約8時間の勉強時間が必要となり、主婦が家事・育児をしながら、社会人が働きながらと言う場合は、時間の確保が難しいため困難です。

司法書士合格を最短で目指すのであれば、合格に必要なカリキュラムが揃っている司法書士の予備校・通信講座を活用するのがおすすめです。

社会人で働きながら一発合格は無理?

もちろん、社会人でも働きながら司法書士に一発合格した人はいます。

しかし、司法書士は勉強範囲も広く、一発合格するのはとても難しいため、効率的に勉強できるかが非常に重要になってきます。

仕事をしながら司法書士の学校に通う「兼業受験生」なのか、司法書士の勉強に専念できる「専業受験生」では、勉強のスケジュールが変わります。

「専業受験生」と「兼業受験生」それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

専業受験生の場合

司法書士試験の勉強だけに専念する場合のメリットは2つ、デメリットは1つです。

【専業受験のメリット】
①勉強時間を多く取ることができる
②司法書士試験に集中することができる

【専業受験のデメリット】
①勉強中の生活費の確保が必要

専門受験生になると、1日のほとんどの時間を学習に充てることができるため、短期間で合格を狙えるチャンスがあります。

しかし、司法書士の勉強期間中は収入がないため実家暮らしで家族が生活費を出してくれるか、貯金から生活費用を出す必要があります。

兼業受験生の場合

社会人が働きながら、大学生が学業と両立しながら司法書士試験の勉強するメリットは1つ、デメリット2つです。

【兼業受験のメリット】
①仕事や勉強の内容が役に立つ場合がある

【兼業受験のデメリット】
①勉強時間の確保が難しい
②勉強期間が伸びてしまう

兼業受験生の多くは生活費の問題から、「兼業受験生」を選択します。

兼業受験生のメリットは、学校や仕事で法律を扱う場合のみとなるため、メリットとならない人も多いでしょう。

また専業受験生と比べ、兼業受験生は仕事や学校があるため、司法書士の勉強に割ける時間が圧倒的に少なくなってしまい、勉強期間も長くなってしまいます。

兼業受験生が勉強時間、勉強期間を短縮するには、移動時間などの隙間時間を上手に活用して勉強する必要があります。

兼業受験生が移動時間や隙間時間を有効に活用するには、司法書士の通信講座がおすすめです。

勉強時間と勉強期間を他資格と比較!

ここからは、司法書士がどれくらい難しいのか、他資格と勉強時間・勉強期間を比較してみましょう。

難関国家資格の勉強時間と勉強期間

司法書士と他資格の勉強時間・勉強期間は以下の通りです。

※表は横スクロールできます。

勉強時間
(目安)
勉強期間
(目安)
司法試験 5000時間以上 6~8年
公認会計士 3000時間以上 2~3年
税理士 3000時間以上 4~5年
司法書士 3000時間以上 2~3年
中小企業診断士 1300時間 2~3年
社会保険労務士 1000時間 2~3年
行政書士 500時間 1~2年

学習時間や期間は目安ではありますが、一般的に司法書士は、司法試験や税理士試験よりは易しいといわれています。

しかし勉強期間を見ると、司法書士は超難関資格と同様の勉強時間となっていることが分かります。

勉強範囲の広さから、3000時間を超える勉強時間となっており、勉強期間も長期となっています。

司法書士の難易度を確認しておくと、難易度の高さが分かるとともに、司法書士試験に備えることも可能となります。

科目別の勉強時間とおすすめの勉強法

ここからは、司法書士の科目別勉強時間とおすすめの勉強法について解説していきます。

各科目の目安勉強時間は以下の通りです。

※表は横スクロールできます。

勉強時間
(目安)
試験方式
民法 720時間 多肢択一式20問
不動産登記法 513時間 多肢択一式16問
不動産登記法(記述) 375時間 記述式1問
商法 会社法 288時間 多肢択一式9問
商業登記法 258時間 多肢択一式8問
商業登記法(記述) 375時間 記述式1問
憲法 96時間 多肢択一式3問
刑法 96時間 多肢択一式3問
民事訴訟法 162時間 多肢択一式7問
民事執行法 33時間
民事保全法 33時間
司法書士法 33時間 多肢択一式1問
供託法 96時間 多肢択一式3問

司法書士の全体の勉強法として、科目ごとにまとめて学習するのではなく、1週間ごとにスケジュールを組み、全科目満遍なく勉強することが大切です。

科目ごとに勉強してしまうと、試験日当日、序盤に勉強した科目に長期間触れておらず、試験で解けないということにもなりかねません。

また、テキストでインプットすることに重点を置くのではなく、問題集や過去問を沢山解いてアウトプットするのがおすすめです。

それでは、各科目の勉強時間とおすすめの勉強法について解説してきます。

民法

民法の目安勉強位時間 … 約720時間

民法は司法書士試験では試験当日の午前の部で出題され、35問中20問も出題されます。

民法は範囲がとても広く、配点も一番高いので、勉強時間を多めに取る必要があります。

また、民法は物の売買や賃貸契約など生活の中で馴染みのある法律のため、最初に手を付けるには良い科目とも言えます。

民事訴訟法や不動産登記法などを勉強するうえで必要な知識ですので、重点的に勉強をすすめましょう。

出題数が多い物権・担保物権の分野を中心に、古い過去問からも出題されることも珍しくないため、まんべんなく勉強することが大切です。

古い過去問まで解いておくことで、取りこぼしを極力減らすことができます。

不動産登記法(記述式)

不動産登記法の目安勉強位時間 … 約888時間

不動産登記法とは不動産の登記について定めた法律で不動産の所有者や、権利などが定められた法律です。

司法書士業務に直接関与することが多い分野になるため、最も重要度の高い科目です。

不動産登記法は択一式と記述式もあるため、両方合わせると民法より配点が多く、最重要科目といえます。

不動産登記法のおすすめの勉強法も、民法同様に問題集や過去問をひたすら解いてなれることです。

過去問から出題される傾向が強く、重要な問題は繰り返し出題されています。

記述式問題も過去問を解くのはもちろんの事、深く理解ができているのか問われる問題が出題されます。

不動産登記にあたって記載すること、記載してはいけないこと、そしてなぜその判断をしたのかを説明する必要もありますので、テキストを繰り返し復習し、回答できるよう理解しておきましょう。

商法(会社法)

商法(会社法)の目安勉強位時間 … 約288時間

商法は商人の営業、商行為について定められた法律です。

会社法は会社の設立、組織、運営及び管理について定められた法律です。

あまり内容が身近ではないため、苦手意識を持つ方が多い科目といえます。

商法(会社法)自体、2005年6月に国会で成立され、2006年5月に施行された新しい法律のため、過去問で出たことない問題が出題されることも少なくありません。

商法(会社法)は条文の知識をそのまま問う問題が出題されることが多いため、おすすめの勉強法は制度の趣旨を理解した上で、条文を暗記することです。

商法(会社法)は範囲もあまり広くないのですが、毎年1問しか出題されないため、試験対策のため捨てる人もいらっしゃいます。

商業登記法(記述式)

商業登記法の目安勉強位時間 … 約633時間

商業登記法も不動産登記法と同じく、記述式と択一科目とに分かれています。

そのため、配点も高く重要な科目のひとつです。

商業登記法には会社法が深くかかわっているため、会社法の学習後に勉強する事で各段に理解度が深まります。

おすすめの勉強法は、テキストで学習後に繰り返し過去問を解いて理解度を深めましょう。

法人登記は2008年に設立したできた比較的新しい制度のため、出題傾向も高いため細かく勉強しておく必要があります。

民事訴訟法

民事訴訟法の目安勉強位時間 … 約162時間

民事訴訟に関する手続きやルールについて定めている法律です。

民事訴訟法のおすすめの勉強法は、テキストと過去問の両方を繰り返し読んで解くことです。

実際の裁判を思い浮かべながら条文を読み進めることで、強制執行をするまでの手続き手順を確認しながら勉強を進めていくと、理解力を高めることができます。

民事執行法

民事執行法の目安勉強位時間 … 約33時間

民事執行法は強制執行や、債務者の財産開示に関する手続きやルールを定めている法律です。

おすすめの勉強法は過去問を繰り返し解いて、解答理由も含めて答えられるくらい勉強しておくことです。

民事保全法

民事保全法の目安勉強位時間 … 約33時間

民事保全法は裁判を起こして、のちに勝訴した場合に強制執行ができる状態を用意しておくための手続きについて定めている法律です。

おすすめの勉強法は民事執行法とセットで勉強することです。

似ている部分が多くあるため、効率的に勉強することができます。

司法書士法

司法書士法の目安勉強位時間 … 約33時間

司法書士法は司法書士業務についての法律です。

筆記試験では1問しか出題されないため、あまり深く勉強時間を割かないことが重要です。

司法書士法のおすすめの勉強法は、テキストの条文の読み込みと、過去問を解いていけば十分です。

口述試験にも出題されるため、1問だからの高を括らずにしっかり押さえておきましょう。

憲法

憲法の目安勉強位時間 … 約96時間

司法書士試験の憲法で必要な勉強時間の目安は、約96時間です。

憲法は国や都道府県・市町村などの自治体・団体に向けたルールを定めている法律です。

憲法のおすすめの勉強法は、過去問と行政書士試験の過去問を繰り返し解いておくことです。

刑法

刑法の目安勉強位時間 … 約96時間

刑法とは、犯罪と刑罰に関する事を定めた法律です。

刑法の試験範囲が膨大なため、頻繁に出題されている分野を抑えておくことが得策です。

刑法のおすすめの勉強法は、過去問などを繰り返し解いて判例の事案と結論を正確に覚えておくことで、似たような問題に適用できるようにしておくことです。

供託法

供託法の目安勉強位時間 … 約96時間

供託とは債務者が債権者に支払いをしようとしても、受領してもらえない場合、法務局にある供託所にお金を預けて、債権者にお金を支払ったことにする制度です。

供託法の出題数は3問とあまり多くありませんが、民法や民事執行法などと密接にリンクする科目のため、他の試験科目を勉強した後に勉強すると早くのみ込める科目といえます。

おすすめの勉強法は過去問を繰り返し解くことで、供託規則の条文の理解を深める方法です。

供託法は法改正が多く、改正点が試験に出題されやすい科目ですので法改正の情報は必ずチェックしましょう。

司法書士に最短合格するためのおすすめ勉強法

司法書士合格には膨大な勉強時間が必要になります。

勉強期間が長くなると、その分モチベーションの維持も難しくなっていくため、最短合格を目指すことをおすめします。

ここからは、司法書士に最短で合格をするための勉強法について解説いたします。

  • 科目別の勉強時間とスケジュールを徹底する!
  • テキスト選びを間違えない!
  • 問題を解くことに勉強時間を使う!
  • 試験傾向の分析や情報収集が大切!
  • 初心者は独学よりも通信講座を活用する!

科目別の勉強時間とスケジュールを徹底する!

科目別の勉強時間とスケジュールを決めて、スケジュール通りに進めることが重要です。

司法書士の科目数が非常に多いため、勉強スケジュールを決めておかなければ、試験範囲を網羅することは非常に難しく、勉強期間も延びてしまうでしょう。

また、司法書士試験ではどのような問題が出されるのか、試験の時間配分や内容などを考慮する必要があります。

科目ごとの必要勉強時間も参考に、勉強スケジュールを組み立てましょう。

少なくとも1ヶ月ごとに、勉強の進捗を見てスケジュールを組みなおして取り組むことも大切です。

テキスト選びを間違えない!

司法書士を最短合格するにはテキスト選びも重要です。

本屋さんやネットで数多くの参考書が販売されていますが、解りやすいテキストを選ぶ必要があります。

インプットとアウトプットがスムーズに進むよう、同じ出版社から出ているテキストを選ぶと良いでしょう。

司法書士の予備校や通信講座などの資格学校で提供されているテキストは、解りやすい学習カリキュラムが組まれています。

重要なところが一目でわかるようになる仕組みがされているため、最短で合格を目指して学習できるようになっています。

そしてアウトプットの学習もしやすいように組まれているため、学習効率が高くなります。

司法書士におすすめのテキストも確認してみましょう。

問題を解くことに勉強時間を使う!

インプットばかりに時間を割いていると、実際にしっかり理解できているのかわかりません。

司法書士試験は、沢山の過去問や問題集を沢山解いてアウトプットに時間をかけることが重要です。

沢山の問題を解くことで、あやふやだった知識がより確実になり、理解力が向上します。

また過去問から出題されることも多いため、多くの問題に触れておくことで試験が有利になります。

試験傾向の分析や情報収集が大切!

司法書士試験に合格するには、試験の内容を把握しておくことも大切です。

筆記試験では択一式問題と記述式問題があり、科目ごとに出題される数も変わります。

出題範囲が広いため、過去の出題傾向など情報収集をして効率的に勉強をすることが大切です。

試験で必ず出題される問題や、法改正で出題される可能性が高い問題など、出題される可能性が高い問題は必ず解答できるようにしておきましょう。

また主要4科目も重要ですが、その他の科目もバランスよく学習スケジュールに組み込んで勉強するようにしましょう。

初心者は独学よりも通信講座を活用する!

司法書士初心者が合格を目指すのであれば、独学よりも通信講座の受講がおすすめです。

司法書士通信講座のテキストは初心者でもわかりやすく、司法書士に合格するために必要なカリキュラムが揃っています。

講義動画やテキストをスマホなどで視聴できる通信講座がほとんどのため、通勤や家事の間の隙間時間を有効活用することができるため、効率よく勉強することが可能です。

ほとんどの通信講座は無料で質問ができたり、添削指導も含まれているため、悩むことなく勉強を進めることができます。

司法書士初心者は特に、司法書士の通信講座を活用することをおすすめします。

司法書士試験の特徴と概要

司法書士試験の特徴と概要について解説いたします。

※表は横スクロールできます。

試験日 令和4年7月3日
合格率 約3~4%
試験内容

【午前の部】(9:30~11:30)
  • 多肢択一式
    科目:憲法3問、民法20問、刑法3問、商法9問
【午後の部】(13:00~16:00)
  • 多肢択一式(マークシート)
    科目:不動産登記法16問、商業登記法8問、民事訴訟法5問、民事執行法1問、民事保全法1問、供託法3問、司法書士法1問
  • 記述式
    科目:不動産登記法1問、商業登記法1問
試験申込受付期間 令和4年5月2日~5月16日
※4月中旬から法務局などで申請書配布
受験料 8,000円(収入印紙を貼付)
合格発表 令和4年10月11日

司法書士試験は既定の点数以上取ると合格となる「絶対評価試験」ではなく、成績上位だった受験者の一部を合格とする「相対評価試験」です。

基準点というものが設けられておりますが、その年によって変わってきます。

総合得点が合格点を上回っていても、午前・午後・記述式、全ての基準点を上回る点数ではないと合格に至りません。

独学は無理?司法書士の独学合格が難しい理由

司法書士試験は独学でも合格することは可能です。

しかし司法書士試験はとても難易度が高く、合格率も3~4%と低いため、独学で合格を目指すのは非常に困難と言えます。

ここからは、司法書士の独学合格が難しいとされる理由を解説します。

  • 独学だと勉強時間が長くなる
  • 正しいテキストを揃えるのが大変

独学だと勉強時間が長くなる

司法書士を独学で勉強するとなると、勉強効率が悪いため勉強時間が長くなる傾向があります。

独学だと勉強時間が長くなる理由として、効率の良い勉強方法が分からないことや試験傾向の分析、法改正などの対応も全て自分で行う必要があることなどが挙げられます。

その他、独学だと解らないところを聞くことができず、自分で調べる必要が出てきてしまうため、余分に時間がかかってしまうことことも、勉強時間が長くなる理由となります。

司法書士試験は全部で11科目を勉強しなくてはならず、試験も年1回しかないので効率的に勉強を進める必要があります。

どのような問題が出題される傾向にあるか、どの順番で勉強すると知識が定着しやすいかなども解らないため、司法書士を独学で勉強する場合、勉強時間が長くなってしまいます。

正しいテキストを揃えるのが大変

司法書士を独学で勉強する場合、司法書士のテキストや過去問・問題集など比較検討し、購入するところから始めなくてはなりません。

司法書士の試験は11科目から出題されるため、購入するテキスト量も膨大になりがちです。

また、法改正などあれば、テキストを購入しなおし・覚えなおしが発生しますので、あまり効率的とは言えません。

「最新の法改正に対応しているのか」「要点がまとまっているのか」「論点の解説が分かりやすいのか」などを確認し、1科目ずつテキスト、問題集などを揃えなければいけません。

11科目分のテキストを揃えるとなると非常に大変ですが、司法書士初心者は特に正しいテキストなのか判断するのが難しいでしょう。

司法書士の最短合格を目指すなら通信講座がおすすめ!

司法書士試験の最短合格を目指すのであれば、司法書士の通信講座がおすすめです。

司法書士の通信講座であれば通学の必要はなく、予備校と同様の効率的なカリキュラムが揃っています。

講義動画やテキストもスマホやタブレットで確認することでき、過去問や問題集もゲーム感覚で解ける通信講座もあるため、移動時間や隙間時間も効率よく勉強することが可能です。

また、不明点も質問することができるため、初心者でも安心して勉強を進めることができます。

ここからは、おすすめの司法書士の通信講座を3つ紹介します。

スタディング

引用元:スタディング司法書士公式サイト

※表は横スクロールできます。

価格 81,400円~
合格率
教材の特徴
  • スマホ・タブレットだけで学習が完結
  • 動画講義をインプットの主軸に、スマート問題集で知識の定着
  • セレクト過去問集でアプローチ方法をマスター
動画授業
サポート 記述式添削指導
割引制度 スキルアップ割引
再受講割引

スタディングはスマートフォンで完結できる新しい学習スタイルを提案している講座です。

忙しい人でも隙間時間を活用して勉強できるよう、様々な工夫がされています。

講義は動画・音声で見る・聞くことができるようになっているため、通勤時間中や昼休み、家事をやりながらでもインプットをすることができるようになっています。

またスマホから問題集と過去問が解けるようになっており、隙間時間でもアウトプットすることが可能です。

「講義を聴く→問題集→過去問」を何度も繰り返すことで、知識の定着を図ります。

そしてスタディングの司法書士通信講座は、業界最安値の価格帯なのも魅力の一つです。

合格お祝い金制度や再受講割引もあるので「学びやすく、わかりやすく、続けやすい」講座といえるでしょう。

\ 隙間時間に効率よく学ぶなら /

アガルート

引用元:アガルートアカデミー司法書士公式サイト

※表は横スクロールできます。

価格 140,800円~
合格率
教材の特徴
  • スマホ・タブレットだけで学習が完結
  • 講師陣が作成した、解りやすいテキスト
動画授業
サポート
  • いつもで講師に相談できるFacebook質問対応
  • 毎月のホームルーム動画コンテンツ
  • 定期カウンセリング
割引制度
  • 司法書士試験受験生割引制度
  • 他資格試験合格者割引制度
  • 他校乗り換え割引制度
  • 再受講割引
  • 家族割引

「最短ルート、アガルート」のCMで有名なアガルートは、合格に必要な情報だけを盛り込んだカリキュラムが魅力な通信講座です。

テキストは講師陣や専門スタッフの分析により制作されており、毎年ブラシュアップされています。

見やすく解りやすいをモットーに、テキスト内に注意すべきポイントや難解な専門用語など、本文のすぐそばに解説を配置されており、1冊ですべてわかるように情報が集約されています。

サポート体制も充実しており、何回でも無料で質問ができたり、月1回のカウンセリングで学習の進捗状況等アドバイスや学習上の疑問点等にもこたえてくれます。

さらに、合格した方限定で条件を満たした方に受講料全額返金や、お祝い金3万円を受け取ることができます。

\ 最短ルートで合格を目指すなら /

クレアール

引用元:クレアール司法書士公式サイト

※表は横スクロールできます。

価格 198,000円~
合格率
教材の特徴
  • WEB学習に最適化された通信講座
  • クレアール独自の「非常識合格法」で合格に必要な分だけの学習カリキュラム
  • 紙媒体で学習したい人、WEB媒体で学習したい人両方対応
動画授業
サポート
  • 採点指導指導
  • 質問制度
  • ツイッター・ブログで試験の最新情報を配布
割引制度 やる気宣言割引

クレアールは、独自の効率的学習法「非常識合格法」で合格に必要なだけの学習カリキュラムを組んでいます。

必要なところしか勉強しないため、最小・最短で司法書士試験の合格にチャレンジすることができます。

講義動画・テキストも配布されるため、都合の良い方を勉強に取り組むことが可能です。

またクレアールのサポート体制は手厚く、2年セイフティコースを選ぶことでお試し受験費用もクレアールが負担。

実際の試験を体感することで、苦手分野や自身の知識レベルを知ることができます。

事前に現時点の状況を知ることで、実際目指している目標年度の試験に向けて軌道修正ができ、より確実に合格を狙うことが可能です。

安心プランを選択すると、万が一、合格できなかった場合でも、翌年5万円で再受講・再チャレンジすることが可能です。

また合格をすることで、安心保障料金返金と合格お祝い金ももらうことが可能です。

\「非常識合格法」で合格を目指すなら  /

まとめ

今回は、司法書士の勉強時間や勉強法について解説しました。

司法書士試験は国家試験の中でも最難関資格とされ、難易度も専門性も高い資格です。

司法書士に合格するためには、学習計画をしっかり立てて、計画通りに勉強を進めていくことが重要です。

司法書士の勉強時間については、通信講座が独学で大幅に異なります。

司法書士の通信講座は合格に必要なカリキュラムが組まれているため、最短・かつ効率的に学習を進めることが可能です。

最短で合格を目指すのであれば、隙間時間も効率的に勉強することができる司法書士の通信講座がおすすめです。

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