楽まるとKINTOの違いを比較!どっちがおすすめか徹底調査!

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ホンダのサブスク「楽まる」とトヨタのサブスク「KINTO」は、どちらも自動車メーカーが本気で取り組んでいるカーリースサービスです。

カーリースを利用しながら、ディーラーメンテナンスを受けられる高い安心感があります。

「楽まる」と「KINTO」、メーカーの違いはもちろんありますが、実はリースの内容でもけっこうな違いがあるのです。

当記事では、両者の違いを徹底的に比較調査しました。

この記事でわかること
  • 楽まるとKINTOの違い
  • 楽まるとKINTOのサブスクの内容
  • 楽まるとKINTOのおすすめの人

どちらのサブスクがおすすめなのか?

ぜひご自身の環境と照らし合わせながら読み進めてみて下さい。

▽トヨタ車を選ぶならおすすめ!▽

この記事の目次

楽まるとKINTOの違いを徹底比較

まず、違いが分かりやすいように表に整理してみます。

比較項目 違い 楽まる KINTO
車両代金 なし 月額に含む 月額に含む
税金・自賠責保険 なし 月額に含む 月額に含む
車検・メンテナンス なし 月額に含む 月額に含む
任意保険 あり(1) 月額に含まない 月額に含む
事故時の修理費用 あり(2) 任意保険又は全額自己負担 自己負担5万円
取扱い車種 あり(3) 11車種
(全てホンダの新車)
18車種
(全てトヨタの新車*)
契約年数 なし 3・5・7年 3・5・7年
走行距離制限 あり(4) 1,000km 又は 1,500km 1,500km
契約満了時の選択肢 あり(5) 乗換・返却・買取
7年契約:車がもらえる
乗換・返却
リース料金 あり(6) フィット e:HEV LUXE
車両価格:249.9万円
45,681円+任意保険/月
アクア Z
車両価格:240万円
52,250円/月
申し込み方法 あり(7) 店舗 Web 又は 店舗
審査 あり(8) トヨタファイナンス株式会社 株式会社ホンダファイナンス

※KINTOで利用された車のみ扱う「KINTO ONE 中古車」という中古車を扱う別サービスあり

ここからは、楽まるとkintoを比較して違いがあった8項目について、詳しく説明していきます。

1.任意保険の有無

自動車の保険には、自賠責保険と任意保険があります。自賠責保険は加入が義務付けられている人身保険なので車のサブスクでは保険料が月額料金に含まれています。

一方の任意保険は文字通り任意に加入するもので、自賠責保険での保証不足分や対物保証の為に加入する保険です。その為、車のサブスクに任意保険は一般的には含められていません。

楽まるとKINTOの大きな違いの一つは、この任意保険が含まれるか否かです。楽まるは一般的なカーリース同様に任意保険が含まれていません。一方のKINTOは専用の任意保険を含んだプランになっています。

楽まるの場合は、これまで契約していた任意保険を継続するか、楽まるで紹介してくれる任意保険を利用します。リース契約時には一般車両保険を含む任意保険への加入が必須ですが、これまでの保険等級を引き継いで任意保険を利用できる点がメリットになります。

KINTOの場合は、専用の任意保険を込みとした一定金額のリースプランです。年齢や等級による任意保険料に違いが無い為、免許取りたての若い人や等級の低い人などに、金額的なメリットが大きくなります。

また、契約期間中に保険を利用しても等級が下がらず保険料金が上がる事も無いので、安心して保険を使う事ができます。

2.事故時の修理費用

楽まるは事故で車を傷つけてしまった場合は自分で修理をしなければなりません。その為、リース契約時には一般車両保険を含む任意保険の加入が必須です。但し契約完了時に車を返却する際は30万円までの修理費用について保証されます。

KINTOの場合は専用の任意保険が込となっているので、どんな事故でも5万円で修理をしてもらえます。但し契約が満了した時の返却時査定の際は、楽まるの30万円の様な保証はありません。

車両返却時は原状回復が原則なので、もしも査定を下げる様なキズを入れてしまった場合は、保険を使って修理しておく方が追加費用を請求されないので安心です。

3.取り扱い車種

楽まるは、ホンダの4輪新車の全12車種中、電気自動車のHonda e を除く11車種が対象です。ホンダは2022年に生産車種を絞っていますが、ほとんどの車種がリース可能となっています。

一方KINTOは、Webでの取り扱いが18車種(トヨタ車15車種・レクサス車3車種)となっており、現在カローラクロスやハリアーなどがWebでの取り扱いが停止されています。ヤリスやRAV4・ノア/ヴォクシーなどの人気車種はWebでの取り扱い対象となっています。

4.走行距離制限

楽まるの走行距離制限は、月に1,000kmと1,500kmからの選択制で契約時に選ぶ事が可能です。

KINTOの場合は月当り1,500kmで、3年プランは54,000km、5年プラン(再契約1回目含む)は90,000km、7年プラン(再契約2回目含む)は126,000kmとなっています。

どちらも契約満了時に走行距離制限を超えた分を超過料金として支払う事になります。楽まるは車種によって異なり1kmあたり5~10円、KINTOのトヨタ車は1kmあたり11円(税込)、レクサス車は1kmあたり22円(税込)の設定となっています。超過料金についてはKINTOの方が高めです。

5.契約満了時の選択肢

楽まるは、3年・5年の契約満了に、乗換・返却・買取の3つの選択肢があります。

一方のKINTOは、乗換・返却のみです。

つまり、楽まるはサブスクで車を気に入った場合、買い取って自分のモノにする事ができます。7年契約の場合は、乗換・返却・車をもらうとなっており、初めから車をもらう前提でサブスクを利用する事も可能です。

KINTOはサブスクに徹底しており、3年・5年・7年のどの契約であっても、車は返却することになり、自分の所有物にする事はできません。

契約満了後の選択肢の違いは、楽まるとKINTOのもう一つの大きな違いです。

6.リース料金

楽まるで、車両価格249.9万円のフィット e:HEV LUXEを3年リースとした場合の月額料金は45,681円です。但し、楽まるは任意保険を含んでいない為、別途任意保険(車両保険を含む)の月額費用がかかります。

一方のKINTOは、車両価格240万円のアクア Zを3年リースとした場合の月額料金は52,250円で、KINTOには車両保険を含む任意保険が含まれています。

つまり、この月額料金6,569円の差は任意保険の有無から生じるもので、年額で78,828円以上の保険料金を払っている場合は、KINTOの方が割安という計算になります。

若いドライバーや高齢のドライバー・保険等級の低いドライバーの場合は、任意保険の年額が高くなるのでKINTOがお得だというケースも多くあります。気になる方は、KINTOの料金シミュレーションで確認をしてみると良いですね。

7.申し込み方法

楽まるはWebでの申し込みができません。申し込みは、ホンダディーラー店頭で行う事になります。Webでは、対象車種の一部グレードのシミュレーションのみが行えます。

KINTOの場合は、店舗に一度も行かないWeb申し込みが可能です。申し込みに必要なグレード・カラー・オプションなどのシミュレーションが細かく行えます。Web申し込みで困った場合のチャット相談や電話相談も可能です。もちろんトヨタディーラー店頭での申し込みも可能となっています。

8.審査

楽まるの審査は、株式会社 ホンダファイナンスが行っています。指定信用調査機関は、株式会社シー・アイ・シー(CIC)です。

一方のKINTOは、トヨタファイナンス株式会社が審査を行っています。指定信用調査機関は、楽まると同じく、株式会社シー・アイ・シー(CIC)です。

KINTOは審査が子会社なので審査が甘めとの話がありますが、楽まるの審査もホンダの子会社で、信用情報機関も同じ株式会社シー・アイ・シー(CIC)1社のみとなっています。審査会社の前提だけで見ると実は違いが無い事が分かります。

但し、サブスクを会社として浸透させていく意気込みで見ると、KINTOは株式会社KINTOという会社を立ち上げて運営しているので、楽まる以上にサブスクの獲得に注力している可能性が十分にあります。その為、審査の面でも通りやすいという評判がある事も事実です。

楽まるのリース内容

楽まる cm
画像引用元:楽まる公式サイトより

▽ホンダディーラーメンテのサブスク▽

楽まるのリース内容として、仕組みと料金について確認してみましょう。

楽まるの仕組み

楽まるは、残価設定が開示されるオープンエンド方式ですが、残価はホンダが設定しています。

例えば3年契約の場合は、車両価格と3年後の残価の差額を均等払いをするイメージです。

ここにリースの手数料と税金やメンテナンス費用などが含まれて月額料金が決定されています。


画像引用元:楽まる公式サイトより

楽まるの月額料金の内訳

楽まるの月額料金に含まれる項目を整理してみると、

  • 車両代金、オプション代金
  • 登録/届出諸費用
  • 契約期間中の自動車税、重量税
  • 自賠責保険料
  • 車検(5年契約・7年契約)
  • 消耗品を含むメンテナンス費用

    となっています。

    5年契約・7年契約の場合はリース期間中に車検費用が含まれており、点検・故障修理も含めて月額料金でカバーされます。通常は3年間で終了するメーカー保証もリース期間は保証が継続するので安心です。

    但し、タイヤ交換については契約するプランによって異なっている為、契約時に確認が必要です。

    車に乗る上で、あと必要となるのは、

    • 任意保険(事故時の修理費用)
    • 駐車場代、ガソリン代

      です。

      任意保険は、楽まる契約時に車両保険を含めての加入がお願いされます。これまでの保険等級を引き継ぐことが可能ですが、万一の事故の際は保険を使うか否かの判断が必要となります。

      契約満了の際の車両返却時は、30万円までの修理費が保証される仕組みがあるので、大きなキズでなければ修理せずに乗り続ける事も可能です。

      KINTOのリース内容

      kinto top 画像引用元:KINTO公式サイトより

      ▽トヨタの任意保険込みの車のサブスク▽

      では、任意保険が含まれるKINTOはどうなのでしょうか?

      KINTOの仕組み

      KINTOは車のサブスクを浸透させようと、トヨタがKINTOという会社を設立して始めたカーリース専門の会社です。

      任意保険まで組み込んだ月額設定により、車入手の煩雑さや費用手配の手間を極力シンプルにして、車を手に入れる為の敷居を下げる事に徹したサブスク感を強く感じます。

      更に、申し込みパターンが『初期費用フリープラン』と『解約金フリープラン』の2つある事もKINTOの仕組みの特徴です。

      『初期費用フリープラン』は一般的なカーリース同様、契約期間の途中解約ができない、初期費用が不要なフラットな支払いができるリース方法です。

      一方の『解約金フリープラン』は、契約時に月額5か月分相当の申込金を払う事で途中解約を可能にする契約方法です。例えば、間もなく免許の返納を考えている高齢のドライバーや数年後の海外転勤を控えた会社員など車を手放す可能性がある場合に便利な乗り方です。

      そんなKINTOの月額料金には、どの様な内容が含まれているのでしょうか?

      KINTOの月額料金の内訳


      画像引用元:KINTO公式サイトより

      KINTOの月額料金には、

      • 車両代金
      • 登録/届出諸費用
      • 契約期間中の自動車税、重量税
      • 自賠責保険料
      • 任意保険
      • 車検(5年契約・7年契約)
      • 消耗品を含むメンテナンス費用
      • 故障修理・代車

        が含まれており、大きく違うのは任意保険とそれに伴う修理費用が含まれることです。KINTOには等級に影響しない車両保険が付帯している為、万一の事故の際、修理に保険料のアップを気にせずとも自己負担5万円で代車を含めた車両保険を利用できます。

        KINTOの場合車に乗る上で必要な費用は、

        • 車の駐車場代
        • ガソリン代・高速代

          のみが月額料金以外に必要となるだけです。突発的な車に関する出費もなくなり、車に関する家計管理も楽になります。

          楽まるとKINTOのメリットとデメリット

          楽まるとKINTOの違いを比べてきましたが、メリットとデメリットという面で整理してみましょう。

          楽まるのメリットとデメリット

          楽まるには任意保険が含まれていないものの、契約満了時の残存価格が決められている事と、30万円までの修理保証は安心できるポイントです。

          メリット デメリット
          • 契約期間中メーカーの延長保証が継続
          • 契約満了時に車を買って自分の車に出来る
          • 7年契約にすると契約満了時に車がもらえる
          • 契約満了時に残価が保証されており、30万円までの修理費用無償対応が付いている。
          • Webでの申し込みができない
          • 中途解約ができない
          • 申込プランが少ない
          • クレジットカード払いが出来ない
          • 法人や個人事業主の申し込みができない

          KINTOのメリットとデメリット

          5万円でどんな事故修理もできる任意保険は、サブスクという乗り方において、安心のポイントです。

          メリット デメリット
          • Webだけで申し込みが完了
          • 若いドライバーや保険等級の低い契約者には任意保険込でお得になる
          • 初期費用フリープランと解約金フリープランの2つからプランを選ぶ事ができる
          • 解約金フリープランでは、免許返納や海外転勤などのリスクを廃したサブスクが可能
          • 5万円で車の事故修理と代車が利用できる
          • クレジットカード払いが可能
          • 法人や個人事業主の申し込みが可能
          • 保険等級の継続が出来ず、保険料が割高になる場合もある
          • 長く契約しても車を手に入れる事はできない

          【タイプ別】楽まるとKINTOはどっちがおすすめ?

          楽まるとKINTO、それぞれ「違い」や「メリットとデメリット」が分かってきましたが、どの様な人にどちらのサブスクがおすすめなのでしょうか?

          任意保険を込みで申し込みたい方

          KINTOを選びましょう。

          KINTOは任意保険込みでプランが組まれています。カーリースと任意保険をまとめて契約したい場合は、KINTOは最もシンプルです。特に若い人や保険等級が低いドライバーの場合は任意保険が高額になる為、専用の任意保険料で一定金額のKINTOは金銭的にもメリットがありお時に契約することが可能です。

          任意保険は現在の等級を使いたい方

          楽まるを選びましょう。

          楽まるは、これまで加入していた任意保険を継続して利用する事ができます。

          一方KINTOは専用の保険となる為、これまでの等級が継続出来ず『中断制度』を利用することになります。中断期間は最大10年間なので10年を超えると等級が振り出しに戻ってしまうので注意が必要です。

          免許取り立ての若い人

          KINTOがおすすめです。

          若い初心者ドライバーは事故率が高い為、通常の任意保険では保険料が高めに設定されていますが、KINTOでは年齢に関係のない一律料金の為、とくに若いドライバーにとっては保険料が安くなるメリットが大きくなります。

          免許返納を考えている高齢の方

          KINTOがおすすめです。

          KINTOには『初期費用フリープラン』と『解約金フリープラン』の2つの申し込み方があります。この内『解約金フリープラン』は契約時に5か月分の申込金を払う事で途中解約がOKとなるプランです。高齢で数年の内に免許の返納の考えがあるという時などは、予定が立たない契約解除となる為、いつでも解約可能な『解約金フリープラン』が便利な申し込み方です。

          尚『初期費用フリープラン』での解約費用が発生しないケースは、病気で運転できない場合や死亡時などの場合です。免許返納は適用されないので、注意が必要です。

          WEBで手軽に申し込みたい方

          KINTOを選びましょう。

          楽まるは、Web上で車種の一部グレードのサブスク費用を見る事ができますが、仕様選びや価格のシミュレーショもできません。

          一方のKINTOは、車種・仕様・オプション選びやプランごとの価格シミュレーションができて、審査の申し込みも可能です。本気でWebでのサブスクに取り組んでいる感があります。Webで申し込むのであれば、KINTOです。

          クレジットカード払いをしたい方

          KINTOを選びましょう。

          楽まるは、クレジットカード払いに対応していません。

          逆にKINTOは、『解約金フリープラン』の申込金はクレジットカードで支払を指定されており、クレジットカード払いが必須です。カーリースは期間が長くて金額も大きいので、クレジットカードのポイントも大きく貯まります。クレジットカード支払いをしたい場合は、KINTO一択となります。

          リース満了後に車を買い取りたい方

          楽まるを選びましょう。

          KINTOはサブスクに徹している為、車を自分のものにする事はできません。

          一方の楽まるの3年・5年プランでは、契約満了後に車を購入する事が可能で、7年契約の場合は車をもらう事も可能です。サブスクで気に入ったならば自分の車にしたいという考えの場合は、楽まるを選んでおく方が安心です。

          法人や自営業での契約の方

          KINTOを選びましょう。

          楽まるは個人の申し込みのみで、法人と個人事業主の申し込みは不可となっています。

          KINTOは、法人や個人事業主の申し込みが可能で、車のサブスクでの経理上のメリットなども詳しくホームページ上で解説されています。経費削減でカーリースを考えているならば、KINTO一択です。

          ▽トヨタ車を選ぶならおすすめ!▽

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