国産車以外で、外車に乗りたいというニーズは昭和・平成から令和になった今でも変動することはありません。
卓越したデザインや個性、所有・乗るにおける優越感など常にカーマニアの方々を魅了しています。
そんな中、外国車のジープもカーリースができるのなら乗ってみたいという声が続出しています。
しかし国産車ばかりに乗ってきた方、あるいは外国産の車を使ったことがないなら、カーリースの仕組みや特徴など不明なところも多いものですよね。
そこで本記事では、微動だにしないジープの特性やカーリースをおこなう際のメリット・デメリットや料金相場などを解説していきます。
ぜひ最後までご覧になり、踏み出す一歩のきっかけを見つけてみてくださいね。
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ジープのスペックと特徴をご紹介
はじめに見ておきたいのは、ジープがどんな車であるかの知識の吸収です。
名前の由来や人気の理由なども知っておくとさらにジープへの興味も増すため、さっそく見ていきましょう。
ジープってどんな車?
ジープは20世紀の中盤、第二次世界大戦の最中にさかのぼります。
かの戦況に包まれた1940年にアメリカ陸軍の申し入れによって開発がおこなわれました。
そうして急ピッチの製造から1941年誕生したのが、小型四輪駆動車です。
ボディは大型だというイメージが定着しているものの、実は車種にはバリエーションがあり変化するジープはユーザーの心をつかんで離しません。
魅了しているのはやはり、四輪駆動でパワフルな車体が起点となっているところでしょうか。
車種で例にすると、路面状況などによって自動的に四輪へと駆動力を分けるフルタイム4WDを搭載するラングラーアンリミテッドがあります。
また3.6L V6DOHCエンジンといったパワートレインがあり、軍事でも駆け抜けた当時のパワフルな走りを想起させるように、ジープが持つスペックも納得がいくものばかりです。
名前の由来は?
ジープという名前の由来は奥ゆかしさが満点なのですが、面白味があります。
実は略称でも明確な取り決めがあったわけではありません。
俗説というのが真実を紐解きたくなるもので、人気マンガのポパイに出てくる動物の『ユージン・ザ・ジープ』という説が第1です。
続いて万能の英訳General Purpose(G)または政府の英訳GovernmentUseの(G)へつなげるように、ホイールベースの80インチ車両を表する識別符号(P)を組み合わせてジープに結びつけたという第2の説が主でしょうか。
明確でなくとも想像を掻き立てられることから、面白味があるという理由にもなっているのです。
人気の理由は?
ジープが人気を博する理由は走行精度の高さをはじめ、荒野や舗装度合いの低いオフロードでの頑強なドライビングにもあります。
また飽きが来ないため、さまざまなモデルがリリースされることも、待ちわびた方のニーズを満たします。
乗り換えで新感覚のデザインや乗り心地を楽しむといった、好奇心をそそる点も支持される理由と言っても過言ではありません。
モデルチェンジを繰り返し、誕生するジープは7人乗りのSUVや小型で女性に人気のモデルまで、外観・エクステリアのみならずシーンにも応じた多様性が加味され不動の人気を得ているといえるでしょう。
ジープの人気車種をご紹介
ジープのカーリースを視野に入れた際、どのような車種が人気であるかの把握が大切です。
これより、ジープユーザーから愛されている人気車種をご紹介していきます。
ラングラー
画像引用元:ラングラー公式HPより
ジープの礎を築いたともいえる、1941年から継承された特性を残しているのがラングラーです。
大戦中の渦動を乗り越えてきたストロングな車体・性能は、TRAIL RATEDという困難な道を颯爽と走り抜いた称号としてバッジとして付与されています。
外観も見とれてしまうシルエットで、乗車する前から気分は高揚。
サイドの台形フロントアーチのアウトドアテイスト、丸みを帯びて遊び心も覚えるヘッドライトなど、40年台に現代風リメイクを与えた秀逸なモデルだといえるでしょう。
ジープの歴史で原点にもなったことから、カーリースでもラングラーを1度でも乗りたいといった人は多いことでしょう。
レネゲード
画像引用元:レネゲード公式HPより
女性にも人気の高い車種が、普通車でありながらスタイリッシュかつミニマムなレネゲードでしょうか。
レネゲードの英訳は”裏切り者”とあり、紐解くと新しい発見を覚えます。
インテリアのドリンクホルダー部には、タブレット等の薄型機器を配置できるスペースがあるなど、奥ゆかしさも随所に光ります。
エンジンはマルチエアテクノロジーおよび直噴方式を導入し、燃費が低くかつ排出ガスも抑えておりエコロジーです。
上記の環境パフォーマンスに相まって、オフロード走行の精度も圧巻で見逃せません。
未舗装路の走行で、厳格な基準を満たして走った証拠となる、TRAIL RATEDの認定バッジもラングラー同様に与えられているのです。
グランドチェロキー
画像引用元:グランドチェロキー公式HPより
3列シートで6人乗りのグランドチェロキーは、ジープの中でもハイグレードモデルです。
LIMITEDのメーカー希望小売価格は¥8,920,000で、四輪駆動のパワーはもちろんのこと、エクステリア・インテリアも一切妥協を許していません。
当然ながら舗装状態が悪い道路であっても、平坦な道だとしても難なく走行できるクオリティも備わっています。
デュアルペイン・パノラミックサンルーフの仕様で、開放時が夜間なら夜空の星々を見渡すと、眺め入る時間に至極の感情も呼び起こすことでしょう。
カーリースで言うならば毎月10万円を超える価格帯のリース社もあり、憧れとしてのプレミアムSUVであることに違いありません。
コンパス
画像引用元:コンパス公式HPより
全6種のラインナップがあるジープですが(グランドチェロキーLを除く)、人気のコンパスは全車種の中で最も安い価格帯なのが特徴的です。
座り心地の良いレザーシートに、疲労を軽減するサポート機能を搭載したフロントシートなどが快適です。
走行性能も当然ながらオフロードをそつなくこなすパフォーマンスを実現しており、街乗りやマウンテンエリアなども含め万能に走行します。
外観も、7スロットグリルの立体的フォルムが琴線に触れるデザインで、所有・カーリースをした暁には確かな優越感を覚えることでしょう。
ジープなど外車をカーリースするメリット
ジープなどの外車をカーリースするにあたって、メリットを知っておくことも大切です。
これよりピックアップするメリットで魅力を感じたなら、カーリースがおすすめで最適という相性の一致に該当するためぜひチェックをしてみてください。
頭金や初期費用が不要
新車・中古車などは一括購入を除き、頭金をはじめとした初期費用が必要不可欠です。
いっぽうでカーリースであれば、頭金が発生することは1円足りともありません。
ちなみにジープの新車を購入する方々の例では、頭金100万円に5年の60回払い(毎月約4万円)を残価設定ローンに、ボーナス月は支払額がさらに上がる形で初期費用が高いことがわかります。
また月々の支払い額を抑えたい方でも、300万円から400万円を頭金にする方もいます。
とりわけジープから遠のいてしまうような高額ですが、カーリースだと上記の概念がありません。
近いイメージとしては初期費用や特定月でかかる費用などを完全に取り除いた、クレジットカードの5年・7年・9年ローンだと、想像が難しくないはずです。
月額基本料にあれこれ含まれるからお得
ジープのリースには、月額基本料にあれこれ含まれているお得感があります。
最も細部まで記載されているジープの公式情報で、かつジープ正規ディーラーからの申請ですが、対象は人気車種のレネゲードです。
月額は3万円からの価格にもかかわらず、リース料金に含めているのは
- ジープの本体価格
- 登録諸費用
- 自動車税環境性能割
- 自動車税種別割
- 自賠責保険料金
- メンテナンスプログラム代金
- 通常保証3年および延長保証2年
上記となっており、優れたコストパフォーマンスだと言わざるを得ません。
維持や管理がしやすい
ジープなどの外車をカーリースするメリットは、維持・管理が新車・中古車の購入よりもしやすい点に尽きます。
まず任意保険ですが、外車でドイツ社のメルセデス・ベンツを例にすると、高価格帯なら10万円に上ることも少なくありません。
次にジープのラングラーで3.6リッターV型6気筒のグレードだと、65,500円となり所定月にかかる費用は高額だといえるでしょう。
残すのは車検時の費用ですが、2回目からの車検料だと外車なら20万円や30万円を超える例もあります。
しかしカーリースなら毎月固定で数万円から乗ることができるため、維持のメリットを満たす理由につながります。
また、管理も手続きをカーリース社がおこなうため、管理も楽という喜ばしい結論が確かです。
カーリースだとジープが乗れる!
カーリースだと、パワフルかつスポーティーテイストのラグジュアリー感を秘めるジープに乗りたくなるものですよね。
次に、カーリースの仕組みやサービス内容のチェック、カーリースのおすすめについてもご紹介していきます。
カーリースの仕組み
カーリースの仕組みは、購入以外の利用種別にカテゴライズすると理解が早いです。
- カーリース
- カーシェアリング
- レンタカー
カーリースは契約するリース会社が所有者で、いっぽうの契約するユーザーが権利のある使用者です。
また、あらかじめ期間を契約時に定め、7年間を例にすると満了時に返却もしくは購入など選べるリース契約です。
次にカーシェアリングは会費制で、1枠の駐車場に停めてあるジープがあるとすれば、時間予約によって会員間で使用するのが特徴的です。
時間が短い場合だと、15分単位の会社もあります。
レンタカーだと、予約から当日に車両を借りて返却日に返しますが、乗車時間や日数によって金額の変動が伴います。
よって、カーリースは長期で2者間による特性を持つロングとすれば、シェアおよびレンタカーはショートに該当し、理解も簡単にできたのではないでしょうか。
サービスによって内容が違うカーリース
サービスによって、カーリースでは内容には違いが生じます。
サービスとは各リース会社の名称を指していますが、大まかにいうと以下の金額を月々の支払い費用で1つにまとめられるのが特徴です。
- 車両代金
- 年間でかかる保険料金
- 税金の各種
- メンテナンス費用
上記を加算した総額に、月々の料金として割ったのがリース金額となります。
そしてA社・B社がカーリースをしていた場合で、料金体系に差が出る理由は内訳の数にあります。
例にするとA社は法定整備と車検も含められるため月間リース料が高く、B社には車検等を加味していないため、月間リース料が安くなるといった形でしょうか。
料金に差が出た場合は、サービス内容の項目(内訳)に着目のうえ必要だといえるサービスを追加することが望ましいといえます。
ジープをカーリースできるSOMPOで乗ーる
画像引用元:SOMPOで乗ーる公式サイトより
国産車のリースがまだまだ主流で外車の扱いが少ない中、ジープのカーリースを可能とする会社もわずかながらにあります。
車種はあってもプランがないリース会社、またはプランが複数あるリース会社では、後者がおそらく選択肢の自由が利くと感じる方もいるのではないでしょうか。
ジープ:レネゲード
9年
シンプルプラン |
5年
シンプルプラン |
3年
ライトメンテプラン |
7年
フルメンテプラン |
|
---|---|---|---|---|
月額リース料金
(概算・税込) |
47,850円 | 86,230円 | 77,490円 | 76,690円 |
月間走行距離 | 1,000km | 1,000km | 1,000km | 1,000km |
オプション | もらえる | 残価保証 | ||
メンテナンスプラン | 自動車税
クルマ代 環境性能割 諸費用 |
自動車税
クルマ代 環境性能割 諸費用 |
自動車税
クルマ代 環境性能割 諸費用 自賠責保険 オイル交換 車検 重量税 法定点検 スケジュール点検 |
すべて |
SOMPOで乗ーるカーリースプラン(2023年4月時点)
年数が長いプランは月額リース料が安く、期間満了後はもらえるなど突出した強みがあるのが魅力的です。
もちろん十人十色なので、他のプランが良いと感じることもあるでしょう。
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ジープをリースする時の選び方とポイント
ジープのリースで前向きな検討段階に入ったとき、選び方とポイントを確認しておくことが大切です。
ここでは利用シーン・費用面やサポートについて述べていきます。
利用シーンから選ぶ
ジープをリースする前に、利用シーンを明確にしておくことも大切です。
- アウトドアのシーンで移動に仕様
- 以前からの強い憧れから乗車願望が強い
- レンタカーでは満足ができず平素の移動で使いたい
- 週末に友人や家族と一緒にジープで外出したい
- パートナーもジープ好きで助手席に乗せドライブをしたい
上記に当てはまる部分があるなら、利用シーンをはっきりと見出だせます。
費用面から選ぶ
ジープのリースは、料金相場が完全に固定されない傾向から下限・中間・上限など、捻出費用を決めておくことが望ましいです。
安ければ良いという方なら、月額2万円台に狙いを定める。
次にミドル帯なら4万円~5万円と計画に入れておく。最後に潤沢な予算がある場合は契約
サポート優先で選ぶ
サポートを軽視することは、金額のコストほか多大な悪影響にもつながり兼ねないため、重要ポイントを精査したうえ検討しましょう。
まず、自動車保険の任意保険をプラスしてのサービスが第一でしょうか。2番目には独自メンテナンスの可否です。
こちらはメーカーが保証する以外の部品もメンテナンスを可能にするサポートで、ほかにも保証期間が過ぎてからもメンテナンスができるバックアップを指します。
上記が、特定月に金額が跳ね上がることなく、月々の固定支払いに加味されます。
自身で処置をする購入タイプよりも、カーリースに手間ひまと一時出費の軽減ができるのは魅力的ではないでしょうか。
契約期間から選ぶ
カーリースでの契約期間は、1年から3年や5年・7年などが代表的です。
なかには9年や11年といった長期リースもあります。
特殊例として、リース会社の定額カルモ君では1年単位で最大11年など、ユーザーの1人1人のニーズに応える細部の設定をしているところも確認ができました。
よって、3年・5年・7年しかないと認識していた方は、視野を広げて色んなカーリース会社を確認してみることをおすすめします。
ただし、極端にリース期間が短ければ月額料が高くなることもポイントだと覚えておきましょう。
ジープをリースするメリットデメリット
ジープをリースするにあたって、メリットだけではなくデメリットも存在します。
リースをする前に、ご自身に本当に合っているのかを以下よりセルフチェックしてみましょう。
ジープをリースするデメリット
ジープのリースでデメリットになるのは、まず走行距離にリミットが設けられている点でしょうか。
リース会社によりけりですが、たとえば月間走行距離の上限が2,000Kmと定めていることも少なくありません。
もし上限を突破してしまったなら、過払い金が生じてしまうため毎日ひんぱんに乗車する場合は難点です。
ほかにも状態維持で返却が原則につき、ジープのドレスアップを図ることも厳禁となります。
あとは、中途解約が原則できないのも人によってはマイナス材料でしょうか。
料金が満了まで正確に支払われることを前提とした金額設定になるため、途中で止めるということが難しいのです。
となると、リース会社が定める違約金等の支払いが生じてくるため、余裕を持ったプランニングが必須となります。
ジープをリースするメリット
ジープをリースするメリットはデメリットを上回るといっても過言ではありません。
頭金もしくは多額の出費となる車両購入より、コストで明確な差がメリットになります。
あとはディーラーへ出向く通常購入と違い、ネットから審査および申し込み→契約→自宅までの納車といった、一貫性と利便性が何よりもの利点です。
ジープをリースするのに向いている人
ジープをリースすることに向きの傾向がある方は、やはりまとまった資金の捻出が難しい場合に相応しいでしょうか。
貯蓄額が少なくても、月々数万円からのリースを可能にするため手が届かない事態をクリアできます。
また保証・メンテナンスなども効率化でき、さらに税金等の支払い手続きもリース社がバックアップしてくれるため、面倒な作業を大幅にカットできます。
初期費用を抑える、サポートが充実していることを重視するなら、リースは利便性が高く納得がいく契約になることでしょう。
ジープのリースに関する質問
ジープの特徴を把握したら、最後にリースで聞かれるQ&Aも確認しておくことが望ましいです。
以下によくある質問を2つまとめていますので、参考までにごらんください。
ジープをリースするなら新車と中古車どっちがいい?
ジープのカーリースをする場合は、市場の車販売と似た観点で決めるのが良いでしょう。
新車と中古車で比較すると、やはり月々のランニングコストを重視する場合は後者の中古車がおすすめです。
当然ながら知人・友人で借り合うわけではないため、カーリース社も中古であっても綺麗にすることを遵守しています。
しかし、外観・内観が隅々まで完全に洗練されているのは新車になるため、買ったと仮定できるほど惚れ込める場合は例外です。
よって予算が潤沢ならば、新車リースも視野に入れると満足感が増すといえるでしょう。
カーリースは本当にやばいの?デメリットは?
いくつかピックアップした事例で、カーリースは危険・やばいのかという声もあります。
しかし深掘りをしていないがための、良い意味での誤認と考えられます。
たとえばリース契約が開始してから、全損事故で廃車になった場合は違約金の支払いが避けられません。
とはいえ、リース会社で加入できる任意保険に入っておくことで弁済できます。
したがって、保険適用を念頭に置いておき加入しておけばリスクヘッジも難なくできることでしょう。
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