石油ファンヒーターの電気代は安い?灯油代や他の暖房器具との比較も!

本ページはプロモーションが含まれています

寒くなり暖房の必要な時期ですが、あなたはどのような暖房器具をお使いでしょうか?

冬の暖房器具の定番で、部屋全体を暖かくできる石油ファンヒーター。

今回は家電量販店勤務22年の経験から、石油ファンヒーターの気になる電気代と灯油代、さらに他の暖房器具との暖房代の安さを比較してみたいと思います!

目次

石油ファンヒーターとは

ポイント

石油ファンヒーターは灯油を機械内部で燃焼させて、背面のファンを使い温風にして部屋全体を暖める暖房器具になります。

燃焼させているためとても暖かい代わりに、空気を汚してしまいます。

たしかに電気も使いますが、灯油の燃焼がメインのため消費はそれほどではありません。

部屋全体を暖かくできる暖房器具ですが、やはりメリットとデメリットがありますので順に見ていきましょう。

メリット

石油ファンヒーターのメリットは大きく5点あります。

  • 灯油を燃焼させているため、部屋全体をすばやく暖めることができる。
  • 温度センサーを使っているので部屋の温度全体を管理できる。
  • 細かい操作が不要でかんたんに操作ができる。
  • 昭和の頃からある暖房器具なので、高齢の方にも扱いやすい。
  • 灯油に水分が含まれているため、部屋の湿度が低下しにくい。

灯油を燃焼させているためその火力は高く、部屋全体をすばやく暖めることができます。一般的に家電量販店で販売している中では、エアコンと石油ファンヒーター、石油ストーブが部屋全体を暖めることができる暖房器具になります。

電気ストーブやオイルヒーターなど、電気のみで暖かくするタイプの暖房器具は、部屋全体の温度上昇に時間がかかってしまいます。

また、石油ファンヒーターは温度センサーが入っており、エアコンと同じく設定温度で保つよう温度管理をします。灯油をタンクに入れてコンセントを差し、電源ボタンを押すだけのかんたん操作なので、機械の苦手な方にも扱いやすく人気!

灯油内に水分が含まれているため、燃焼時にその水分が部屋中に放出されます。そのため部屋の湿度も下がりにくくなり乾燥を防げますよ。

デメリット

石油ファンヒーターのデメリットは大きく4点あります。

  • 燃焼させているため空気を汚してしまう。
  • 燃焼させているため温風の火口部は熱くヤケドの危険がある。
  • 電気のみで動作できず、灯油が必要になり無くなれば給油しないといけない。
  • 灯油を扱うため、汚れる可能性とそのニオイが出てきてしまう。

燃焼させれば一酸化炭素や二酸化炭素といった有害物質を発生します。そのため1時間に1度は換気をするように、取り扱い説明書や本体に注意書きがしてあります。

燃焼させて火力が高いため、どうしても火口部の温度は高くなり、子供やペットが誤って触ってしまうとヤケドの危険があるため気をつけましょう。

電気ストーブなどの電気暖房と違い、灯油を使用するため無くなれば給油する必要があり、その際にこぼしたり手についてニオイが残る可能性があります。

石油ファンヒーターの電気代

それでは石油ファンヒーターにかかる電気代を見ていきましょう!

ここでの電気代は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり27円(税込)として計算しています。

電気代の計算は 電気代(円)=消費電力量(kW)×動作時間(h)×単価27(円/kWh) で計算することができます。

例としてコロナのFH-WZ3621BYで計算してみたいと思います。

点火時の電気代

まずは点火時の電気代を見てみましょう。

FH-WZ3621BYの点火時消費電力は650Wとなっています。ただこれは本当に少しの時間しかかからないため、ほとんど無視できるくらいの電気代しかかかりません。

点火時間目安としてはコロナで約150秒ダイニチで約40秒となります。これは灯油をどうやって燃焼させているか?という方法が2メーカーで違うため差が出ています。

ここだけ見ると「点火が速いならダイニチの方が良いんじゃない?」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください!

燃焼時の電気代

次に灯油を燃焼させているときの電気代を見ていきましょう。石油ファンヒーターでかかる電気代はこちらがメインになります。

FH-WZ3621BYの場合、弱燃焼時0.001kw/h。強燃焼時0.009kw/hとなっています。1日8時間で動作させた場合の計算で

弱運転時  0.001kw/h×8h×27円/kwh=0.2円

強運転時  0.009kw/h×8h×27円/kwh=1.9円 となります。

一日のうち強弱半々で運転したとすると一日当たり8.4円が燃焼時の電気料金になっています。

ダイニチはこの点がコロナよりも高く、同クラスで見ると弱運転時で0.062kw/h。強運転時で0.129kw/hとなります。

これを先ほどの計算式に当てると弱運転時13.4円。強運転時27.9円となり、一日のうち半々で動作すると20.5円でした。

コロナが1日8.4円。ダイニチが一日20.5円。電気代にして約2.4倍もの差が出てしまいました。

これが一概にダイニチが良いんじゃない?とは言えない理由になります。

灯油代と消費量

3番目に石油ファンヒーターが消費する灯油代について見ていきます。

コロナ FH-WZ3621BYの場合、灯油の消費量として弱運転時0.057L/h強運転時0.35L/hとなっています。

つまり、1日8時間運転するとしたら

弱運転時 0.057L/h×8h=0.46L/日

強運転時 0.35L/h×8h=2.8L/日 

一日強弱半々で運転すると1.63Lが1日で消費される灯油量になります。これはダイニチでもそれほどの差はないのでほぼ同等です。

この消費量を元に灯油代で計算してみましょう。

灯油はガソリンスタンドなどで販売していますが、価格はガソリン価格と同じで日々上下します。

そのため、2021/12/22現在の店頭灯油平均価格はポリタンク18Lあたり、1,915円でしたのでそちらで計算してみたいと思います。(引用元:資源エネルギー庁ホームページ

灯油1Lあたりの価格は 1915/円÷18L=106.4円/L となり

石油ファンヒーターの一日の灯油消費量1.63Lで計算すると、 1.63L/日×106.4円/L=173.4円/日 が消費灯油代となりました。

石油ファンヒーターにかかる合計

では石油ファンヒーターにかかる、電気代と灯油代を合計した暖房代として表にまとめてみたいと思います。

例として上記で計算しましたコロナ 石油ファンヒーター FH-WZ3621BYで計算してみましょう。

一日のうち強弱4時間ずつ、合計8時間使用したとします。一か月を30日、一年のうち3か月の使用を目安として計算します。

石油ファンヒーター 電気代 灯油代 合計暖房代
1日あたり 8.4円 173.4円 181.8円
1か月あたり 252円 5,202円 5,454円
3か月あたり 756円 15,606円 16,362円

以上のようになりました。

石油ファンヒーターとエアコン経済的なのはどっち?

石油ファンヒーターの他に、部屋全体を暖かくできるエアコン。石油ファンヒーターと比べて経済的でお得なのはどちらなのか?

お住まいの環境や使用条件によっても変わりますが、こちらも比べていきましょう!

さらにエアコン以外の暖房器具との比較もしていきたいと思います。

石油ファンヒーターとエアコンの電気代を比較

エアコンの電気代は、機種によって大幅に違いますがミドルクラスのエアコンと比較してみたいと思います。

こちらのモデルはパナソニックのエアコンのうち、ちょうど真ん中くらいの価格帯になります。

エアコンは設定温度付近になると弱くなり、電源投入直後は強く運転します。そのため平均で870wとメーカーカタログに記載があります。

こちらを計算すると

0.87kw/h×8h×27円=187.9円/日 となりました。

・石油ファンヒーターにかかる暖房代(石油ファンヒーターの暖房代の内訳は電気代+灯油代としています。)

比較 エアコンの電気代 石油ファンヒーターの暖房代
1日あたり 187.9円 181.8円
1か月あたり 5,637円 5,454円
3か月あたり 16,991円 16,362円

エアコンの電気代、石油ファンヒーターの合計費用を比較してみると、それほど差がないのがわかりますね。エアコンも石油ファンヒーターも部屋全体の暖房ができます。

あとはそれぞれの機械のメリットとデメリットを比較して、自宅の使用状況にあった方を選択すると良いでしょう。

他の暖房器具の電気代と比較

      ここではエアコン以外の暖房器具との比較をしてみたいと思います。

      比較する暖房器具は以下の通りです。

      • ハロゲンヒーター
      • 電気ファンヒーター
      • こたつ
      • オイルヒーター

      ハロゲンヒーターの電気代と比較

      ハロゲンヒーターは出始めの頃、扇風機のような形をして注目を集めました。最近では、円筒形や長方形など、普通の電気ストーブのような形状に落ち着いています。

      電熱線から遠赤外線が発生しており、背面の鏡面効果で増幅して体の芯から暖かくしてくれます。

      それではメリットとデメリットを挙げてみましょう。

      メリット

      • 電源投入後、数秒で暖かく発熱してくれる。
      • 本体価格が比較的安い。
      • 小型やスリム型などデザインがいろいろある。
      • 本体が軽量で持ち運びやすい。

      デメリット

      • 電気ストーブと同じで部屋を暖かくするほどの熱量は出ない。
      • 電気代はかなり高い。
      • ヒーターの電熱線が細いため寿命が比較的短い。
      • ヒーター間近はかなり熱く、ヤケドする可能性がある。

      では電気代を見ていきましょう。

      こちらの商品で比較してみたいと思います。

      強弱の2段階切り替えですので、そのまま消費電力も800W/1200Wになります。

      弱運転時 0.8kw/h×8h×27円=172.8円

      強運転時 1.2kw/h×8h×27円=259.2円

      これを1日強弱4時間ずつ、合計8時間で動作させると216円が1日の消費電力になりました。

      ・石油ファンヒーターとの比較(石油ファンヒーターの暖房代の内訳は電気代+灯油代としています。)

      比較 ハロゲンヒーターの電気代 石油ファンヒーターの暖房代
      1日あたり 216円 181.8円
      1か月あたり 6,480円 5,454円
      3か月あたり 19,440円 16,362円

      部屋全体の暖房ができないことを考えると、スポット暖房として短時間のみ他暖房と併用するほうが良いでしょう。

      電気ファンヒーターの電気代と比較

      電気ファンヒーターはセラミックファンヒーターとも呼ばれます。

      内部にセラミックスという素材が入っており、これに電気を流すことで発熱させ、ファンを使って温風にしています。

      電熱線を使うよりも安全に使用することができるのが特徴です。

      メリットとデメリットを挙げて見てみましょう。

      メリット

      • 電源投入後にすぐに温風が出てくる。
      • 種類が様々あり、小型の物から大型のものまである。
      • 置く場所に適したサイズの物を選ぶことができる。

      デメリット

      • 電気ストーブと同じで部屋を暖かくするほどの熱量は出ない。
      • 電気代はかなり高い。
      • ヤケドの危険を下げるため、かなり吹き出し口温度が抑えられている。

      大型のセラミックファンヒーターを例に、電気代を比較してみましょう。

      弱運転時の消費電力がカタログに記載されていないため、弱運転=600w強運転=1200wで計算してみます。

      弱運転 0.6kw/h×8h×27円=129.6円/日

      急運転 1.2kw/h×8h×27円=259.2円/日

      これを1日のうち強弱4時間ずつ、合計8時間で動作させると194.4円となりました。

      ・石油ファンヒーターとの比較(石油ファンヒーターの暖房代の内訳は電気代+灯油代としています。)

      比較 セラミックファンヒーターの電気代 石油ファンヒーターの暖房代
      1日あたり 194.4円 181.8円
      1か月あたり 5,832円 5,454円
      3か月あたり 17,796円 16,362円

      セラミックファンヒーターも部屋全体の暖房はできないため、脱衣所やトイレの使用時間だけ使うスポット暖房として使用するのが良いでしょう。

      こたつの電気代と比較

      次にこたつと比較してみましょう。こたつは電気になる前から、炭を入れて使っていたことがあるくらい昔からある暖房器具です。

      電気になり、安全性も増した反面その特徴も変わってません。

      メリットとデメリットを挙げると

      メリット

      • 布団と併用することで温熱効果が持続する。
      • 他の電気暖房に比べて電気代は安め。
      • 夏場はテーブルとしても使える。

       

      デメリット

      • テーブル併用になるので場所を取る。
      • 座って暖を取るため動けない。
      • 足だけなので部屋は暖かくならない。

          では電気代を見ていきましょう。

          家具調こたつなど大型の物もありますが、一般的なカジュアルこたつで比較したいと思います。

          過加熱を防ぐためにサーモスタットがついているので、温度が上がりすぎると電源を切ってくれます。そのため連続運転をしてもこの電気代にならないので、計算上の目安としてご覧ください。

          強運転 0.3kw/h×8h×27円=64.8円/日

          計算上ですがこのようになりました。

          石油ファンヒーターとの比較(石油ファンヒーターの暖房代の内訳は電気代+灯油代としています。)

          比較 こたつの電気代 石油ファンヒーターの暖房代
          1日あたり 64.8円 181.8円
          1か月あたり 1,944円 5,454円
          3か月あたり 5,832円 16,362円

          やはりこたつは消費電力こそ少ないものの、部屋全体の暖房はできないので座ってないといけない点が難しいですよね。

          テレビを見たり勉強をしたりとその場を動かないなら良いのですが、体は寒いため他の暖房と併用する使い方になります。

          オイルヒーターの電気代と比較

          オイルヒーターは欧米で主流の暖房機になります。中に不燃性のオイルを密閉しており、そのオイルを電気で暖めることで周囲の温度を上げていきます。

          温度センサーやタイマーで制御して、1日のうち大半は電源が入っている状態で使用する暖房器具です。

          メリットとデメリットを挙げてみましょう。

          メリット

          • 柔らかい暖かさでヤケドの危険性が一番低い。
          • 24時間タイマーの付いている機種もあり入り切りがカンタン。
          • キャスター付きで移動がラク。

           

          デメリット

          • オイルを暖める時間がかかり、電源を入れてもすぐに暖かくならない。
          • 本体重量がかなり重く、1階と2階など階をまたぐ移動は難しい。
          • 熱量が少ないため長時間つけていないといけない。

            オイルヒーターで知名度の高いデロンギの製品で比較してみます。

            24時間タイマーを使用することで、効率的にON/OFFができます。このモデルでは誰もいない時でも、タイマーで室温が下がりすぎないようにコントロールしてくれます。それにより帰った時には家はあったか!ということも可能です。

            そのため、ずっと1500wを使用するわけではないのですが、計算上300wの弱運転と1500wの強運転で比較してみます。

            弱運転 0.03kw/h×8h×27円=6.48円

            強運転 1.5kw/h×8h×27円=324円

            これを一日のうち強弱4時間ずつ、合計8時間で使用すると165.2円になります。

            ・石油ファンヒーターとの比較(石油ファンヒーターの暖房代の内訳は電気代+灯油代としています。)

            比較 オイルヒーターの電気代 石油ファンヒーターの暖房代
            1日あたり 165.2円 181.8円
            1か月あたり 4,956円 5,454円
            3か月あたり 14,868円 16,362円

            8時間で比較するとこの価格差になるのですが、時間が長くなれば差はさらに広がります。

            タイマー機能を使い、部屋にいなくても温度を落としすぎないように電源をON/OFFをすることで快適な温度を保てます。

            その反面、部屋にいないときも電源は入っているため、連続運転時間は延びがち。その点は気をつけてください。

            石油ファンヒーターとその他の暖房器具の使い分け

            暖房器具にはそれぞれ特性があることはご説明してきました。

            それぞれに向き不向きな使用状況というものは絶対にあります。であれば、その暖房機が得意な環境で使用することで、効果はグンと上がります。

            例えば、

            • 部屋全体の暖房は石油ファンヒーターかエアコンを使う。
            • トイレの暖房はセラミックファンヒーターを使う。
            • 脱衣所の暖房は電気ストーブを使う。
            • リビングではこたつを置き石油ファンヒーターかエアコンを併用する。

            といった感じで、部屋の大きさや使用環境によって暖房器具を使い分けるのが賢い使い方になります。

            省エネでおすすめ!コロナの石油ファンヒーターを解説!

            ここでは石油ファンヒーターの中でもおすすめなコロナについてご説明していきましょう。

            新潟県の三条市で生まれて約80年の歴史のあるメーカーです。最初に加圧式石油ストーブを作った会社なんですよ。

            コロナの石油ファンヒーターは円筒形バーナーを採用しており、とても効率良く灯油を燃焼させます。

            電気代も安く、灯油タンクが特に便利で特徴があるので見てみましょう!

            コロナの石油ファンヒーターのメリット

            コロナの石油ファンヒーターのメリットは大きく4つあります。

            • 電気代が安い。
            • 秒速点火を使うと最短7秒で点火できる。
            • タンクに『汚れま栓タンク』採用で給油時に手が汚れにくい。
            • 人感センサーとエコモードで灯油を賢く節約できる。

            汚れま栓タンク

            引用元:コロナ

            店頭でお話ししていて、特に喜ばれたのが『汚れま栓タンク』でした。今まではフタをペットボトルのように回して脱着していたので、どうしても手が汚れてしまいました。

            それをゴムパッキンを挟み、給油口台座にフタを押しつけてバネでロックするようにしました。これにより、フタを触ることなく開け閉めができ汚れなくなったのです

            コロナの石油ファンヒーターの暖房代

            コロナの石油ファンヒーターの暖房代についてはこちらをご覧ください。

            ここでは上記のコロナのメリットである電気代と灯油代にかかわるメリットを見てみたいと思います。

            コロナの石油ファンヒーターには火力を一定にして灯油を節約する機能があります。それが『火力セレクト』機能。

            液晶表示

            引用元:コロナ

            この左から2番目の部分になります。火力を弱/中/強の3段階から選択し、一定の火力で燃焼させて温度を保ちます。その効果はとても高く、弱運転で固定すると約11日間分の約126時間運転ができます!

            火力セレクトをいれると温度調整をしなくなるので、自分で火力を上下する必要は出てきますが、この灯油節約はコロナだけです。

            液晶表示

            引用元:コロナ

            もう一つは『エコモード』です。操作パネルにあるecoボタンを押すだけで、設定温度を20℃以上の場合は20度に自動で切り替えます。

            寒いときは下から温風を出して、風量を上げ下げすることで部屋の空気をかき混ぜます。それにより部屋の温度を均一化して、設定温度が低くても暖かく感じるようになってきます。

            この2つの機能を使用することでコロナの石油ファンヒーターの灯油代と電気代はさらに抑えることができます!

            石油ファンヒーターの電気代を安くするには?

            では、製品の機能以外に石油ファンヒーターの電気代を下げる方法はないの?と、お思いの方におすすめの方法をご紹介します!

            • 窓際に置く
            • 外出前・就寝前は早めに電源を切る
            • フィルターをこまめに掃除する
            • 断熱グッズを活用する
            • 電気代が安い暖房器具と併用する
            • 設定温度を低めにする

            順に詳しく見ていきましょう。

            窓際に置く

            設置場所

            引用元:コロナ

            部屋の中で一番冷たいのは窓際。窓から入ってくる冷気を、すぐ下にある石油ファンヒーターを使い暖かくして、部屋に循環させることで効率がアップします。

            窓からの冷気を少しでも早く暖めてやることが大事ということですね。

            外出前・就寝前は早めに電源を切る

            暖房は電源を切っても、すぐに部屋の温度が下がるわけではありません。外出前・就寝前の約30~15分前に電源を切っても十分温度を保てます。

            当然、早く切れば灯油代や電気代の節約につながるため、無理のない範囲で早めに切ってください。

            フィルターをこまめに掃除する

            エアコンと同じく、石油ファンヒーターにもフィルターがあります。後ろから空気を吸って、前から排出しているので背面側にあります。

            フィルターユニット 空気取入口エアフィルター

            引用元:コロナ

            この3点にほこりが溜まるので、定期的に掃除してください。画像のように、掃除機でほこりを吸い取ってあげるだけで電気代に差が付き、機械の故障リスクも下がります。

            断熱グッズを活用する

            断熱カーテン

            引用元:Amazon

            近年、住宅によってはデザイン優先でカーテンを付けていない家も多くなっています。しかし、冷気は窓から侵入します。

            そのため、カーテンを付けるだけでも断熱効果はアップします!和室などでは障子がありますが、さらにカーテンを付けると効果が高まるのでおすすめ。

            断熱のため、カーテンはすき間の無いようピッタリか少し余らせるくらいのサイズ感が良いとされています。

            断熱シート

            引用元:Amazon

            このような梱包材によく使われているプチプチを、窓に貼ることで断熱効果を高めることが可能です。意外に効果は高く、空気の層を作ることでしっかり断熱効果がありますよ。

            電気代が安い暖房器具と併用する

            地方によっては一般的ですが、エアコン+石油ファンヒーターこたつ+石油ファンヒーターなど、暖房器具を併用してさらに効率を上げましょう。

            併用することで設定温度を下げることもでき、換気中もこたつで足元はあったかにするといったこともできます。

            天井の高めのお部屋でしたら、冷たい空気と暖かい空気が分離する可能性があります。その際はサーキュレーターを壁に向けて使用すると、空気の対流を作ることができ、部屋の温度を均一化するとより効果的にできるでしょう。

            おうち時間も増えていますが、換気をしないわけにもいきません。暖房器具の併用は、換気して下がった室温をすばやく戻すことにも役立ち一石二鳥ですよ!

            設定温度を低めにする

            エコモードを使用して設定温度を下げると電気代を抑えることができるのはお話しした通り。

            仮にエコモードがついていないのであれば、設定温度を自分で下げてしまうのも一つの方法です。

            エアコンと同じく、設定温度を1℃下げればそれだけ省エネにもつながります。

            \おすすめの石油ファンヒーターはこちら/

            【2022年最新】石油ファンヒーターおすすめ20選!おしゃれなモデルや気になる電気代の比較も

            まとめ

            今回は石油ファンヒーターの電気代、他の暖房機との比較という内容で記事にさせていただきました。

            店頭で販売していても部屋全体を暖かくできるのは?と聞かれると『石油ファンヒーターかエアコンです!』とお答えしていました。

            灯油販売所が近くにない都市部でも、移動灯油販売の車はやってくるので灯油は手軽に購入できると思います。

            原油価格が上下することもありますが、比較的安価な灯油を使い、設置工事の必要がない石油ファンヒーターは優秀な暖房器具であると言えます。

            今回の記事は

            • 石油ファンヒーターとは?
            • 石油ファンヒーターにかかる電気代と灯油代、その合計。
            • エアコンとの比較とその他暖房器具との比較。
            • おすすめのコロナ石油ファンヒーター。
            • 石油ファンヒーターの電気代を安く抑えるコツ
            • まとめ

            という内容でお送りいたしました。

            今回の記事が、あなたの暖房器具選びの参考になれば幸いです。

            よかったらシェアしてね!

            コメント

            コメントする

            CAPTCHA


            目次
            閉じる